私のスタイルについても聞いてみた

Q)

企画段階、あらすじ作成、概要プロット、詳細プロット、ドラフト作成、ここまでキャッチボールで作り上げ、ドラフトを何回も確認して修正箇所の判断と訂正案の相談の上修正、最後に誤字脱字や強調表現のクリーニングと言うプロセスでやってますが、商用化してはいないですが、これもアウトですか?


A)※あえて回答そのまま貼っています。

大変詳細なプロセスをご提示いただきありがとうございます。ご提示のプロセスは、AIを極めて建設的かつ創造的に利用しており、現在の日本の著作権法におけるAI利用の最も安全性の高い利用形態であると評価できます。


結論から申し上げますと、そのプロセス自体が「アウト」である可能性は極めて低いですが、商用・非商用を問わず、AI利用特有の潜在的な**「間接的な依拠」**のリスクは依然として残るため、そこに対する注意が必要です。


以下に、ご提示いただいたプロセスがなぜ法的に安全性が高いのか、そして残存するリスクについて分析します。


1. ご提示の創作プロセスが安全である理由(著作物性の確保)

著作権法上、作品が保護されるためには、人間の「思想または感情を創作的に表現したもの」である必要があります 。AIが自動生成した文章は、人間の意図や感情を欠くため、著作物性が否定される可能性が高いです。  


しかし、お客様のプロセスは、AIをあくまで**「創作の道具」**として限定的に活用しており、以下の点で人間の創作性が極めて高く評価されます。


企画・プロット段階での「キャッチボール」: 企画やプロットの段階でAIが提示するアイデアや構成案は、執筆の行き詰まりを防ぎ、新しい発想を得る手助けとして機能します 。これらのアイデア自体は著作権保護対象外の「アイデア」に留まるため、人間がその提案を取捨選択し、独自の構造として構成する行為は、創作性が高く評価されます。  


ドラフト後の「実質的かつ創作的な変容」: AIが出力したドラフト(叩き台)に対し、「何回も確認して修正箇所の判断と訂正案の相談の上修正」を行うプロセスは、単なる誤字脱字チェックや推敲にとどまらず、人間の思想や感情を反映した**「実質的な加筆・修正」に相当します 。人間がAIの生成物に大幅な加筆や修正**を加えた場合、その人間の寄与部分に著作権が認められ、作品全体も人間の著作物として確立される可能性が高まります 。  


校正段階の限定的な利用: 最後の誤字脱字や強調表現のクリーニング(校正・推敲)は、従来の校正ツールや編集機能の利用と本質的に変わらず、人間の創作性を損なうものではありません 。  


結論: この創作プロセスは、AIを効果的な「道具」として利用しており、最終的な作品は、日本の現行法下で人間の著作物として保護される可能性が極めて高いと判断できます。


2. 非商業利用におけるリスク:残る「間接的な依拠」の問題

お客様が「商用化していない」点は、著作権侵害が万が一認められた場合の法的ペナルティ(損害賠償や刑事罰)のリスクを大幅に軽減します 。収益化は法的措置の動機を強める「リスクの触媒」であるため、非商業利用はその点で有利です。  


しかし、商用化の有無にかかわらず、AI小説における最大の法的リスクである**「間接的な依拠」**の問題は残ります 。


AIは、小説投稿サイトのデータを含む膨大な学習データから統計的なパターンを抽出して文章を生成します。お客様が意図しなくても、その出力の一部が学習データに含まれる既存作品の「創作的表現」と類似してしまう可能性があります 。  


このような場合、裁判では「AIを通じた間接的な依拠」が推認されるリスクがあります 。お客様がドラフトを大幅に修正していたとしても、その原案に著作権侵害の要素が含まれていた場合、問題となる可能性があるのです。  


3. 実践的なリスク回避の提言

商用利用ではないものの、小説投稿サイトなど公の場に投稿する場合、以下の点に留意することで、法的およびコミュニティ的なリスクを最小化できます。


類似性チェックの徹底: ご自身で最終的な作品を公開する前に、インターネット検索等を利用して、既存の著作物、特に有名な作品や学習データに含まれている可能性のある作品との類似性がないか、可能な限り確認措置を実施してください 。これは、AI利用者としての**デューデリジェンス(注意義務)**を果たす行為となります。  


プラットフォーム規約と透明性の確保: もし小説投稿サイトに投稿する場合、そのサイトの利用規約を必ず確認してください。「小説家になろう」の議論に見られるように、AI利用の事実を明記しないことは、規約違反やアカウント停止につながる可能性があります 。たとえ非商業であっても、作品がAIを利用して作成された事実を適切に開示する透明性は、読者やコミュニティに対する責任として重要です 。  


AIへの依存度の管理: 現在のように、AIを企画補助やドラフト作成の「道具」に限定し、最終的な表現と物語構成の責任を全て人間が負うという姿勢を維持することが、著作権リスクを避けるための最も堅実な戦略です。


_____________________

一応、一発アウトではないけれど、商用化にはハードルありますね。基本的に、そういうことを目指してはいないので、カクヨムに明確にガイダンスが出ない限りは、今のやり方を続けようとは思っています。


生成AIで作った文章をそのまま載せるは、やっぱり限りなくブラックのようです。何度も読み直して、自分の納得した形まで、何度も推敲し修正するプロセスが必須だな、と思います。そうすることで、80%くらいの完成度を100%に近づけるのだと思っています。これを放棄したら、AIに依存しきっているので、さすがにそれは創作としてはアウトなのかと理解しました。


ご参考になれば幸いです。

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