第9話 偽呪薬師

多仁マサル・黒竹ユミ・伊藤ヒロシの場合。



「へえ、これを飲ませれば、あの男に報いを受けさせられるのね?」


 依頼主の女は、ニヤリと笑ってその薬を受け取った。

 十万円もポンッと払ってくれたので、気前が良い。


「ええ。食べ物でもいいですが、飲み物の方がより分かりにくいと思います。味も香りもほとんどありませんが、水よりは味や色のついたもののほうがいいでしょう」


「わかったわ。ありがとう」


 そう言って、女は僕の前から立ち去った。


 その恨みが正当なものか、否かは僕には判断できないけど……。


「まあ、その辺りは本当の呪薬師が、なんとかしてくれるよね!」


 僕は残っているジュースを飲み干してから、ファーストフード店を後にした。


 そろそろ、村の奴らに嗅ぎつけられている頃だ。

 この町では十分稼がせてもらったし、移動するべきかな……。


 店の近くで巣を張っていた女郎蜘蛛が、僕の肩に降りてくる。


「ん? もうシュウさん来たんだ。この町の担当は……、ああ、キョウさんか。それなら……」


 僕は思わず笑みを浮かべてしまう。


「最後に挨拶して行こうかな〜」



 最近のオレは、どうにも調子が悪い。

 どこが悪いのかといえば、ものすごく運が悪い。


 例えば朝、通勤のために電車に乗ろうとしたら変な奴に絡まれて、乗り遅れて遅刻する。

 昼食時に社食でコケた同僚にコップの水をかけられたり、帰宅時、見ず知らずの不良っぽい奴に何故か追いかけられたり……。


 仕事では小さな水を連発し、誰のせいでもない不運な行き違いや、タイミングが悪いことが多発。

 今のところ、大事には至っていないが、大きなミスを起こすのも時間の問題かもしれない。


 あとはたまに、変なものが見える様な気がする。

 幻覚だろうか? 疲れている?


 人間、生きていればそういう時期もあるのかもしれないが、オレの場合はどうにもそういう感じではないのだ。

 なんというか自分由来ではなく、他者によって不運がもたらされている様な感じというか、不自然なのだ。


 いつからこうなったのだろうか?

 確か、同僚の黒竹ユミの告白を断った後からの様な気がする。


 一ヶ月ほど前、同僚の黒竹ユミからいきなり告白をされたのだが、断った。

 理由は、彼女の性格があまりよろしくないからだ。

 女性社員には辛くあたり、部下の成果は自分の物。そのくせ上司には媚びへつらい、顔のいい男性にはいい顔をする。


 いくら見た目が良くても、そんな女性と付き合いたい男は多分、あまりいない。


 そんなわけで彼女からの告白は断ったのだが、そういえばあの瞬間、彼女は凄まじい表情かおをしていたっけ。

 

 まさか、呪われている? いや、そんな非科学的な……。

 そうでなければ、人を使って嫌がらせ? いや、それにしては大掛かりすぎるし、一個人ができる範囲を超えている。


「よ〜、マサルどうした〜?」


 自分のデスクで悩んでいると、同僚の伊藤ヒロシが声をかけてきた。


「……いや、なんでもない」


 こいつは今年、うちの部署に異動してきたヤツだ。 

 同期だが、元々別部署だったので、特に親しくはない。

 だが最近、よく絡んでくるようになったのだ。


 オレとしては、こいつとはあまり仲良くしたくないのだが……。


「……」


「ん? どうした?」


「いや……」


「まあ、これでも飲んで、元気出せよ!」


「あ、ありがとう……」


 ヒロシは俺に自販機で買ってきたらしい缶コーヒーを渡して、去って行った。


 いや、まさかな……。


 呪いなんて、あるわけがない。



 この日は、定時で帰ることができた。

 久しぶりに家でゆっくりできると思ったが、いつも乗っている路線がまさかの人身事故で遅延。結局、帰るのが遅くなりそうだった。


 仕方なく帰る方法を探す為と、時間を潰す為に、近くのカフェに入ることにした。

 全国チェーンのセルフのカフェだ。


 頼んだメニューはコーヒーと照り焼きチキンのサンドイッチのセット。

 面倒なので、ガッツリメニューで夕食も済ませることにした。


 窓際のカウンター席でスマホを使って自宅アパートまでの帰り方を調べると、どう足掻いてもタクシーで帰るのが最適解だ。

 バスは長蛇の列だし、歩いて帰るには遠すぎる。

 しかし、料金がな〜。いや明日も仕事だし、仕方ないのか〜?


 スマホから顔を上げて窓の外を見る。

 まだ、電車の遅延は解消されていないらしい。

 

 ふと、目の前の景色が少しおかしいことに気づく。

 行き交う人々の少し上の方にもう一人、人? がいる?

