カフェ・パルマのノート
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《お客様ノート》
※ご自由にどうぞ。絵も可。
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2024/04/03
はじめまして。会社が近いので昼に時々。ここの水のコップ、底が少し厚くて安心する。—K
2024/04/04
昨日の雨のにおいが、まだ椅子に残ってる。窓側の席、好き。今は空いているけど、きっと誰かが似合う。—路地裏の住人
2024/04/05
エスプレッソ、きゅっと短い詩みたい。飲んだあと、言葉が増えないのが好き。—M
2024/04/06
(丸いケーキのスケッチ)
皿の縁が白い月。—匿名
2024/04/07
窓際のあなたへ。まだ会ったことはないけど、昨日のページに「空いているけど似合う人が来る」と書いた人がいて、なぜか私もそう思ってしまった。今日の午後、あなたの席に光がやさしい時間があります。—通りすがり
2024/04/08
今日の風、紙ナプキンを鳥にする。折ってみたら飛ばなかった。—S
2024/04/08
↑テープで留めておくと飛びます。というか飛びません。—T
2024/04/09
(押し花テープで留められた紙ナプキンの鳥の影)
“飛ばないように飛ぶ練習”をしている。—椅子の上の人
2024/04/10
窓の外を見てからコーヒーを飲むと、カップの縁が地平線に見える。—k.
2024/04/11
ここは、音がやさしい。カップと皿のちいさな衝突音だけで、十分な街。—H
2024/04/12
(砂糖袋にボールペンの点描:線路)
線路の先にあるカーブの手前で、よく人が振り返る席がある。それがあなたの席。—昼休み
2024/04/13
あなた、まだ来ないのかい? と、隣のページの誰かが言ってる気がした。—不参加の参加
2024/04/13
プリン固め派です。—固派
2024/04/14
↑やわらか派が通ります。スプーンで救えないと救われない。—柔派
2024/04/15
今日、窓際でスマホの画面の明かりを見て笑っていた人がいる。たぶんあなた。笑い声はなかったけど、座面が少し軽くなってた。—席の観測者
2024/04/16
“お客様ノート”って名前がいい。客って、俯瞰の言葉。誰にとっても、たまに客でいられる場所が必要。—S.O.
2024/04/17
窓の桟(さん)にほんの少しだけ古い塗装が残ってる。淡い灰色。誰も見ていないと、物は言葉を増やす。—色見本
2024/04/18
(雨のしずくの丸をいくつも)
「今日は降ってない」って言いながら、傘をテーブルの脚にもたせかけたあなたへ。—見てたよ
2024/04/19
店内の時計、秒針の音がやさしい。眠気を無視するのに向いてない店。—仕事中
2024/04/20
このノートが、人を誰かに似せていくみたい。最近の書き込み、全部「あなた」へ向かってる。—気づき係
2024/04/21
窓際のきみへ。今日会えたね。と言いたくなる瞬間が、すれ違いの影にあった。—角砂糖(ひとつ)
2024/04/22
↑「会えた」の定義、むずかしいね。空席の上で光がまたたくのを見て、私もそう思った。—紙コースターの裏より
2024/04/23
(ペーパーナプキンに小さな句)
氷解ける 名を呼ぶひとを 待たぬ席 —N
2024/04/24
それでも、待ってるのは席じゃなくて私たち。—午後の詩
2024/04/25
はじめて来ました。チーズケーキとホットのアメリカン。空腹の機嫌が良くなった。—峯島
2024/04/26
“あなた”へ。私があなたで、あなたが私だったら、ここで会えるのかな。—反転
