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現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
現状の英語圏ベースのAIが苦手としている分野があります。それは文脈依存表現による心理描写です。シンプルな表現によるライトノベルの場合、AIの台頭でよりアイデア勝負になっていくことでしょう。純文学的な分野については、文脈依存表現による心理描写が作者の力量を問うものになっていくでしょう。
日本語特有の文脈依存表現を重いとか、理解しにくいというライト層向けに書くのであれば、読者の求めるものが何か、何が面白いのか、追及していくところが勝負所でしょう。
日本語ネイティブのAIで、日本語特有の文脈依存表現を駆使した巧妙な表現を行うことが可能なAIの世代になった時が、作家にとってある意味勝負の時でしょう。もっとも、英語圏ベースのAIが主流な現在、そのような時代がやってくるとは考えにくい。日本語特有の文脈依存表現は、AIが苦手とする分野であり続けるでしょう。
日本語特有の文脈依存表現というのは、R15制限を回避して、性や暴力などの倫理的なものや心理的なものを表現するには強力な作家の武器です。人間である作家の力量が一番問われる点でもある。その一方でライト層からは嫌われる表現でもある。時代の流行は、どう動くのでしょうね。
作者からの返信
純文学についてはまさに作者の個性や人生観が問われるものでもあり、商業的には作者のキャラクター性を売りにしている部分もあるので、そうやすやすとAIに席を譲りはしないだろうと期待しています(一時期は芥川賞あたりもテンプレ化していた気がして、読まなくなって久しいですが……)。
とはいえ一方で、やはり大衆に純文学は読めないんですよね。解釈を読者に委ね解答を与えてくれない物語を読むには、どうしても読む力が問われてしまう。
仮にAIがエンタメの方程式に沿って人間より「完璧」な物語を出力できるようになったとしたら、大衆はそれを読むのか、あるいはより文学的なものが望まれるようになるのか、現時点では判然としません。
しかし読者は結構、人間が書いた物語の不完全性を愛しているのではないかという希望的観測もあります。
現時点ではそもそも、AIは劣化コピーを大量に作る程度のことしかできないとは思いますけどね。
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
カドカワの減益決算を見る限り、粗製濫造は利益を生み出さない事が判明しました。
傑作が出ないと出版業界は潤わない。
テンプレはゴミ、AIは更なるゴミであると、カドカワは気付いていると思います。
さて、ここからカドカワがどうするかが見ものです。😉
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
とりあえず大量投稿には対策が入りましたが、投稿サイトの構造的問題というのはすぐには変わらないでしょうね……。
書店で平積みにされている本とカクヨムで人気の作品が違いすぎる。もちろん例外もありますが、基本的には投稿サイトの読者層に合わせないと読まれないから、書き手はどんどん迎合し、一般ウケから遠ざかり、サイト自体がガラパゴス化していく。
私もなんとか、ここで読まれることと一般性を両立しようとしておりますが、なかなか難しいですね……。
出版社さんには仕組みづくりや埋もれた名作の発掘など頑張ってほしいですが、自分は自分でできることをやっていこうと思います。
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
おー、瀬谷さん、いいこと言うじゃないですか。全面的に賛同致します。
こないだ、わたくしの作品を8つばかりジェミニ先生に読み込んで貰い、そのうえで、わたくしのとある作品のプロットを教え、「先ほど読み込んで頂いた私の作風を模倣して、このプロットで小説を書いて下さい」として、書いてもらいました。
が、全然ダメ。わたくしの作品とは似ても似つかない、よく言えば耳ざわりがよく読みやすい、悪く言えば(こっちが真実ですが)薄っぺらい上辺だけの作品が出来上がりました。もはや修正のしようがなく、「これに手を入れるよりは最初から自分で書いた方が速いよ」と言ったレベルの作品でした。
なので、どちらが読者に好まれるかという観点は措くとしても、少なくとも、現段階ではわたくしの作風でAIが小説を書くことは難しいようです。
瀬谷さん、おっしゃるとおり、それで読んでくれる人がいなくなるという事態は恐ろしいですが、そうなったら、その媒体は我々人力作家の居場所ではなくなったと考えるほかなさそうですね。たぶん、運営様の努力によって、そんなことにはならなそうな気が致しますが。
興味深い作品でした。
お星さまをぱらぱらしておきますー。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
先日読ませていただいた小田島さんの短編も、AIには書けそうにない人間らしい作品でしたね。
フィクションではあると思うのですが、旅の描写にはなんらかのかたちで実際の経験が入り込んでいる気がしましたし、エッセイ風の文体もそこにリアリティを与えている気がしました。
私が読みたいのはそういう作品です。
それらしい要素をツギハギしただけのAI小説や、人間が書いたか分からないようなテンプレ小説ではない。
まあ、実際には言われているほどテンプレ小説なんてなくて、人間が書いているものはなんだかんだで人間性がにじみ出ている気もしますが。
個性的な作品を書いている方にはいろいろな意味で逆風も感じる昨今ですが、お互い頑張っていきましょう!
