第7話 福岡城本丸 御神木松の謎

 福岡城本丸にイルミネーションが準備中で、気になる物を発見しました。ロケット発射台か電波塔のような器具が設置されていました。電線を設置の作業をされている方にあれは何かを聞きました。


「すみません、あれ何ですか?」

「7日からあるイルミネーションで、かって本丸にあった御神木をイメージしています。」

「ああ!本丸中央にあった御神木の松の木ですね。」

※11月7日か12月7日にあるかは不明です。後でHP見てもまだ出ていませんでした。


かってあった福岡城の御神木松は本丸全体のほぼ中央にありました。ですので本来の位置はもっと天守台寄りの南側のはずですが通行のじゃまにならない場所にしているようです。


 この御神木松がいつ頃からあるのかはわかりませんが、福岡城の縄張りをする前からあり、この松の高さに合わせて宅地造成し盛土し平らにして、御神木松を中心にして本丸を築いたのではないでしょうか。御神木松はかってここにあった警固神社に由来しているかもしれません。


 なぜ御神木松を中心に本丸を造成したのか考えられるのは、

①長政や官兵衛がこの松を気に入って御神木としこの松ありきで本丸を造営した。

②元は警固神社の御神木で伐採しようとすると祟があるので伐採せずに本丸の御神木として残した。

③なんらかの軍事目的に使用できるので残した。


 なぜ伐採されなかったのか結局わかりませんが、伐ろうとすると事故が起こるとか土木作業員を震え上がらせるような事があったかもしれません。


 福岡城本丸ができる前にその場所にあった警固大明神は一旦薬院山に移され、その後に今の警固神社がある所にあった小烏神社を移設して、現在地にまた移されました。


 まだどこから敵が攻めてくるかわからない時代ですので、本丸の縄張りを作る時に丁度中央に位置する御神木に登り、監視する櫓の代わりにしたのかもしれません。同時に上から工事監督もできて、本丸完成後は中庭の観賞用の松にもなり、一挙三得の御神木松だったのかもしれません。信じるか信じないかあなた次第です。




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