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終への応援コメント
おはようございます。
コメント失礼します。
なんの気なく思い出したのが。
〝バケモンにはバケモンをぶつけんだよ〟
という貞子vs伽椰子のキャッチコピー。
〝そういうもの〟で〝そういうもの〟を封じるのは、怪異物の好きな構造です。
本作にある〝その土地のプロパーな神対外つ神の構図〟
これもまた〝ゴジラ対キングギドラ〟な感覚でワクワクします。
おおよその怪異譚にある。
不条理な存在が何かしらの条理に従う。
ここには不思議な面白みがあります。
やはり人間は理屈がないと理解も関わりも持てないから、なんとかして理屈に落とし込むんだろうなあ。
なんて感慨があるんですよね。
思うに。
桐山さんの描く怪異は、ちゃんと禍々しい。
そして、嫌に人間に関わってくる。
忌避感を湧き立たせてくれるのが好いですよね。
そして、本作の最後に読者の見ていた物語の構図が反転する演出は見事ですよね。
短編の切れ味です。
本作も、憎らしい存在たちの哄笑が聞こえるような好い怪異譚でした。
楽しく拝読できました。
ありがとうございました。
作者からの返信
木山喬鳥様、本作を最後まで見届けてくださり、ありがとうございます。
>〝バケモンにはバケモンをぶつけんだよ〟
言うなればまさにこのキャッチコピーのように、人智の外にいる不条理に対して、同じような存在をぶつけることで牽制する、という構造でした。
わたしもこの類のお話は大好きで、これらの前だと、人間なんて矮小な存在に過ぎないんだなあ……なんて、宇宙に思いを馳せるときのような壮大さに胸を躍らせたりします。
コズミックホラー(宇宙的恐怖)とはこういう感情なのでしょうか。
怪異の禍々しさ、お褒めいただけて嬉しい限りです。
人ならざるモノとの心温まる交流もすごく素敵なのですが、わたしが書く怪異は基本的に悪辣だし、やたらめったら強いですね。前述のように、怪獣映画を見ているような目線でホラーを楽しんでいるからでしょうか。
最後の最後にすべてを反転させてみました。第二話の時点で、「きっと良くないことになる」と予想してくださったように、本当に良くないことになだてしまいました。
善意と使命感によって自分たちを守る結界を壊してしまった少女。このあと町はどうなったのでしょう?
……どうにもなりませんね。「そういうもの」なので。
ジャンルとしては初めて書くタイプのホラーだったので色々と緊張しておりましたが、木山喬鳥様にそう言っていただけると凄まじい自信になります。
本当にありがとうございました!
二、への応援コメント
こんばんは。
コメント失礼します。
なんかもう不穏です。
桐山さんは不穏のコントロールが巧みです。
〝そっちに行ってはいけない〟
読み手にそう思わせるキャラクターの思考や行動の見せ方が手練です。
〝怪チョコ〟(たぶんこの略し方だった筈……)で学んだものです。
希望に見えるものは、たいていウソだと。
本作の主人公の、頑張りが不憫です。
きっと、良くないことになりますよね、
きっと、ハムスターが籠の中で輪っかを回すぐらいの何ともならない行動なのでしょうね。
ホラーには慈悲がないからなあ。
酷いですよねえ。
では、続けて読み進めます。
また、後ほど。
作者からの返信
木山喬鳥様、第二話もお読みくださりありがとうございます!
不穏さの演出は、自分なりに頑張って工夫している……つもり(!?)なので、お褒めいただけると飛び回るほど嬉しいです。ありがとうございます。
はい、『怪異喰らいとチョコレート』略して〝怪チョコ〟で大正解でございます。
恐らく読者様の多くには「チョコレート要素どこやねん」と思われているかもしれませんが、一応ちゃんと考えてあります。
なにやら決意を固めたらしい主人公の少女、どうなるのでしょうかね。
その先には何が待っているのでしょうか。希望、だったらいいのですが……?
