応援コメント

第1章 思い出③」への応援コメント

  • うわああ、もやもやします!これは褒めてます!でももやもやします!
    容が最後に気づいていたように、結さんがふたりいっしょに住むなと言ったのは、そういう意味もあるんじゃないかと、この前読んだときに思っていました。大事な結さんが意志を込めて言ったことばだから、容もちゃんと理解して彼女のことばに従うんじゃないかと思ってました。でもそうだよね、ふたりとも傷ついているんだよね……でもこのままじゃだめなんだよね……というもどかしい感じに、胸が苦しくなりました。
    結さんがほんとうに魅力的なひとだったことが、ふたりの在りかたから伝わってくるのが切ないです。どんなに哀しんだって、きっと彼女の代わりになるようなものってないんですよね。

    胸がぎゅっとなって冒頭から飛ばしてしまいましたけれど、思い出②と③の季節感を感じる描写がとても好きでした。最近は四季らしい四季がなくてちょっと寂しいですよね。さば漢さんの文章を読んでいると、季節らしい空気のにおいがしてくるようで、なんだかほっこりします。

    最後のほうに描かれていた容の恋愛観、私はちょっとわかるなあと思ってしまいました。ひととの関係って難しいですよね。
    「焦がれることと安心できることが同時に存在するわけない」ということばにもはっとさせられました。仰る通りだと思います。でも結さんと誠吾さんのような関係だって世の中にはたくさんあるわけなんですよね。そういうものがあるとわかっていて、自分には無縁だと感じてしまうところ、切ないけれどうなずいてしまいました。
    だけどそんな容にこそ、これからたくさんのすてきな出会いがあってほしいなあと思います。もちろん誠吾さんにも。

    このあとの第二章で大きくお話が動いていきそうで、とても楽しみです。またお邪魔しますね。

    作者からの返信

    拙作にもったいない言葉だらけで恐縮です…!

    浅葱さんは読みやすくて滑らかな言葉遣いで、感想に対して感想を言いたくなってしまいますね。なんて麗しい文章なのだろうとうっとりしております。

    もやもやありがとうございます。なんかこう、割り切れないですよね。もや~ってしますよね。容、ちゃんとお姉ちゃんの言うこと聞きなさい、と諭すべきですね。

    平成の頃のお話なので、まだ四季があるんですよね。(まるで今は四季がないとでもいうような言い方)今年は秋なんてすぐ終わりそうですよね。

    誠吾…にはもう難しいですが、容は素敵な出会いがありそうです。

    応援メッセージありがとうございました。とても嬉しいです。

    またお時間おありの際にお越しくださると嬉しいです!

    私も浅葱さんのところへまたお邪魔しに行きますね!