第8話最終進化に到達する

 魔物を倒して倒して倒しまくった。ひたすらに魔物を狩り続けたんだ。何というか、素材は勿体ないので、解体はしていたんだけど、それでも良い数になってきたからな。とりあえず、レベルを上げることに専念した方が良いのかもしれないって事で、とにかくレベルを上げる方向にシフトした。死体は死霊魔法に取り込んでおいて、後で使えば良いんだよ。死霊魔法には死体が必要なんだから。


 そんな訳で、レベルを10万まで上げた時、急に来た。何の前触れも無く、急に進化先を選べるようになったんだ。進化先は、キングゴースト、ハイレイス、エルダーヴァンパイアの3種類。まあ、選ぶまでも無かった。これならエルダーヴァンパイア一択なんだよ。だから、エルダーヴァンパイアに進化した。レベルが10万まで上げないといけないなんて聞いていない。


 しかも、進化したらレベルが戻ってしまった。レベル0から始めないといけない。……しかもまだ進化先があるみたいなんだよな。実体を得たのは良いんだけど、まだまだ状況はよろしくない。どんどんと進化して、どんどんと強くならないといけない。そして、最終的には●がつくような種族にならないといけない訳なんだ。それが当面の目標である。町を作るのはその後でいい。とにかく進化をする事。その為には、カーライルの手も借りないといけない。俺とカーライルは運命共同体といっても過言ではない。俺がカーライルを守護して、カーライルが俺を強くする。その好循環を作らないといけない。そして、万が一俺が負ける様な事になった場合、俺を吸収して、カーライルには強くなってもらわないとな。俺のステータスがあれば、負けることは少ないとは思う。だけど、絶対なんて無いからな。死ぬときはあるんだ。その時にならないと解らないけどな。そうなっても、カーライルには生き残って欲しいと思う。だから、俺を吸収して利用しろとは言ってあるからな。


 何度も何度も進化を重ねた。ヴァンパイアになったのは良いんだ。別に太陽が苦手になったとかは無いんだし。でも、まだまだ種族的に強くなれる。だから、進化をしていった。進化が出来なくなるまで、ひたすら進化を重ねた。そして、何度目かの進化で、漸く●がついた。これで俺の成長は止まった訳だ。


――――――――――

名前:ジェント

種族:究極体真祖●

Lv:0

HP:11,763,093,024

MP:26,000,000,000


STR 1,000,000,100

VIT 921,031,008

INT 5,000,000,000

MND 3,000,000,000

DEX 1,000,000,000

AGI 1,000,000,000


スキル

属性魔法(火、水、風、土、雷、氷、樹、毒、付与、光、闇、聖、呪、死霊、空間、時、隷属、召喚)Lv100、魔法耐性(火、水、風、土、雷、氷、樹、毒、付与、光、闇、聖、呪、死霊、空間、時、隷属、召喚)Lv100、拳闘Lv100、鑑定Lv100、錬金術Lv100、合成Lv100、鍛冶Lv100、服飾Lv100、紡糸Lv100、木工Lv100、調薬Lv100、造命Lv100、無限収納Lv100、解体Lv100、料理Lv100、測量Lv100、建築Lv100、計算Lv100、乗馬Lv100、戦術Lv100、戦略Lv100、地図化Lv100、魔道具Lv100、危険察知Lv100、気配察知Lv100、探索Lv100、探知Lv100

ユニークスキル

生命吸収

禁忌

人命危害

――――――――――


 究極体真祖である。まあ、真祖で良くないのかとも思ったんだけど、真祖から3回進化したらこうなった。何が究極体なのかは解らない。けど、190㎝くらいの人型になったのは良い事だ。人型の方がやりやすいからな。なお、霧状に変化する事も出来る。蝙蝠には成れないみたいだけどな。


 まあ、そもそもこのままで、空も飛べるし、問題は何もない。霊体化は出来なくなってしまったが、それは些細な問題だろう。究極体真祖が何処までの性能をしているのかなんてのは解らない。けど、種族的に最上位になったのは解る。これで町の開発が出来る。……ただ、どうするべきなのかが問題なんだよな。