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
AIについては難しいところですが、やっぱり「書くことが好き」で楽しんで書いている人たちの作品が、大量のAI作品に埋もれてしまうというのは寂しいですね。
今後どうなっていくかはわからないものの、私は自分の力で、楽しんで書き続けたいものです。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
ホントそれですよね……。
読まれる工夫はするにしても、書き手の皆さんの心の中から湧き上がって来たものが読まれる環境であってほしいものです。
少なくとも一挙大量投稿は明確にどうにかしてほしい……。
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
基本、自分はアナログの人間なので、そこまでAIの性能が上がっていたとは……びっくりです。なんかイメージ的には、AIが書いた文章って、字幕放送の文章みたいな感じ? とか思っていましたので。……今後のエンタメ業界が駄目にならないことを祈るばかりです。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
AIの性能はどんどん上がっていますね……。
これがエンタメにとって、人間にとって良い方向に行ってくれるといいのですが、今のところマイナスの印象が拭えません。
カクヨムさんにはひとまず同時大量投稿だけでも対処してほしいですね。
人間ならではの面白い小説が生き残ってほしいものです……。
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
ここは小説のサイトですが敢えて…きっと近いうちに、音楽も同じことになる(あるいは既になっている)だろうと思います。そして、もっと見分けがつき難いだろうとも。
「人間的な意味での衝動と感動に根ざした、今を、将来を、生きる人のための、エンタメ作品」に、なり得るのか。
もっと怖いのは、近い将来、小説でもなんでも、AIの基盤たるLLMデータの出自が、いつのまにか、一世代前(=今)のAIによって氾濫したアウトプットで物量的に埋め尽くされること、かもしれません。
これまで数々の先生方(手塚治虫先生をはじめ)が世に問い続けてきた、そこに鳴らすべき警鐘すら、いつしか埋もれる。
なぜって、そのころには人間が頼る知識知恵がAIしかなくなっているからです。
そうは、なってほしくないし、私はなりたくない、と、つくづく思いますが、これも私という古臭い人間の性なのかもしれません。
たとえそれでも、小説の作中に文字だけで描かれた演奏シーンから音を空想して熱いものを感じたりすることは、「01ビット列データの読み込み」ではない「人間の読書」の特権だと信じています。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
そうなんですよね。AIの問題は小説だけに留まりません。
AIがアウトプットしたものをAIが再学習すると凄まじく品質低下するという説もありますし、小説だろうと情報だろうとそんなものを見せられるのはたまらない。
その結果AIの価値が低下して人間性が重視されるようになると良いのですが、まだまだ今後どうなっていくのかは分かりません。
ポジティブな情報としては、AIイラストと人間のイラストを並べたときに、どちらがどうという情報がなくても人間は人間のイラストを好むという実験結果もあるそうですし、音楽に関しては「そのアーティストが好きだから」という人も多いと思いますので、人間のクリエイティブが消滅することはないんじゃないか……とは思っています(希望的観測ですが)。
なんにしても芸術は、作品を通して人と人の心が触れ合うものであってほしいですね。
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
AI調教師の方々の全てがランキング席巻を狙ってるとも思えません。
例えば、読んだこともないユニークなSFを読みたいと思っていて批評眼もあるけれど、自分には筆力がない。そういった方がAIを手にしたとき、テンプレとは極北の作品群があらわれるかもしれない。
だから僕たち物書きは、「テンプレじゃなければ大丈夫」なんて安心していてはいけないのです。
どの道、執筆スピード(向こうは生産スピードか?)がギガレベルで違うのだから、同じ土俵で戦い続けた結果なぞ明らか。だから僕たちは、彼ら(AIや調教師たち)が絶対に到達のできない舞台で踊り続ければいいのです。自分の頭の中で物語を興し、裡から漏れてくる言葉を捕まえて自らの意思で文章にしていく。
このインナーワールドこそが、僕たち物書きに残された「最後で最大の動機」であり「最良の果実」だと考えるのです。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
自分が良いと思える作品を創るためにAIを活用し、手間をかけて内容を追求している作品ならあまり抵抗感はないんですけれどね。
いずれにせよ、自分の中から湧き上がる物語を文字にしていくことは大きな悦びですし、読者としてもそうやって描かれた作品を読みたいものですね!
