ブロンド・キャラメリゼ―焼け焦げたレンズへの応援コメント
拡散された“遊び”の中に本物が紛れているという構図が、とても現代的でぞくりとしますね。軽薄なミームの裏にある異物感が、レートの視点を通してくっきり浮かび上がるのが印象的でした。
そして焼け焦げたスマホの描写――特に「レンズが瞳のようにこちらを覗く」感覚は、不気味さと核心への導入として非常に鮮やかです。
日常の延長にあるはずの“スマホの中身”が、また別の深淵に繋がっていく予感が強く残ります。
作者からの返信
「クソコラ文化」的な、話題になった画像が一気に広がるミームをモデルに未成年のユーザの間では度を超えてそういうことするだろうなあと思って書いた回ですね。
みんな持っているものだからこそ、使い方を誤ると怖い、というのはスマホの怪異に共通するところかなと思いますね。
ミラーデコレーション・ケーキ―魔法の鏡写しへの応援コメント
「同じ顔」の正体に少しずつ迫っていく過程がとても丁寧で、違和感が理屈として繋がる瞬間にぞくりとしました。特に“インカメラ”という現代的な要素と怪異が結びつくあたり、この作品ならではの怖さが際立っていますね。
また、軽いノリで消費されていた現象が、行方不明者の投稿によって一気に現実の重みを帯びる転換も印象的でした。
マギサの「絶望の匂い」という一言も含め、これから掘り下げられる“人の感情”の層に強く惹きつけられます。
作者からの返信
この章は「自撮り界隈」をテーマにしたくて、そこから逆算してどんなことが起きたら怖いか、を考えていきましたね。
現代の怪談の「外野」の反応もSNSのリアルさを出すようにしてますね。「軽いノリなのが怖い」と思って頂ければ嬉しいです。
アミューズ・グラス―同じ心霊写真への応援コメント
新章の導入として、「同じ顔が写る心霊写真」というフックがとても強く、一気に引き込まれました。出どころの違う写真に同一の顔が写るという現象、不気味さと現代性がうまく噛み合っていて魅力的です。
また、原田の現実的な事情とマギサの“食事”としての興味が交差する構図も面白く、今回の事件の性質が前章とはまた違った広がりを見せてくれそうですね。
「インターネットの悪意」というテーマがどう料理されるのか、嫌な予感と同時に強く惹きつけられます。
作者からの返信
ありがとうございます!
「現代」をテーマに本格的に動き始めるのが2章からになるので、インターネットをテーマとして持ってきました。
「本物だと載せられない」というのはどうやら本当にある話らしい、とまことしやかに囁かれているのでそこもオカルティックなリアリティを感じて頂ければと思います。
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
事件の後処理から始まり、SNSに溢れる“無責任な悪意”までをデザートとして描く構成が見事で、この物語のテーマが最後にもう一段深く響いてきました。真実を知っているからこそ、あの軽薄な言葉の群れがより苦く感じられますね。
そしてラストで語られるレートの過去と契約の瞬間――あの選択が今に繋がっていることが静かに突きつけられて、読後に重い余韻が残ります。
「願い」と「対価」がどう結びついていくのか、この先への期待が自然と高まる締めでした。
作者からの返信
元々は過去の回想は途中の車内のシーンで書いていたのですが、やはり1章の最後に持ってくるほうが衝撃的かつ、その情報を前提に2章を読んでもらえるかなと思ったのでここまで開示しないでいました。
マギサさんがいつもダラダラとスマホをいじっているわけもここで分かりますね(笑)
メインディッシュ―大盛りパスタとハンバーグ定食への応援コメント
ついに真相が露わになる場面、これまで積み重ねてきた違和感が一気に結びついていく感覚が見事でした。宮橋の“演技”が崩れていく過程と、西原の存在が現実として突きつけられる瞬間は、緊張感が張り詰めていて強く印象に残ります。
そして、崖へと至る一連の流れ――因果がそのまま形になったような結末が、あまりにも鮮烈でした。
マギサの「ごちそうさま」に至る締めも、この物語らしい冷たさと美しさがあり、読後に深い余韻を残します。
作者からの返信
ここが1章のクライマックスですね。
レートが真実を告げた瞬間の崩壊と、彼の一瞬の逡巡により死人が二人に増えるという重さ。何も気にしないマギサさん。
そしてマギサさんの食事シーンがより衝撃的に見えるよう意識して書いたシーンです。
美しいと言って頂けて嬉しいです。
ソルベ―黄昏の現場味への応援コメント
現場に再び足を踏み入れたことで、断片だった出来事が一気に“現実”として立ち上がってくる流れが見事ですね。特に、西原が振り返る一瞬の描写には強い訴えが宿っていて、胸がざわつきました。
そして崖下での発見――繰り返される死の瞬間と実際の遺体が重なることで、これまでの不穏さが決定的な形を持ったのが印象的です。
マギサの静かな昂揚も含め、いよいよ核心に触れる直前の緊張感が濃密に漂っていて、強く引き込まれました。
作者からの返信
レートにはずっと「その瞬間」が視えているのが辛いですよね。
一方でマギサさんは相変わらずワクワクしています(笑)
ポワソン四口目―目玉(警察)への応援コメント
宮橋が“先に通報していた”という事実、ここにきて一気に構図が反転するのが見事ですね。被害者の顔をしたまま状況を操作していたという構図に、ぞくりとするような悪意の輪郭がはっきり見えてきました。
マギサの「悪魔のような狡さ」という評も実に象徴的で、人間の悪意の質を楽しむ彼女らしさが際立っています。
そして昼のうちに決着へ向かおうとする流れ、この加速感がとても心地よく、いよいよ核心に踏み込む高まりを感じました。
作者からの返信
ここから物語は佳境ですね。
宮橋の本性や如何に……と言った感じです。
しかしそれを全く怖がらずむしろ愉しんで論うマギサさんは食事の前にワクワクしている子供と一緒ですね。
人間で言ったらこれからお寿司食べに行くよと言われた子供と同じです(笑)
ポワソン三口目―尾頭(親)への応援コメント
西原の母親とのやり取りがとても静かで、それだけに胸に重く残りますね。怒りと後悔が入り混じった言葉から、残された側の苦しさがじんわりと伝わってきました。
