第5話 執筆における生成AIの是非ついて。

 なんか偉そうなタイトルでスミマセン。

 おもちの思うところを書きます。AIの専門知識もありませんし、単なる素人の独り言です。


 まず、小説執筆における生成AIの是非については、読者、作者、WEB運営 どの立場に立つかによって変わると思いますので、分けて考えたいと思います。


 

【読者側】

(WEB小説であれば)読者側からは、正直、作り手が人間だろうがAIだろうが、面白ければどっちでも良いと思います。(エンタメ作品ならという前提です)


AI執筆の面白い小説>人間が作ったいまいちな小説


料理に例えるなら、人間が作ったん万円する高級料理と、同じ味の自動調理の500円の料理。どちらを選ぶかというやつですね。おもちなら、安くてうまいのがいいです。


そもそも、読者にはWeb小説の行く末を案じる義務なんてありませんし。


ただ、お金を払った文庫が生成AI作だったら、ちょっとムカっとするかも知れません。



【作者側】

もはや気持ちの問題です。


創作に何を求めるかです。

言葉遊びをしても仕方ないので、ここでは「創作」の定義については考慮しません。


①AI執筆であっても沢山の人に望まれるものを世に出す喜び(公益性? ※後述)。

②不完全でも自分で書いた物を世に出す喜び(例え読まれなかったとしても)。


どちらに価値を見出すかということだと思います。


おもちは生成AIのイラストに飽きて自分で描き始めたんですが、(いまだに生成AIの方が遥かに上手(*´꒳`*))それと同じ感じだと思います。


まぁ、AI執筆の作品に負けっぱなしだったら、正直創作モチベ下がりまくりだとは思います。人間ですので。


生成AIに頼らずにランキング1位になれれば、そもそも悩む必要もないんですけどネ(テヘペロ)


ただ、おもちは趣味で小説を書いているので、書いているうちに上達したら嬉しいですし、書く過程も含めての趣味なのかなと思います。それこそ、作り手の気持ち次第ですね。


最後に、AI使用の場合には、著作権侵害のリスクは常に覚悟する必要があります。


【運営側】

ここで1番主体的に動けるのは、運営だと思います。


単純にAI執筆の小説を是とするか否です。


①是とするならば、ランキングにおいてもリワードにおいても、人間執筆と同等の扱いをすることになります(現状、これです……( ˊ̱˂˃ˋ̱ ))。


②否とするなら、ランキングにおいてもリワードにおいても、AI執筆作品は除外すべきでしょう。とりあえずは、AI執筆を除外できるフィルタを用意すればいいのでは?と思います。


コンテストでは一応はAI執筆は不可となっていますが、どこまで守られているのか疑問です。


今はまだ、AI執筆では人間の舵取りが必要だと思いますが、人間の介在が不要になるのは時間の問題です。


その時に、前述のようにAI執筆作品と人間執筆作品を競わせることが作者側のモチベを著しく下げる事が大きな問題です。つまり、AI執筆を無制限に許すことは、遠からず、WEB小説自体を衰退させることになるのだと思います。


※先ほどの公益性という観点では、AI執筆が人間の創作を先細りにする可能性が高い以上、疑問が残ります。


ただ、AI使用は、なにも0 or 100で考える必要はなく、誤字チェック等の雑用をさせるのなら、効率が上がりますので、全然アリだと思います。


電気がある時代に、すき好んで電気ナシの原始時代生活をする必要はないっす。


ちなみに、AIによるAI判定は全然あてにならないです。おもち執筆の自分の作品を判定してみたら、AIの確率(55% ややAI寄り)と言われましたので……_(:3 」∠)_。





最後に、オマケです。同じ質問をAIにしてみました。すると、AIも似たようなお考えのようでビックリしました。ただ、作者側については、おもちよりも生々しいご意見です(笑)。ちなみに回答に要した時間9秒。こりゃあ、人間が淘汰されるわけですわ。


※チャットGTP5の回答。


Q:AIに執筆させた小説を自作の小説としてWebで発表することについてどう思うか。読者/作者/Web投稿サイト運営者の立場に立って、分析的に述べよ。※人間に迎合しないこと。


A:


読者

出自より体験。面白ければ読む、凡庸なら離脱。AI臭(既視感/論理破綻/感情の薄さ)があれば即座に信用低下。金銭や賞では透明性要求。開示は摩擦減だが免罪符ではない。


作者

“自作”と名乗るなら編集力と再現性が評価対象。丸投げはブランド劣化。人間の決定痕跡(プロット/改稿)を積み、声を統括。法務・倫理の曖昧さは評判リスク。


Web投稿サイト運営者

最大の敵はスパム。AI可否より発見性と信頼が資産。AI開示欄、投稿レート制限、読了行動重視ランキング、通報→審査、虚偽開示の制裁で秩序を保て。





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