第14話ステータスも順調に育っている
外壁が完成するのに、数年はかかった。そのくらいの時間が経過したのにも関わらず、まだまだ進化はしていない。いや、進化はしているんだが、人型にならないんだ。そこそこ強くなってきている筈ではあるんだがな。何とも時間がかかるものなんだなとも思いつつ、俺だって数年? 十数年? かけてVITのマイナスを解除して、経験値を稼いで進化をしたんだから、長い目で見ないといけないのはそうなんだけどな。進化して、とっとと人型になってくれないかなとは思うんだ。そうしないと、大きさが解らないんだよな。……一応、外壁は俺が悠々と隠れられるだけの高さで作ったし、門に関しても、普通に2倍くらいの大きさにしたから、問題ないとは思うんだけどな。大きな種族になっても問題ない作りにしたつもりなんだよ。……ここからは家を作らないといけないので、それなりの大きさが解らないと作れない。先に作る訳にもいかないからな。
「それで? 今はどういう感じなんだ?」
「うーん。危機感を煽りつつ、何とか繁殖はさせているけどね。繁殖力が、初期と比べて大分落ちてきたから、そろそろだとは思うんだけど。人型って、繁殖力が低い代わりに、戦闘力が強かったり、手先が器用だったりするからさ。もう少し待つ方が良いとは思うよ。まだまだ時間はかかるとは思うしね。急いでも仕方がないんだから、ゆっくり見守れば良いとは思うよ。それでも大分と強くなってきたからね。そろそろなんじゃないかとは思うけど」
「そろそろって事は、後数百年程度か。まあ、それなりの時間はかかると言う事なんだろうな。とにかく、繁殖で増えてきたら、また間引いてくれ。良い感じに危機感を煽った方が良いとは思うからな。危機感を煽って、どんどんと進化をさせていくべきだ」
「まあ、進化するにはレベルが必要になるからね。そこまで育てるのにも時間がかかるし、こればかりはどうしようもないからね。待つ以外に方法はない訳だよ。普通は進化に凄く時間がかかるんだからね。ジェントみたいなのが特殊なだけなんだよね。まあ、それでも十数年はかかった訳でしょ? じゃあこの魔物たちもそのくらいの時間は必要だって事になるじゃないか。待てばその内進化するんだから、待てば良いんだよ」
「待つさ。それまでに、町を整えておかないといけないけどな。道路の位置を決めたり、居住地の場所を決めたりだな。それなりに整備をしておかないといけない。外壁だけは作ってしまったが、他のものに関しては、まだ早いからな。大きさが解らないと、家を作るにも問題がある。建材は沢山準備できているんだけどな」
「加工までやっているんでしょ? まあ、もう少し待ってよ。多分だけど、100年後にはちゃんと人型に育つとは思うよ。……多分だけどね」
時間がかかることは仕方が無いからな。どうしようもない事でもある。待つ以外に方法が無いんだから。強制的に強くすることも出来なくはないパワーレベリングをしてしまった方が、早く強く慣れるだろう。だが、そこまでの種族になってしまうからな。もっともっと強い進化を選んで欲しいと思っている。パワーレベリングだと、あんまり強い進化先にはならないような気がするんだよな。そんな事で進化先が変わるのかは知らないが。
まあ、待てというのだから、待つしかない。それなりの時間がかかるはずなんだ。それをゆっくりと待てば良いのである。色々と出来ることが増えていくのは、住民が出来てからだな。今は俺しか出来ない事をしないといけないんだ。
何をするのかと言えば、VITを育てるのだよ。生命吸収でVITを育てる。カーライルに手伝ってもらって、魔物を討伐しまくるんだ。久々の戦闘訓練……という訳でもないんだけどな。殆ど日課のようなものだ。それの頻度を上げようかなって思っているだけなんだ。それで、毎日の成果が、こちらとなる。
――――――――――
名前:ジェント
種族:究極体真祖●
Lv:152,139
HP:15,936,356,952
MP:26,000,000,000
STR 1,000,000,100
VIT 2,312,118,984
