第4話 帰り道と親子の会話
前書き
星の母親=星母「」、星母<>
投稿遅くなってすみません!
投稿時間的に書くのが間に合わないと感じたので投稿時間を少しだけ変更します。これで試してみ無理そうだと感じたらまた考え直します。
変更時間は作品の概要と作者の近況ノートに載せるので確認お願いします。
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喫茶店サッチから出た後私は、月とは別方面なのですぐ別れて夕と一緒に帰宅する。夕は眠そうにしていて欠伸をちょくちょく漏らしている。
星「なんかさっきから欠伸ばっかしてるけど大丈夫そう?きちんと睡眠時間とれてる?」
夕「う~ん?いやねー、テストあったじゃん?テスト勉強しなきゃ本当に救いようがないことになるから夜遅くまでやってたのよ。それでテストもダンジョンも終わってだらだらしてたから疲れがでてきてね。眠くなっちゃったんだよね。うっぅぅ~~~~ん!ふぁ~~」
星「テスト返却まで学校ないし、明日休みなんだからさ。早くお風呂入ってご飯食べて十分な睡眠をとりな?」
夕「そうだね~、流石に今日は早めに寝ようかなぁー」
星「……テスト勉強してたって言うけどテストの出来映えはどうたったの?」
夕「星?人にはね?どうしても秘密にしたいもの、明かせないもの、聞かれたくないもの、なかったことにしたいものがあるんだよ?わかる?」
星「勉強したという言い分にも関わらず?悪いと?」
夕「誰も悪いとは言ってないよー?」
星「そうだよねー?二週間前から一緒にダンジョン潜ろーって言っても断ってたもんねー?」
夕「わ、悪くないよー?」
星「それに付け加えて一週間前からはちょくちょく勉強教えたしー?テストにでやすい場所とかも教えたからねー?」
夕「わ、悪くないもん…」
星「いやいや、私は夕のこと信じているよ?二週間前から『今回はもう勉強始める!流石にこれ以上は悲惨の点数を取ってらんない!私はできる女なんだー!!』って啖呵切ってたんもねー?私それに感化されて勉強教えたからねー?いやー、テスト返却の時が物凄く楽しみだなぁー!なぁー!」
夕「………コロ……シテ…………コロ…シテ」
星「んー?どうしたのー?あんなだけ自身に満ちていたんだからテストの結果は結構よかったんでしょぉー?そう悲観的にならなくていいんだよぉ?」
夕「……あはは、そうだねー」
星<今度から付きっきりで教えないとまずいかな~?>
夕<今回のテストいつもの癖で鉛筆コロコロからの爆睡しちゃったからいつも通りの点数しか取れてないんだよなぁ~。……次回のテスト勉強時間倍にされそうで嫌だなぁ~>
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途中まで夕と一緒に帰宅した後家につく。家に帰ってきた後母がリビングの椅子で座っていたので早速今日喫茶店であったダンジョン配信者のことについて報告することにした。
星「ただいまー!」
星母「あら、星お帰りなさい。今日は久しぶりに夕ちゃんと一緒にダンジョン行ってきたのよね?どうだった?」
星「やっぱり久しぶりに一緒に行けたから楽しかったよー」
星母「ならよかったわ。幼稚園のときの交流からここまで続くのすら珍しいのにダンジョンも潜る仲のんだから。大事にしなさいよ?」
星「それはもちろん。……それでお母さん?少し話逸れるんだけどいい?」
星母「ん?どうしたの?貴女が真剣に話し始めるのは珍しいわね。とりあえず椅子に座って話しましょ?」
星「うん…でね?今日ダンジョン帰りに夕と一緒に喫茶店サッチに行ったのよ」
星母「うん、それで?」
星「それでね?そのときにクスメートの月に会ってね、一緒の席に座ったのよ」
星母「ほぉ………続けて?」
星「うん、で、一緒の席に着いたのはいいんだけどね?そのときにダンジョン帰りに喫茶店に行ったってのを月に伝えたのよ」
星母「なるほどね?」
星「そのときにね『ダンジョン潜ってるのが3人いるんだからどうせならダンジョン配信者ってのをやってみない?』って感じになったの。私としては興味があるんだけど……」
星母「いいんじゃない?」
