重い愛をもらっています【BL】

@Kozuhaka

第1話帰り

僕伊藤 有希(ゆうき)には彼氏がいます

名前は竹浦(たけうら)仁良(じんりょう)です

高校で出会って同じゲームが好きで仲良くなり

相手からの告白で2週間前に恋仲になりました


「ゆーうき♡」

声が聞こえたと思ったら後ろから抱きつかれた

「お待たせー部活終わったよー」

「お疲れ様……」


竹浦くんはイケメンで運動神経も良く誰にでも優しいのですが


「他のやつに色目使ってねえよな」先ほどの甘い声とは違って低くて怖い口調でボソッと呟いた

バックハグをしていた手は左は腕を掴み、右は首に触れていた

「あっ当たり前じゃん」

愛が重くて怖いんです

「安心だけど有希可愛いから心配なんだよね」首に触れていた手はパッと離れてまるで先ほどまで怖い顔はしてなかったようににっこりしていた。

「さてと、家行っていい?」ボソッと呟いてくる

「えっと確認するね」ほぼゼロ距離まで近づいて耳元で行ってくるのはただでさえ顔が良いのに耐えられない。

親に家で遊んで良いか聞きオッケーを貰った。

「あれー?顔赤くなってるじゃんどうしたの?」

ニヤニヤして顔に触れて来た、明らかにわかって言っている。

「それはその…」「もしかして興奮しちゃった?」

腰に手を回してまた耳元で囁く

「ちっ違うから…! 顔が良くて近いから…」

「それで?」逃げられないように腰を掴まれた「流石にここじゃ、言えないから移動しよ!(早口)」仁良の顔を覗くと「ふーん?」といいながら肩に手を置いてきた。肩を掴まれ逃げようにも力が強くて逃げれない、そもそも逃げる気はないけど。

みんなが帰る時間だから多くの生徒がいるその中で顔が良くて照れていたなんて言えるわけない。

スタスタと駅に向かって行った

「そういえば空手どうだった?」仁良は空手部に

所属していてとても強い。

「んー?最近筋トレが多めで、疲れるんだよな」

「そうなんだ、大会っていつだっけ?」

「あー確か2ヶ月ぐらい先だな」スマホを見て答えた。「ゆうきはあのゲームやったか?」

「どれ?」「アプデ来たじゃん今回の武器は強いか?」「あーゴルテゴねGs3って言う武器が追加されたんだけどエイム力必要だけどアーマーを1発で壊せる対物ライフルが追加されたよ」

「おっまじ?!そんだけ強いなら無双できるじゃねえか」「だけどデメリットがあって移動スピードが60パーダウンと1発ずつして撃てなくて外したらほぼ詰むんだよね」

「なるほど対策しっかりされてるんだな」

今、駅まで3分の1の距離まで来たけど周りに生徒は見えない。

よしこの感じさっきの会話は忘れたよな。

「そろそろだな」「えっ何が?」「さっきの続き話てもらおうか」ピタッと止まり腕を掴まれた。

覚えてたー!!

「なんで照れてたのかなー?」「えっあっいやその…」「答えないならどうしよっかなー」だんだんと顔が近づいて来た

「今みたいにかっこいい顔が近かったからです!」顔が熱いおそらく顔は真っ赤だろう恥ずかしくて顔を隠してしまったけど、仁良君はどんな顔をしているのだろう、ゆっくり顔を上げると目の前に何も喋らずニヤニヤしながら頷く仁良君が見えた

数秒目が合いまた顔を隠そうとすると両手を掴まれた「へー恥ずかしいんだ」

「じゃあもっと進展したらどうなるかなー」

仁良の顔がだんだん近づいてくる、口が触れそうになった。

近くで子供の声が聞こえた、見ると公園から小学生が出てきた。

急いで仁良を突き放し距離を取った

小学生が話しながら走っていく

「家でね……」「よしわかった行こう」

家に帰ると母がリビングから出てきた

「おかえりー、仁良君もいらっしゃい」

「お邪魔します」仁良は先ほどのがまるでなかったように笑顔でお辞儀をした

「仁良君がうちの子と仲良くしてくれて嬉しいわー」「いえいえ、僕も有希といると楽しくて、今日も息子さん借りますね」

「いいのよー、2人で仲良くねー」

そう言われながら僕の部屋に行った

「へーキスしそうになって部屋に連れ込むんだー」

ニヤニヤしながら一歩一歩近づいてきた

脇の下に手を入れられ、無理やり立たされた

「キスは……いいよ…」言葉を放つと仁良が数秒見つめてきた恥ずかしくなって目を逸らした瞬間仁良の唇が僕の唇に触れた

数秒して口が離れた

「……もっとしていい?」仁良が方を掴んで聞いてきた

「うん、優しk……」言い終わる前に仁良の唇がまた触れてきた

さっきはびっくりして感じなかった仁良の体温や潤い具合が伝わってくる

突如あったかくて柔らかいものが口の中に入ってきた

仁良の舌だ

舌は僕のを回るように動いたり絡め合うようにして動いていた

少し苦しい

その感情だけが頭の中にあった

仁良唇が離れて少しぼーっとした

「大丈夫?」仁良の顔も真っ赤で少し息切れしていた

苦しいし初キスだったしどうすればいいかわからない

ただ気持ちも良かった

もっとしたいもっと長くしたいそんなことしか考えられない

「…もっとして」言ってみると恥ずかしい

顔が熱いから仁良からみたら真っ赤だろうな

仁良が頭を掴んでキスをしてきた

またベロが入る

少し身長差があるからキツくて

仁良も顔を持ってるから良いと思ってハグをしたら

仁良が少しピクッとしたあとガッと体を抱いてきた

それは筋肉質な体では考えれないほど、優しく抱いていた

口が離れると仁良は少し寂しそうな顔と耐えるような顔をしていた

「ハア…イヤだった?…」何か悪いことしちゃったかな

「ハア…違う、その…我慢できそうにない」

「じゃあしよ…もっとしたいし」

「キスじゃないゆうきとシタいんだ、このままじゃあ我慢できない」

息は少しずつ荒くなっていた

「それって…」

仁良の方をみると首を振った「ああ体を重ねるんだ」

保険の授業で性行為については知っていた

ただ男同士のやり方はわからない

「やり方わからないよ」

「俺が知ってる、断るなら早く断ってくれ」

一歩近づいてきた

「でもゴムが無いし」

「こんなこともあろうかと少しだけ持ってる、どうするんだ」

もう一歩近づいてきて方を掴まれた

「早く決めてくれさもないと襲うぞ」

ハア ハアと息が荒く歯を食いしばっている見たいだ

「…いいよ(ボソッ)」「えっなにって?」

「仁良君ならいいよ」

「……」数秒たって

仁良がベットに押し倒して来た

「後悔するなよ」カバンからゴムを取り出し付近に置き

服のボタンを外しながらキスをしてきた

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