INT 5,000,000,000
MND 3,000,000,000
DEX 1,000,000,000
AGI 1,000,000,000
スキル
属性魔法(火、水、風、土、雷、氷、樹、毒、付与、光、闇、聖、呪、死霊、空間、時、隷属、召喚)Lv100、魔法耐性(火、水、風、土、雷、氷、樹、毒、付与、光、闇、聖、呪、死霊、空間、時、隷属、召喚)Lv100、拳闘Lv100、鑑定Lv100、錬金術Lv100、合成Lv100、鍛冶Lv100、服飾Lv100、紡糸Lv100、木工Lv100、調薬Lv100、造命Lv100、無限収納Lv100、解体Lv100、料理Lv100、測量Lv100、建築Lv100、計算Lv100、乗馬Lv100、戦術Lv100、戦略Lv100、地図化Lv100、魔道具Lv100、危険察知Lv100、気配察知Lv100、探索Lv100、探知Lv100
ユニークスキル
生命吸収
禁忌
人命危害
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無意味にレベルも上げているんだけど、HPが凄い事になって来たって感じがある。良い感じだよな。人以外には負けないって思うぞ。魔法型のステータスをしている訳なんだが、その内VITが一番高くなるとは思う。だって、VITは無限に伸ばせるんだからな。無限に伸ばせるんだから、無限に伸ばさないと失礼に当たると思うんだよ。で、魔法をぶっ放すことで、ダンジョンにポイントを与えていくと。そんな感じで、どんどんとカーライルも強化をしているんだ。俺の強化だけではつまらないからな。ギリエルも鍛えられるなら鍛えた方が良いのかもしれないが、今は諜報活動に忙しいからな。またオルデント魔国に出張に行ってもらっている。中々情報は貴重だからな。無いと困るのが情報なんだから。収集には気を使っている。
オルデント魔国も、大きな戦争を2つも抱えているから、大丈夫なのかとは思うけどな。何とかなるさで戦争をするものではないし、考えがあって戦争を継続しているんだとは思うが。衝動的に戦争を吹っ掛ける様な魔王では無いはずだ。詳しい事は知らないが、短気で単純ならば、もっと早期に戦争をしていたはずだし。思慮深い所はあるんだろうとは思う。こっちの買いかぶり過ぎなのかもしれないけどな。
とにかく、カーライルと一緒に内政をしていかないといけないんだ。まだまだ内政といっていいのかは疑問でしかないが。単純に出来ることがそれしかないってのもあるんだよな。それとは別に、森の開拓も行っているんだけどな。次の町の候補地も作っておかないといけない。人口が増え始めたら、一気に増える可能性もあるんだから。そうなってくれば、嬉しい悲鳴だな。まあ、最終的には、全部自分たちで何とかしてくれるように教育はするんだけどさ。全部を自分たちで出来れば、俺は君臨するだけで良くなるんだよ。それが狙いなんだよな。
国は持ちたい。けど、金が欲しい訳でも、名誉が欲しい訳でもないんだ。俺だけの国が欲しい。だから、人間が住んでも構わないんだけど。魔族でも構わないぞ。ここまで来るには、かなりの労力とかが必要だとは思うけどな。そもそもオルデント魔国が住民を追い出すって事をしないんじゃないかなとは思うんだけど。差別されている種族でも居るんだろうか。居るなら受け入れるけどな。どんな種族が居るのかは知らないけど。
聖ルクレイア国の方は、流石に奴隷でも魔族は少ないだろうしな。まあ、保護はしても良いとは思うけど。そもそも、ここまで来るには、最寄りの村から3日は森の中を歩かないといけない。それは中々に難易度が高いとは思うんだよな。そんな簡単には来れないだろう。
それでも、何処かから追われて来るのであれば、引き受けるしかないとは思うけど。そんな状況になるのかどうかだな。どちらの国も、そこまで酷い訳ではないからな。いや、聖ルクレイア国の方は酷いんだけど、酷いなりにもまだマシというか。奴隷は見当たらないらしいんだよな。
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