6話

あたりがシーンと静まり返る中黒井は一人静かに

その場から動かずまるで嵐が過ぎ去るのを

待つかのように微動だにしなかった。

当たり鉢だまりになり当たりに行きている人間はここには唯一人しか残されておらず

少し耳を澄ませば遠くから悲鳴と断末魔が聞こえてくるその声を聞きたくないかのように黒井は耳を塞ぎ込む一人一人また一人と命が消えていく中で

黒井はただただその場に固まることしかできなかった。

黒井が侍に遭遇しなぜ生きているかというと

黒井は侍の前で腰が抜けその場で震えることしかできなかったそれを見た侍は情けかそれとも興味をなくしたのか黒井には興味を示さずまだ動き回る者たちを追いかけに行った


それはまるで黒井には他の者たちのようにわざわざ殺す価値のない存在と見なしていたかのようだった。


side黒井

(僕は悪くない!!僕は悪くない!!僕は悪くない!!僕は悪くない!!僕は悪くない!!)

黒井はその場で自分で自分を納得させるしかできることがなかった突然このような場所で殺される順番を待つかのような状況を納得できるような精神を持つものはこの場に集った者たちの中にはいなかった。


(ガシャン ガシャン ガシャン ガシャン)

ビクッ!(ガシャン ガシャン ガシャン )

まるで鎧を着たものが歩くような音がその場に響いた(ガシャン ガシャン ガシャン ガシャン)

黒井はその場から動き岩の物陰に隠れた

(ガシャン ガシャン ガシャン ガシャン)

音が近づき現れたのは人を殺して回る侍と同じように鎧を着た侍であった

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