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
問題提起の言語化が上手👏🏻
生成AIの脅威はその生産能力ですよね。
投稿サイトのデザイン上、新規読者はランキングや新着欄を経由する場合がほとんど。目立つ作品は評価が入りやすく、いちばん太い導線の「注目の作品」枠すら埋めてしまいます。
人力と違い時間がかからないので、人気作が生まれるまでガチャのリセマラができてしまう。質より量がものを言う状態。
もちろん、作り手の熱意や個性の光る作品を探してくれる読者もいると思います。個人的にはそういう読者でいたいと思って応援することが多いです。
一方で作者としては、この問題を努力やクオリティの話にすげ替えられると厳しいですよね。中身を読んでもらう前に、物量で霞んでしまうので。
生成AIの駆逐は不可能ですし、それを望む読者もいるなら、棲み分けできる仕組みがあるといいですね。
投稿サイトの手づくりマーケット感が好きです。同じ熱意を持った作者と出会い、読者に自身の作品が届いた喜びを噛みしめる。
検品だけ済ませた大量生産の工業品を眺めたいわけじゃない。不器用だけど思いのこもった作品に出会いたいです。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
まったくもっておっしゃる通り。全面的に同意です。
カクヨムさんにもしっかり検討してほしいと思いますが、書き手としては、作者の個性が魅力になっているような作品を書いていくしかないのでしょう。
まあ、なんの対策も入らず状況が悪化していくようなら発表場所を変えることも考えますが、内容的にも人間にしか書けない素晴らしい作品を書いていきたいものです。
お互い頑張りましょう!
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
要はテンプレ異世界モノのジャンルでなければ問題無いわけで、ホラーとかミステリーとかSFとかならなんの影響も出ないのでは?楽観的ですが
異世界モノのテンプレAI生成小説じゃない、別ジャンルも書ける人なら無問題……これからは、そういったマルチ才能が重視されてくると思います。
異世界モノオンリーしか、書けないAI作家は脆弱(個人的見解)
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
楽観論ですが、そうなる可能性もあるかもしれません。
それなら心配はいらないのですが、ホラーだって法則性はある気がしますし、他のジャンルにしても、私に断言はできません。
いずれにせよ、自分の個性を信じ、心から書きたいものを書くしかないのかもしれません。
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
作者の存在感、ありますよね。
自主企画などのテーマがあるものだと色濃く感じますね。同じテーマでも作者によって全然違う作品の切り口がありますもんね。
しかしweb小説の世界では、読者の求めるものも大事ですよね、素晴らしい作品でも埋もれてますからね……
この読者の求めるものと、作者が伝えたいことの差をなるべく埋めていく作業が難しいですね。おもしろいですけどね。
少なくとも現段階のAIには難しい範疇ではないでしょうか。
まだまだ私たちも頑張って書いていかねばなりませんね、楽しく拝読させていただきました!
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
作者として書きたいものと読まれるものの両立というのは本当に難しい問題ですが、頑張ってそれを目指したいですね……!
しまえびさんのように実現されている方もいるというのが救いです。
まだまだ、人間は負けられない!
現状から導かれる未来予想図と、提言への応援コメント
こちらのサイトでは読み専の者です。
AIの台頭、AIは使われれば使われる程、生成精度が上がり、より大衆の欲する物を作り出す様になるとは、思います。
また、大衆を陽動し文化を形成する可能性もあります。
先生の危惧もそのとおりだと思います
また、人にしか書けない物語もあると思います。
AIを作ったのも人ならば、使うのも(消費)また、人であるうちは人が書いた作品は評価されると、思います。
ただ、甘いだけのケーキは飽きてしまうもの…
作者からの返信
ありがとうございます。
どこまでも平均化された「大衆の欲するもの」がはたして本当に「大衆の欲するもの」なのか、社会実験的な興味はあります。
しかしそれが本当に「大衆の欲するもの」だった場合、あまりに恐ろしいディストピアが完成してしまう気もしますね。そうならないことを願うばかりです。
いや、願うだけではなく、行動もしていかないと……!
そんな想いとともに、自分の作品にも「自分が人生を通して得たものと失ったもの」を入れ込んでいる昨今です。