Season2 みかん 〜第18作目〜

きっちゃん

Episode1 旬

パラレルワールドから帰ってきて早くも1か月が経った。今年もティブロに冬がやってきた。今年は暖冬と言われているが、最近売り始めた蜜柑みかんの出来はどうだろう。気になった俺はビニールハウスに見に行くことにした。


マーちゃんビニールハウス

マーちゃん「え…、嘘…」


俺が蜜柑の木に目をやると、蜜柑が全てなくなっていた。俺はまたパラレルワールドに来てしまったのかと思ったが、どうやらそうではないらしい。俺は一気に顔が青白くなり、震えていた。しばらくすると、クリックがやってきた。


クリック「マーちゃん?どうかしましたの?」


マーちゃん「あそこを見てくれ…」


クリック「まぁ!蜜柑がないですわ!」


マーちゃん「この平和なティブロで窃盗が起きるとは…」


クリック「まだ窃盗と決まった訳ではありませんわ!こういう時こそコムロさんですわ!」


マーちゃん「そう…だな…」


クリック「コムロさんに連絡してきます!しばらく待っててくださいませ🙂‍↕️」


クリックは車と同じスピードで駆けて行った。俺はあさましく思い、さっきの絶望は自然となくなっていた。


クリック「コムロさん!大変です!今すぐ来てくださいまし!😫」


コムロ「クリックさん、今すぐ行きます」


クリック「ありがとうございます😊」


コムロとジョンは急いで俺たちのところに来てくれた。


コムロ「どうかしたのか」


マーちゃん「あれを見てくれ」


ジョン「あちゃー、これは盛大にやられてるね」


コムロ「もしかしたら足跡とか残っているかもしれない。ジョン、見に行くぞ」


ジョン「わかりました!」


コムロとジョンは蜜柑の木付近に向かった。俺たちが向かってもなにもすることがないと思い、店に戻った。コムロが言うには何か分かったらすぐに報告してくれるらしい。いい報告を待って、俺は商売を再開した。しばらくするとコムロからLANEが来た。


コムロ「いい情報が入った。すぐに来てくれ」


マーちゃん「わかった。すぐ行く」


俺とクリックは急いでビニールハウスへ向かった。そこにはコムロだけが立っていた。


マーちゃん「あれ?ジョンは?」


コムロ「証拠を頼りに犯人探ししてる」


マーちゃん「なるほどな。で、何かわかったんか?」


コムロ「あぁ、これを見てくれ」


コムロは1枚の写真を見せてきた。そこには鮮明に残っている足跡と木に白い傷がつけられている。


マーちゃん「足跡はわかるが、この白い傷はなんだ?」


コムロ「この傷を解明すると、この足跡と同一の人物だと言うことがわかった」


マーちゃん「名前は分からないのか?」


コムロ「犯人の名前は、エアー・スイッチだ」






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