第33話 森の目が開く夜
夜の桜精院は、人の声が消えると急に広くなる。
奥の小さな会議室に灯っているのは、油皿ひとつだけだった。
机の上には、森の地図。
西北の一角に、薄い灰色の輪が塗られている。
「――もう一度、最初からいいか」
ユーマが静かに言うと、椅子に座っていたサーシャが、こくりと頷いた。
淡い髪を三つ編みにまとめた少女は、手を膝の上で握りしめている。
「森の入り口までは、いつも通りでした。
鳥の声も、風の音も、草を踏んだときの匂いも」
向かいに座るミレイが、頷きながら地図を覗き込んだ。
その横で、ガルドは腕を組んだまま、目を閉じている。聞くことに集中している顔だ。
「問題は、この帯に近づいてからです」
サーシャの指先が、灰色の輪の手前をなぞる。
「最初は、耳鳴り……みたいなものだと思いました。
でも違ってました。耳じゃなくて、体の中が“ざわっ”てする……。
胸の裏が押される感じで、足が前に出にくくなって」
言葉を探しながら、一つずつ置いていく。
「怖かった?」とユーマ。
「怖い、とはちょっと違います。
“これ以上行ったら、戻れないかも”っていう、変な実感が急に出てきて……。
魔物の気配は、ほとんどありません。寝てるみたいに静かで」
ロウが横から口を挟んだ。
《ロウの詩人隊》の情報役で、いつもは冗談を飛ばす男だが、今は真面目な顔をしている。
「数値にできるものは少ねえけどな。
温度はほぼ変わらない。風の向きも、急には変わってねぇ。
なのに、あの帯を越えようとすると、膝が笑う。……あれは、経験で言うなら“結界”だ」
「誰かが張ってる感じ?」とミレイ。
「“誰か”の気配は薄い。一人の術師とか、そういう感じじゃない」
ロウは首を振った。
「もっとでかくて、もっと鈍い。……山全体が『やめとけ』って言ってるみたいな」
そこまで聞いて、ガルドがゆっくり目を開けた。
「獣の骨は、帯の手前にしか落ちていなかった。
内側にはなかった。何かに追われて逃げてきた足跡も、そこで止まっている」
「つまり、内側からこっちに“出てこようとした”形跡もないわけね」
ミレイが眉を寄せる。「今のところは」
ユーマは、机の上の地図に指で小さな丸をいくつか足した。
調査隊が引き返した地点、気分の悪さが強くなった地点、獣の骨が散っていた地点。
「……状況をまとめると、こうだね」
白墨で簡単な箇条書きが板に並ぶ。
・森の内側に“濃い帯”がある
・帯の先に入ろうとすると、人も魔物も体調を崩す
・今のところ、内側からこちらへ出てくる動きはない
「だから、こちらから踏み込む必要はない。少なくとも今は」
ミレイが小さく息をつく。「そう思ってくれるなら助かるわ」
ガルドが、短く付け足した。
「だが、静けさは長く続かない。
森が息を止めたまま、ということはない。どこかで必ず吸う」
「だからこそ、“こっちの準備”を先に終わらせる」
ユーマが顔を上げた。「アストは?」
「訓練場。新しく入った志願兵の足の運びを見てる」
ミレイが答える。「呼んでくる?」
「……いや、今はいい」
ユーマは首を振った。「彼には、彼の役目がある」
ユーマの役目は、数字と線を引くこと。
