第2話 ギャル
小6の夏休みのある日、親友の遠藤愛李ちゃんとイオンモール倉敷の中にあるイベントスペースで行われていたモデルのイベントを見た時の事だった。
私より年上の女の子が可愛いファッションに身を包んでたのを見て、いつかはあんな感じになれたらいいなと思っていた事がある。
しかも18cmのクリスタルヒールを履いてたのにはびっくりしたけど、そういうのを履いてみたいなと思っていた。
ボーイッシュな私にとってギャル系の女の子になるというのはそんな簡単じゃない事はよく分かっているし、それでもいつかは女の子らしさを磨いてみたいなという事が出来たらいいなというのもいいかなと思うようになった。
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