火車への応援コメント
こんばんは。
はじめまして。
コメント、レビュー苦手なので、基本的にはしないのですが、思うところがあり、コメントいたしました。
愛猫が病になり、闘病の末 亡くなる。
誰にも懐かない気難しく臆病な猫が、自分にだけは懐き、寝ていると腹の上に乗ってきて、まるで自分だけの特権を行使するかように、当然の如く寝てしまう。
(さらには、こちらが痛いのも構わず、腹の肉に爪を立て、前両足で揉み揉みし始める。)
そうそう、その通りそうだそうだ、と懐かしく思いながら読みました。
私も十数年前、まだ実家で暮らしていた頃、猫を飼っていました。
白く美しい猫で、まだ十歳にもならないうちに耳の皮膚病から癌になり、病院に連れて行って二ヶ月経つか経たないかで死んでしまいました。
病気がわかってから衰えるのが早かったので、ベッドの枕元に寝かせて甲斐甲斐しく看病し、左耳がなくなり顔面が壊死して腐っていくにおいを嗅ぎながら一緒に寝ていたことが思い出されました。
やがて亡くなった愛猫は、主人の首に噛み跡を残し、それが呪縛のように主人を縛り、入り込もうとする人間(恋人)を遠ざけ、主人は愛猫の念じたとおり誰とも添い遂げることなく亡くなります。
主人が亡くなるとようやく呪縛は完成し、猫は噛み跡を介して主人を迎え、二人で闇の中へ消えていく。
主人が、愛猫が骨も残さず灰になったと聞いて泣き笑いするところが、相思相愛ですね。
悲しくも美しい純愛短編として読みました。
いつも素晴らしい作品、読ませていただいております。
応援しています。
作者からの返信
路地623様、返信が遅れました。貴重なコメントをくださり感謝致します。
とても苦しい思い出ですね。愛猫の元気が衰え、末期を迎えた姿は言葉では表現できないほど生々しく、物悲しいものです。
一緒に暮らしていた頃は幸せだったはずなのに、死に際が頭に焼きついて未練が強く残ってしまいます。
猫というのは気を許した相手の体に匂いをつけて、自分の物であることを主張する習性がありますね。
そういう意味では、確かに種族を超えた純愛物語と言っていいかもしれません。書いた身でありながら少々気恥ずかしいですが……。
改めて貴重なご感想と応援を賜り、心から嬉しく思います。
火車への応援コメント
ホラーですが……何だよいい話じゃんかよーこりゃ(順位でも、其れ以外でも)負けますたわ^p^
最初の話、其れもしんみりとしてますたが、後の話で何故噛み殺さなかったのかという理由が解かりますね
斑と彼は20年近く同居すれど裏を返せば僅か20年、若しかすると妖達の下で末永く暮らしていくかもですな
作者からの返信
あるまん様、ご感想を賜り感謝致します。返信が遅れてしまったことをお詫びします。
お褒めの言葉を与り大変恐縮です。ホラー一辺倒の掌編ばかり書いてきましたが、変化を求めて少々怖い話から逸脱してきているのかもしれません。
結末の後は読んでくださった方々のご想像にいつもお任せしておりますが、このお話に限ってはあの者たちが離れることはないでしょう。
お目を通してくださり、まことにありがとうございます。自分はほとんどホラーしか書けない体質なので、あるまん様の著作を拝見して新たな知見を得たいと存じます。
火車への応援コメント
こんばんは。
はじめまして、でしょうか。お邪魔いたします。
こちらの御作品、私にはホラーじゃなかったです。
三匹、猫を看取ってから懲りもせず、いまも二匹の猫と暮らしてます。
別れ際はいつもいつもしんどくて、私も一緒に逝きたいよと毎回思いました。
噛み殺してもらった方が楽だと思うくらいでした。
怪異ではあるのかも知れませんが、読後感はどこか「ずっと一緒だね、良かったね」と感じました。
拙い言葉で長文、失礼いたしました。
作者からの返信
茶村鈴香様、初めまして。歓迎致します。
猫を何回か飼っていたので、そのお気持ちはわかります。自分にとっては、「先に老いていく子ども」という印象でした。死の間際は代わってやりたいと思ったことは何度もあります。
そういった未練から生まれたものかと思います。
お気持ちの通ったご感想を賜り、まことに感謝致します。
編集済
火車への応援コメント
先に死んでしまった猫が、後に飼い主の元に戻ってくるという感じ。
淡々とした中で、じわじわと胸を揺さぶってくるような絆とかが感じられるのがいいですね。
火車という妖怪が遺体を盗みに来る話がありましたが、それがこういう理由になっていた、という解釈になるのもしみじみと感じ入られされました。
作者からの返信
黒澤主計様、ご感想をありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。
元々猫を飼っていたので、自分の願望が滲み出た形となります。妖怪に変化しても生きていてほしいというわがままでしょうか。
昔の人々は猫という生き物にネガティブな印象を抱いていて、こういう妖怪譚が生まれたようですが、現代ではペットとの距離感がより近いのかもしれません。
火車への応援コメント
こちらのエピソードを読んだ際に、斑と飼い主の男性の死因が似ているなと、と感じました。
斑は亡くなった飼い主さんを迎えに来たのでしょうか。
亡くなるまでずっと傍で見守っていたのかなと思いました。
猫又と聞くと少し怖いイメージがありますが、こちらのお作品は切なさと温かさ、幻想的な雰囲気が素敵なお話でした。
何度も読み返したいと思います。
とても素敵なお作品を、ありがとうございました!
作者からの返信
野沢 響様、コメントに感謝致します。返信が遅れましたことをお詫びします。
確かに死因が近いかもしれません。老いた猫の多くは腎臓から弱るために、その印象に引っ張られたのでしょう。
少なくとも斑は彼が亡くなるまで連れていこうとはしませんでした。どこからか見ていたのだと思います。
ペットの末期に立ち会い、妖怪変化でも良いから長生きしてくれないものかと願ったことがあります。その願望を短編にしたものです。
このお話に目を留めてくださり、まことにありがとうございます。