💭 天と地と私の雑感
万華実夕
2025/12月
2025/12/11 (木)
【天の気】(ア・チリ)
しのびの声も 鳴り響くやは
【地の気】(柳に短冊)11月 柳
−−−
【雑感】
天の気からの和歌には、
この季節の到来を少し重たく感じていた私への、
そっと背中を押すような神さまの励ましがありました。
今、目に映る景色に花はありません。
だからこそ余計に、花札の存在が恋しくなるのかもしれません。
私は花札が好きです。
遊ぶのも、おみくじのように使うのも。
シンプルな色づかいと絵柄、十分な余白があるのに、
季節の移ろいがしっかりと刻まれている札。
歳の瀬であり、年の瀬でもあるこの頃。
もうすぐ、避けられない加齢を象徴する誕生日も控えています。
神さまは、和歌を通して
“季節としての花”と“人生の隆盛期としての花”を重ね合わせながら、
『衰えはあっても、できる範囲で少しずつでいいんだよ』
と優しく語りかけてくれているようでした。
一方で、地の気からは
今日少し不安に思っていた車の運転について、
はっきりと「大丈夫」という後押しが示されました。
後発地震への警戒は必要だけれど、
揺れないうちに、雪の降らないうちに行動すれば、
無事に帰宅できるという示唆。
“柳”は11月の札ですが、今この季節に出るということは、
今日は例年よりも暖かく、過ごしやすい一日になることを示しているのでしょう。
寄り道良し、進路変更も良し。
風が吹くようにインスピレーションは訪れても、
書き留めなければそのまま過ぎ去ってしまう——
とくに“神さま”関連の気づきはなおさらです。
11月は神無月。
神さまが出雲へ集う“神さまサミット”の月で、
和風月名の中でも最も神さまの動きが強調される時期。
その札が示す「小吉」は、
コツコツ少しずつというメッセージのように感じました。
−−−
【振り返り】
車を走らせ、ドラッグストアに寄り、無事に家へ帰ってくることができました。
叩きつけるような雨の中での運転。
季節の変わり目特有の、上空の暖かい空気と冷たい空気がぶつかり合い、
雲の中で+と−の電子が激しく衝突しているのか、
稲光のあとには少し遅れてゴロゴロと腹の底に響くような雷鳴が続いていました。
この天気だけを見るなら、花札で当てはまるのは“柳の素札(カス)”ですが、
今日は“柳に短冊”の暗示で本当にありがたかった。
なぜなら、雷と嵐が描かれた柳の素札は
花札の中でも最も大凶といわれる札だからです。
ドラッグストアではミネラルウォーターを買おうと思ったものの、
どの棚も見事に空っぽ。
皆さんが早々に備えていたのだと感じつつ、
私はすっかり出遅れてしまいました。
仕方がないので、残っていた緑茶と少しのレトルト食品を購入して帰宅。
最寄りのドラッグストアなら歩いて二分で行ける距離ですが、
今日はあまりにも車を動かしていなかったので、
“ほぼ車のための散歩”になりました。
もっと寒くなるとエンジンはかかりにくくなるもの。
普段徒歩通勤で済むとしても、
車はまるでペットのように、
時々はきちんと“散歩”させてあげなければいけないのだと
改めて感じました。
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