アストの役目は、その線の上を歩く人たちを生かして戻すこと。
「こっちで決めることは一つだ」
ユーマは黒板に、もう一行を書き足した。
・街として“立ち入らない線”を決める
「森が自然に作った帯に合わせて、こっちも“入らない境界”を明文化する。
猟師も薬草採りも冒険者も、その線を共有して動いてもらう」
ロウが肩をすくめる。
「“命を張るのが仕事だろ”って吠えるやつも出るぞ」
「吠える分にはいい」ユーマは小さく笑った。「ちゃんと帰ってきて吠えるなら」
サーシャが、そこで遠慮がちに口を開いた。
「あの……。帯の内側、森が“苦しそう”でした」
「苦しそう?」ミレイが問い返す。
「はい。
怒っている、でもなくて。眠っている、でもなくて。
ずっと息を止めていた人が、ようやく少しだけ吸えたけど、まだ足りない……みたいな」
自分でも上手く言えない、という顔でサーシャは俯いた。
「だから、今踏み込んだら、多分――」
彼女は言葉を探し、やっと続ける。「森が、悲鳴を上げます」
部屋の空気が、少しだけ重くなった。
ガルドが静かに頷く。
「悲鳴を上げた森は、まず一番近くの人間を潰す。……それは確かだ」
「よし」
ユーマは立ち上がった。
「明日、市全体の会議を開く。
森の調査結果と、立ち入り線の案。それと――」
「それと?」とミレイ。
「森の側の仕事が一時的に減る分、街側の仕事を用意する。
水路の堀化、堤防の補強、新しい倉庫建設。
“森に入れない人たち”を、そのまま不安の中に放り込むわけにはいかない」
数字を動かす指先が、机の上で軽く鳴った。
「森がどう動くかは、こっちからは選べない。
でも、“森とどう付き合うか”は、こっちで選べる」
灯の炎が、小さく揺れた。
話し合いは、まだ始まったばかりだ。
◆
翌日。
桜精院の講堂は、午前から人でいっぱいだった。
猟師、木こり、薬草採り、冒険者、商人、母親たち。
森の縁で生きてきた者ほど、前の席に座っている。
黒板には、大きく街と森の簡略図。
森の中には、昨日の灰色の帯がはっきりと描かれていた。
「――これが、今の森の状態です」
ユーマの説明は簡潔だった。
調査隊の報告、サーシャの感覚、ガルドの判断――
それらを短い言葉にまとめていく。
「まとめると、今はこうです」
白墨が走る。
一、森の内側に“濃い静けさの帯”がある
二、その先に進むと、人も魔物も体調を崩す
三、今のところ、内側からこちらへ出てくる動きはない
「だから、街としては“内側に踏み込まない線”を決めたい」
ざわめきが上がった。
最初に立ち上がったのは、年配の猟師だ。
顔に刻まれた皺の一本一本が、森の年輪みたいに見える。
「おめぇ、ユーマ坊。
うちらの猟場は、まさにその先だべや。
今までだって、魔物に追い回されながらも獲ってきた。
なんで今さら『立ち入り禁止』なんて言われなきゃなんねえ」
ユーマは頷いた。
反論ではなく、理解の合図として。
「あなたたちの仕事を奪いたいわけじゃない。
ただ、今森の内側は“何かが起きた後”の静けさだと考えています」
そこへ、若い猟師が被せた。
「静かなのは、いいことじゃねえのか?