2024/04/27
母の病院帰りに立ち寄る店です。コーヒーが現実を薄めてくれる。—M(マスクの女性)
2024/04/28
(読みかけの本の題名を横向きに書く)
「読んだふり」も読書の一部。—背表紙主義
2024/04/29
桟の灰色を塗った人に、ありがとうって言いたい。—色見本(また)
2024/04/30
(四月の終わりスタンプ)
月の終わりは、レシートの裏側みたいに白い。—経理の隙間
2024/05/01
連休の合間。街が息を吸ってる音がした。—G.W.じゃない人
2024/05/02
窓際には、まだ見ぬ人が座っている。透明の輪郭があり、背もたれが少しだけ凹む。—嘘じゃない
2024/05/03
↑それを嘘と言わない人に、はじめまして。—K(ささやき)
2024/05/04
ミルク多めのラテに、今日のやわらかさを入れる。—泡の上の文字
2024/05/05
ここで「おめでとう」を書くのは難しい。誰の人生と交差するかわからないから。—こいのぼり不在
2024/05/06
“あなたへ”。
「席が軽くなった」のは、わたしの靴が薄いからだと思う。—ほそい靴
2024/05/07
↑返信していいんだっけ? 同じノートなのに遠い感じがいい。—ノートの隣人
2024/05/08
お冷の水滴が指に移って、知らない季節になる。—季節を借りる
2024/05/09
(窓外の電柱の簡単なスケッチ)
この電柱、あしたも立ってるといいな。立ってると思うけど。—杖
2024/05/10
“あなたへ”。
今日も会えなかった。会うって何? —同音異義
2024/05/10
↑たぶん、同じ席に座ってもすれ違うと思う。時間って、つかまえられない。—時計の薄い音
2024/05/11
砂糖を先に入れるか、あとで入れるか、人生の分かれ道。—甘党
2024/05/12
“あなたへ”。
メニューを見ないで同じものを頼む癖、やめた。あなたの知らない私になる練習。—ほそい靴
2024/05/13
↑知らないのはお互いさま。知らなくても、ここでは「また」の練習ができる。—ノートの隣人
2024/05/14
(角に小さく)
今日、店の人が「ノート、足しますね」って言っていた。紙にも寿命がある。—紙と寿命
2024/05/15
“あなたへ”。
「ここで会う」って、同じ午後を飲むことかもしれない。—窓の濃度
2024/05/16
窓の外の白い犬、尻尾がやさしい。—白い犬係
2024/05/17
(“あなた”宛の文が少し増えている)
見えないひとりに話しかけると、見える自分がすこし減る。—残量
2024/05/18
↑それでいいと思う。ここは、減っても大丈夫な場所。—店の空気のファン
2024/05/19
チョコケーキのフォーク跡が雨の予報みたい。—甘い天気図
2024/05/20
“あなたへ”。
今日は扉が少し重かった。わたしじゃない誰かの昼。—ほそい靴
2024/05/21
(スタンプ:満席)
席が埋まると、ノートの白が急に広い。—満席の読者
2024/05/22
↑“白”は誰のものでもないからね。—白を借りる人
2024/05/23
窓際の方、読み終えた新聞の端をわずかに折る癖、気づいています。—視界の端
2024/05/24
“あなたへ”。
新聞は読めないけど、折り目は読める。—ほそい靴
2024/05/25
初めてきました。迷ってたら、知らない人に「おいしいよ」と教えられた。世界、まだ親切。—今日の客
2024/05/26
(空席の椅子の簡単な線画)
空席が待っているのは、誰かじゃなくて“いま”。—椅子の事情
2024/05/27
“あなたへ”。
ここで泣くのは向いてない。泣くふりなら向いてる。—ふりの練習
2024/05/28
