第3話 母の膳、未来の匙
蝉の声がまだ遠く、朝露が葉を滑る音がやわらかく耳に触れる――そんな早朝だった。
竹林を抜ける風が、ひんやりと頬を撫でていく。
藤村晴人、三十一歳。元・茨城県庁職員。
所属は地域福祉課・防災対策課・財政課。
人の暮らしを守り、制度を整え、限られた予算で地域を動かす――そんな地味で、派手さのない現場を十年近く歩いてきた。
だが今、その経験が、まさか江戸時代で命を救うことになろうとは思わなかった。
皮肉なことに、ここでは「当たり前の行政知識」こそが、最も強い“異能”なのだ。
寺は、水戸城下の北、丘の竹林に抱かれるように建っていた。
余震の被害が少なく、藤田家の家臣たちが避難先として選んだ場所である。
庭はよく手入れされ、ひび割れた瓦屋根の間からは朝の光がこぼれていた。瓦礫の残る城下と比べれば、ここだけが別世界のような静けさに包まれている。
登勢――藤田東湖の母。
老いた身を庇いながらも、まだ瞳に強さを宿していた。だが余震のたびに体をこわばらせ、夜はほとんど眠れないという。
看病する者も限られており、東湖から「母を頼む」と言われたのが俺だった。
俺は寺の裏手にある納屋を仮住まいにしている。
炊き出しの手伝いを名目に厨房へ出入りし、食事の世話を続けていた。
最初は半信半疑で見られていたが、数日も経つと「藤村さんの煮物は胃にやさしい」と評判になり、いつしか婦人たちの輪の中にも自然と受け入れられていた。
現代から持ち込んだ調理器具と、乾燥野菜、少しのスパイス。
それが今の俺の全財産であり、武器でもある。
チート能力も、剣も、銃もない。
あるのは、理屈と制度を積み上げる力――
つまり、「行政の現場で人を生かすために考え続けた頭脳」だ。
この時代にそれがどこまで通じるのかはわからない。
だが、何もせずに見ているだけなど、俺にはできなかった。
寺の台所では、薪がはぜ、白い湯気が立ちのぼっている。
桶から水を汲み、顔を洗い、袖をまくって火の番に加わった。
木のまな板に大根を置き、刃を滑らせる。薄く、均一に。
現代で鍛えた調理のリズムを、あえて少し崩して見せる。
この時代の人々にとって違和感のない動作を意識するためだ。
「藤村さん、その切り方、早いねぇ。板場の人みたいだよ」
「昔、少し教わったことがありまして」
笑ってごまかす。
ほんの少しでも違えば、「奇妙な男」と見られる。
この時代で生きるとは、知識をひけらかすことではない。
人々の生活の呼吸に合わせることだと、俺は知っていた。
湯気の向こう、薄い光の中に、登勢の部屋の障子が見えた。
老いた母の命を支えるために――
今の俺にできる最初の“改革”は、たった一膳の料理だった。
寺の鐘がゆるやかに鳴った。朝の勤行を終えた僧たちの声が、竹林の彼方から風に乗って届く。
炊き出しの場には、婦人たちの忙しげな動きと、湯気に包まれた穏やかな熱があった。薪がはぜ、煮え立つ鍋からは味噌と根菜の香りが立ちのぼる。
俺は台所の片隅で、持参した小鍋を使って別の仕込みをしていた。登勢の朝餉――この寺で唯一、個人のために調理を許された膳だ。
白米を少量とり、洗ってから雑穀を混ぜ、浸水させておいた小豆を加える。小豆の薄皮が割れ、淡い紅が湯の中に溶け出す。
その色が、ほんのわずかに“生きている”証のように見えた。
土鍋の蓋を閉じ、炊き上がりを待つ間に、根菜の汁物に取りかかる。
昆布出汁をゆっくりと温め、人参、大根、里芋を薄く切る。沸騰する前に火を弱め、灰汁をすくいながら、味噌を溶き入れた。
醤油はこの時代では貴重だ。ほんの一滴だけ加える。香りづけに過ぎないが、味に奥行きが出る。
寺の婦人の一人が、興味深そうに鍋を覗きこんだ。
「その煮方、見たことないねえ。最初に根菜を炒めず、いきなり煮るのかい?」
「炒めると香ばしいですが、油が重くなります。年配の方には、少しきついかもしれません」
「ほぉ……。なるほどねぇ」