一、への応援コメント
こんばんは。
ご無沙汰しておりました。
まだ私事が忙しく、余暇の隙間に伺っております。
少しコメント失礼します。
さて、第1話。
人の失踪と異形の像を拝むというと〝怪チョコ〟(こんな略し方でしたっけ?)の御形様を連想してしまいます。
因習村って好いですよね。
生活様式にまで固定化した集団の意識変容。
この全体主義みたいなの、嫌ですよねえ。
宗教や思想、信条の怖さを端的に表してくれます。
今後の展開が楽しみです。
それでは、読み進めます。
作者からの返信
木山喬鳥様、コメントありがとうございます!
ご無沙汰しております!
お忙しい中、拙作をお読みいただけたこと、とても光栄に思います。
初期のエピソードである『御形様』を思い出していただけたことも、作者として嬉しさでいっぱいです。
まさにご指摘の通り、あの章から着想を得た怪異となっております。
全体主義じみた因習があるコミュニティは怖いですね。特にこの主人公はまだ子どもなので、なかなか逃げ出すことも叶いません。
果たしてこの祠に祀られているのは、どのような神格なのでしょうか。
終への応援コメント
よりにもよって不気味な形で作るから壊してもいいものだと思う、人間の心理をついたホラートリックが見事です!
それにしても生贄だし、助からないし、という理由があっても少女をバラバラにして埋める町の住人の狂気も怖い( ゚Д゚)!!
つい一気読みしてしまうほど面白かったです(*´ω`*)
作者からの返信
6月流雨空様、コメントありがとうございます!
人身御供を求める不気味な異形の神を祀った祠……しかも幼馴染が行方不明になった途端に信仰が復活した……?
これは壊すしかありませんねえ!!
はい、トラップでした( ´ ▽ ` )
お褒めの言葉をいただけて嬉しい限りです。
>町の住人の狂気も怖い
そうなんです。
このままでは町ごとヤバいとはいえ、割とあっさり罪もない少女を生贄にできるこの町も結構ぶっとんでおります。
拙作をお読みくださりありがとうございます(*´∀`*)面白いと言っていただけて、とても励みになりました!
終への応援コメント
まさかの蜍迦羅様信仰の真実、全ての前提が逆なんだと思い知らされたというか、スカッとするようなお話ではないんですが凄く読了感がありました!これがコズミックホラーというものですか🤔
そして祓い屋というワードを聞いて( ̄ー ̄)ニヤリとした方は私だけじゃないはず…
カナエちゃんもどきの、知性があって悪意を隠そうとカモフラージュする陰湿さが最後まで不気味でしたね。
いやぁ、カナエちゃん…そうかぁ…(言葉にならない想い)
短編シリーズということで第一弾に相応しい満足度でした!素敵な作品をありがとうございます🙏
作者からの返信
チャチャメイト様、最後まで読んでくださりありがとうございます😭
ご指摘の通りで、すべての前提がまるっと反対なのでした。
蜍迦羅様が原因かと思いきや、「わたし」はずっと、その力に守ってもらっていたんですね。
コズミックホラー、それは人智の及ばない存在に蹂躙される恐怖……とのことですが、なにぶん初めて書いたので、あまり自信がありませんでした。なので読了感があると言っていただのると、すごく嬉しいですね☺️ありがとうございます!
はい、「祓い屋」の「柊」さんが来てくれました!
もちろん明海ではありません。あくまで別世界にいる、同じような職業のおじさんということで😉
カナエちゃんは、もう……
「落とし子」は超常的な存在のくせにひどく陰湿な奴です。わざわざ泣いてますからねコイツ。紫苑にぶん殴ってもらいたいですね👊
こちらこそ重ね重ねお礼申し上げます。素敵なコメントをありがとうございました🙇
二、への応援コメント
高村さんの娘だと調べ物をしていただけで誰かと分かってしまう閉塞感のある町😰
生贄というワードだけでもう蜍迦羅様が信仰対象というより、見た目からして昔は畏怖の対象だったんじゃないかというおぞましさが…
カナエちゃんが居なくなったタイミングで突然その信仰が復活したというのにはどう見ても関係性があるとしか言えませんね🤔
ただそんな幼い女の子と一体、何の関係性があるのか分かりません…そして彼女の抜け落ちた記憶とは一体!?
