夜 栄 池田公園でのトラブル
(起床21:30)
スマホのアラームが鳴った。ゆっくり目を開けると、部屋の白が夜の青に変わっている。
ブラインドの隙間からは、ネオンの光が細く走っているのが見えた。
もう起きなきゃいけない時間だと思いながら、体を引きずるようにベッドから出る。
食パンをレンジに入れて、適当に温める。
焦げた匂いが漂うわけでもなく、ただふわっとした温かさが感じられるだけ。
蜂蜜の瓶のふたをひねって、スプーンでとろりと落としていく。甘い匂いがふわっと立ち上がって、さっきまで重かった頭が、少しだけ現実に戻ってくる気がした。
コーヒーにはお湯を注いで、立ち上る香りを感じる。
インスタントコーヒーだろうが、この香りはやっぱり落ち着く。
食べ終わって、ぼんやりと外を眺めながら、もう少しだけこの時間を楽しんでも罰は当たらないだろう。
少しこの雰囲気を楽しんでから、事務所を出た。
(22時 中区栄 池田公園)
六月の上旬なのに、名古屋の夜は生ぬるくて、湿気がじっとり肌に貼りついてくる。
池田公園の真ん中は何もなくて、ぽっかり空いた広場みたいになっている。街灯の光が届かないぶん、そこだけ夜の色が少し濃く見えた。
足元の舗装は、歩くたびに靴底をざらっとこすってくる。
外周の街路灯が、公園の輪郭だけをなんとか浮かび上がらせている。
真ん中のオブジェは、金属の面にだけ冷たい光を返して、そこにいる理由も言わないまま突っ立っていた。
タバコと甘い飲み物の匂いが、湿った空気に混ざって流れてくる。
遠くで車のブレーキ音がして、どこかでスマホの通知音と笑い声が一度ふくらんで、すぐ夜にほどけていく。
ベンチのあたりには、いくつか小さなグループができていた。
顔まではよく見えないけれど、スマホをいじったり、空き缶をつま先で転がしたり、それぞれ勝手に時間を潰しているのがわかる。
私は黒いTシャツに薄手のパーカーを羽織って、キャップを目深にかぶり、足元は白いスニーカーにした。
これなら、この公園にいても、そんなに浮かないはずだと思う。
広場の端のベンチに腰を下ろして、スマホはとりあえず開いたまま。画面なんてほとんど見てない。
耳だけ周りに向ける。
ベンチの金具に触れていた手のひらに、じわっと冷たさが染みてくる。呼吸がひとつだけ浅くなって、体の中の空気が少しだけ張りつめた。
斜め前の街路樹の陰に、四人組が固まっている。
フードを深くかぶって顔がよく見えない子、スマホの光で顔だけ青白く浮いてる子、やたらよく笑う子、体の向きだけ片耳をこっちに向けている子。
笑い声は軽いのに、誰も真正面から人の顔を見ようとしない。
視線は相手の輪郭だけなぞって、この場所の空気だけを探っているみたいだ。
私はスマホを適当に親指でスクロールしながら、画面じゃなくて音のほうに意識を寄せる。
少し離れたところで、空き缶がころんと転がる小さな音がした。
そのタイミングで風向きが一度だけ変わって、隙間を抜けた声がすっと耳に入ってくる。
「今夜、また“貼り”出てるって」
「剥がし早いから、通知オンにしとけって」
「OK-2かぁ? OK-1じゃないの残念」
別の声が、その会話にかぶさるように混ざってきた。
「OK-0のときさ、雨で紙ふやけて、一晩でビラごと落ちたじゃん」
そんな声が混ざった。
OK-2。何の数字なのか、まださっぱりわからない。
仕事のランクか、貼る場所の区別か、それともただの暗号か。
とりあえず、頭の片すみに置いておくことにした。
私はベンチから立ち上がって、四人との距離を半歩だけ詰める。
なるべく警戒されないように、声を落として話しかけた。
「ちょっとだけ、この写真、見てくれる?」
封筒からプリントを一枚抜いて、街灯の光があまり当たらない角度で、さっと見せる。
「どこで、いつのことかだけでいい。ここじゃなくても大丈夫。
友だちなんだけど、最近ぜんぜん会えてなくて」
視線が写真の上を何度か往復する。
フードの奥で、眉が少しだけ寄った。
「夕方。ここのベンチの脇」フードの子がゆっくり口を開く。
「紙の端を指で押さえて、四角いの覗いてた」
流れを切りたくなくて、そのまま質問を続ける。
答えるのは、さっきと同じフードの子だった。
「ありがとう。時間、もう一回だけ。夕方って、日が落ちる前かな?」
「うん。暗くなりはじめ」
その答えを聞いて、少しだけ安心する。
でもまだ確信は持てない。もう一歩踏み込まなきゃ。