素直な感嘆が漏れた。小さな会話だったが、それがこの場所に“受け入れられている”証でもあった。
炊き上がった小豆粥の蓋を開けると、湯気がふわりと上がった。
甘い香りにわずかに混じる、土鍋の焦げの匂い。俺は息を整え、器に盛りつける。
飾り気のない木椀。けれど、表面の年輪が柔らかく光を反射し、不思議と温かみがあった。
障子の向こう、登勢の部屋から咳が聞こえた。
俺は膳を盆に載せ、静かに襖を開いた。
「登勢様、朝餉をお持ちしました」
部屋の中は薄明かりだった。
床の間には一輪の百合が挿してある。香が弱くなりかけていたが、それでも凛とした姿を保っていた。
登勢は布団の上で身を起こし、俺に微笑んだ。
その頬には、かすかな血色が戻っている。
「まあ……いい香りですこと」
「大根と里芋を少し。味噌も控えめにしております。どうぞ、ゆっくり」
登勢は箸を取り、最初のひと匙を口に運んだ。
唇がわずかに震え、目を細める。
「……やさしい味。けれど、どこか懐かしいような……」
俺は膝をつき、膳の端を整えた。
「お口に合えば幸いです。このあたりでは手に入るものばかりですが、調理の仕方を少し変えるだけで、ずいぶん食べやすくなります」
登勢は箸を止め、俺の顔を見た。
「あなた……どこで、このようなことを?」
「――母が、体を壊しやすい人でして。幼い頃から、食事の世話をしておりました」
それは嘘ではなかった。現代で、母の食事に気を配る日々が確かにあった。塩分を減らし、栄養バランスを考え、予算の範囲で工夫をする。
その習慣が、この時代でまさか命を支えるとは思いもしなかった。
「優しいお人ですね……。息子にも、少しは見習ってほしいものです」
冗談めかすように笑う登勢。
俺もつられて口元をゆるめた。
やがて食事を終えた彼女は、湯呑を置き、静かに言った。
「不思議なものね。ここに来た当初は、何を食べても味気なく感じていたのに……今は、食べるたびに心が温まるのです」
「……それは、何よりです」
障子の外では、風が竹を揺らしている。
登勢の手が、空になった椀をゆっくり撫でた。
「命をいただく、というのは、こういうことなのかもしれませんね」
「ええ。現代でも、それを忘れがちな人は多いです」
「げんだい……?」
登勢の眉がわずかに動いた。
しまった、と思ったが、彼女はすぐに笑ってごまかした。
「……どこかの言葉なのですね。響きが面白いですわ」
「ええ、少し変わった土地の言い方でして」
胸の内で冷や汗が流れる。
だがそのとき、登勢はふと柔らかい声で言った。
「貴方、まるで未来を見ているようなお話をされますね。……あの日、あの言葉がなければ、私は屋敷の下敷きになっていました」
――あの日。
地震の日、藤田邸で見た、崩れかけた梁。
「今すぐ外へ」と叫んだ瞬間、屋敷が音を立てて潰れた。
あれ以来、彼女は俺にだけ、奇妙な信頼を向けるようになった。
「……偶然です。危ないと思っただけで」
「いいえ。私は信じたいのです。あなたが見ている未来を」
その言葉は、まっすぐ胸に刺さった。
俺は答えられず、ただ頭を下げた。
彼女が信じる未来は、俺の中の“記録された過去”だ。
けれど、もしその過去を、違う形に変えられるなら――。
障子の外で、誰かの足音がした。
「母上……入ります」
藤田東湖の声だった。
登勢の顔がぱっと明るくなる。
俺は膳を下げようとしたが、東湖が手で制した。
「そのままで構わぬ。母が、藤村殿の味噌汁が楽しみだと言っておった」
「恐縮です」
「まるで体の芯から力が湧くようだとな」
その目が、俺をじっと見ていた。
洞察力のある瞳――藩の未来を見通す者の眼光だった。
その瞬間、俺は悟った。
――この人を支えねばならない。
この男が、生き残る未来こそ、俺が作るべき“制度の礎”だ。
夜の寺は静かだった。
昼間の炊き出しの喧噪が嘘のように消え、竹林のざわめきと、遠くの虫の声だけが聞こえる。
小屋の中に吊るした行灯が、淡い光を落とし、壁に影を揺らしていた。