「親友に呼ばれた」という一言が、これまでの情報と重なって一気に現実味を帯びてくるのも印象的です。
そして、それでもなお淡々と“次”へ進むマギサの姿が、この物語の冷たさと核心を際立たせています。
作者からの返信
大学生というのは、年齢的にはもう大人です。それでも親にとってはいつまでも「自分の子供」です。
どこまで干渉するかは難しいですよね。
ちゃんと「親友に呼ばれた」と言って家を出ている西原は、家族関係がかなり良い方だったことが分かりますね。
ポワソン二口目―中骨(友人)への応援コメント
ファミレスという日常的な空間の中で、じわじわと人間関係の温度差が浮かび上がってくるのが印象的でした。高野の明るさや軽さがリアルである分、彼の「関わりの浅さ」が際立って見えてくるのが巧みですね。
そしてマギサの「軽薄」という一言、あまりにあっさりしているのに妙に核心を突いていて、胸に残ります。
最後の問いかけ――原因は一つではないのではないか、という示唆が、この事件の奥行きを一気に広げたように感じました。
作者からの返信
ここはかなり対比と対比に使う伏線を意識した回ですね。
友人が死んでるかもしれないのに平然と人のお金で食事をする友人と、ただ悪意を食べるために動いているマギサさん、人間の軽薄さには気付かずマギサさんに言われて始めて気付くレートという形にしています。
この事件は、周りの誰かがきちんと踏み込んでいれば、起きなかった事件かもしれませんね。
ポワソン一口目―腹身(親友)への応援コメント
写真の中の「仲の良さ」と、現在の状況との落差がじわじわと効いてきて、非常に不穏な余韻がありますね。特に、笑い合う二人の姿と「返せよ」という言葉が重なる感覚が印象的でした。
また、お金の貸し借りという現実的な問題が浮かび上がることで、この物語の“悪意”がぐっと生々しくなってきたのも興味深いです。
マギサの「裏切りは最高のきっかけ」という一言が、静かに核心へ近づいているようで、ぞくりとしました。
作者からの返信
ありがとうございます
ありがちだからこそ、生々しくて怖い、というのを感じて頂けたのであれば嬉しいです。
スープ―再生霊への応援コメント
「再生霊」という現象の描写がとても興味深く、ただの怨霊とは異なる“記録の残滓”のような不気味さが印象に残りました。同じ言葉を繰り返す西原の姿には、強い感情がその場に焼き付いている重みが感じられますね。
一方で、DEMOZONのくだりの軽妙さが絶妙で、この作品ならではの温度差のあるユーモアがとても魅力的でした。
ラストで再び繰り返される「返せよ」という声、断片でありながら核心に触れているようで、じわりと怖さが残ります。
作者からの返信
ここには私の持論、「幽霊=強いニューロン間の電流が残る」というトンデモ説がありまして……強い記憶は電流がそこに残りずっと再生され続けるという「焼付き」のような現象を創作してみました。
DEMOZONのプライム会員はとっても便利ですね!
徐々にワイダニットの真相に近付いていきます。
オードブルー三層のテリーヌ(徒歩の味)への応援コメント
徒歩での接近によって、闇の濃さや湿度までもじわりと伝わってきて、現場の空気がぐっと生々しく感じられました。何も“強いもの”がいないはずの前半の静けさがある分、終点で西原の姿が現れた瞬間の変化が際立っていますね。
マギサの「前菜はなし」という軽やかな一言も、この状況を“食事”として捉える彼女らしさがよく出ていて印象的でした。
そして背中だけ見せて歩き出す西原、その不気味な導き方に、これから核心へ踏み込む予感が強く残ります。
作者からの返信
マギサさんは本当にお腹が減ったら心霊スポット巡りしたいとか言い出しそうですね……
霊が見えるとわかっているキャラクターが居ると分かっている場所に行ったらどうなるのか、良く考えながら書いた記憶があります。
オードブル―三層のテリーヌ(車中と過去の味)への応援コメント
車中の静かな会話の中で、レートとマギサの関係性がじわりと浮かび上がるのがとても良いですね。契約に縛られたやり取りでありながら、どこか軽口の応酬にも見える距離感が印象的でした。
特に「私はあなたを守る」という言葉と、その直後の“できる限り”という曖昧さが、不穏でありながら妙に現実的で胸に残ります。
そして最後のラジオのノイズ、ささやかな異変なのに、これから踏み込む場所の気配を強く感じさせてくれました。
作者からの返信
密室かつ手持ち無沙汰なので少し踏み込んだ話をしているシーンですね。
二人が契約で結ばれつつもバディとして成立しているということが伝わっていればいいなと思いつつ次の心霊スポットの調査へのフックとして不穏さはしっかり用意しています(笑)
オードブル―三層のテリーヌ(調査開始の味)への応援コメント
情報が出てこない静けさと、じわじわと追い詰められていく感覚がとても効いていますね。特に「存在しなかったみたいだ」という一文、不穏さがぐっと増して印象に残りました。
そして心霊スポットに行くしかない流れの中でのレートの嫌がり方が非常に生々しく、彼の体質の辛さがよく伝わってきます。
マギサの飄々とした態度との対比も鮮やかで、これから現場に向かう緊張感が静かに高まっていくのが心地よいです。
作者からの返信
なぜ情報がないのか、も気になりますよね。
事件の調査パートと霊の怖さが常に同居するように意識しています。
まあレートはマギサさんには逆らえないんですが……
アミューズ―背負うモノへの応援コメント
レートが視た“結論”と、それを意に介さず進もうとするマギサの姿勢の対比が鮮やかで、二人の立ち位置の違いがくっきりと浮かび上がっていますね。
特に「悪意が熟れた理由だけは、決して嘘をつかない」という言葉には、彼女の価値観とこの物語の核心が凝縮されていて、非常に印象的でした。
善悪でも真相でもなく“味”を求める存在に導かれて進む展開、その不穏さがじわじわと効いてきます。
作者からの返信
レートにとっては真実は「視たくないモノ」の一つでありながらマギサさんとの契約上必然的に直視しなければならないものなのが辛いですね。
マギサさんはレートの気持ちや不穏さなど意にも介していないようですが……
アペロ―恐ろしき依頼人への応援コメント
