第14話(ヒカリ・コー・研究者H・K)
ヒカリとコーはHとKの輪廻転生・人間性・悟性・知性・研究者能力・進取の気性・ウブスとの相性 を現実の会話から見抜いた(勿論、他心通や宿命通も使っていた…第4話中のウブスの特殊能力④⑤)。そこで、ヒカリとコーはウブスの正体を少しずつ明かしていく段階に入ることにした。ヒカリが意を決したように、
「Hさん、Kさん。私達は現在、内閣官房・内閣府と協力して全世界に蔓延る悪の系譜(ルシファーの系譜)が引き起こす大カオスを具体的に特定して、改善・弱体化・消滅する仕事をしています。……あのうKさん…ご質問には後程、丁寧にお答えしますから、もう少し説明させてください。」
とKの目を見て言った。Kが話しの途中で割り込もうとしたのを止めたのである。Kは違和感をわずかに感じ始めている。続けてヒカリは、
「私達は既にウブスとして動き始めています。世界の大カオスと特定している事象は①チープの侵略戦争②ウヨジの王朝野望③プラトの独裁者化④ペキの世界制覇⑤キリスト教とイスラム教の対立 の五つです。①~⑤は全て関連していて連鎖して一気に爆発する恐れが有ります。だから、一つ一つ改善・弱体化・消滅することが急務なのです。」
と告げた。するとKがヒカリに、
「以前見せて頂いたウブスさんの立場を明かす書類はHさんも知っているんですか?」
と聞くと、
「ええ、Kさんより先にお見せしましたよ。」
と言うと、Hは頷いたがKは、
「その書類の写しを頂けませんか?」
と頼むと、ヒカリは予期していたらしく、
「写しではなく現物をお二人に用意しました。但し、私達のお話しを最後まで聞いて頂いた後で納得してくださったらお渡し出来ます。大げさですが、国家の秘密ごとですから。」
と言って、KとHの承諾を得た。
ところでコーは有る時間、席を外していた、いや、量子体で同席していた。ヒカリとコーは同時に原子体でいたり、同時に量子体でいたりできる時間は短いのである(とは言っても、普通の生命は原子体と量子体の対でしかいられない)。今は原子体に知らぬ間に戻ったコーが、
「ここまでのお話しで何かご質問は有りませんか?」
とヒカリに代わって話しを続けた。この間にヒカリは席を外すふりをして量子体で同席している。
「ウブスさん兄弟はエンタングルメント状態であるとはどう理解すればいいのですか?」
とKが少々不審感を漂わせて聞いた。するとコーが、
「量子エンタングルメント関連は、特にKさんの専門ですよね。量子の世界は普通の生活感覚では納得し難い面が有りますが、お二人とも否定はされないと思います。それと同じように普通には理解し難いことですが、人などの高等生命は、原子体(物資肉体と、その一部である脳内電気信号由来の感性知性エンタルピー)と、量子体(光子体と、根源存在大光由来の悟性エンタルピー)の対としての生命なんです。多くの人は原子体しか認識していません。あるレベル以上の高等生命(人も含む)は、原子体としての自分と量子体としての自分を、その都度認識します。もっとレベルが高い高等生命は、原子体の自分と量子体の自分とが対をなし互いに意志疎通ができる。超高等生命になると (原子体・量子体) (量子体・原子体) (原子体・原子体) (量子体・量子体) という4種の対の状態がとれます。実は私達ヒカリ・コーもそうなのです。この対がウブスなのです。今現在、私コーが原子体でお二人にお話しをしています。ヒカリは量子体でこの部屋に同席しています。更に詳しく言うと、人は(原子体・量子体)の対として存在し、この対が六個集まってグループを構成して、一対ずつ順番に輪廻転生しています。この輪廻転生が繰り返され深まり、漏尽通を得てこのグループは解消され、輪廻転生の縛りが消失し、転生は己の自由になるんです。お話しが大きくなりすぎました。ここから先は、HさんKさんの疑問中心に話しを進めましょう。」
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