魔物がうじゃうじゃいるほうがよっぽど嫌だ。
“静かだから危ない”とか、理屈がねえよ」
言葉が少し尖っていた。
不安と苛立ちが混ざった声だ。
その空気を、ガルドの低い声が押し留めた。
「静けさには二種類ある」
視線が自然とそちらへ向かう。
「ひとつは、風呂上がりに寝る前の静けさだ。
もうひとつは、嵐の前に空が固まった時の静けさだ。
森の今は、後者に近い」
猟師たちが黙る。
ガルドは続けた。
「獣の骨は、帯の手前にしかなかった。
内側で死んだわけでも、普通に移動してるわけでもない。
“そこから先へ入っていない”痕跡だ。……それが何を意味するか、あんたらのほうがよく知ってるだろう」
年配の猟師が、唇を噛んだ。
祈祷師長のエシルが、前へ一歩出る。
いつも通り、静かな声だった。
「祈りのときに感じる地の熱と風の流れが、少し、内側へ引かれています。
あの帯の先に、何か“重いもの”が沈んでいる。
今はこちらを向いていません。だからこそ、今は近づくべきではないと見ています」
「線なんて引いたって、森が守っちゃくれねえだろ」
若い猟師がまだ食い下がる。
今度はレンが立ち上がった。《風切り》のリーダーだ。
「森に守ってもらうための線じゃないさ」
軽い口調だが、目は笑っていない。
「“自分たちで戻るための線”だ。
俺たち冒険者は、危ない橋だって渡る。
でも、全部の橋を渡るわけじゃない」
場が静まる。
「“ここから先は今は行かない”って決めるから、戻ってこられる。
街にも、その線がいる。……森に臆病になってるわけじゃない。
戻ってくるために、臆病になる場所を選んでるだけだ」
そこへ、サーシャが思いきって手を挙げた。
「……森は、苦しそうなんです」
皆の視線が集まる。
彼女は一度視線を落とし、それでも逃げずに続けた。
「怒ってる、でもなくて。眠ってる、でもなくて。
ずっと息を止めてた人が、ようやく少しだけ息を吸えたけど、まだ足りないみたいな。
あの帯の先に、誰かがうずくまってる感じがします」
彼女は胸に手を当てた。
「もし今、たくさんの人が一気に踏み込んだら……。
森はきっと、悲鳴を上げます。
悲鳴を上げた森は、きっと近くにいる人から潰してしまう」
ロウが淡々と口を添える。
「森は善人でも悪人でもねえ。
“でかい身体”みたいなもんだ。苦しいときに近くにいたやつが、たまたま踏まれる。
俺らは、踏まれたくはないだろ?」
若い猟師は、しばらく黙っていた。
やがて、舌打ちをひとつして、肩を落とす。
「……全部禁止ってわけじゃねえんだろ?」
「当然です」
ユーマがすかさず答えた。
「帯全部を“聖域”にする気はない。
調査隊の報告では、特に圧が強い場所と、まだ薄い場所が分かれています。
“強い場所から先”は完全立ち入り禁止。
“薄い場所”については――」
白墨が板を叩く。
「・猟と採集は昼のみ
・二人以上で行動
・桜盾か冒険者ギルドへの事前申告
・戻ったら必ず報告する
この条件付きで、これまでと同じように認めたい」
年配の猟師が腕を組む。
「……まぁ、全部取り上げられるよりはマシか」
「ただし」
ユーマは続けざまに言った。
「それでも稼ぎは一時的に減ると思う。
そこは市で補います」
若い猟師がすかさず噛む。
「どうやってだよ」
「森側の仕事が減る分、街側の仕事を増やします。
水路の堀り下げ、堤防の補強、北側の倉庫建設……。
体を動かせる人には、優先的に日雇いと短期の仕事を回す。
賃金は、平均労働賃金の九割を保証する」
「なんで一割減る」
「街の財布は一つだからです」
嘘のない声で、ユーマは言った。
「桜盾、市警、民兵の増員で“安全のための支出”は増えました。
誰かの命を守るために使ったお金は、必ずしも数字では戻ってきません。
だから、そのぶんだけ“今すぐの暮らし”に我慢をお願いするしかない」
ざわめきが広がる。