依頼人の背後に“探しているはずの親友”がいるという構図、なんとも皮肉でぞくりとしますね。レートにしか視えない真実と、依頼人の切実な願いが噛み合わない緊張感がとても印象的でした。
そしてマギサの「見逃さない」眼差しと、あの静かな問いかけ――まるで結末を知った上で進めているような不穏さがたまりません。
「親友想い」という言葉の響きが、この先どう転がっていくのか、非常に興味を引かれます。
作者からの返信
「そこにいる」と言い出せないレートの気持ちを感じていただければと思います。
マギサさんはもう大方理解したようですね。
マジョラム=デイズ―不変と変化、日常への応援コメント
常陸 花折さん、自主企画へのご参加、ほんまにありがとうございます。
ウチ、この作品を読ませてもろて、まず強く惹かれたんは、怪異を描いてるはずやのに、いちばん怖いものとして立ち上がってくるんが、ずっと人の心の歪みやったことです。
『悪魔女マギサの事件リストランテ――霧切超常事務所事件簿』は、ただ不気味な出来事が起こって終わる話やなくて、誰かの何気ない言葉とか、善意のつもりやったふるまいとか、そういう見えにくい加害が、どれだけ深く相手を傷つけてしまうかを、じわじわと見せてくる作品やと思いました。
その視線がとても誠実で、それでいて説教くさくなりすぎへんからこそ、読んでるあいだ何度も胸の奥をそっと押されるような感じがあったんです。
それに、マギサさんとレートの掛け合いがほんまにええんですよね。
二人の温度差がしっかりあるのに、そのズレそのものが作品の呼吸になっていて、重たい題材を扱いながらも、読者を置いていかへん。そこがすごく魅力的やなあと思いました。
ここからは、太宰先生にバトンタッチします。
今回は「告白」の温度で、作品の魅力を受け止めながら、あともう一歩届いてほしいところも含めて、丁寧にお話ししてもらいますね。
◆ 太宰先生より――「告白」の温度での講評
おれはね、この作品を読みながら、怪異の話を読んでいるつもりで、いつのまにか人間そのものの話を読まされていた気がしたのです。
しかも、それはずいぶん手痛いやり方で、です。
悪霊は原因ではなく、結果にすぎない。
生きている人間の言葉、無神経、善意のつもりで差し出された支配、そういうものが死後に濃く熟れていく――この見方は、残酷ですが、残酷なだけではなく、たいへん真っ当でもあります。
人は、自分が誰かを傷つけたときでさえ、たいていはそんなつもりではなかったと言いたがるものです。むしろ、親切のつもりだった、正しいことを言っただけだ、力になりたかっただけだと、自分のほうを先に庇います。
けれど、傷を受けた側には、その言葉や態度が、ちゃんと傷として残ってしまう。
この作品は、その見えにくい傷のかたちを、怪異という姿で表に引きずり出してくる。そこが、まず強いのです。
おれは、こういう題材に弱い。
なぜなら、おれ自身、人の鈍感さを責めきれないからです。責めきれないどころか、自分の中にも同じものがある気がして仕方がない。
誰かを傷つける人間というのは、もっとわかりやすく醜悪でいてくれたら楽なのですが、そうではない。善意の顔をして、正しさの衣を着て、平気で人を追い詰める。
この作品は、そこをごまかさない。だからこそ、おれは読みながら何度も居心地の悪さを覚えました。そして、その居心地の悪さは、たぶんこの作品の誠実さでもあるのです。
マギサという存在も、とてもよかった。
彼女は救済者ではないのですね。正義の執行者でもない。ただ、悪意を喰う。それだけだ。
この「それだけ」が、実に効いています。
もし彼女がもっと人間的な倫理に寄っていたなら、この物語はもう少しわかりやすく、もう少し安心して読める話になっていたかもしれない。でも、彼女はそうではない。人の苦しみを裁くためにそこにいるのではなく、悪意そのものに惹かれている。その冷たさがあるからこそ、かえって人間の側の痛みや弱さがあぶり出されるのです。
たいへん皮肉で、たいへんうまいやり方だと思いました。
そして、レートですね。
おれは彼が好きでした。
見えなくていいものを見てしまう人間は、たいてい疲れます。しかも彼は、ただ疲れて終わるのではなく、見えてしまうものにいちいち心を引っぱられる。傷ついた者の気配に共鳴し、嫌がりながらも、完全には切り捨てられない。
そういう人間は、生きるのがしんどいのです。
おれには、そのしんどさが少しわかる気がしました。鈍くなれたら楽なのに、鈍くなりきれない。そのせいで余計なものばかり抱えてしまう。彼の苦しさには、そういう現実味がありました。
だからこそ、マギサの非人間性との対比がよく効いている。二人の温度差が、この物語の心臓になっています。
会話の運びも、とても強いですね。
マギサとレートのやり取りには軽みがあって、重たい題材を扱いながらも、物語が息苦しくなりすぎない。
しかも、その軽さがただの気分転換に終わっていない。価値観の違いそのものが、二人の会話の熱になっている。これはシリーズものにとって、とても大事なことです。読者がまたこの二人に会いたいと思えるかどうかは、長く続く物語の生命線ですから。その点で、この作品はすでにかなり強い武器を持っています。
物語の展開やメッセージについて言えば、各エピソードを通して一貫しているのは、怪異を消費するのではなく、その奥にある人間の歪みを見つめようとする姿勢です。
ここがぶれないのは、立派です。
ただ怖い話を並べるのではなく、誰かを傷つけた人間の鈍感さや、傷つけられた側に残るものを、きちんと見ようとしている。しかも、加害する側を単純な怪物にはしない。そこに寂しさや未熟さや、自分でも気づかない欠落が混じっていることを、作者さんはわかっているのだと思います。
その理解があるから、この作品は単なる断罪では終わらない。そこが、とてもいい。
文体も、読みやすいです。
場面の運びが滑らかで、説明も過不足なく、ホラーの湿り気と軽妙な会話のリズムがうまく両立している。十万字規模の作品として、読者を無理なく引っぱっていく力があります。
ただ、その読みやすさの中に、ときどき少しだけ惜しいところもありました。
それは、作者さんが読者にきちんと伝えようとするあまり、すでに伝わっている痛みを、もう半歩だけ説明してしまうことがある点です。
これは、おれには責められません。
