バトルロ「I」ヤル

@nanaokakumaoda

第1話 vs熱砂嵐(ファイヤーストーム)

俺の名前は通称アイリームぴちゃぴちゃの中学三年生(男子)

細かいこと省いて状況を言うとどうやら俺はバトロワに参加させられたみたいだ

さらに現状について言うと数十メートル先の砂浜で傷害事件が起きている

事件の犯人は自称サンドクイーンの同じくバトロワに参加させられた奴だ

奴は手に赤い砂を纏い茶髪の少女の手を握りしめている

握られた手は火傷で痛々しい色に変色しており痛がる姿を見て奴とその連れが笑っている

おそらくだが奴はバトロワに参加させられた時に手にした能力をイジメという手段で自慢しているのだろう

さてどうしたものか普通のイジメならぶっ飛ばしてやればいいが能力者(参加者)となれば話はべつだ負ける可能性がある

そんなこんな考えているとイジメっ子たちに立ち向かう少女が現れた

黒髪ショートの少女がスマホを取り出すと魔法少女のようにその姿を変えていく

青髪の長髪に金色のモノクルそして黒色のサロペットを着た姿は警官を連想させた

新たな能力者の少女はサンドクイーンに殴りかかりバトルを始めた


アイリーム

(漁夫の利チャンスだな……)







サンドクイーン

【熱砂嵐(ファイヤーストーム)!!私に挑んだことあの世で後悔しな!】


熱砂嵐を唱えると周囲の砂が赤く熱し熱砂と化す

サンドクイーンは熱砂を操り嵐を起こして嵐を少女に突撃させる


サンドクイーン

【何ッ!私の砂が…消えていく】


謎の少女

【超犬(スーパードッグ)!!】


砂が消えていき砂塵の中からそれは姿を現した

砂を消した少女の能力は犬のような使い魔を召喚する能力超犬(スーパードッグ)

召喚された犬が所有する特性は半径2メートル内にある能力の付与された物質を消し去る力がある

少女は超犬との距離を保ちながらサンドへと近づく


サンドクイーン

【砂を消せるのか…ならば!】


謎の少女

(ッ!)


突如として少女は足場を失い落下していく

下には赤く染まった熱砂が見える

少女が熱砂に叩きつけられそうになると熱砂が超犬により消え消された熱砂のその下にさらなる熱砂が現れまた消えていく

サンドは少女の真下にある砂に能力を付与して超犬に消させたのだ

付与され消してさらに落ち…それを繰り返していると砂の層の下に合った砂利の層まで落下して少女は激突した

少女が上を見上げると数十メートルはある砂の壁が全面赤く熱していた


謎の少女

(なるほど…地下深くまで落とすことで私が攻撃できないよう距離を離しさらにひたすら攻撃を加えることで私のエネルギー切れを起こす算段かたしかに超犬は無限に消し去り続けることはできない)


数十メートルの高くそびえる熱砂が少しづつ風に飛ばされるように回り始め次第に嵐は少女のいる地下からおよそ百メートルを超えるほどの火柱になった


サンドクイーン

【ヒャハハハ!…ヒーッヒャッヒャッハ!】


茶髪の被害者

(今だ…今なら逃げられる)


連れのいじめっ子壱

【おいちょっとまてよ何逃げようとしてんだよ】


茶髪の被害者

(ビクッ!)


連れのいじめっ子弐

【イジメはまだまだこれからだろう?冷めることすんじゃねえ!】


茶髪の被害者

【ヒッ……たっ助けてーーー!!】


アイリーム

【正義のヒーロー参・上!】


サンドクイーンと戦うヒーローに代わり第二のヒーローが現れた

その名は……アイ・リーームッ!


茶髪の被害者と連れ壱・弐

(な…なんだこいつ)


