上の空
シャッフルのおかげで、オレはカズと一緒になった。
あぶねーところだったぜ‼︎
カズとは、なんかゆっくり進む乗り物に乗って、的に撃ち込むみたいなやつを堪能した。
これが一番いいよ。
はぁ、カズと一緒でよかった〜ってカズ⁉︎
カズが泣いていた。
えっ…
「おい…どうした⁉︎」
「楽しいよ…オレ彼女と別れてさ、もう全てが終わったって思ってたけど、やっぱりいいな‼︎幼馴染‼︎楽しいぜ‼︎」
と、泣いたと思ったら清々しい笑顔でオレに握手を求めてきた。
一応握手したよ?
でも…
「カズ…なんか手濡れてね?」
「あー、これは涙と鼻水だ。気にすんな。幼馴染だろう」
「はぁ⁉︎きったねーな。そこは、幼馴染関係ないだろ」
「ははっ」
カズは、適当に笑った。
…
せっかくのオレの癒しタイムが…
…
そんなこんなで、またシャッフルタイムがやってきた。
アリスは、いつのまにかアイスを食べていた。
「アリス…もうすぐ昼だぞ?」
「うん、だから胃の準備体操してるの」
…
「ではでは〜、シャッフルしよーう‼︎」
元気のいい瑠美姫。
で…次は、オレと瑠美姫がペアになった。
さぁ、今こそ瑠美姫の好きな人を暴いてやる‼︎
オレたちは、迷路するやつに入った。
「こんなの余裕っしょ」
「だねー」
と、瑠美姫と入った。
「で、本題です。瑠美姫の好きな人ってオレわかったわ」
と、唐突に言ってやった。
「はぁ⁉︎やっぱりじゃん…知っててわざと…この鬼‼︎変態‼︎」
って瑠美姫は、怒った。
「変態って…でも、オレは譲れない。だってオレは、アリスの彼氏だしこのまま付き合うし」
…
「えっ?それって…」
「ん?」
「あー…ううん。てかさ、あんたが変なこと言い出すから、迷ったじゃん‼︎そもそもあたしの好きな人もう一人いるから‼︎バカだね、やっぱりあんたって」
瑠美姫は、さっさと行ってしまった。
…
え?
もう一人好きな人いるの?
瑠美姫って…ヤバいな。
もう一人ってだれだよ?
てか、それはずるくね⁉︎
二股とか、オレは許さん‼︎
てか、迷った…
瑠美姫め‼︎
二股の挙句に、オレを放置しやがって‼︎
アリスは、とんでもない友達をもったもんだぜ…。
まったくさ…
はぁ…やっと出口だぜ。
「瑠美姫、よくもオレをおいていったな」
「へへーん」
…気にくわん‼︎
「リベンジする?もう一回。」
「あぁ、いいけど?」
「じゃ、スタート」
瑠美姫は、さっさとオレをまこうとした。
「今度は、オレが勝つかなぁ」
「いいえ、方向音痴には無理ね」
「方向音痴って…」
「じゃ、あたしはこっちに行こっかなぁ」
「あのさ、瑠美姫の好きなやつ、一人はオレの近くにいるだろ」
…
瑠美姫は、固まった。
「え…」
「オレにバレないとでも思ったぁ?」
「それは…」
…
やっぱりか。
瑠美姫の一人目の好きな人…それはアリスだ。
アリスが好きなんだ。
たぶん…友達としてだと思いたい。
が、瑠美姫だらかそのへんがいまいちわからない…。
でも、さっきオレは気づいてしまったんだ。
オレもアリスが好きだって。
瑠美姫にとられたくないって…。
「瑠美姫、残念だけどオレも好きなんだ」
「知ってるわよ…だらかあんたが彼氏なんじゃない。でもあたしだって…好きなのっ‼︎どれくらいの好きかわからないけど好き‼︎だから…だから絶対にアリスを幸せにしなさいよ‼︎」
「あぁ、わかった。で、もう一人の好きな人ってやつは?」
「それは…」
瑠美姫は、顔を真っ赤にして走って逃走した。
瑠美姫…
「おぃー‼︎舜じゃん⁉︎声がすると思ったんだよ。で…あれ?瑠美さんは?」
「逃走した」
「はぁ?なんで?」
「知らん。オリから脱走した」
「それはかわいそうじゃね?オレちょっと探してくる。舜、アリス頼んだ!」
「あぁ」
…
アリスは、カズのことを黙ってじっとみていた。
え…
アリス…まさか…
まさか、アリスって…カズのこと好きなん⁉︎
マジかよ…
オレがせっかくアリスを好きだと確信したというのに…。
ん…?
なら、アリスはオレと恋人のフリしてたら一生カズと付き合えないじゃん…?
アリス…なんでオレじゃなくてずっとカズみて固まってんだよ⁉︎
「アリス?」
「あー、うん…なに?」
「どうかした?」
「えっ…ううん。うん…大丈夫だがな」
…
全然大丈夫そうではない。
迷路から出ると、カズが瑠美姫を捕獲してくれていた。
「あ、カズ!よく捕獲してくれた。ナイス」
「は?捕獲とか言わないでください、アリスの彼氏ほんと失礼すぎん?」
「あー…あはは。」
上の空のアリス。
どうしたんだ?
続く。
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