暫くしてから陽介くんの小学校からの友達である久馬晃くんが私に声を掛けた。

「めっちゃ可愛いねんな」

「ボーイッシュな感じやと思った??」とカフェラテを飲みながら久馬くんに聴くと、「女装ファッションモデルしてるんやね。僕はそういうのには引かへんし、めっちゃ可愛くなって本物（ほんまもん）の女子になるという事は時間が掛るかも知れへんけど、いつかは女子らしさを見せるのもええ事やなと思う」と彼は私にアドバイスしていた。

久馬くん同様に、いつかはあんな感じ(女装ファッションモデル)を楽しめたらいいなと思ってたらしく、私も色んな男子をプロデュース出来たらいいなと思うし、高校を卒業したらファッション系の専門学校に入学するか、大学に行きながらファッションモデルを続けるのもめっちゃ楽しいんじゃないかなというような気がするからね。