第1話への応援コメント
>食べるだけの男たちは、食卓が安全なのは見えない愛のおかげだと、なぜ気づかないのだろう。
ちょうど金曜の夜から発熱して、今日は家族の食事を作ることを一日放棄している分、首がもげそうになるくらい頷いています。今、私が作ったら、風邪のウィルス入れちゃうかもなんだからな!
にしても、最後の晩餐のあの絵を見てその考えに至ったことはなく、カナンさん、ナイス✨ と思ったのでした。
今度はワイン飲みましょう🍷
作者からの返信
満つるさん、風邪つらそうですね。早く治りますように。私も先月、気管支炎になって咳が続き、まだ吸入薬してます。コロナの間ずっと風邪引かなかったのになんで今頃…と思いながら過ごしてました(幸い咳はもう止まってます)。
そういうときに食事を作るのはほんとしんどいですよね。
手も何回も洗って、手荒れしそうになるし。
この作品は去年の秋に書いたものですが長かった今年の夏に出すのはちょっと…と思って、冷蔵庫でマリネして(笑)ハロウィン終わったからそろそろいいかなと出してみました。
お読みいただき、お星さまもいただいて、ありがとうございます。
ワインはぜひぜひ飲みにいきましょう🍷
第1話への応援コメント
それで家の片づけをしたのですね。美味しそうなビーフシチューにオレンジサラダ。手のかかるプリンやあれこれを用意すれば、それで心は決まる。
ボルドーでなくてよかったと思いながら、沙也加の決意に私も乾杯です。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。このビーフチューとオレンジサラダは自分も時々作ります。じゃがいもの煮崩れが気になる方は、四つ割りにして別茹でし、後でシチューに加えてください。
食卓を預かる者は材料を選ぶ時からあれこれと考えますが、食べる人はあまり何も考えずに食べるように思えて。その落差を形にしたいなと思いました。主人公の心の動きを支持していただけて幸いです。
第1話への応援コメント
ようやく二人で食事ができそう……と、同棲している圭太の帰りを部屋で待つ沙也可。丁寧に描写される食事の支度からも、沙也可が圭太との食事を楽しみにしている心持ちがうかがえる、と思ったら帰ってきた圭太は、どこか不機嫌な様子。その不機嫌さに、何だこの男は! と思ったら、失業中で職探し中か、と少しだけ同情。でも、そんな圭太を無視して沙也可は勝手にワインを飲み、食事を始める。その食事の描写もまた丁寧で、ただよい始めた不穏な空気をますます異様にするようで、一体どういうこと? という疑問が読み手にとって強い引きに。そこからラストまで、一気に読ませる物語の運び方でした。悲壮な決意でのぞんだはずの最後の晩餐で、睡眠導入剤入りのカラメルプディングを出す前に圭太を問い詰めだしたのは、その時点で「当初の計画」を実行することが馬鹿らしくなったからか。一貫して食事の描写が細かいところが、ラストの最後の晩餐の説話にもつながっていて、作者に気持ちよく、手のひらの上で転がされた気分です。とても、おもしろかった。
作者からの返信
ものを書く身として、読んだ方に「おもしろかった」と言っていただけることほど嬉しいことはありません。
丁寧な解説をしていただいて、そうか、読者の方はこういうふうに感じてくださるのか、と勉強になりました。書くほうとしてはどうしても話をこう展開しよう、ということにばかり気持ちが行ってしまうので。
お読みいただき、また過分な評価もいただきまして、本当にありがとうございます。