「場所は、このベンチの脇で合ってる?」
「合ってる。ベンチの端で、紙を指で押さえて、四角いのを覗いてた」
その言葉に反応する瞬間、私の心臓がわずかに跳ねた。
目の前に浮かんだのは、あの写真と四角い何か。
少しでも進展があればいい。進んでいる実感が欲しい。
「そのあと、どっちへ向かったか覚えてる?」
「入口のほう。一人で」
思った通り、あとは方向だけだ。
それがわかれば、何かに繋がりそうな気がする。少し肩の力を抜く。
「服、覚えてるところだけでいいよ」
「はっきりは……上着は着てたと思う」
少し曖昧な返答に、私は顔を少し上げて、もう一度その子を見つめる。
その子の目は、どこか遠くを見つめているようで、記憶を呼び戻すのが面倒なのか、それとも意図的に避けているのか、判断がつかなかった。
「ほんとに助かったよ、ありがと。何か思い出したら、またここで教えてね。」
私は軽く笑って見せ、目線をベンチの高さに合わせる。
少しでも安心させようとしたけど、どこかひっかかるものがある。
その後、私は一息ついてから、また口を開いた。
「さっき聞こえた“OK-2”、貼り出しって、何の話?」
その瞬間、笑っていた子の顔が、ほんの一瞬で消えた。
その顔がこっちに向くと、彼の目に一瞬の警戒が宿った。声も少し鋭くなった。ちょっとヤバいかな?
「お姉さんさ、写真の子の友達じゃなくて、もしかして補導の人?」
その言葉が放たれた瞬間、周囲が一気に変わった。
フードの子がびくっと体を引いて、他の子も一歩、距離を取る。
一瞬、息を呑んだ。心の中で何かがチリっと冷える。
手順を誤った感覚。自分が一線を越えたような気がして、胸の奥で冷たい何かが広がった。
どう切り返すか、言葉を探しながら舌の先で少しだけためらう。
そのときだった。
背中のほうで、手のひらが三回、静かな音を立てる。
パン、パン、パン。
まるで合図みたいに。
視線が無意識にそちらへ流れると、影の中から二人が間を空けて歩き出す。
手前の男はキャップをかぶり、半袖ポロシャツに小さめのリュック。
奥の男は、薄い開襟シャツの上にTシャツを重ねて、斜めがけのトートを持っている。
どちらも目立たない身なりだ。
「おつかれ。今月のぶん」
キャップの男が軽く笑って言う。
その笑みは口だけで、目には全く笑みがない。
もう一人は少し後ろに立って、静かに様子を見ている。
四人がじっと固まった。
私はその場で半歩、彼らの斜め前へ出る。
背中を街路側の縁石に寄せながら、彼らの前を塞がないように意識して。
退路は右後ろに一本だけ残した。
冷静を保ちながら、私は一歩、前に出る。
「ここ、公園だよね。お兄さんたち、どう見ても役所の人じゃないけど」
キャップの男の目がピタリと私を捉えた。
初めて見る顔だ。
その視線に、少しの警戒が混じる。
「お姉さんさ、今この子たちと話してるの。邪魔しないでくれる?」キャップの男が、少し低い声で言った。
「邪魔? 人が話してる最中に横入りしてきたのは、そっちでしょ」私の声は、少しだけ鋭くなった。
「言うねぇ。賢いなら、関わらない方がいいよ」
「あんた達邪魔だよ。どこかに行って。今、大事な話してるの」
私は軽く肩をすくめながら、相手に圧をかける。
奥の男が、舌打ちして、声を荒げた。
「下手に出りゃ、しゃしゃり出やがって」
「ここで騒ぐと面倒が増える。向こうで続けよっか」私は挑発するように言う。
その一言で、キャップの男が肩をすくめ、私に向けた目にはわずかな興味が浮かんだ。
細い道が続く。電球ひとつ。
その光が弱々しく壁を照らして、暗闇の中で道の先がぼんやりと浮かび上がる。ちょうどいい。
ここなら何もかも、見えないように隠せる。
「おねえさん、今更謝っても遅いよ」キャップの男が口元だけで笑って、私に目を向ける。
「兄貴、こいつ叩いてから犯して見せしめにしましょう」後ろにいるトートバッグの男が、吐き捨てるように言ってきた。下種な奴ってなんで犯すことしか考えないんだろうね。
その言葉に、私の胸の奥が一瞬凍りつく。
怒りがこみ上げてくるのを感じながら、冷静に返す。
「女を見ると、やる事しか考えないんだね」
トートバッグの男は、私の言葉を聞きながら、顔をゆがめてきた。
「減らず口が減らねぇ女だ。どうせあとで『もっと』って泣いて哀願すんだろ?」
その瞬間、奥の男が前へ踏み出す。
右ストレートが、まっすぐ顎を狙って突っ込んできた。
こんな素人の拳が私に当たると思ってるの?