三人が驚くのも無理はなかったなぜなら第一のヒーローである少女が警官のような見た目をしていたようにアイリームもまた奇天烈な見た目をしていたからである

一メートルに満たない身長に軍服に巻き付けられた鎖そして何よりもインパクトがあるのが大きい嘴のあるペストマスクだその姿は一言で表すなら歪だった


アイリーム

【そこのクズ二人今すぐ去るというなら見逃してやる…シッシ】


連れのいじめっ子壱

【何言ってやがるお前は…急に現れてふざけたこと言いやがって!】


ふざけた煽りに触発されていじめっ子の一人が殴り掛かった


アイリーム

【挑んでくるか…なら仕方ない……虹色弾丸(カラフルパレット)!!】


虹色弾丸を唱えアイリームの両手に槍のついたピストルすなわち銃槍を生成する

そしてアイリームは引き金を引き二つの銃槍から一発ずつ赤いペイント弾が放たれいじめっ子壱の両足にそれぞれ的中した

いじめっ子壱は大きい銃声からのペイント弾に戸惑いながらもアイリームに近づこうとして転び頭を砂浜に埋めた


いじめっ子壱

【い…痛ッ……なんだ……足に鎖が付いてやがる】


アイリーム

【隙あり!】


アイリームは敵に容赦などしないいじめっ子壱の背中に飛びのり何度も跳ね回る


いじめっ子壱

【ふぐ…ッふ…ふざけ…るなよ…ふがッ…クソガ……】


次第に痛みに耐えれず意識を失った


アイリーム

【次は君の番だけどどうする?】


いじめっ子弐

【ひ…ひぃ分かったもうしない…何でもするから許してくれぇ】


アイリーム

(見事なまでの土下座だな)

【じゃあ自首しろそれならボコらないでやる】


いじめっ子弐

【あ…ありがとうございます!】


いじめっ子弐はすぐさまこの場を離れようとする


パパパパ


アイリームはすかさず両手両足に橙と黄のペイント弾を撃ち込み鎖を生成して縛りあげる


アイリーム

【いや逃げるのは駄目でしょうがここで警察来るのまってろ】


いじめっ子弐

【は…はひー……】


茶髪の被害者

(あれ私助けられた?じゃあお礼言ったほうがいいよね)

【あ…あの助けてくれてありがとうございます!】


アイリーム

【ふ…このくらい朝飯前よ】

(決まったな)

【ここは俺にまかせて君は病院に行くといいあの子もそれを望んでいるはずだ】


茶髪の被害者

【そ…そうだ思い出した!あの火柱の中で友達がまだ戦っているんです】


アイリーム(…………)




謎の少女

(佐藤砂土砂土…サンドクイーンよお前は一つ重大な誤解をしている…私の能力超犬

を消し去る力と誤解しているが厳密には違う真の力は消し去った物を吸収しエネルギーを吸い取り蓄えることで圧倒的なエネルギーを放出できるところにある!)


謎の少女は超犬の上に跨り振り落とされないように体制を整える

そして超犬は蓄えたエネルギーを後ろ足から放出し飛び上がることで穴から脱出しそのまま空を飛びサンドクイーンに目の前に着地する


謎の少女

【サンドクイーン…】


拳を高く振り上げるも振り下ろすのをためらう


謎の少女

【降参しろ……】


サンドクイーン

【まだだ…まだ終わってねえ】


ボコスカドカドカズガズガガ

サンドクイーンは謎の少女に殴りかかるも逆に嬲り殺しにされる


謎の少女

【佐藤今から二択を与えるこのまま嬲り殺されるか降参するかどちらがいい?】


サンドクイーン

【降参します!降参しますから殺さないで】


サンドクイーンはすぐさま変身を解き元の姿に戻ると嬲られた傷は即座に全快した

そして充電が切れかけたスマホを取り出しあるアプリを開き降参の手続きを始めた


佐藤砂土砂土

【ひっ…ちゃんとやるから睨みつけるなよ…】


手続きページで氏名・住所・携帯番号などを書き込んでいき決定を押す


?????

【本当に降参してよろしいですか?(降参したプレイヤーには第1ウェーブが終了次第ペナルティが下されます)はい・いいえ】


謎の少女

【早くはいを押せ】


佐藤砂土砂土

【分かってるって…】


そして降参が承諾されて戦いは幕を…


アイリーム

【そこの犬に乗ってた君!話がある】


謎の少女

【超犬!!……何の用だ】


茶髪の被害者

【えっ…ちょっと待ってこの人は……】


アイリーム

【単刀直入に言おう俺と同盟を結ばないか?断るなら今から殺し合おう】


謎の少女はほっと息を吐いて敵意を失くして超犬を消しアイリームも合わせて銃槍を消したそして二人は握手を交わした


謎の少女

【千鶴天子だよろしく頼む】


茶髪の被害者

【えっえっ…何が起きているの?】


こうして二人は唐突…だが運命的な出会いで同盟を組んだ

だがこのとき天子はアイリームの異常性には気づいていなかった






おまけ


佐藤砂土砂土


女 混沌悪 趣味「火遊び・花火」  筋力B- 中学二年生 帰宅部



初期能力 熱砂嵐(ファイヤーストーム) 破壊力A- コストD(燃費が悪い)


砂を熱砂に変えて操る能力

熱砂は熱くなるだけでなく次第に周囲を燃やすようになる



S最強レベル A上位レベル B優秀レベル


C中堅レベル D下位レベル E最弱レベル






















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