↑泣くふりができると、笑うふりも上手くなる。ふりの多い街。—通院帰り
2024/05/29
ミルクピッチャーの唇、今日は甘かった。—道具に機嫌
2024/05/30
“あなたへ”。
きょうは座らなかった。立って飲むコーヒーは、知らない背丈に合わせてくれる。—ほそい靴
2024/05/31
月末。レシートの数字が多いほど、日々が具体的になる。—数字派
2024/06/01
雨、静か。ここは雨に強い店。—雨の読者
2024/06/02
“あなたへ”。
傘たたむ音を真似した。うまくいった。—ほそい靴
2024/06/03
↑それを聞けなかったのが、今日の唯一の悔い。—ノートの隣人
2024/06/04
(古い切手のイラスト)
遠い場所から来たものは、距離のぶん軽い嘘を持っている。—郵便
2024/06/05
窓外の紫陽花、今年も同じ場所で同じ色。違うのは私。—同じと違う
2024/06/06
“あなたへ”。
このノートが終わっても、会話は続くよね。—ほそい靴
2024/06/07
↑続くよ。紙じゃないところで。—ノートの隣人
2024/06/08
砂糖、ひとつ減るたび、誰かが甘くなった証拠。—甘い取引
2024/06/09
“あなたへ”。
席に忘れられた名前のない黒い手袋、あなたの? —拾った人
2024/06/09
↑わたしのではないけど、だれかの手が寒くないといい。—ほそい靴
2024/06/10
コースターに輪が二つ。会話の跡。—輪
2024/06/11
“あなたへ”。
言わないことを選ぶと、会える気がする。—口の舟
2024/06/12
↑言わないことは、ここではひとつの言葉だよ。—カウンターの陰
2024/06/13
二杯目は、静かになるために飲む。—二杯目派
2024/06/14
“あなたへ”。
今日も誰かに話しかけられなかった。話しかけられたふりならできた。—ほそい靴
2024/06/15
窓の外の白い犬、今日は水たまりを踏まなかった。大人になった。—白い犬係
2024/06/16
(父の日の文字を小さく)
言えた人と、言わなかった人へ。—日付の隅
2024/06/17
“あなたへ”。
ここでは、未来のことを頼りにしない。—ほそい靴
2024/06/18
↑頼りにしない未来が、一番やさしい時があるね。—ノートの隣人
2024/06/19
次のページへどうぞ。—誰か
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2024/06/20
(ページの端にコーヒーの輪染み)
輪染みを月だと思う。夜、テーブルの上に昇る月。—夜更け
2024/06/21
“あなたへ”。
ねえ、あなたの靴音、たぶんもう聞いた。—耳の窓
2024/06/22
↑靴音は似ているよ。人の数だけ違う、というほど違わない。—街の統計
2024/06/23
(空欄)
2024/06/24
“あなたへ”。
空欄って、効果あるね。息を吸う音がした。—ほそい靴
2024/06/25
カップの中に映る白い天井。雲のない空の練習。—反射
2024/06/26
あなたのために席を空けておきます、って書くと嘘になる。—予約のない店
2024/06/27
“あなたへ”。
嘘は苦手。でも、ここでだけはうまく嘘がつける。—ほそい靴
2024/06/28
↑その嘘、たぶん誰も傷つけない。—ノートの隣人
2024/06/29
ペンのインクが薄くなっても、この店では怒られない。—筆記の自由
2024/06/30
月末の雨。
(インクが滲んで読めない)
2024/07/01
七月の最初の音は、扉の鈴。—季節の楽器
2024/07/02
“あなたへ”。
今日は来ないでほしい、って言ったら、来る? —矛盾の稽古