喧嘩慣れはしてるけど、体重が全く乗ってない。
私は一歩踏み出し、腰を落としてそのパンチをかわす。
足を横から払って、彼のバランスを崩させる。
踏み込んだ軸足で一気に体勢を切り替え、背を向ける。
彼の体は力なく崩れ、私の方へ倒れてくる。
そのまま反って跳ね上がり、逆サマーソルトの形で回転し、かかとで彼の顎先をゴッと蹴り上げた。
一瞬で空気が静まり、周囲の音が遠くなる。
片足で着地しながら、首をキャップの男の方を向きながら、くるっと向き直った。
キャップの男は、一瞬驚いたように目を見開き、ポケットから手を伸ばして何かを取り出した。
すぐに金属の光が私に向けられた。
サバイバルナイフだろうか。
その刃が光って、私の胸元をかすめそうになる。
「光り物を出すなら、こっちも手加減はしない」
冷静に、でも鋭く言う。彼の目が揺れるのを見て、私は微笑むような顔を作りながら、一歩だけ前に出た。
どう動くかは、もう決まっていた。
――――そこまでだ――――――
低い男の声が、路地口から響いた。
三人のスーツ姿が、じわじわとこちらに向かってくる。
真ん中の男、サングラスをかけた男が、他の二人を少し後ろに残し、一歩前に出た。
「誰の許可を得て、騒ぎを起こしてるんだ」
その声は静かで鋭い雰囲気を出していた。
「だれだ、お前?」キャップの男が、不快そうに顔をしかめながら答えた。
サングラスの男は、ゆっくりとした動きで両脇の若い男たちを一瞥した。
彼らは一歩、キャップの男に向かって動こうとしたが、サングラスの男が手を広げて、静止させた。
「笹原だ」男はサングラスをゆっくりと胸ポケットに仕舞いながら、名乗った。
「ささはら……って、まさか、ここの」
キャップの男の言葉が途切れ、顔が少し青ざめる。
「その笹原だ」
サングラスの男が、まるでそれが当たり前だと言わんばかりに答える。
その瞬間、私は後ろの気配を切ることができなかった。
背中にかかる圧を感じる。緊張の糸が、ぴんと張ったまま。
「またお前か、紫微」
笹原さんが、私をじっと見て言った。その目は、どこか冷ややかで、言葉の意味を探るように鋭い。
「めずらしいじゃん。こんな場所迄笹原さんが出張るのは?」
私は少し笑いながら、その男を見返す。
この仕事をしていて、笹原さんを知らないなんて潜りもいいところだ。
笹原さんはその視線をさらに寄越し、ほんの少し視線を細める。
「で、俺たちと揉めるつもりは?」
世間話でもするかのように私に話しかけているのだが、周囲の緊張は高まっていた。
私の返事一つでいかようにも状況が変わる感じだった。
「一介の女探偵に笹原さんと揉めるつもり、あるわけないじゃない」
私は少しだけ肩をすくめると、冷静に言い返した。
私は淡々と、静かな声で言った。
私が決めたルールで争いになっても仕方ないと思っている。
やらなくていい争いならやらない方が楽だしね。
「おい、紫微。いくら兄貴に気に入られてるからって、そんな言い方ねぇだろ」
笹原さんの右に立つスーツ姿の男が、冷たく吐き捨てるように言った。
「やめろ。こいつはこれでいい。引くべきラインは分かってる」
笹原さんは、右のスーツに目をやり、すぐに一瞥をくれる。
私が笹原さんと対等に話しているのを見て、キャップの男が少しおびえたような表情を見せた。
彼の目に、恐れがほんの一瞬なにかを感じた。
なにかあるけど、ここで渡せって言っても仕方ないし、どうしようかな。
「こいつら、何をした? 基本お前から手を出すことはしないだろ?」
「関係、ないの?」私は一呼吸おいてから、冷静に言った。
「何がだ。俺も暇じゃない」
笹原さんは本当に身に覚えがない感じで答えてくれた
私は顎で公園の方を指し示す。
「あそこにいる子たち、場所代とか言って、ちんけな商売してる。貴方達のやり方?」
笹原さんが、私の言葉に反応した。目が鋭くなり、二人の男に視線を向ける。
「は? なんのことだ?」
その目つきは、先ほどのやさしさの目がなく、裏の世界に生きる男の冷徹そのものだった。
横にいた二人の男が不安そうに視線を交わすが、何も知らない感じだった。
「酔っ払いのけんかの仲裁のつもりだったんだが——おい」
笹原さんは両脇の男たちに顎で合図すると、二人の男はすぐに動き出した。
「私は?」
私は少し歩いて、彼に質問を重ねる。
「何のことだ。俺たちはスジを通してない男たちを見つけたから、連れて行っただけだ!」
「ここでは何もなかった。了解だよ」私は素直に言葉を返す。