 いや、生えている? くっついている?

 でも全員ではないし、良く見れば大きいモノと小さいモノがいるし、全く付いていない人もいる。

 

 まさか、幽霊!? と一瞬焦ったが、良く見ると大きさ以外は見た目が全部同じだ。

 赤黒く、全身が溶けているような……、なんというか、某アニメ映画に出てくる『腐ってやがる、早すぎたんだ』な巨大な神の兵を連想する。いや、全身が溶けているのが似ているってだけだけど。


 顔はかろうじて目と鼻と口が認識できるが、オレには全部同じに見える。

 幽霊というよりは、モンスターパニックと言った方が、分かりやすい状況だ。

 まあ、本人たちは、自分や他人がそれを背負っているとは、気付いてはいないみたいだが。

 

 それに赤黒いヤツのあの表情、めっちゃ気になる。

 みんな同じような表情をしているが、あれは──。


「誰かを恨んでいる?」


 そんな表情だ。


「失礼」


「え?」


「隣いいですか?」


 振り向くと、反社みたいな青年が立っていた。

 っていうか、少し前、会社の帰りにオレをしつこく追いかけてきた、不良だ。


「ど、どうぞ……」


 この状況で断る勇気はない。

 流石に、今すぐ何かされるということはないと思うが……。


 青年はオレの隣に座る。持っていたトレーの上には、アイスコーヒーとケーキがが乗っている。


「……」


 オレは、すぐさまこの場から逃げだしたかったが、食べ物を粗末にしてはいけないという体に染み付いた習慣のせいで、叶わなかった。


「……見えますか?」


「え?」


「赤黒い、溶けたヤツが」


「──!?」


 オレは、勢いよくその青年を見てしまった。

 思い切り目が合う。


 あ、しまった。


「あれは、その人物が抱える恨みそのものです。怨恨身えんこんしん、もしくは恨身うらみと俺たちは呼んでいます」


「恨身……」


「大きくなればなるほど、誰かに対して何かを強く、恨んでいるのです」


「……」


「初めは皆同じ顔に見えますが、もっと良く視えると、顔も識別できる様になりますよ」


「な、なんで……」


「では、改めて自己紹介を。俺は平仲キョウヤ。呪薬師をやっています」


「じゅやくし?」


「呪いに薬師と書きます。あなた、最近そこまで親しくない相手から飲み物や食べ物をもらったことはありませんか? 特に密封されていないもので」


「え? あ、そういえば……」


 一ヶ月ほど前くらいから、ヒロシによく飲み物をもらう様になった。

 そして彼に最初にもらったのは、会社の給湯室で淹れたインスタントコーヒーだ。

 それを青年──キョウさんに話した。


「恐らくそこに、『呪薬』が混ぜられていたのでしょう。俺が売った覚えはありませんので、おそらく偽・呪薬師から購入したモノでしょうね」


「呪薬……」


「呪薬は摂取した人物が、それまで他人から買ってきた恨みの報いを受けるという薬です。

 本来は正当な恨みを持つ者にしか売ることはしませんが、最近、正規ではない呪薬師が違法に誰彼構わず販売しているようで、こちらも困っているのですよ。

 その近辺で、誰かに理不尽な恨みを持たれたことはありませんか?」


「確か、同僚の女性からの告白を断った……。でも、なんで俺がそこまで恨まれていないってわかるんですか?」


「人に多く恨まれている人物は、分かるものです。恨身が見えるなら、そのうち分かる様になりますよ」


「分かりたくないです……」


「そうですか。ではこれを」


 キョウさんは小さな青い包み紙をオレに渡す。


「解毒薬です。飲まなくても一年ほどで薬の影響は、自然になくなりますが……」


「ください!」


「……では、十万円です」


「え?」


「ですが、俺に協力してくれるなら、タダでお渡しします」


「協力、ですか?」


「ええ。この呪薬を、あなたに飲ませた方に飲ませてください」


「分かりました!」


「三万円です」


「ファッ!?」


「呪薬の本来の値段です。これで呪薬も解毒薬も手に入るのだから、お得ですね〜」


「わ、分かりました……」


「というのは冗談で、今回はこちらの落ち度なので、無料でいいです。

 ただ、解毒剤を飲んでも、恨身が見える機能をすぐに消す事はできません。あくまでもそれ以外の効果を無くすだけです」


「え?」


「呪薬は、呪薬師が恨身を視える様になるために、子供の頃から飲まされる薬でもあるんでね。まぁ、もう呪薬を飲まなければ、次第に見えなくなりますよ……」


「あ、ありがとうございます……」


 オレは解毒薬と呪薬をもらった。


「じゃあ、早速、解毒薬飲みますね?」


「どうぞ。口に薬を含んで、飲み物で流しこんでください」


 オレは青い包み紙の方を開ける。中には粉砂糖のような白い粉末が入っていた。