2024/07/03
↑来ないでほしい日に限って、同じ空気を吸う。—ずれ
2024/07/04
氷が溶けるのを見ていると、時間に味があるとわかる。—氷見
2024/07/05
“あなたへ”。
あなたは、どこかで私に手を挙げてくれた。たぶん。—ほそい靴
2024/07/06
↑たぶん、が好き。断定しない優しさ。—断定しない派
2024/07/07
(小さな星の落書き)
願い事より、願い事の余白が好き。—短冊不参加
2024/07/08
“あなたへ”。
名前は要らないけれど、呼びかけの数が増えるほど、あなたがはっきりする。—呼吸と呼称
2024/07/09
↑これを読んでいるあなたへ、もそう。—第三人称
2024/07/10
このノート、だれか一人に向いていく感じ、しますか?—確認
2024/07/11
↑します。
↑しません。
↑少しします。
(同じページに小さな丸が三つ)
2024/07/12
“あなたへ”。
この店では、うしろ姿だけで充分。—背の景色
2024/07/13
↑ときどき、背中の会釈を見た気がする。—見てた人
2024/07/14
ラテアートが解ける前に飲むのが礼儀。溶けるのを見てから飲むのが礼儀。—二つの礼儀
2024/07/15
“あなたへ”。
今日は紙コップでテイクアウト。持ち運べる店の気配。—歩く客
2024/07/16
↑持ち出しても、ここになる。—持ち出し可
2024/07/17
(レシートが貼られている:合計 0 円)
「本日のコーヒー —ご馳走になりました」
—みんなの奢り
2024/07/18
“あなたへ”。
ここに何を書いたか忘れる。忘れるのが会話の続き。—ほそい靴
2024/07/19
↑忘れたことを共有できるのが、いちばん親密。—忘却の同盟
2024/07/20
汗の季節。氷水に感謝状。—感謝係
2024/07/21
“あなたへ”。
黒い手袋、まだここにあるよ。—拾った人(同じ)
2024/07/22
↑持ち主、いまは暑い手で、冬の心配をしていないといいね。—季節の移民
2024/07/23
夕立。ノートの小口が湿ったので、乾かします(店)
2024/07/24
“あなたへ”。
誰かの「また来ます」に、こころが寄りかかる日。—ほそい靴
2024/07/25
↑「また」は魔法だよ。嘘にも真実にもなる。—ノートの隣人
2024/07/26
コースターの裏に書くと、内緒話になる。—裏面係
2024/07/27
“あなたへ”。
今日は、ここじゃないどこかの席であなたの隣に座った気がする。—路地の幻
2024/07/28
↑私も、どこかであなたの向かいに座った。—すれ違いの達人
2024/07/29
窓辺の植物、葉の角度が変わった。—観察
2024/07/30
“あなたへ”。
会わないまま、会いすぎた。—ほそい靴
2024/07/31
↑会いすぎると、会わないのが救いになる。—距離感
2024/08/01
八月の最初の砂糖は、二杯目のコーヒーに残す。—節約の儀式
2024/08/02
“あなたへ”。
ページが軽い。夏だから。—紙の季節
2024/08/03
↑軽いページに重い心を置くの、バランスがむずかしい。—重心移動
2024/08/04
グラスが曇ると、思考も曇ってくれて助かる。—冷やし思考
2024/08/05
“あなたへ”。
そろそろ、ノートが終わる。
終わりに寄ってくる言葉、さみしいけど誠実。—ほそい靴
2024/08/06
↑終わりがあるから、你们好(※小さく)。—観光客
2024/08/07
↑こんにちは。—同じページの端
2024/08/08
“あなたへ”。
あなたが座る前に、椅子がすこしだけ背伸びする。—椅子を見ていた
2024/08/09
↑ほんとうに?