「もしよかったら」
「何もなかったと言った。……ただし、依頼を回すかもしれん」
笹原さんは、改めて何もなかったと強調した。
「ん、了解」
私は何事もなかったかのように、そのまま歩き出す。
まるで、今までのやり取りがなかったかのように、公園へと戻る。
この手の駆け引きは、もう慣れっこだった。
(池田公園23:10)
広場には、さっきの四人がまだいた。
距離を保ったまま、私が近づくと、フードの子が声をかけてきた。
「さっきの人、知り合い?」
「ん? 知り合いって誰のこと?」
少し首をかしげながら、答える。
「笹原さんですけど?」
フードの子が少し声を震わせて言った。
「顔見知りだよ。ごめん。私は探偵なの。仕事の関係で一応は顔見知りかな」
ここまで来たら正直に言うのが正解だろうなと思いながら名刺を渡した。
「あなたたちのことには踏み込まない。心配で探してる子がいるの。見つけたら話を聞きたい。よければ、知ってることだけ教えて」
言いながら、自分の声の調子が少しだけ冷静すぎると感じた。
四人は目を見合わせ、うなずいた。
その様子を見て、少し安心したのも束の間、フードの子が手に持った透明な欠片を差し出す。
「助けてくれたのは本当だし……一応、信じる。これ、さっき拾ったけど…」
角が一つ欠け、黒い印刷がわずかに残っている。
それを見た瞬間、心臓が少しだけ早く鼓動を打った。
やはり、彼女の周りで何かが起きている。だとしたら、このQRコードがカギかもしれない。
「これは?」
私は冷静を装って、質問を繰り返す。
「その舞って子が撮ってたQRコード」
私はスマホを取り出して、それを読み取ろうとしたが、反応しなかった。
少しイライラがこみ上げる。
読み取れない…どうして?
私この手のもの苦手なんだよね
「紫微さんでいいのかな? それ、死んでるから」
顔色の悪い少年が、さりげなく言った。その声にはどこか他人事のような軽さが感じられた。
死んでる?どういうこと?
「貼られてから少しの時間しか生きていないQRコードだよ」
「そうなんだ。警察には言わない。教えてくれる?」
言いながらも、私は心の中で考えていた。
「俺たちも詳しくは知らないけど、バイトの募集みたいなもの」
「バイト?」
反射的に声が漏れる。
バイト? こんなもので募集するなんて相当怪しい仕事だよね。
裏バイトっていうやつか
「うん。車の見張りとか。車に傷つけるやつがいるからって」
「でも女のほうが実入りはいいよね」
フードの子が、少し楽しげに言う。
その表情がどこか無邪気に見える。
「男女で仕事が違うの?」
「そうそう。パチ屋の売り子とか、“容姿”がよければ雑誌のモデルとか、って聞いたことがある」
その言葉を聞いて、私は少しだけ顔をしかめた。
(聞く限りは普通のバイト。でもそれなら、数時間で死ぬQRコードって何の意味?)
「そうなんだ。探偵業うってなかなか依頼ないから、、いいバイトがあればやってみたいなぁ」
言いながらも、心の中ではまだ引っかかるものがあった。
やっぱり、これだけじゃ収まらない。舞ちゃんが関わると、もっと大きな何かが見えてきそうだ。)
「俺たちもあやかりたいよなぁ」
笑顔の絶えない子が、まっすぐな笑顔を向けてくる。
その無邪気な笑顔が、少し不気味に感じる。
「なんで?」
「普通のバイトより給料が多いんだって。数日で十万とか。あれば楽に暮らせるじゃん」
「非通知でいいし、事務所に遊びに来てもいいよ。もし舞ちゃんを見かけたら教えて。あのQRコードもね」
その言葉に、私はほんの少し考える。
QRコードを見ていたってことは関係あるかもしれない。
「わかった。……でも紫微さん、一夜限りでもいいよ」
顔色の悪い子が、少し笑って言った。
「私とはやめておいたほうがいい。ろくなことにならないから」軽くかわしながら笑顔で答えた
私は池田公園を離れ、事務所近くの駐車場に向かった。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
「紫微綾の事件簿1 鎖の記憶」を、もし「続きが気になる」「応援したい」と感じていただけましたら、ぜひ★応援(星)とフォローをしていただけると、とても嬉しいです。
皆さんの応援が、次の話の励みになります!
これからもよろしくお願いいたします。
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