 それを口の中に入れ、コーヒーと一緒に飲む。

 薬自体の味は、無かった。


 キョウさんはケーキとコーヒーを平らげると、さっさとカフェを去って行った。

 気付けば、いつの間にか電車の遅延は解消していた……。



 翌日、俺はヒロシを呼び出し、オレに呪薬を飲ませたか問いただした。


「答えないのなら、お前が会社の金を横領している事を、会社にバラす」


 これが、オレがヒロシと仲良くしたくない理由だ。


「わ、わかった。話す。それが、じゅやく? かはわからないが、確かにおれはお前のコーヒーに紙に包まれた粉を入れた」


「それは、黒竹ユミに頼まれて?」


「あ、ああ。そうすれば、おれと付き合ってやるって、言ってくれて……、だけど、ユミのやつそれを裏切りやがったんだ! あんなに、貢いだやったのに──!!」


「それが、横領の理由か?」


「あ、ああ。馬鹿なことをしたって、今では思うよ……」


「……それなら、その恨みを晴らしてみないか?」


「は? そんなの事、できるわけ……」


「これを、黒竹ユミの飲み物か食べ物に混ぜて摂取させろ。そうすればお前の望みは叶う」


「これは?」


「お前がオレに飲ませたものと同じものだ。体には悪い影響はない。それで、オレはお前がやったことには目をつぶる」


「──わかった」


 その後、黒竹ユミは会社に来なくなった。二ヶ月ほど経ってから、結婚する為に退社することが決まり、一度も出社する事なく退社していった。

 結婚相手は伊藤ヒロシであり、黒竹ユミは既に妊娠しているらしい。


 ヒロシは妻の荷物を片づけながら、終始ずっとご機嫌だった。

 

 何があったのかは、聞かなかった……。


 とりあえず、二人の幸せを祈っておくことにした。その幸せがいつまで続くのかは知らないけど。


 その後、恨身もぼんやりとしか視えなくなり、オレは平穏な生活を取り戻したのだった。



 深夜の河川敷。鴉が舞い、鳴き声が響く。


「お久しぶりですね、キョウ先輩」


 ゆったりとした青いジャージを着た、茶髪の無造作ヘアの青年が現れる。


「そうだな、ショウ。俺のシマを荒らすのは楽しかったか?」


「ええ。とても稼がせていただきました」


「……で? なんで、こんなことをした?」


「先輩は知ってますよね? 僕に呪薬師としての才能が無いことは」


「恨身が見えないんだろう?」


「そうです。でも僕は呪薬師になりたかった。呪薬師にならなければ、村での発言権はありませんからね」


「だから、『呪子』を盗んで村を出たのか?」


「……そんなところです」


「村から、お前の捕縛依頼が来た。村に連れ戻されれば、あの色欲ババアの生贄にされるだろうな。使い道のなくなった男の末路はそれくらいだ」


「それならば、逃げるだけです」


「そう思うなら、俺に会う前に町を出ろよ……」


一羽のカラスが今日の肩に舞い降り、金色の炎に包まれる。


「最後にあなたに会いたかったんですよ」


 ショウの肩に大きな女郎蜘蛛が飛び乗り、青白い炎に包まれる。


 カラスは燃え盛る金色の巨大な怪鳥に変化し、女郎蜘蛛も上半身が人間の女、下半身が巨大な絡新婦に変化する。


「カラスは夜目が効かなくって大変ですよね!」


 絡新婦が糸を怪鳥に放ち、怪鳥がその糸を炎で焼き切る。


「こんだけ明るければ、問題ないだろう?」


 背後でそれぞれが使役している怪異がバトルを繰り広げているが、二人は構わず会話を続ける。


「ふん、先輩に僕の気持ちなんて分かりませんよ!」


「ああ、わからんな。お前じゃないからな!」


「僕は、変えたかったんだ!」


「何を?」


「──犠牲を必要とするあの村を、変えたかったんだよ!!」


「──っ!」


 剛糸が凄まじいスピードで、怪鳥に襲いかかる──。




 僕の家は永実村で代々続く、呪薬師の家系だった。

 そういった家は村では珍しく無かったので、特別扱いされることはない。

 呪薬師の家と他の家の違いは、恨身が見える体質の者が多く生まれるということだ。


 だけど、僕にはその機能が無かった。

 怪異を使役することも、呪薬を作ることもできたが、呪薬師に最も必要な恨身を見るという最も重要な機能だけが欠落していた。


 だから他の呪薬師にはよく馬鹿にされ、呪薬を作るただの薬師として彼らの仕事を押し付けられた。


 僕の母親が村の出身で、父親が外部の人間だった。

 呪薬師だった母は、呪薬を村の外で売る為の出稼ぎで父と出会い、結婚して僕が生まれた。

 そういった人間は村では珍しくはないが、呪薬師の血を少しでも引いていれば恨身を見る機能は必ず備えてるので、見えない僕は異端だったのだ。

 そのせいで母と父にはとても迷惑をかけた。

 その後生まれた弟は恨身が見えたので、僕は両親からも冷遇される事となった。

 