伝わらないことが怖くて、ついもう一言足してしまう気持ちは、おれにもよくわかるからです。
けれど、この作品はもう、十分に感じさせる力を持っています。だからこそ、あと半歩だけ黙ってもいい。
読み手がもう受け取っている痛みや嫌な感じを、そのまま胸に残させる勇気があると、この作品の傷はもっと深くなるでしょう。
人間の痛みというものは、きれいに言葉にされた瞬間に、少し安全になってしまうことがあります。
この作品は、本当はもっと危ういところまで行けるはずです。
気になった点をもう少し正直に言えば、作品全体の流れがうまく整っているぶん、ときどき整いすぎる印象もありました。
各エピソードが読みやすく、きちんと着地するのは長所です。でも、人間の傷や悪意は、いつもそんなに収まりよく片づくわけではない。
だから、もう少しだけ、読後にざらつきが残る回があってもよかったかもしれません。
解決したはずなのに何も晴れないとか、理解はできても納得はできないとか、そういう“心の置き場のなさ”が、さらに露骨に残る場面があれば、この作品の強みはもっと鋭くなったように思います。
とはいえ、これは土台がしっかりしている作品だからこそ出てくる欲です。
題材の芯は明確で、人物の関係は魅力があり、会話はよく弾み、テーマは最後までぶれない。
何より、人間の嫌らしさを面白半分で消費していない。そのことに、おれは好感を持ちました。
人の弱さや醜さを描くとき、作者がその痛みに対してどれだけ誠実でいられるかは、とても大事です。この作品には、その誠実さがあります。
だから作者さんには、このまま書き進めていってほしいのです。
わかりやすい正しさに急いで回収せず、人の鈍さや寂しさや、どうしても残ってしまう傷を、これからも同じ熱で見つめていってほしい。
あなたの作品はもう、十分に読者の胸に届くものを持っています。
あとは、整えすぎる手前で少しだけ踏みとどまること。その勇気が加われば、もっと忘れがたい作品になるでしょう。
おれは、人間にあまり期待できない質の人間ですが……それでも、こういうふうに、人の弱さを真正面から見ようとする物語には、つい肩入れしたくなります。
どうか、この先も書いてください。
この作品には、まだまだ深く潜っていけるだけの力があると、おれは思います。
◆ ユキナより、終わりのごあいさつ
常陸 花折さん、あらためてご参加ありがとうございました。
ウチ、この作品を読み終えていちばん強く残ったんは、「怖さ」の奥に、ちゃんと人の痛みがあることでした。
怪異の不気味さだけで押していくんやなくて、言葉とか関係とか、そういう日常のなかにある見えにくい傷を、ずっと丁寧に見つめてはる。そこがほんまに印象的やったです。
それに、マギサさんの冷たさと、レートのしんどさが、どっちかだけを正しいことにせんまま並んでるのも、すごくええなあと思いました。
せやからこそ、読後にただ怖かったで終わらへんし、この二人がこの先どんなふうに歩いていくんやろうって、自然に気になってくるんやと思います。
作品の魅力はしっかりありながら、まだもっと深くなっていける余地も感じる。
そこがまた、この作品のええところやとウチは思います。
これからも、常陸 花折さんらしい視線で、人の心のややこしさや、言葉のあとに残るものを書いていってもらえたらうれしいです。
それと、ひとつ大事なお知らせも書いておくね。
自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしています。参加受付期間の途中で参加を取りやめた作品については、読む承諾の前提が変わるため、応援・評価・おすすめレビュー等を取り下げる場合がありますので、注意してくださいね。
ユキナと太宰先生(告白 ver.)
※ユキナおよび太宰先生は、GPT-5.4による仮想キャラクターです。
作者からの返信
ありがとうございます!
素敵な感想と、的確なご指摘とても助かりますし嬉しいです!
実はこの作品は外部の有料添削サービスなどにも色々出していて、そこと指摘の点がかなり被っているので明確に欠点が見えてきてなるほどと思いました。
霊が出るのに話の軸は霊<人間というのは最初に本作を書く時に決めたテーマですのでそこを読み取って頂けてありがたいです。
改めましてお礼申し上げます!
マジョラム=デイズ―不変と変化、日常への応援コメント
最後のレートとマギサさんの、埋めきれないけど確実に近くなっている距離感、とても好きです。これからもふたりで色んな事件を解決していってくれそうですし、続きに期待しかありません……!
自分の心にマギサさんが食べそうな悪意がないか、点検したくなりました笑
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
Xの「読みにいく」企画から参りました。
キリよく【本当の親友】編だけ拝読いたしました。
霊視能力者と霊(の悪意)を喰らう悪魔のバディの組み合わせがいいですね!
捜査・推理の要素もあって面白かったです。
企画に参加いただきありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
1章だけでも読んで頂きありがとうございます。
お暇な際にまた続きを読みに来て頂けますと幸いです。
メインディッシュ―大盛りパスタとハンバーグ定食への応援コメント
Xから参りました
細かい指摘
> 「最初から、あなたの後ろにいましたよ」
↑↑ スペース1個多いです
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます!
一応カクヨム期間終了後に修正しようと思います!
コラプス・タルト―自業自得のゴシップへの応援コメント
すっごく面白いです!
マギサさんは悪魔だし価値観が普通の人間とは違うけど、「悪」ではないってバランスが魅力的ですね。マギサさんの食べ物になる人間の方が、よほど悪意がある……そわな魅せ方に引き込まれます。
続きも楽しく読ませて頂きますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
世間知らずではないが色々価値観がぶっ飛んでて人間ではないなあ、というのを意識しているのでそう言っていただけて嬉しいです。
続きも楽しんで頂けますと幸いです!