作者からの返信
チャチャメイト様、第二話もお読みくださりありがとうございます😊
どこの家の子なのか、もう顔だけでわかっちゃう感じです。町の人たちみんな仲良し!……嫌ですね、はい😨
蜍迦羅様は豊作などの恩恵をもたらしてくれるありがたい存在なのですが、生贄を求める荒御魂としての側面もあるので、かなり恐れられてもいました。
カナエがいなくなったタイミングで失われた信仰が復活したのは……どうしてでしょうね。うふふふ🤭
少女の失踪と、不気味な土着信仰がいったいどう関係しているのか。
「わたし」が失っている記憶とは、どんなものなのか。
次話にて明らかになります!!
終への応援コメント
拝読させていただきました。
構造や題材、描写の雰囲気がとてもよく出ていて、コズミックホラーらしさも感じられ、引き込まれました。
個人的な感想ですが、物語の異質さをより感じられる視点として、外部の人間を置くのも面白いかもしれません。
例えば、失踪事件を追うルポライターの記者を主人公に置くと、村と外界との隔たりが浮き上がり、異様さがさらに際立つのではと思いました。
あくまで一例としての提案ですが、雰囲気を損なわずに物語の深みが増すように感じました。
作者からの返信
神山様、コメントありがとうございます!
お褒めの言葉をいただけて光栄です。初めて書くタイプのホラーだったので、形になっているのか不安だったのですが、そう言っていただけるとすごく励みになります!
外部の人間の視点で進めるのも面白そうですよね。今回は当事者性(共同体の一員であり、カナエとともに落とし子の呪いを受けている)を取って「わたし」を主人公にしましたが、廃刊間際のオカルト雑誌のライターを主人公にする案もありました。こちらだと、読者が感情移入しやすい、蜍迦羅様信仰がより不気味に映る、といった美味しい要素が光ります。
貴重なご意見なので、次の短編を書く際に参考にさせていただきます。コズミックホラーや因習系以外でも、活かせそうですね。
一、への応援コメント
待望の短編…!待っておりました!
もうのっけから気味が悪いのなんの…😱『怪チョコ』でも思いましたが、桐山飛鳥さんはなぜここまでホラーの雰囲気づくりが巧みなのでしょうか…私にはとてもできないです。
不気味な謎の塑像、蜍迦羅様とは一体?カナエちゃん失踪の真実とは?なぜ泣いていたのか?祠の謎とは?
怖くて堪りませんが恐る恐るスクロールしながら見させていただきます😰
作者からの返信
チャチャメイト様、コメントありがとうございます!!
雰囲気作りをお褒めいただけて嬉しい限りです。「これちゃんとホラーになってるかな?」と不安になりがちなので、そう言っていただけると自信になります!
不気味な土着信仰と、行方不明になった親友の謎……
どうぞごゆっくり、見ていってくださいね☺️
終への応援コメント
拝読しました。
土着信仰の祠が元凶かと思いきや、コズミックホラーに近い趣を感じました。蜍迦羅様とは対立関係にあるのでしょうか。こういった人外同士の関係性は好きです。
「怪異喰らいとチョコレート」の世界観での出来事でしょうか。ごく普通の一般人では、とても太刀打ちできるものではありませんね。
作者からの返信
二ノ前はじめ様、コメントありがとうございます!!
おっしゃる通り、自分なりにコズミックホラーというジャンルに挑戦してみたお話となりました。
蜍迦羅様には危険な側面もあるのですが、豊穣をもたらしたり邪悪なものを追い払ったりといった恩恵も与えてくれます。
今回は、「落し子」の影響から街を守ってくれていました。本来なら祠がひとつ壊れたくらいじゃどうにもならないのですが、なにぶんあちらの力が強すぎるので……してやられてしまいました。
「怪異喰らいとチョコレート」とは別世界のお話です!
ただ、紫苑と真帆がいたとしても、この事態は解決できないと思います。
終への応援コメント
上手くまとまっていましたね!
みんながおかしくならざるを得ない中で、ひとりだけまともということは逆に異常だということで、この結末は「なるほど」と思いました。
作者からの返信
五五五 五様、最後までお読みくださりありがとうございます……!!
最後にすべてを反転させてみました。
正常さは異常さへ。
元凶は守り神へ。
少女の善意は、結果的にとんでもない悪意へ……
お楽しみいただけたようで光栄です。
本当にありがとうございます!!