応援コメント

第1章 思い出①」への応援コメント

  • こんにちは、プロローグと第一章のはじめを拝見しました。

    冒頭の殺人事件現場、おそろしい状況なのにやさしく涙をぬぐう手つき、女性は負けず男性だけが弾かれていく遊び……開幕からぞくっとするような要素がたくさんあってどきどきしました。

    結さん、このまま亡くなってしまうのでしょうけれど、とても好きなキャラクターです。きれいで芯が通っていて、意志の強さが言動からしっかり伝わってきます。
    いちごをわざわざ洗って持ってきたのにボウルごと渡してしまう、そんな容のやさしさとおちゃめさにも惹かれました。好きなだけ食べていいと言って渡して、残った分は自分できちんと食べちゃうところもいいですよね。相手に気を遣わせない女性なんだな、と感じます。
    ほんとうに、さば漢さんはキャラクターの言動から人間性を表現してみせるのがすごくおじょうずだなと感じます。これからどんなキャラクターが登場しても、きっとみんな魅力的なのだろうな、という安心感があります。

    誠吾さんと容、そしてご自身の気持ちをすべて考えたうえでの結さんの最後の発言はかっこいいなと思います。結さんも誠吾さんも亡くなってしまったら、容はほんとうに天涯孤独の身になってしまうのかな……と思うと胸が苦しいです。まだ若いから、きっといろいろなことがしたいだろうに。

    彼女たちと冒頭の事件がどうなっていくのか、これからも楽しみに拝見させていただきます。

    作者からの返信

    ご丁寧にご感想をありがとうございます!

    すぐ亡くなる結の人生については今回スポットを当てませんでしたが、そこまで深いところまで読み取ってくださってとても嬉しいです。
    容を苦労して育てた結(そんな素振りはないし本人にとっては容が可愛かったと思います)なので、容にとっては一番大事な人です。その結を上手く表現したかったのに出来なかった…!と思っているのですが、浅葱さんはとても繊細に深く物事を見られる感性の鋭い方で、お陰様で結が浮かばれました。

    これからは事件を追いつつ恋愛話に行きますので、浅葱さんが恋愛話が大丈夫で、また気が向かれたら、遊びに来てくださると嬉しいです。