ユーマは、そこで一度だけ間を置いた。
「ただし――その一割は、市が“勝手に使うお金”ではありません」
黒板に新しい文字が並ぶ。
・森緩衝帯基金(仮)
「森の帯が落ち着くまでのあいだ、森と街のあいだに“桜の帯”を作ります。
そこは誰も家を建てない。森が暴れたときに受け止める緩衝地であり、
戻るときの目印にもなる道です」
「桜、か」
誰かがぽつりと呟いた。
「また増えるんだな」
「増やします。街の名前、サクラリーヴですから」
場に、少しだけ笑いが走った。
完全な賛同ではない。だが、完全な拒絶でもない。
「具体的な“どこからどこまで”は、猟師・薬草採り・冒険者代表を交えた小さな委員会で決めます。
――出てくれる人」
何本もの手が上がった。
ガルドも、レンも、その輪の中に手を伸ばす。
森のことを森の側で生きてきた人間抜きで決めるわけにはいかない。
街は、そういう決め方を選んだ。
◆
会議が終わる頃には、午後の陽が傾き始めていた。
広場の掲示板には、早速『森緩衝帯案(叩き台)』の紙が張り出される。
地図の森側に、薄い桜色の帯。
それを見て、子どもたちが目を輝かせる。
「新しい散歩道?」
「違うよ」
ベレッタの娘が、真剣な顔で首を振る。
「ここは“家を建てちゃいけない道”なんだって。
でも、桜は植えていいんだよ。
だからね、迷ったら桜をたどって帰るの」
「じゃあ、“迷子防止の道”だな!」
周りの子どもたちが笑う。
大人たちは顔を見合わせて、少しだけ肩の力を抜いた。
難しい言葉より、今のほうがずっとわかりやすい。
◆
夕暮れ。
緩衝帯に植えたばかりの桜の苗木が、西の空を背に並んでいた。
「……傾いてる?」
サーシャは思わず足を止めた。
風はほとんどない。草も布も、さほど揺れていない。
なのに、数本の苗木だけが、同じ方向へ首を傾けていた。
森の奥へ向かうように、ゆっくりと。
「さっきまでは、まっすぐだったよね?」
隣にいたミラが、幹にそっと手を当てる。
ドライアドの素質を持つ彼女の指先に、かすかな震えが伝わった。
「……苦しんでる」
「やっぱり?」
「うん。でも、“怒ってる”んじゃない。
ずっと重いものを抱えてた人が、少しだけ体勢を変えたみたい。
そのときに、ここまで余波が来てる」
サーシャは、ごくりと唾を飲み込んだ。
「森の奥で、誰かが起き上がろうとしてるの?」
「まだ、起き上がれてないと思う。
でも、“うずくまり方を変えた”くらいは、してる」
ミラは苗木から手を離し、空を仰いだ。
「何にせよ、近づくべきじゃないね。……今は」
「うん。ユーマさんに報告しなきゃ」
二人は桜の列を振り返りながら、街のほうへ駆け戻った。
傾いた苗木は、同じ方向を指し示したまま、静かに夕闇に沈んでいく。
◆
その夜、冒険者ギルドの二階。
臨時の“森監察隊詰所”には、地図と紐と、小さな灯が並んでいた。
「もう一回、線を引き直すぞ」
ガルドが低い声で言う。
机を囲むのは、《赤糸団》《白灯組》《風切り》《蒼樹の刃》《ロウの詩人隊》《淡き月の輪》。
桜リーヴの主だったパーティが、一室に集まっていた。
「帯の“圧”が強い場所と、まだ薄い場所。
サーシャとミラの感覚、ロウの記録を合わせれば、ある程度は分けられる」
レンが地図に印を付けていく。
「ここ、ここ、それからここ。
この三つのポイントは、桜の傾きも強かった。
ここから先は完全立ち入り禁止にする」
紙の上の線が、実際の森の立体を思い出させる。
山の起伏、谷の深さ、風の通り道。
「待てよ」
若い冒険者が、椅子をきしませて立ち上がった。
《赤糸団》のオルドだ。体格が良く、腕には古い傷がいくつも走っている。
「そんなことやってたら、まともな依頼がほとんど残らねえじゃねえか。
森の奥に行けねえなら、獲物は減る。
森が本気で暴れたら、ここに座ってても同じだろ」
周囲の空気が、ピリッと緊張した。
