5.コメントという名の未知との遭遇
カクヨムに限らず、web小説にはコメントを書く機能が、大体ついています。
カクヨムもSNSの一種なので、小説を公開するのと同時に、コメントによる交流も大事な要素の一つです。
さて、碧 銀魚は古のインターネット老人です。
最初に触ったのはワープロ。
最初に触ったパソコンはwindows95。
最初に触った携帯電話にはiモード。
ブログで日記と小説を公開していた時代もあり。
ニコニコ動画と2ちゃんねるの勃興と衰退を見届け、YouTubeを黎明期から眺めていました。
Twitter、mixi、インスタグラム、LINEといったSNSの動向もずっと眺めていましたよ。
というわけで、インターネットの歴史はリアタイでずっと見ていたのですが、年齢的なものがあり、割と後発のSNSだけは手を出していませんでした。
しかし。
そのSNSと小説が合体した「小説家になろう」「カクヨム」が登場。
やはりSNSなので、最近までは静観していたのですが、小説新人賞の多くが、web小説から応募できるようになり、無視できなくなってきました。
それで、満を持してweb小説を始めたのが、2024年末のこと。
同時に、宣伝の為にTwitterから名前が変わったXを始め、私のSNS生活が始まりました。
ただ、初期は公募小説の考え方だったので、カクヨムでの小説掲載は、コンテストや新人賞への応募の為だけにと思っていました。
つまり、誰かとの交流をまったく想定していませんでした。
で、これがカクヨムのサイトの恐ろしいところなのですが、自分から動かないと、本当に誰にも読まれないんですよね(笑)
それを知らずに3ヶ月半ほどやっていたので、ずっとPVも♡も星もフォローも0のままでした。
ですが、公募勢の私は、そんなもんだと思って、全く気にしていませんでした。
今まで、蒼風と2人で小説を書いて、出版社に送る、を繰り返していたので、全然気にならなかったんですよね。
ただ、3ヶ月半経った頃、どうやらコンテストには★やフォローの数が関係しているらしいということが判明しました。
本当に誰とも交流していなかったので、そんな初歩的なことに気付いていなかったのです。
そこで、いくつか自主企画に参加し始めたことから、PVや♡が付き始め、様々な方々との交流が始まって、今に至るというわけです。
さて、またもや前置きが長くなりましたが、これで私が遭遇したのが、コメントです。
カクヨムには応援コメントとレビューコメントの2種類がありますが、公募勢をやっていた私からすると、掲載した小説にすぐにコメントがくるというのが、新鮮でなりませんでした。
ただ、コメントが来たからには、返信したり、こちらもコメントしたりしなければなりません。
これが意外と難しかったりするので、私は古のノウハウを20年ぶりに掘り出すことにしました。
そのノウハウとは、“掲示板”です。
今では知らない方も多いと思いますが、私が嘗てやっていたブログには、掲示板というものが、大体ついていました。
掲示板はブログを見た読者が、ブログの制作者にコメントを書く機能で、今のSNSの原型のようなものです。
私もそれをやっていたので、インターネット上でのコメントのやり取り自体は慣れていました。
カクヨムでコメントがよく来るようになってから、この掲示板時代のノウハウを応用して、コメントを返したり、誰かの作品にコメントしたりするようにしています。
具体的には、コメントをしたり、コメントを返したりする時、初めましての人だったら、必ずその人のページに飛んで、プロフィールや作品の傾向などを確認します。
それで、その人の人となりを知り、コメントして大丈夫なラインを探り、どういう傾向のコメントが喜ばれるか、顔文字(´ω`*)を入れてもいいか、などを把握してから、コメントを考えます。
例えば、〇〇さんは、深読み考察を書いたら喜ばれるけど、△△さんは嫌がる傾向があるから、コメントは感想に終始する、といった感じです。
この辺りは、ブログの掲示板時代に培った技術ですね。
これで、大体失礼のないコメントができます。
まぁ、以前・みすみ・様のところや、栗パンさんのところで、盛大にミスったことはありますが、概ね良好にできているように思います。
で、このコメントについてですが、本作の第3回で、私のカクヨム作家である織田クトルフ様が面白いコメントをしてくれました。
『湊火葬場雑談記』について、
「私、連載前の読み切り漫画みたいな手法なのかなーって、勝手に思ってたんですよ。とりあえず1話分の話を書いて掲載、読者の反応が良ければ連載スタート! みたいな。
で、これまた勝手に、うまい方法だなって思っていまして、次何か書くときは真似しよう、みたいに考えてました(笑)」
とのこと。
『湊火葬場雑談記』については、本当に1話完結のつもりで書いたのですが、織田様を始め、多くの方から続編希望の要望がコメントで来たので、続編を書き始めたという経緯があります。
これは25年に及ぶ執筆人生で、初めてのことでした。
そういう意味で、この作品は大変印象深いものとなったのですが、その後もご好評を頂いていて、嬉しい限りです。
SNSと一体化した小説では、こういうことも出来るんだなと、思わされる出来事でした。
それで調子に乗ってやってみたのが、『某小説サイト近況ノートBAN事件』でした。
問題編を投稿してから、答えを募集し、気が向いた方に書き込んでもらう。
で、数日してから、解答編を投稿するという企画のような小説でした。
しかし、問題編を投稿した段階で、ヒントを所望する声がいくつかあったので、急遽間にヒント編を投稿しました。
これもそこそこ好評で、結果週間ランキングミステリー部門で1位をとったわけですが、これは公募だけをやっていたら、絶対に誕生しない小説でした。
今後も、こういうコメントを活かした作品をやっていけたら、面白いなぁと思っています。
ただし。
当然、コメントには誹謗中傷も結構あります。
私は殆どもらったことはありませんが、他の方のところで、ちょいちょい見かけることはあります。
また、誹謗中傷とは言えないまでも、「今後の展開はこうするべきだ」という指示厨コメントや、「ここの展開は矛盾していると思うが、説明して下さい」のような、展開の綻びを指摘するものも、たまに見かけますね。
まぁ、カクヨムの運営が厳しいので、こういうコメントはすぐ削除されたりするのですが、どんなものも、ええに悪しだなぁとは思います。
まれに、そのコメントに耐え切れず、web小説の活動そのものを辞めてしまう方もいるそうなので、そんな悲劇だけは起きてほしくないですねぇ。
それから、もう一つ問題になるのが、読み合い。
カクヨムは読み合いを推奨していないそうですが、それを防ぐ目的もあってか、レビューコメントの連続投稿はBANの対象になるそうです。
これはコメントを書けるweb小説というシステムの、ルールの穴みたいなものですが、この数か月で見た垢BANの数々を見ると、ちょっと過敏過ぎる気もします。
主旨はわかりますが、難しいところですね。
少なくとも、自分の小説にコメントをくれた人には、否が応でも興味を持ってしまいますけどね、私は。
というわけなので、皆さんもコメントできるなら、色々してあげて下さい。
少なくとも、私はしてもらえると、凄く嬉しいです。
但し、誹謗中傷はNG。
まぁ、これを読んで下さっている皆さんは大丈夫だと思いますが。
織田クトルフ様のページです。
https://kakuyomu.jp/users/kutorufu
『湊火葬場雑談記』
https://kakuyomu.jp/works/16818622176935832778
某小説サイト近況ノートBAN事件』
https://kakuyomu.jp/works/822139836494942333
あっ、この内容は決して参考にしてはいけません。
25年はデビューできなくなってしまいますよ。
あくまで、読み物として眺めて頂ければ、幸いです。
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