柿食えば
ponzi
第1話アクアいちかわ卒業
50歳のワナビ作家、研究者、ミュージシャンのponziは人生に行き詰まっていた。就職活動、恋愛結婚、文学賞受賞。何一つ上手くいかず。そして、被害妄想かもしれないが、就労先のB型事業所「アクアいちかわ」からも見切りをつけられた格好だった。アクアの社長は、
「ponziさんはもうB型事業所卒業ですね。思えばリスタートいちかわでわたしが下積みをしていた頃からの仲。アクアのスタートアップメンバーでもありました。約3年の付き合いですか。大変思い入れがあります。ponziさんが一般就労でも成功できるよう願っています」と話してくれた。
分かりやすく言えば、トラブルメーカーの厄介払いに近いのだが、特にponziは突っ込まなかった。
「約3年間、社長には本当にお世話になりました。わたしも人生の次のフェーズに足を踏み出す時期かもしれないですね」。
社長とは3年間、本当に苦楽を共にしてきた。ponziは社長をこんなすごい福祉専門家は見たことがないと尊敬していたし、社長もponziを天才障害者だと認めてくれていた。
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