矢久勝基、日記

11月23日 少しでも多く儲ける方法（笑）

　まーようするに、『Kindle Unlimited』は〝図書館の本〟だという考え方もできるといえばできる。

　ある程度以上有名な市販作品なら、図書館にも蔵書として並ぶ。本を買わない人は買わずに図書館で借りるわけだから、紙の本が出ても、『Kindle Unlimited』でも、条件は似たようなものなんじゃないか。

　図書館があっても100万部の売り上げを記録した本もあるのだから、『Kindle Unlimited』があってもそれほどの影響はないんじゃないか。

　いや、いや、いや。

　図書館と『Kindle Unlimited』は明らかに違うと思う。

　単純に手間が違うし、〝状態〟が違う。

〝状態〟というのはどういうことかというと、昨日もちょっと言ったけど、紙の本はコレクションとして本棚に並べられるし、手元に置いてある感が違う。

　しかし、『Kindle Unlimited』と電子書籍は同じパソコンやスマホという媒介を通して、同じところに置いてあるものだから、それほどの差は感じない気がする。

　あ、どうなんだろう。

　例えば、youtubeですごい気に行った動画があったとして、

　１，動画を保存したい

　２，URLを保存すればいい

　とすれば、皆さんどっちなんだろう。気に入った動画はパソコンに保存したいと思うだろうか。見たい時にまたyoutubeを見に行ければいいと思うものなのだろうか。

　……これが、明らかに１という回答が多いなら、『Kindle Unlimited』に登録しても実はあまり影響がないことになるのかもしれない。

　この辺の心理はよく分からない。どうなんだろうね。

　とりあえずそんなわけで、配当がよくてもその分別のところに流れてしまう70％のコースは、あまり有効ではないのかもしれない。

　そうすると選択肢は二つ。

　１，35％のコースにする

　２，70％で、不便にする（大笑）

　なんじゃそりゃって思うかもしれないけど、まぁ２の方を聞いてくれよ。

　たとえば『～メルピアットより愛を込めて～』が全5巻だとして、２と４だけ『Kindle Unlimited』でも読める70％コースにする。１，３，５が35％な。

　すると、全部は読めないわけじゃん。『Kindle Unlimited』だと。

『カクヨム』とかの傾向を見るに、物語を送ると、始めと最後〝だけ〟は閲覧数が伸びたりもするので、そこが有料であれば結局読むなら製品版を買うしかない……みたいな。

　いや、普通はweb漫画みたいに、第何話まで無料……みたいな導入で、後を見せた方がいい……つまり１だけ70％コースにして２，３，４，５は35％コースにした方がいいのか。その方が王道か。

　……まぁともあれ、もらえるものならできるだけほしい。

　それを金の亡者というなかれ。子供二人抱えた零細個人事業主。この物価高も相まって、このままでは本気で生活保護レベルなのだから。

　もうホントに、助けてほしいレベルなんだよ？