第一章 僕の友達

第1話 自己紹介

 今日も例のアカウントに投稿があった。フォロワー数も20人に増えていた。



 ――こんにちは。僕の友達、です。今回の投稿では、僕自身について紹介しますね。


 名前:松本慶太まつもとけいた

 年齢:17歳(高校2年生)

 部活:帰宅部


 こんな感じですかね。どうしてこんなアカウントを開設したのか気になりますよね。そろそろ文字数制限が来るのでコメント欄に記載しておきます。



 ――といった投稿だった。コメント欄には書いてあった通り開設した理由が記されていた。



 開設した理由についてです。もともと僕はクラスのみんなに、いじめられていました。原因は僕にあるんですけどね。それについてはまた、別の機会にお教えします。

 本題ですが、そんな僕に友達が「5人」できたんです。そんな心優しい友達を皆様に紹介したいなって思った、ただそれだけです。



 ――パッとしない理由だった。でも、いじめられていた理由は少し気になってしまう。それに、本当にただそれだけの理由でこんなアカウントを作るか? と気になってしまう。

 気になることだらけだ。もう少しだけ、追い続けることにしてみよう。


 フォロワーはこの自己紹介を機に100人に跳ね上がっていた。みんな俺と同じことを思ったのだろうか?

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