↑ほんとうじゃない。
↑でも、見える。
(丸がまた三つ)
2024/08/10
アイスコーヒーの氷の角が丸くなると、話の角も丸くなる。—角丸
2024/08/11
“あなたへ”。
今日、あなたのために左のページを空けた。—ノートの隣人
2024/08/12
↑空けられたページは、それだけで満ちている。—満ち欠け
2024/08/13
雨上がり、香りが高い。豆の音も高い。—焙煎後
2024/08/14
“あなたへ”。
このノートが二冊目だって、今日知った。最初の冊子に何が書いてあったか、知りません。—ほそい靴
2024/08/15
↑最初のノートを読んだ人へ。どんな「あなた」がいましたか?—今の読者
2024/08/15
(同日下段)
記憶の中の「あなた」は、いまよりずっと濃かった。けど、薄い今が好き。—最初を知る人
2024/08/16
“あなたへ”。
薄いって、息しやすい。—薄い色
2024/08/17
↑濃いって、忘れにくい。—濃い影
2024/08/18
カウンターに座る人の背中、みんな似ている。似ているから、安心する。—背中観測
2024/08/19
“あなたへ”。
この店で、誰にも似ないあなた。—ほそい靴
2024/08/20
↑褒められてる気がする。ありがとう。—あなたの仮名
2024/08/21
(仮名、の文字がすこし黒くなぞられている)
2024/08/22
“あなたへ”。
夏の終わり、あんまり喋らないでいたかった。—沈黙の練習
2024/08/23
↑沈黙は言葉の貯金。—貯金通帳
2024/08/24
店の扉の鈴、今日は高い。—音階
2024/08/25
“あなたへ”。
このページの端を、少し折っておく。会えなかった印。—ほそい靴
2024/08/26
↑同じ折り目があったら、会えた印。—ノートの隣人
2024/08/27
(端が二重に折られている)
2024/08/28
“あなたへ”。
どの折り目が先か、わからないのがいい。—順不同
2024/08/29
↑時間はここでは二人称。—文法
2024/08/30
本日のおすすめ:ミントレモネード。夏の名残を許してくれる味。(店)
2024/08/31
“あなたへ”。
明日も、ここが開いていますように。—ほそい靴
2024/09/01
開いてます。(店)
2024/09/02
“あなたへ”。
ありがとう。—ノートの隣人
2024/09/03
↑こちらこそ。—ほそい靴
2024/09/04
(白いページに、細い横線だけが引かれている)
2024/09/05
“あなたへ”。
うまくさようならが言えない。—言い方の迷子
2024/09/06
↑さようならじゃなくて、「また」。—またの係
2024/09/07
「また」はここで、いちばん信じてもいい嘘。—嘘の階級
2024/09/08
“あなたへ”。
黒い手袋、なくなってた。もらわれたのかな。—拾った人
2024/09/09
↑季節が持っていったのかも。—季節
2024/09/10
(薄いコーヒーの輪染みが、新しい紙に重なっている)
輪は続く。—輪の続き
2024/09/11
“あなたへ”。
ここの水のコップ、底が厚くて安心するって、最初の方に誰かが書いてた。私もそう。—ほそい靴
2024/09/12
↑最初の誰かへ。あなた、ここにいます。—Kに宛てる人
2024/09/13
(K、の字が小さく囲われる)
2024/09/14
“あなたへ”。
今日は名前を書かない。書かない自由。—無署名
2024/09/15
↑書かない人の字、読める気がしてこわい。—読解の過剰
2024/09/16
連休のまんなか。街が少し忘れている。—忘却日
2024/09/17
“あなたへ”。
忘れるように覚える。—ほそい靴
2024/09/18
↑覚えるように忘れる。—ノートの隣人
2024/09/19
(このページにだけ、インクがやや濃い)
2024/09/20
“あなたへ”。
そろそろ、このノート、おしまいみたい。—紙の端
2024/09/21
↑おしまいは、始まりのぴったりな大きさ。—綴じ糸
2024/09/22
“あなたへ”。
さようならじゃないから、ここに置く。
(ペーパーナプキンに小さな折り鶴が貼られている)—ほそい靴
2024/09/23
↑うけとりました。折り目がやさしい。—ノートの隣人
2024/09/24
(最後のページの前)
このノートに書いた方へ。
ことばをありがとうございます。
つづきは新しい冊子へどうぞ。—店
2024/09/24
“あなたへ”。
会えなかったね。
会えた気がするね。
それで十分。—ほそい靴
2024/09/24
↑はい。
また。—ノートの隣人
――――――――――
(裏表紙内側に印字)
いつでもご来店、お待ちしております。
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