11/6、7、バチクソドカ鬱。天国と地獄


 今いる環境は、安定していて多少の贅沢をしてもまぁ暮らせる環境で、考えようによっては天国だ。

 考えようにというか、天国なのは違いないと思う。

 

 でも、地獄の無法な自由さにも憧れを捨てきれない。

 地獄は自由な反面、何をしようにも自己責任だ。

 全て自分の行動は自分で責任を取る。

 

 天国は自分の責任はみんなでカバーし合うけど、ちゃんとルールや義務を守っていないと簡単にハシゴを外される。


 天国はただ刑期満了まで耐え忍べば全うできる。

 でも地獄は永遠に続く。


 どっちがいいかなぁ。



 という事を寝落ちしながら考えていたらあっという間に朝が来ていた。

 11/7の朝である。

 目覚めと共にブチギレながら起床する。

 

 朝食のシリアルを食べていると、理由は忘れたがなぜか涙が止まらなくなった。

 しかも左目からしか出ない。

 


 出勤。

 朝から上司と会議の打ち合わせ。

 今まで自分の話を話半分にしか聞いていなかったんだなという事がよく分かった。

 今までの相談は何だったんだと思うくらいに、打ち合わせ内容が変わっていくので、私はショックと混乱でまた涙が出そうになったが、職場で泣くといよいよ本物の狂人になるので我慢した。

 惨めな気持ちを押し殺して、指示に従い業務を行う。


 幸いにも現場に出る予定があったので逃げるように外へ出る。

 車に乗った途端涙が溢れてきた。

 狂人の誕生である。


 目的地までへの30分間、ずっと左目から涙が止まらなかった。

 さすがに待ち合わせをしている人に心配をかけられないので、心を無にして気合いで涙を止める。


 朝、軽率にも涙を流したせいかタガが外れて、今日は気を抜いたらいつでも泣きそうだった。


 毎日首を絞められているかのように、苦しい。

 病院に検査に行こうかしら。

 でも体だけは丈夫なのが取り柄なので、何も異常は出ないと思う。

 今日もマウントレーニアは変わらず美味しい。

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