カラオケ

家路 人外

駅のカラオケ

 早急、カラオケの時間になった。

 僕はカラオケに向かった。しかし、間もない時間で帰った。帰らされたのだ。訳はアイツだ。なぜだか物凄くアレルギーかのように僕を嫌う。何を言っても、J とN があやしても、無理なくらいまるで理性を失った獣のように、Nに罵倒を浴びせた、必死の抵抗をしていた。

 僕は仕方なく別のカラオケに行った。そのカラオケは賑やかだ。僕がいつも通っているカラオケとは館内の静かさが違くて、特に若者が多い。そしし、僕が通っている○○カラオケ館とは年齢層がまるで違う。

 ほとんどが連れが多い。男女も然り、友達同士も然り。

 僕は今待合場所の椅子に自分の時間までに待っている。その間ドア越し漏れ聞こえる賑やかで、春らしい声で、定番の人気がある曲が歌われていた。例えば、ウィーアー!、habitなど。

 待合場所の席にて、僕は一つ空いた隣の席に座っている友達同士の二人の男の横で待っているのだが、その二人はじゃれ合っていて健康的の様子だった。

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