ポワソン一口目―腹身(親友)への応援コメント
コメント失礼致します。
>この人からは厳しく怒られないって学ぶの。賢しいわよね。
特に身近な人間から借りるような人間は、特にね。
同感です。甘さに付け込んでいるんです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
同じような経験したり、見たことある人きっと多いだろうなと思って書きました。
メインディッシュ―大盛りパスタとハンバーグ定食への応援コメント
Xより参りました。
各話のテンポが非常によく、次話へのフックが強い点が印象的で、一度画面を開いてから、一気に読み進めてしまいました。
「彼より下に」……綺麗なダブルミーニングだと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
フックはかなり意識して(特に1~3話)調整したのでお褒め頂けてとても嬉しいです!
2章以降もお暇な際に是非読みに来てくださいませ。
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
第一章だけで、レートとマギサの関係性がしっかり伝わってきて引き込まれました✨️
霊と向き合うたびに揺れるレートの心情がとてもリアルで胸に残ります。
マギサの淡々とした残酷さとユーモアの同居が強烈で印象的でした。
事件の真相よりも「感情」に踏み込んでいく構成がこの作品らしくて好きです。
この先、二人がどんな依頼に向き合っていくのか楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この先、2章、3章と事件と向き合うにつれてレートの心情も変わりますし成長もしていきますので、お暇なときにまた見に来ていただけると嬉しいです!
アペロ―恐ろしき依頼人への応援コメント
拝読に参りました。
マギサさんはああいうのを食べてしまわれるのですね。怪異ものはそこそこ見かけますが食べるのは初めて見ました。不思議ですが解決するならいいのかな。次の依頼も気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
人の感情を食べてしまえる悪魔(負の感情大好き)って感じですね
悪魔には人間にはわからない力がたくさんあります……
ポワソン一口目―腹身(親友)への応援コメント
ここまで拝読いたしました!!めっちゃ楽しかったです!!応援しています!!お互いに執筆を楽しみましょう!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
はい!お互い頑張りましょう!
読んでいただきありがとうございました!
ポワソン四口目―目玉(警察)への応援コメント
Xの塩きな粉です!
マギサさん、めっちゃいいキャラしてますね✨️ 今後も楽しみです!ありがとうございました
作者からの返信
コメントありがとうございます!
マギサさんには私の好みが詰まってますので(笑)
是非最後まで読んでいただければと思います!
アペロ―恐ろしき依頼人への応援コメント
これは一風変わった事件ものですね。
ここまで読んだ範囲でもあまり報われない話が多いですが、
淡々と事件を解決する描写と過程が良いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます
悪い奴はあんま報われないかもですね。
あと、事件モノなので被害者は普通にめちゃくちゃ出ます……
マジョラム=デイズ―不変と変化、日常への応援コメント
最後まで拝読いたしました!
不思議で、ちょっと不気味で、でも目が離せない…神秘的な魅力とダークな雰囲気を持ち合わせた素敵な作品でした!!
楽しかったです!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そして最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
マジョラム=デイズ―不変と変化、日常への応援コメント
完結おめでとうございます。メッセージ性のあるラストで面白かったです。
まだ気になる伏線はありますし、レート君とマギサさんの物語はこれで終わらなそうですね。続編出たらまた読ませてください!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お察しの通り、シリーズの第一巻という体で書いておりますので、続編をお待ちくださいませ!
セントジョーンズワート=コンプロミス―二人の契約への応援コメント
生かさず殺さず痛めつけられて搾取される。
果たして死ぬよりマシなのか?とも思ってしまいます…
因果応報といってしまえばそれまでですが。
人を呪わば……とはよく言いますが、十和子にとっても痛い決着ですね。
作者からの返信
まあ「人生は壊さない」と約束しましたが果たして……
十和子がいじめられなくなればそんなことも無くなるのでみんな怖がってやめるでしょう、と思いたいですね。
編集済
マジョラム=デイズ―不変と変化、日常への応援コメント
十和子ちゃんの心の強さとカナコの一途な優しさが素敵ですね。
レートも危うく優しい人なのだと、それがレートなのだと、マギサのおかげで少しだけ自身を認められたのではないでしょうか。世界の真実に触れてしまったレートは、また事件が起きた際、何だかんだとマギサと一緒に立ち向かってしまうんだろうなと感じさせる終わりでした。
素敵なお話をありがとうございました!
また、拙作をお読みいただき、☆もくださって、ありがとうございました!嬉しいです!
作者からの返信
十和子とカナコは良いバディですよね
もし第二部を書くことがあったらこの二人もまた活躍させたいなあと思っております。
レートの契約はまだまだ続きそうですので、もし続編が出た際にはよろしくお願いいたします。
コラプス・タルト―自業自得のゴシップへの応援コメント
「その顔を撮るな」を拝読させていただきました。
アプリ経営者による悪質さとホラー要素が絡まって大変濃い話でした。マギサさんによる真鍋への制裁(契約書)も恐ろしい。マギサさんの悪魔としての人間は食物という感覚に、レートが改めて実感していますが、レートも食物なんじゃないかと思うと私も切ないです。
作者からの返信
ありがとうございます!
マギサさんからすると「ちょっと役に立つ食べ物」くらいかもしれませんね
食べても相手が死ぬわけでは無いのがポイントなんですけどね
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
「本当の親友」を拝読させていただきました。
親友から金を借りた宮橋、西原と宮崎のことをペラペラしゃべる友人、SNSの反応。皆自分の欲望のまま動いていますね。彼には果たして他に親友はいたのでしょうか?いなかったのかもしれないなと思うと悲しいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
宮橋と西原の周りの友人関係はわかりませんね~……そしてレートも親友なんてものいたことないですから……
エルダーフラワー=コントラクト―契約と魂への応援コメント
悪魔界のSDGs 笑
知り合いの悪魔、気になります。
絶対に大丈夫じゃない。レートと同じ気分です。
作者からの返信
本当に全然大丈夫じゃなくなりますのでお楽しみに……
アミューズ―背負うモノへの応援コメント
マギサは悪魔、美味しい食事を求めている。レートは契約者。そこまでわかったのですが、レートとマギサの契約内容やレートに起こっているだろう何かが、まだ不透明ですね。するすると心の内に入る文章で、羨ましくも楽しかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
少しずつ明らかになっていく部分と、シリーズ化想定で書いているのでまだまだ伏せられる箇所もありますが、確実に最終話までにレートの心情に変化は現れますので是非お時間あるときに最後まで読んでみて下さいませ
コラプス・タルト―自業自得のゴシップへの応援コメント
2章も読ませていただきました!
