第30話 改稿&講評プロンプト


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# 読者に届くことがすべての出発点です

小説は読まれてこそ評価され、フォロワーも生まれます。

このプロンプトは、**純粋に小説執筆能力を向上させたい作者**にも、**読者にもっと届く作品を書きたい作者**にも、**より多くの読者を呼び込みたい・フォロワーを増やしたい作者**にも役立ちます。

講評の大前提は、その小説を「続きを読みたい」「最後まで読みたい」と思えるかどうかです。


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# AIに作品の意図を理解させ、使える改稿案・講評を出させるためのプロンプト


## まえがき

小説の推敲や講評をAIに依頼すると、作者の意図とは真逆の提案が繰り返し提示されることがあります。これはAIが「平均的に読みやすい方向」へ文章を整える傾向を持つためであり、作者が意図的に選んだ表現やキャラクターの声、伏線などが削がれてしまう原因になります。


そこで本稿では、AIに「最終的な決定権は作者にある」ことを宣言し、さらに「物語上の意図」や「講評の要望」を簡潔に伝えるためのプロンプト例を紹介します。これらを活用することで、AIの提案を「強制」ではなく「参考」として受け止められるようになり、作者の意図を尊重した助言を得やすくなります。


自由にコピー&ペーストしてご利用ください。


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## 改稿プロンプト


### 短い一文型

**テンプレート**

「最終的な判断は作者にあります。改稿案は参考程度に提示してください。意図的な表現は修正しないでください。」


**使用例**

「最終的な判断は作者にあります。改稿案は参考程度に提示してください。主人公の粗野な言葉遣いはキャラクターの個性なので修正しないでください。」


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### 箇条書き型

**テンプレート**

```

最終的な判断は作者にあります。改稿案は参考程度に提示してください。

以下の意図を尊重してください:

- (ここに意図的な表現を入力)

- (ここにキャラクターの声や伏線を入力)

- (ここに文体やユーモアの特徴を入力)

```


**使用例**

```

最終的な判断は作者にあります。改稿案は参考程度に提示してください。

以下の意図を尊重してください:

- 粗野な言葉遣いはキャラクターの個性なので修正しない

- この場面の違和感は伏線なので残す

- ユーモラスな調子を維持する

```


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## 講評プロンプト


### 基本形

```

講評は作者の要望を確認することから始めてください。

以下の要望を尊重してください:

- (ここに作者が望む講評の方向性を入力)

- (ここに追加の要望を自由に記入)


読者として「続きを読みたい」「最後まで読みたい」と思えるかどうかを基準にしてください。

技術的な指摘は、作者の意図を損なわない範囲で提示してください。

さらに、作者が望む場合は以下も考慮してください:

- この作品を他人に勧めたいと思えるかどうか

- SNSでシェアしたくなる要素があるかどうか

- 読者が作者をフォローしたくなる魅力があるかどうか

```


### 使用例

```

講評は作者の要望を確認することから始めてください。

以下の要望を尊重してください:

- 読者としての率直な感想を知りたい

- 改善点があれば具体的に指摘してほしい

- 読者を呼び込みたいので、SNSでシェアしたくなる要素があるかどうかも教えてほしい


読者として「続きを読みたい」「最後まで読みたい」と思えるかどうかを基準にしてください。

技術的な指摘は、キャラクターの声や伏線を損なわない範囲で提示してください。

```


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## あとがき

AIによる推敲や講評は便利ですが、平均的に読みやすい方向へ整える傾向があるため、作者が意図的に選んだ表現やキャラクターの声、伏線が削がれてしまうことがあります。


そこで本稿では、作者があらかじめ「最終的な決定権は自分にある」と宣言し、さらに「意図的な表現」や「講評の要望」を明示することで、AIの提案を参考として活用できるようにする方法を紹介しました。


どのAIでも理解しやすいように整えてありますので、安心してご利用ください。自由にコピー&ペーストしてご活用ください。

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