第15話 刑務所内の竜と地獄輩を救いたい真人

その後樋口竜たんは、別居中のお母様(次子さん)を自○未遂に追い込んでしまったため逮捕されてしまったのだが、真人はその竜に何度も会いに行き、地獄輩達を救う手立てをなんとか一緒に考えたのだった。


それを曲を作る休憩の途中でずっとテレパスで見ていたとうるは

「馬鹿らしいですね」とため息をついた。


というのも、とうるからすれば「○人も詐欺も人を見下すこともやめさせればいいだけの話」にしか思えなかったのだ。


それでまずは

「人を見下す やめさせる」と調べてみた。

とうるは(相手をかわすとかそんなことは書かれてるけど……けどやっぱり毅然と指摘するしかないのでしょう。で、一方の真人は〜)


真人は「キミ達がいなくなったら悲しいじゃない……」などと言って、地獄輩どもを説得しようとしてるらしかった。


実際の地獄輩の反応は、前よりは人間らしくなったのだろうか。

真人のことは「自分達の味方」と受け止めているらしかった。

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