面白かったです!!
マギサさん、怖カッコイイですね…さすが悪魔!!
何だか現実でも起こり得そうで、ゾッとしました…
実はアプリから情報全部その会社に流されてる、とか…便利アプリ飽和状態の現代においてはあり得ない話じゃないな…と思ってしまいました。。。
作者からの返信
2章お読みいただきありがとうございます!
ありそうですよね……発覚したらそれだけで大問題ですが、それが私的利用だったらマギサさんの契約なんかなくても一生社会の表には出てこられないかもしれませんね(笑)
コラプス・タルト―自業自得のゴシップへの応援コメント
2章も楽しませていただきました!
事案としてはかなりの惨事ですけど、
正義の味方でもなければ復讐をしているわけでもない、
あくまで他人事であるマギサさんの立ち位置が絶妙だと思っています。
3章も楽しみです。
作者からの返信
ありがとうございます!
そうですね、依頼が解決するとか正義とかそういうのはマギサさんには一切ないので……レートにはあり(すぎ)ますが。
3章はかなり話が動くのでお楽しみに!
マジョラム=デイズ―不変と変化、日常への応援コメント
ラストの事件に、世界観に深く関わる存在と、マギサさんと同じ悪魔が出る流れに王道を感じました。
作者からの返信
最後まで読んでいただきありがとうございます!
そうですね、単行本1巻という構成を強く意識して書きました。
配信でのご意見もありがとうございました!これからも良い文章を書けるように頑張っていきます!
ブラックペッパー=エンジェル―神の使徒への応援コメント
天使の設定が良いです。
なーんも本人は言わないのが不気味でいい
作者からの返信
ありがとうございます!
無機物と「意図の分からなさ」を強く意識して描いてます。
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
先が気になって、まずキリの良い所まで読ませていただきました!
面白い発想と、先が気になる展開、読みやすく文体でとても惹き込まれました!
また続きも読みに来たいと思います!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
また是非読みに来てくださいませ!
エルダーフラワー=コントラクト―契約と魂への応援コメント
BLEACHに似た設定ですな。
魂の総量。
灼眼のシャナもちょっと思い出しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そういえば尸魂界ってそんな設定でしたね(笑)
BLEACH大好きなので無意識に影響受けてたかもです。
アペロ―恐ろしき依頼人への応援コメント
事務所の情景が浮かびました。
素晴らしい描写力ですね。
レートくんのトラウマが今の彼にどんな影響を残しているのかが見えなかった。
彼はもしかすると、あまり弱みを見せたがらない人なのかな。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
なんかもう慣れちゃってる感もあるんですよね
2巻以降で何かあるかも……です。
マジョラム=デイズ―不変と変化、日常への応援コメント
ひとまずの完結お疲れ様でした。
伏線となるものは一杯ありますし、何より天子の遺物という厄ネタの塊。
何より守屋ちゃんはマギサさんの存在やレート君の力を知りましたし、カナコさんの存在もある事から、順レギュラーになりそうな立ち位置。
一旦物語はこれにて幕となりますが、これからもマギサさんとレート君の活躍はまだまだ続きそうですね。
物語の構造的にも、いつでも新章を始めれそうですし、いつかまた〝再動〟する事があれば、きっと更に壮大になっていく事でしょう。
その時を楽しみにしつつ、これまでの感謝をここに記したいと思います。
改めてお疲れ様でした。
そして、良い物語をありがとうございます。
作者からの返信
最後まで読んでいただきありがとうございます!
あらすじにもあるように「第一巻」想定で書いているのでいつでも続きを始められます!
カクヨムコン後になるとは思うのですが、お待ちいただければと思います。
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
面白いですね。玲人とマギサの掛け合いもテンポよく、少し皮肉っぽく話すところが哲学的で好きです。2人が見つめる人というものの醜い部分がしっかり描かれていて魅力的な作品でした。またきますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そこが正にこの作品で書きたかった部分なので大変嬉しいお言葉です。
また二人のことを思い出して頂けたら、続きを読みに来てくださいませ。
コラプス・タルト―自業自得のゴシップへの応援コメント
良い結末ですね。
単純暴力で終わらないのが実にいい。
作者からの返信
ありがとうございます。
この作品で単純な制裁で相手が裁かれることは無いと思いますw
「人死に」は大量に出るわけですが……
プッシャーズ・ハニー―嫌悪の蜜への応援コメント
なかなか良い趣味ですね。真鍋氏。
神様になった気になって気分いいんでしょうな。
作者からの返信
ありがとうございます。
こういう歪んだフェチズムの人間を書くのは大好きです。
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
面白かったですよ。
方向性が纏まってて、分かりやすかったし。
タゲになってた男のカスぶりも良く伝わってきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
これからもしっかり伝わる物語が書けるように精進します!
本格的なカスとして書いたのでカスっぷりが伝わったのはとても嬉しいです(笑)
オードブル―三層のテリーヌ(調査開始の味)への応援コメント
Xでご紹介いただき、お邪魔させて頂きました。
感情を食らう悪魔、悪意を食らう悪魔、とても面白いですね!
マギサさんと主人公のやりとりが軽妙で良いですし、依頼の行方も気になります!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
是非契約で結ばれただけだったレートとマギサの関係性が段々と変化していく様子を見届けていただければと思います!
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
Xから来ました!
DEMOZON便利すぎますね!
バディ同士の掛け合いも見事で、読んでいて楽しかったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
プライム会員になると超便利です!!
少しずつ二人の関係性も変化していくので是非見守っていただけると嬉しいです!