星「え…………?……え!?いや、え!?い、いや、そんなすんなり許可するものなの?」
星母「やってみたいんでしょ?」
星「まぁ…そうだけどさぁ、そんなにわかりやすそうにしてた?」
星母「逆にあそこまで話が続いていてダンジョン配信者になってみたい以外が見当たらないわよ?」
星「えぇ……まぁ、許可取れるならいいやぁー」
星母「やるのはいいけど、ネットの扱い方は気を付けるのよ?」
星「それはもちろん」
星母「……そういやあんたってどのぐらいの強いの?」
星「あれ?伝えたことなかったっけ?」
星母「伝えてもらったことはないわね」
星「ならお母さんも他の視聴者と一緒に配信のときに言うねー?」
星母「あら、今伝えてはくれないの?」
星「どうせならと思ってねー?」
星母「まぁならそのときを楽しみに待っておくわぁ」
星<とりあえずお母さんから許可もらえてよかった~。自室に戻って2人に伝えないとな~。………なんでお母さんにバレかけたんだ?>
星母<あの子なにか私に隠しているわね?隠し事をしているときに左手で耳たぶを触る癖どうにかしないのかしら?けど、伝えるのは嫌なのよねぇ、あの子のあの癖かわいいから>
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自室に戻った私は早速このために喫茶店で新しく作ったアスコードの3人グループにさっきお母さんから許可をもらえたことを伝える。
アスコード:ダンジョン配信者になるぞ~(仮)
(3人がオンライン中)
月「星はどうかしらね?」
夕「一応私も両親に確認したら『お前の人生だ、お前がやりたいことを肯定するし否定しない。何か手伝って欲しかったら言いなさい。できる限りのことは手伝から』って言われた~」
月「いい両親ね」
夕「でしょー」
星「私もお母さんからOKもらえたー」
夕「おめ~」
月「わかったわ。私も親には了承して貰えてるから問題はないわね。喫茶店での続きだけど今話すか、それとも明日とかどっかで直接あって話すか、2人はどっちにしたい?」
星「どっちでもいいよ」
夕「私はどうせならば直接あって話し合いたいかなぁ~。今後を決める大事なことだし。あと直接あって話し合う方がみんなでワイワイしながら決めれるから楽しそうじゃない?」
月「そうね。なら直接あって話し合いしましょうか。日にちと時間はどうしたい?」
星「私は夜じゃなければいつでも平気かな」
夕「私は習い事が明日と明々後日の昼に両方あるかな。それ以外なら平気だよー」
月「私は星と同様いつでもいいわね。3人の予定で一番早いのは明後日だから明後日の朝の10時からとかは?」
星「え?」
月「ん?ダメそう?」
夕「つっきー……星はね、休みの日に早く起きるのが苦手なんだよ………それこそ10時にようやく起きる。その後11時まで自室のベットの上でゴロゴロしてるよ」
月「星?本当?」
星「うん」
月「……言いたいことは2つ。1つ休みの日でも昼頃までは寝ないこと。2つなんで夕がその事を知ってんのよ」
夕「幼馴染みです。よく休日一緒に遊びます。集合時間朝にします。星来ない。星の家に行く。寝てるor起きていてもベットでゴロゴロ。引摺りだす。これでわかる?」
月「……わかったわ。……これまでお疲れ様。これからも頑張って」
夕「(´ ・ω・`)」
星「集合時間が朝でもダンジョンに関することだけは早起きできるもん」
月「弁護人これは本当ですか?」
夕「本当であります」
星「なにしてんの…?」
月「なら明後日の朝10時からサッチでもいいかしら」
夕「いいよー」
星「いける………たぶん」
月「なら決定ね。2人とも遅れないでよ?特に星」
夕「もちろん」
星「気を付けはする」
月「ならまた明後日ね」
夕「りょーかい!」
星「うん。また明後日」
解散する流れになったが結局私達はその後たわいもない話を1時間程続けた。最後は夕が親にお風呂に入りなさいと言われて私と月の2人もお風呂に入ってないことに気がついて解散という運びになった。
解散前みんな共通して明後日が楽しみ過ぎだということで少し笑いが起こった。
こんな日常が少し、楽しいと感じる。
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