 恨身が見えなければ、その恨みが正当なものであるのか、それとも逆恨みや八つ当たりなのかの判断ができない。

 だから僕は、呪薬師にはなれなかった。


 そんな中で、僕のことを認めてくれたのはキョウさんと彼の許嫁のアヤさんだった。

 というのも、アヤさんも恨身が見えず、呪薬師にはなれなかったから。

 だから、それで冷遇される僕を放っては置けなかったらしい。


 そのおかげで、僕は救われた。


 その後、キョウさんとアヤさんは呪薬を外部で売るために『出稼ぎ』に行くことになった。アヤさんはその手助けの為に、キョウさんと一緒に村を出た。

 その頃には僕は自分の運命を受け入れられるようになったので、一人でも村でやっていけるようになっていた。


 だが、キョウさんとアヤさんが結婚の報告のために村に戻った時に、事件は起きた。


 アヤさんが殺されたのだ。


 理由は本来必要のない生贄として、村長に捧げられたから。


 そのせいで、キョウさんは村を恨んで『出稼ぎ』に出て行ってしまったし、僕も村長に抗議をした。

 だが、呪薬師でない者の言葉は、村長には届かない。

 呪薬師は永美村では特別な存在ではないが、そうでない人と比べると、村での発言権には差が出てくる。


 だから、僕はこの村を変えたかった。


 また、キョウさんが帰ってこられるように……。

 


「もっとも、そうする前に僕の企みは村長にバレたので、処分される前にいろいろ持って逃げてきたんですけどね!」


 絡新婦の剛糸が怪鳥の羽を切り裂く。

 同時に、キョウの肩に血が滲む。


「ショウ」


「なんです?」


「逃げろ」


「え?」


 怪鳥は、一度元のカラスの姿に戻り、剛糸から抜け出し再び金の炎を纏うと、絡新婦に突進した。


「ガハッ」


 ショウは腹部を抑えてうずくまる。


「今、引き下がれば、逃げたってことにしてやるよ」


「キョウさん……」


「それは、認められない」


「!」


「!?」


 ショウの絡新婦が、巨大な蛇に巻きつかれ、動きを封じられる。


 現れたのは、永美シュウイチ──シュウだった。


「キョウ、ご苦労だった。」


「シュン──!」


「ぐっ」


 シュンはショウを裸締で、取り押さえながら立たせる。


「ショウ、絡新婦との同調リンクを切れ。このままでは全身の骨を折られるぞ」


 ショウはキョウの言う通りに絡新婦とのリンクを切る。

 すると、絡新婦は纏っていた青白い炎が消え、大きな蜘蛛の姿に戻りポトリと落ちる。

 巨大な蛇は、そのまま気配を希釈させる。


「……ッ、僕を殺さないんですか?」


「それを決めるのは村長だ」


「相変わらず、そこにあなたの意思はないのですね。だから娘さんにも逃げられるんですよ!!」


「……」


「チッ、都合の悪いことはダンマリだ。シュン、ショウを離してやれ。俺が村まで連れて行く」


「そうか」


 シュウが手を離すと、ショウはその場に崩れ落ちた。


「では車を回してくる。夜刀が見張っている。変な気は起こすな」


「わかってるよ!」


「……」


 キョウとショウを残して、シュンは立ち去った。


 カラスの金烏がカラスの姿に戻り、キョウの怪我をしていない方の肩に止まる。


「バカなことをしたな。復讐するなんて、俺だけで十分だったんだ」


「それでも、僕は村長のことが許せなかったんです。『ソラナキ様』には神嫁は必要ですが、生贄は必要ない。あの村長が他人の寿命を消費しているだけです。

 しかも、アヤさんの時は、村長の自業自得で急遽生贄になりました。それで、たまたま近くにいたアヤさんを犠牲にするなんて、あんまりです!!」


「……そうだな」


「だから最後に、あなたに殺されたかった……」


 いつの間にか、女郎蜘蛛に戻った蜘蛛がショウの肩によじ登ってきて、ショウを慰めるようにその頬に触れた。


「……」


 こうしてキョウは三年ぶりに、自分の生まれ故郷へと帰ることになった。


 憎い仇が待つ、永美村へ。




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