第十七話
そのボードを言われたモノはよく見ると、
そう言えばこれは、エルフたちが乗っていたモノと同じだな。なるほど、今のエルフたちはこれに乗って移動するらしい。とにかく私は、そのボードに乗ってみた。そして十字になっている
だがボードは、ピクリとも動かなかった。あれ? ボードに乗って操縦棒を握れば、動くんじゃないの? と私が
「お客様。これは、魔法で動くんです。ボードに意識を集中して、『フライ』と
そう言われて私は、やってみた。「フライ!」 そしてボードが、
そうして私は自分の部屋に入って、荷物を置いた。金属製のバケツと
「すみません。このボードに乗りたいんですけど、貸しているところとかありませんか?」
するとお姉さんは、笑顔で答えてくれた。
「はい。ボードならこの国の、いろんなところでレンタルしてますよ。近くですと、ホテルを出て左に行けばレンタルしてますよ」
「そうですか、ありがとうございます」
なので私は
「すみません。ちょっと、このボードを借りたいんですが?」
「はい、どうも。一日、五○○○ゴールドです」
私は一万ゴールドを払って、お釣りをもらった。そして早速、ボードに乗ってみた。すると店員のエルフは、聞いてきた。
「お客さん。見たところあなたは人間のようですが、このボードの乗り方を知ってますか?」
「はい、一応」
「そうですか。それでは、いってらっしゃい」
私はボードに乗ると、十字の操縦棒を握った。そしてボードに意識を集中して、魔法を唱えた。「フライ!」 するとやはりボードは、ふわりと浮かんだ。うん、ここまでは、さっきもできた。そして十字の操縦棒があるということは……。
私は操縦棒を右に、回してみた。するとボードも、右に向きを変えた。おお、ということは。私は今度は操縦棒を左に曲げてみると、やはりボードも左に向きを変えた。なるほど。この操縦棒でボードの向きを変える訳か。
そして私は、操縦棒を前に
そうして私はエルフの国を、見学してみた。そこには灰色のレンガで造られた、高い建物がいくつも
よく見るとエルフたちは、ボードのまま建物に入って行った。どうやらこの建物に、エルフたちは住んでいるらしい。なるほど。移動は全て、ボードなのか。便利だなあ。
そうして私は、感心した。うーん、都会だなあ。ウワサには聞いていたけど、エルフの国は都会だなあ。こんなに便利な道具があって、多くのエルフが住んでいるからだ。おそらく人間の国の人間よりも、ここに住んでいるエルフの人数の方が多いだろう。うーん、やっぱり都会だ。
そうして感心していると、お腹が
そこの入り口らしきところには、ボードがずらりと並んでいた。なるほど、ここにボードを置くのか。なので私もボードを置いて、奥に進んだ。すると丸いテーブルがいくつも並んでいたので、その一つのイスに私は座った。他のテーブルを見てみると、やはり昼時だからだろう、多くのエルフがたちがいた。
そうしてキョロキョロしていると、店員と思われる女性のエルフがやってきた。「いらっしゃいませ」と私に声をかけて、水とメニューを置いて行った。エルフはどんなモノを食べているんだろうと興味を持ちながら、メニューを見てみた。するとほとんどが、野菜の料理だった。なるほど。エルフは、肉は食べないらしい。
確かに肉ではなく野菜を食べる方が、私はイメージしているエルフっぽい。そう考えながら、私は何を食べるか考えた。
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