第2話 真弓

🔴「女子少年院後の恭子」私は絶対に負けない!更生?ふざけんな!

https://kakuyomu.jp/works/7667601420169787209



 母親のマンションに戻ってパソコンを開いた。「オーちゃんねる」の「呪い代行・呪術代行」という掲示からレスが来ていた。明日だったら、渋谷で待合せできるという。話が早いじゃん?向こうの「呪い代行・呪術代行」の内容を聞いて決めようと思った。


 渋谷かぁ~、どうせなら、真弓に会ってお話をしてもいいな?真弓は確か下高井戸が実家だったな?高校は、二階堂高等学校か?体育大学附属の女子校ね。土屋太鳳の学校じゃない?偏差値もたいしたことがない学校だわ。ということは、体育会系の欲求不満の女子高生がたくさんいるってことだわね?


 よしよし、真弓から手づるを手繰って、この女子校と体育大学の女の子を組織してやるか?と恭子は考えた。早速、真弓に電話した。復学する気が起きない真弓は実家におり、実家近くの井の頭線永福町駅で恭子と待合せをした。京王線下高井戸駅の方が家から近いのだが、高校の近くなのでそこには行きたくないという。


 改札口で待っていた真弓に恭子は駆け寄った。「真弓、ひっさしぶりぃ。元気してた?」と恭子は真弓をハグする。少年院の中で、さんざんレズで愛し合った仲だ。真弓は、出所以来、家に引きこもり、外にもあまり出なかった。寂しかった。


 真弓は少年院仲間で、傷をなめあえる恭子には親近感を持っている。恭子は、ポケットからブドウの果汁グミの小袋を取り出した。自分で一個食べる。真弓にも差し出した。「真弓、果汁グミ、食べる?」「あ!恭子ちゃん、ありがとう」と袋を破って口に放りこんだ。


「真弓ちゃん、どこ行こっか?」と恭子は真弓に聞いた。今日は恭子はボーイッシュな格好をしている。ミルクフェドのTシャツと表が黒で裏地が薄紫のダブっとしたパーカーにボトムズはスキニーパンツ、スニーカーだ。髪の毛をアップにしている。真弓は、VANSのパーカーとミニスカートだ。恭子よりも多少背が高い真弓を上目遣いに見て「なにか食べる?それとも・・・」と言う。


「それとも?」

「それとも、久しぶりに・・・エッチしようか?真弓?」

「え?え?エッチ?」

「うん、エッチ。これから渋谷に出て、道玄坂のホテルに行こうよ。途中のコンビニで何か買ってさ。お話だけでもいいじゃん?二人っきりで。どう?」

「う~ん、いいよぉ~。行こっか、そこに」と真弓が答えた。


 井の頭線で渋谷に向かう。ドアの脇に二人で立った。電車の中で、恭子はグミをもう三個、真弓に与えた。合計四個か。クスリは弱くしておいたけど、初めてだから、これでもかなり効くはず。


 だんだん、真弓、ムズムズしてくるよね?ちょっと脚を真弓に擦り付ける。多少混んでいるのをいいことに、真弓の脚の間に自分の脚を割り込ませた。電車の揺れを利用して、真弓の股間を太腿で擦った。真弓は小鼻を膨らませて、潤んだ目で恭子を見る。つないでいた手をギュッと握りしめた。しめしめ、出来上がりだ、と恭子は思う。慣れたもんだよ。


 道玄坂に行く途中のコンビニでスナック菓子やケーキ、飲み物を買った。ホテルはスタッフと対面しないで済むホテルを選んだ。部屋に入ってドアを閉めた途端、真弓は恭子に抱きついてきた。唇を押し付けてきて、舌を絡めてくる。恭子は、その舌をチュウチュウと吸ってやった。真弓に唾を呑ませる。立ったまま、恭子は真弓の下着に手を入れて、敏感な部分をなで上げた。おいおい、真弓、かなりできあがって、やけに積極的だな。もう、下着の中はおもらししたみたいだよ。


 一時間半ばかり、恭子は真弓の体を堪能した。もちろん、自分も。真弓に体中を舐めさせた。最後に、二人共指で逝ってしまう。


 シャワーを浴びて、ベッドでいろいろと寝物語をした。真弓は、引きこもっているが、親しい友人にLINEでちょくちょく話をしているようだった。「みんなお小遣いとか足りないんじゃないの?欲求不満かもしんないね?」と恭子が聞くと「女子校だから、男の子と知り合う機会もあまりないもん。欲しい服もお小遣いの範囲じゃ買えないよ、とみんな不満たらたらよ」と真弓が言う。よしよし、この恭子さんが気持ちよくしてあげて、お小遣いをあげようじゃないか?と恭子はニタっとする。


 その日は、少し延長して、真弓を可愛がってあげた。処女じゃないのは惜しいけれど、なかなかこの子は素質がある、マグロじゃないし、相手を喜ばせるテクニックがある。こりゃあ、ジジイとジジイの友人に高く売れそうだ。真弓の友達も引き込めば、小さいグループはできるわね、と恭子は思った。


 呪術代行の人に会うから今日はこのぐらいかしらね、と恭子は次に会う日を決めて、ホテルを真弓と一緒に出た。改札口まで一緒についていってやった。さてっと、呪術代行って何をするのかしらね?と恭子は思った。



時任純子 :氷川神社の娘、長女。アキラの彼女、処女だったがアキラと初体験、紗栄子の親友

時任直子 :氷川神社の娘、次女。超常能力では純子よりも上。


鈴木恭子 :身長153センチのチビの小悪魔のレズ、順子の手下、高校2年生

曽根崎綾子:恭子を呪縛する彼の法の集団の末裔。呪い代行・呪術代行を行う


後藤順子 :美久の元手下、美久のレディースの後釜の総長、高校3年生

智子   :合法JK、恭子がヤク中にして、売春をさせられる


吉田真弓 :体育大学附属の女子校、二階堂高等学校の生徒で、恭子の女子少年院の仲間でレズ相手


田中美久 :北千住の不動産屋の娘、元レディースの総長、元ヤン。大学1年生、武の彼女、処女

兵藤武  :渋谷に実家のある大学1年生。義妹に迫られて一人暮らしを決意、美久の彼氏、童貞

兵藤楓  :武の父親の再婚相手の連れ子、母はCA、兵藤武の義妹、高校2年生、処女


紗栄子  :美久の手下、高校2年生、自衛隊に入隊予定。アキラのセフレ、純子の親友

節子   :美久の手下、高校2年生、分銅屋でアルバイトをする

佳子   :美久の手下、高校2年生

冨澤アキラ:紗栄子のセフレで純子の彼氏、童貞だったが紗栄子と初体験

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