1話 『こんなことがあるなんて』

 は?は?はぁ!?これマジで言ってる?さすがに夢?でもな…

 あーもうどうしよ、目がちゃんとみえんし確認もなんもできねぇや

 はぁ~、あーなるんなら前々からもっと楽しいことして生きたかったぜ、まぁそんなめっちゃ真面目だったって訳ではないから後悔とかはあんまねーけどよ?

 さっき転生してると思ったし、今世的な?まぁ生まれ変わったんならこれで前できなかったこととかもできっし、結構楽しそうじゃね?まぁほんとに転生してっかはわかんねーけどよ

 確かに耳を澄ましてみれば、めっちゃこもってるけどなんか聞こえなくも…?

 まぁ、暇だしあんま考え事してんのも楽しくないし、なにも考えないでボーッとしておくのが今一番良いだろう


 


 あー、今意識戻ってから何時間たった?暇すぎて声だしてもーたけどやっぱ赤ちゃんの泣き声がした、こりゃあ俺赤ちゃんですわ、さすがに

 てか、一旦前世と思われる記憶が夢の可能性だってある、前世を振り返ろうじゃないか

 名前、宇佐羽礼、ごくごく普通の高校二年生だった、能力は電気を操れる能力、頑張ればちょっとした雷くらいはだせた、友達も多かったな

 家族は母と父、兄が二人と姉が一人、そして俺が末っ子、宇佐羽家では、兄と姉が権力者だ、年が上の方が地位が高い

 まぁ、母と父の立場はそんな高くなかったけどな~

 そんななかでの末っ子、さすがにキツすぎる、服も全部お下がり、兄と姉はできなかった分俺にはやってほしいと圧をかけるし、ちょっと大変だったな

 世の中にはお兄ちゃんだから、とか言われた人もいるらしいが、俺の場合は、俺が悪くなくてもたまに俺が注意されるのにな

 話を戻すが、部活はサッカー部、趣味はカラオケ行くことと体を動かすこと

 


 色々思い出してみたけど、やはり正確だしめっちゃ細かい情報が分かる、負の念もたまにある、こりゃあ前世だわ、さすがにな

 てかいつにたったらこの暇な状態から解放されるわけ?てか考え事してたら眠くなってきたわ、寝よ

 

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