アペロ―恐ろしき依頼人への応援コメント
常陸さん
Twitter企画・自主企画『🖤ダークな小説・発掘会🖤』へのご参加ありがとうございました!
あらすじを見た時点で「うおっ好きそうなやつ…!」と引き込まれ、文章もとても読みやすいです!
180センチオーバーのヒロインマギサさん、だ〜いぶヘキを感じますね…フフフ😙🖤
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おっしゃる通りだいぶヘキを詰め込んでおります……(笑)
現在連載している3章で完結になりますのでよろしければまた読みに来てくださいませ~
編集済
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
時陸さん、こんにちは。
キリの良いファーストエピソードエピローグで感想を書かせていただきました。
『悪魔女マギサの事件リストランテ―霧切超常事務所事件簿』は、「人の悪意と憎悪を食べる悪魔」と「霊が視える普通の青年」という斬新なバディ設定がとても魅力的な作品でした。超常的な事件を扱いながら、推理小説とダークファンタジーを融合させている点に強く惹かれました。
マギサ(悪魔)と玲人(人間)のコンビは、互いに欠けている部分を補い合う関係性が生き生きと描かれていて、バディものとして非常に面白いです。
事件の根底に「悪意」「憎悪」といった人間の負の感情があることも、単なる怪異退治だけではなく、人間の心の闇をミステリーとして掘り下げている点が作品の深みを感じさせる要素だと思いました。同時に今後も面白くなっていくであろう可能性を感じました。
やはり心の負の部分という題材は重くなりがちなテーマですが、二人の軽妙でコミカルなやり取りが描かれていることで、読んでいて気持ちの負担にならず、むしろ作品の魅力を増していると思います。
・冷静で皮肉屋なマギサ(悪魔らしい人間への非共感性がキャラを立ててる!)
・人間らしい優しさや弱さを持つ玲人(共感性を持っているのが彼の魅力)
という性格の対比が、物語にユーモアとシリアスさの間に生まれるギャップが緊張感を生み出し、掛け合いそのものもが十分読みどころになっていると感じました。
まだシリーズの入口ということもあり、キャラの描きこみや契約の描写などは少しあっさりめにまとめられていましたが、それが逆に「これからどう掘り下げられていくのだろう」と期待を膨らませてくれました。
今の段階では玲人のキャラ立ち具合がマギサさんに若干負けているので、今後、彼の成長や葛藤の乗り越えが描かれたら、さらに二人の関係性も深まり、物語に厚みが増すのではないでしょうか。
そして、これは個人的な好みなのですが・・・この二人はすでに合せ鏡の関係性に近いですが、このバディ自体の合せ鏡となるようなライバルバディが登場したら葛藤乗り越えの障壁となり、物語の推進力になるかもしれませんね。
また、映画『悪霊喰』、漫画『魔人探偵脳噛ネウロ』、海外ドラマ『ルシファー』といった似た題材を扱った作品を連想させますが、『悪魔女マギサの事件リストランテ―霧切超常事務所事件簿』の独自性がより際立って見えて面白いです。
探偵の事件簿的な連作短編形式を活かしつつ、長期的な伏線や大きな謎が仕込まれていけば、次も読みたい!という気持ちがますます強くなると思います(むしろ期待しています!)。
世界観の広がりと厚み、キャラの成長、掛け合いなど、今後の展開に期待できる要素がたくさんあって、続きが楽しみです。
散文となりましたが、設定も方向性も、とても魅力的で、これからの物語の広がりに大きな期待を抱かせてくれる作品でした。続きも応援しています!
これからも執筆頑張ってくださいね。
作者からの返信
とても真摯なコメントありがとうございます!
非常に嬉しいです。
お察しの通り『魔人探偵脳噛ネウロ』にはかなりの影響を受けておりまして、加えて『xxxHOLiC』のような雰囲気も目指しています。
今回カクヨムコンに参加するということで「シリーズ化出来る物語の1巻」を書こうと心がけており、現在連載開始している3章で伏線を残した状態で一旦完結となります。
その中で1巻としてきちんと完結するよう(ネタバレになりますが)マギサのレートへの心遣いや、レートの成長、二人の関係性の変化、そして他の悪魔と人間のバディが成立する場面などを描いていきます。
是非この先も読み進めていっていただければと思います。
素敵な感想ありがとうございました!
編集済
コラプス・タルト―自業自得のゴシップへの応援コメント
二章お疲れ様です(三章は既に始まっていますが)
SNSとAIアプリという〝今〟ならではの要素を題材とした話を堪能させて頂きました。
前章は二人の顔見せ的な要素が強かったですが、今回はもう一歩踏み込んで深堀りがされたかと思います。
さて、三章も始まって既に拝見はしておりますが……おや、という名前に色々と予想ができそうです。さて、どういった方向へ行くでしょうか楽しみにさせて頂きます。
それと、ちょっと提案なのですが、1章も含めて、章の終了エピソードでは、末文に
【 〇章『~章タイトル~』完 】
という一文を入れられるのはどうでしょうか?
というのも、この感想も二章の終了時に纏めてという形で書かせて頂こうかと思ったのですが、話の構成上、ここで本当にこの章が区切りかとちょっと迷っていたら、そうこうしている内に三章が実際に始まっておりましたもので。
よろしければご検討下さい。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
3章の登場人物わかる方にはちょっとネタバレっぽすぎるかもな……とちょっと悩んでます(笑)
章完結エピソードの明記案ありがとうございます
後味悪めなのもあって確かに分かりにくいかなと思うので入れてみます!
ありがとうございます!