誰もが、少なからず同じ不安を抱えている。
レンは怒鳴らなかった。
代わりに、地図から視線を上げ、まっすぐオルドを見た。
「森が本気で暴れたら、たしかにどこにいても無事じゃ済まないかもしれないな」
「なら――」
「でもな。
“暴れる前に踏み込んで潰される”のと、
“暴れた後にまだ動ける状態でいる”のは、全然違う」
オルドの眉がぴくりと動く。
「線を引いてるのは、森から逃げるためじゃない。
暴れたあとに走れる足を残すためだ。
あんた、自分のパーティの誰かを、森の“機嫌”で死なせたいか?」
オルドは、口を開きかけて、噛み締めた。
テーブルの向こうのレイナが、そっと彼の袖を引く。
そこへ、サーシャが珍しく強い口調で口を挟んだ。
「……お願いです」
皆の視線が、細い体に集まる。
「森は今、とても苦しそうです。
誰かが奥でうずくまってて、息をするのもやっと、みたいな感じで。
そこへ、たくさんの足音が一気に踏み込んだら――」
彼女は拳を握った。
「森はきっと、悲鳴を上げます。
悲鳴を上げた森は、まず一番近くの人から潰します。
その“一番近い人”が、皆さんだったらどうしますか」
沈黙。
ロウが、淡々と続ける。
「森は神様でも悪魔でもねぇ。
でかい身体だ。具合の悪いときに肩を叩けば、反射で殴られる。
俺らは、今その“反射”の範囲に、わざわざ近づく必要はないと思う」
オルドは、長い息を吐いた。
「……ちっ。
ああもう、分かったよ。
線を引くなら、引け。ただ、その分の仕事はちゃんと考えろよ」
「考えてる」
レンが微笑む。「だからこそ、今ここに集まってる」
地図の上で、禁止区域と許可区域が塗り分けられていく。
“行ける場所”は狭くなった。
だが、“帰ってこられる確率”は、確かに上がっていた。
◆
深夜。
街の灯がひとつ、またひとつ落ちていく時間帯。
サーシャは自室の窓辺に座っていた。
頭の中のざわざわが、昼間よりも静かになっている気がする。
森の方角を見つめ、そっと目を閉じた。
(……聞こえる?)
返事はない。
代わりに、静かな圧のようなものが胸に触れた。
しばらくそうしていると、急に――何かが変わった。
耳の奥で、小さな音がした。
鈴を爪で弾いたような、細く高い音。
「……え?」
思わず目を開ける。
部屋の中は、何も変わっていない。
風もない。灯も揺れていない。
けれど、確かに森の方から、
“ささやき”のような気配が一瞬だけ流れてきた。
(……誰?)
心の中で問いかける。
答えは返ってこない。
ただ、今まで感じていた“うずくまっている何か”とは違う。
もっと細くて、もっと意識的な、
まるで「ここだよ」と知らせるような声だった。
その瞬間、森全体の気配が、ふっと沈んだ。
吸い込んだ息をそのまま止めたような、短い沈黙。
サーシャは思わず自分も息を止める。
数拍後、何事もなかったかのように、
いつもの重たい静けさが戻ってきた。
「……今の」
誰に聞かせるでもなく、呟く。
(森の奥には、“うずくまってる何か”だけじゃない……?)
新しい疑問が胸に生まれる。
だが今は、確かめようがない。
サーシャは窓から離れ、小さく息を吐いた。
四拍の祈りではない。二拍と半分くらいの、不揃いな呼吸。
それでも、その息はきちんと胸の奥まで届いた。
「明日、ユーマさんに話そう……」
彼女は灯を落とし、布団に潜り込む。
森は外で黙り続けていた。
沈黙は、もう“何もない”という意味ではなかった。
その向こうに、確かに何かがいる。
街はまだ、その正体を知らない。
ただ、線を引き、足場を固めることしかできない。
けれど、それでいい。
知らないものに対してできる準備を、一つずつ積み上げていく。
そうしてサクラリーヴは、また一晩、森の縁で息を繋いだ。
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