「先に住民を作るべきか、それとも側だけ作ってしまうかだ。どっちの方が良いと思う?」


「うーん。僕なら先に住民を作るかな。住民の性能も解らないんでしょ? だったら、先に作って、何処まで出来るのかを試した方が良いんじゃないかな。町の施設もその結果を見てからで良くない?とりあえず、この近辺に町を作るのは良いとして、何処までの町を作るのかだよね。どうするつもりなの?」


「とりあえず、ダンジョンを中心に外壁を作っていくつもりだ。石に関しては、岩場をダンジョンで作ってくれれば、切り出すことは可能だ。1層が海と石を切り出すことが出来る場所にしてくれれば、開拓は簡単に進むだろうからな」


「まあ、その辺はこっちで調整するかな。石切り場を出して、それを管理していけば良いんだよね? それくらいなら出来るからさ。でも、それにしても道具が必要にならない?」


「……住民がやろうと思えば、道具が必要になってくるか。それだったら、鉄鉱石も取れるような山地も欲しいな。出来れば、品質のいい鉄鉱石が転がっているような場所が良い。それと、石炭だな。炉を作って何とかしないといけない訳なんだが、石炭は欲しい。初めは錬金術で何とかするつもりでは居るが、鍛冶仕事も出来ないと困るだろうからな。……そうなると、石では無くて、耐熱煉瓦も欲しいか? 必要なものがどんどんと出てくるな」


「町を作るってそう言う事だしね。色々と必要になるとは思うよ。必要なものについては、1層目に作っておくから、1層目は魔物も居ない場所の方が良いんだよね?」


「そうだな。住民の安全を考えれば、魔物は居ない方が良い。ダンジョンの外に沢山居るからな。魔物には困らないはずだ。まあ、困るようであれば、2層目を使って、食料になる魔物を出してくれればいい。そこから先は、とりあえず自由に作って貰っても構わないからな。ダンジョンを攻略出来ないようにしておいて欲しい所ではある」


「簡単に攻略させる気なんて無いけどね。それじゃあ、1層に必要なものを固めておくから、そこから採取をしていってよね。でも、ポイントが厳しくなるとは思うから、定期的に魔法をぶっ放しに来て貰えると嬉しいかな。魔力でポイントが稼げるんだから、魔法を打ち込んで貰えば良いんだよ。海でも何処でも良いから、とにかく強力なのをガンガンと使ってもらえればなとは思うよ」


「ポイントを稼ぐためだからな。それは何とかしよう。とりあえず、俺としては、何とか生命体が作れないかやってみるか。それを住民の候補にしないといけないからな。その為のスキルは持っているつもりだ。何とか上手い事やるさ」


「住民を作るってどう言う事なんだろうね? そんなスキルがあるってだけでも驚きなんだけど」


「まあ、色々とスキルについては獲得したからな。まあ、実験を繰り返す必要はあるとは思う。確実に作れるとは言い難いからな。難しい事をしようとしているのかもしれないし、これも時間がかかるかもしれない。やり遂げて見せるけどな。そこそこの住民は作れると思いたい。手間がかからないことが重要なんだよ。魔物にも負けないような、立派な住民を作っていきたい所だな」


 造命スキルがあるんだから、生命を作ることは出来ると思う。……町を作るのに必須だと思っていた訳ではない。ホムンクルスなんかを作れれば良いかな程度にスキルを獲得したからな。何が出来るようになるのかは不明なんだ。何かが出来ることは解っているんだけど。


 そもそも、何を素材にして命を作るのかって話もあるんだよ。まあ、メインはワイバーンになるとは思うけど。その素材が一番多いんだから、仕方がないだろう? スキルで何処まで出来るのかは知らないが、普通に生命が作れるって、異常な事だとは思う。これが繁殖できるようなら、かなりのスキルだと言う事になるんだけど、そこまで出来るのかは、やってみないと解らない。

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