禁術綴り

枕見

1a_思考鋭敏化で“見えない成功”を掴む方法

 Elevate! 1999年6月号


 人気コーナー

『ブレインアセント vol.15』

 話題の"あの人"に、スペシャルインタビューを敢行!


「郷中 仁 (サトナカ ジン)が提唱する

 "思考鋭敏化"とは何なのか!?」


 _____________________

 記者:こんにちは、今月号の「ブレインアセント」では郷中 仁さんにお越しいただきました、よろしくお願いします!


 郷中:こんにちは、緊張してますか?


 記者:ぶっちゃけしてます(笑)

 なんと言っても郷中さん、テレビや新聞の取材は全て断っていたとお聞きしまして。

 この「Elevate!」が初インタビューなんですよ!


 郷中:だから緊張をしていると(笑)


 記者:そうです!(笑)

 不躾な質問ですが、何故今まで取材は断っていたんですか?


 郷中:まぁ…正直メディアって…余り信用出来ないじゃないですか(笑)


 記者:(苦笑)


 郷中:最近だと地球滅亡だなんだとか、一生懸命騒いでる方がいると思うんですが、私はもうその"次元"にはとっくに居なくて。

 もっと重要度の高い情報を、同期できるんですよね。


 記者:"同期"というのは、いち早く情報を知ることが出来るということですか?


 郷中:"知る"とは違うかもなぁ…(首を傾げる)

 あ、ちなみに断言しますが『アンゴルモアの大王』は来ません(笑)


 記者:よかった(笑)


 郷中:これもまぁ"同期"した情報ですね、シンクロ。


 記者:その方法というのが「思考鋭敏化」ですか?


 郷中:はい。


 記者:やり方をお教えして頂くことは可能ですか?


 郷中:はい、今日は簡易的ですがマニュアルを用意してきました。

 〇〇さん(記者)に実際にやってもらいながら解説していきます。


 記者:光栄です!遂に私も次の次元へ!


 郷中:バカにしてませんか?(笑)


 記者:いえいえ、よろしくお願いします!


 郷中:例えば、ふと時計を見た時に"5:55"というようにゾロ目だったことありませんか?


 記者:ありますあります!


 郷中:あれってね、実際には何回も何回も時計を見てる内の1回なんだけど、ゾロ目だから印象に残っただけ、っていう説があるんですよ。


 記者:え、そうなんですか?

 ちょっとショックです。

 なんかの能力かと思ってました(笑)


 郷中:ガッカリしないで大丈夫(笑)

 あれはね、偶然なんかじゃないんですよ。

 時計を無意識に何度も見てるうちにね、感覚が研ぎ澄まされていく。


 それで、あちら側の"次元"から送られてきた情報をキャッチするために、シンクロしにいってる。

 まさに周波数が合った時なんだよね。


 記者:ゾロ目の時刻を見た瞬間がですか?


 郷中:うん、まぁ正確には"見た"というよりも、"入る"って感じかな?

 情報が情報としてではなく。


 記者:なるほど…。


 郷中:さっき僕マニュアルって言ったけどさ、やることはこれだけ。

 意識せずに、たまに時計を見るってこと(笑)


 記者:たったそれだけ!?(笑)


 郷中:そうそう(笑)

 でもこれね、意外と難しいから。

 全く意識しないでね?何の気なしに時間を見る、でも時間は確認しちゃダメ。

 そうすると練習になるから。


 記者:ゾロ目が見れたら成功?


 郷中:ううん、ゾロ目はただの時間。

 ゾロ目を期待して見に行っちゃダメ。


 何回も繰り返し見てるうちにね、ゾロ目だけじゃない、色んなものが見えるようになる。


 違う次元があることが分かるんですよ。

 考えなくても分かるんだ、全部が。

 これが"思考鋭敏化"です。



 Elevate! 1999年6月号 より


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