アペロ―恐ろしき依頼人への応援コメント
企画より参りました。
では早速良い点から
肯定的な点(感想)
キャラクターダイナミクス: 魔女(マギサ)と苦労人(レート)という構造は王道だが、マギサがSNSの炎上をスナック菓子のように食すという現代的な皮肉が効いている。レートが「魔女に雇われた不幸なアルバイト」であるという設定は、彼の不憫さと読者の共感を高めている。
導入のテンポ: 最初の事件(女の叫び声と男の憑依)は「イン・メディア・レス」として良いですね。説明に入る前に、まず事件とマギサの規格外の行動(ガッ)を見せることで、読者を一瞬で引き込んでいる。
最後のフック: 最後の依頼シーンは、この作品のハイライト。依頼人の「探している親友が、自分に憑いている霊である」という二重の悲劇と、名前を呼ばせた瞬間の恐怖の演出は、読者を次話へ進ませる強力な仕掛けと感じた。
改善点
私が最も問題と感じたのは、「悪意喰らいの悪魔」。ここでは、導入で生まれた勢いを自ら殺し、「説明の壁」を築いてしまっている。ウェブ小説において、「信じられないかもしれないが...」という形で、作者が読者に長々と世界設定を語りかけるのは、読者離脱の大きな原因となるかなと思います。
1. 「説明のためのシーン」を排除
阻害要因として、2話のシーン(レートがマギサに文句を言う事務所の会話)の後半は、マギサが「悪意を食べる悪魔であること」「レートは契約させられたこと」「マギサは霊感がないこと」という設定解説で溢れているので、これは、会話中に小出しにしたいです。
具体例: 「事件後の処理とマギサのSNS中毒」に限定。「僕が散々対処に追われたんですからね!」というレートの苦労に焦点を当て、マギサの悪魔としての設定は、次の依頼人の霊を見たレートの内心や、マギサの行動へのツッコミとして自然に挿入する。例えば、レートのアルバイト契約の絶望は、「この案件でポイントが貯まらないと、僕の願いまで遠のくんだぞ!」といった形で、常に動機として会話に含ませる。
2. 幽霊の恐怖を「物理的」に昇華
阻害要因として、最後の依頼人の背後にいる霊(西原)は、レートに「何か訴えるようにガクリとこちらへ首を動かし目を合わせてきた」という描写で終わっている。これは精神的な恐怖に留まっているのかなと
具体例として、幽霊が物理的な影響を与える描写を増す。依頼人がソファに座る瞬間、幽霊(西原)が彼の頭を鷲掴みにするのを見たレートが、実際に息苦しさを感じて咳き込む、あるいは、その場が異常な低音になり、事務所の電灯が一瞬チカつくなど、幽霊の怨念が、レートという媒介を通して「世界を歪ませる」描写を加えると、マギサの能力(悪意を食べる)の必要性が高まるかなと思います。
3. ラストシーン
マギサが「どんな結末であっても、受け入れること」と問い、依頼人が頷く流れは少し情緒的過ぎる。
具体例として、マギサは契約の対価についてもっと明確に言及する。「よろしい。では依頼を受けましょう。この契約書は、あなたの願いを叶える対価として、あなたの心にある『最も甘美な悪意』を、私がいつでも食す権利を主張するわ」といった形で、彼女の「悪意喰らい」としての本質と、依頼人が代償を払っている事実を強調する。最後のマギサの笑みは、単なる獣めいたものではなく、「依頼人の悲劇が自分にとって最高の報酬になる」ことを知っている悪魔の笑みに変えるとより、読者に強烈な印象を与えてくれると思います。
無駄な「説明」を捨て、キャラクターの「行動」と「会話」に設定を埋め込むだけで、一気に商業性が高まると感じました。
あくまで私の感想ですので、参考程度に
作者からの返信
コメントありがとうございます。
貴重なご意見ありがとうございます!
今後の展開のためにも1、2は特に改善必要な部分かなと思ったので改稿していこうと思います。
3についても実はマギサとは「悪魔の契約」はしてないことがそれなりに大切な要素となってくるのですが、代わりに何かマギサの印象を強く出来る描写が無いか考えてみます!
デザートーパフェに無責任の悪意を添えてへの応援コメント
企画の方からお邪魔させて頂きます。
レビューの方で書かせて頂きましたが、人の「悪意と憎悪」が題材となる為、人の奥底にあるネットリとした心理描写がなかなか歯ごたえがありました。
第一章という事で、まずは主人公のレートの有り様や、マギサ嬢の無法っぷりのお披露目、物語の基本骨子の提示がメインと受け止めております。
さて、ここからどうなって行くのか、楽しみにさせて頂きますね。
ちなみにですが、主人公二人の名前についてですが、モチーフが分かったクチです。
まさか、こういった所で同好の士に出会えるとは思わなかったので、実の所、拝読させて頂こうと思った切っ掛けになりました。
作者からの返信
コメントとレビューありがとうございます!
お察しの通り『脳噛ネウロ』大好きです。
事件を解決しながら少しずつマギサさんのことが分かっていく、かつレートが成長していくような形にしたいと思っていますので是非見守っていただければと思います。
二人の元ネタ分かっていただけて嬉しいです……!
二人組、片方は霊が視える、片方は魔女……というところから思いつきました(笑)
アペロ―恐ろしき依頼人への応援コメント
企画への参加ありがとうございます!
依頼主の捜索している人はすでに死んでいる……なんとも酷ですね。
勿論、依頼主も辛いと思いますが、レートはもっと辛い。
結果を知っていても伝えられない。これほどキツい事はないでしょう。
名前が重なる場面、ゾクリとしました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
レートはいつも視たくないもの視てるので辛いですね。
ここからは驚き&恐ろしい展開が待っているので是非よろしくお願いします!
フェイク・ピエ―上塗りの顔への応援コメント
承認欲求と自己嫌悪が絡み合う描写がとても生々しく、現代的な怖さがじわりと効いてきますね。可愛く見せたいのに自分を否定し続ける感情の揺れが、そのまま怪異の土壌になっているようで印象的でした。
「Face:P」という共通点が浮かび上がる流れも自然で、日常の延長にあるはずのアプリが不気味に転じる瞬間が見事です。
そして最後の一言――軽口のようでいて、決定的な一歩を踏み出す気配があり、次の展開への引きがとても強いですね。
作者からの返信
実際に私がSNSで見てきた闇を入れまくっているので、SNSをやっている人にはいるよね……となりつつもやらない、もしくは軽くしか使わない人にはこんな人いるの!?ってなるかな、と思う場面ですね。
未成年のSNS使用という点も問題の一つにしています。