俺は、火鉢の灰を突きながら、ぼんやりと赤い炭火を見つめていた。
登勢の穏やかな寝息がまだ耳の奥に残っている。
温かい食事を摂り、安堵の表情を浮かべたあの姿――。
それだけで、今日という一日が報われた気がした。
だが、同時に胸の奥には焦燥もあった。
この平穏が、いつまで続くだろうか。
安政の大地震は、幕末の嵐のほんの序章に過ぎない。
この先、日本列島は幾度もの災厄と戦乱に呑まれる。
そして――その先に訪れるのが「明治維新」だ。
(……血が流れる維新なんて、まっぴらだ)
火鉢の熱を指先で感じながら、俺はそっと呟いた。
現代で働いていたとき、俺は何度も思った。
災害現場に立つたび、書類に追われるたび、誰かの嘆きを耳にするたび――
「制度が遅い」「補助金が届かない」「予算が足りない」。
不満と無力感が日常だった。
けれど、諦めずに考え続けた。どうすれば“人が死なない仕組み”を作れるか。
その問いが、今ここで再び突きつけられている。
俺は腰の風呂敷を解き、木箱の奥から黒いケースを取り出した。
慎重に蓋を開けると、中から一枚の金属光沢がのぞいた。
――iPad。
この時代における、最も危険で、最も価値のある道具。
電源はすでに切ってある。節電モードにしても、残りのバッテリーはあとわずか。
だが、どうしても確かめたいことがあった。
蝋燭の光の下で、画面を覆う布を静かに外す。
スリープボタンを押すと、一瞬だけ液晶が微かに光った。
そこに映ったのは、地震の記録――「日本地震史年表」。
江戸末期から明治にかけて発生した主要地震が一覧になっている。
「……やはり、まだ終わらない」
安政二年、関東直下型。
その後も、安政の南海地震、さらに北陸・東北への連鎖。
この国は、地の底から揺さぶられていた。
自然災害だけではない。幕末の政治も、民心も、いままさに崩壊の縁にある。
(このままでは、水戸も……日本も、沈む)
俺は息を吐き、手帳を開いた。
そこには、県庁で作っていた避難所計画や災害時物資輸送マップのメモが、びっしりと書かれていた。
職場の机で何気なく走り書きした図面が、今はまるで未来の設計図のように見える。
(福祉、防災、財政――俺がやってきた仕事は、全部“人の命を支える仕組み”だった)
(チートなんかいらない。数字と制度があれば、人は救える)
俺は手帳の余白に、指先で短く書いた。
――理で立つ国。
それは、ただの思いつきではなかった。
現代での経験が教えてくれた。
「助けたい」と叫ぶだけでは、誰も救えない。
救うには、“仕組み”が必要だ。
公平な制度、持続する財政、分配の仕組み、災害対策の網――。
それらを構築することこそが、行政の使命であり、俺の生きた証だった。
(この国を、剣で変えるのではなく、理で変える)
(それが、俺にしかできないことだ)
外では風が強まっていた。竹がぶつかり合い、夜の空気に乾いた音を立てる。
行灯の火が揺れ、光と影が壁に走る。
まるで、未来の波が押し寄せてくるようだった。
俺はペンを握り、紙に書きつけていく。
・藩札の信用回復
・農村部の公的備蓄
・災害対策本部の設置
・寺院を避難拠点に活用
・医療と上下水の整備
一つひとつ、現代では当たり前のこと。
けれど、この時代ではまだ夢物語だ。
だが、夢でもいい。夢は、誰かが形にしなければ現実にならない。
そのとき、ふと脳裏に藤田東湖の声が浮かんだ。
「学は己を利するに非ず、世を利するにあり」
その言葉を、どこかで読んだ記憶がある。
――そうだ。これだ。
俺のやるべきことは、“世を利する学”を広めること。
行政を「学」として伝え、制度として根づかせる。
それが、刀に代わる新しい武器になる。
(俺は、武士ではない。役人だ)
(だが、役人でも――歴史を動かせる)
火鉢の炭を細く突くと、赤い火が小さく爆ぜた。
その光が、手帳の文字を照らした。
「……よし」
俺はゆっくりとiPadを布で包み、箱に戻した。
明日も、また登勢の朝餉を作る。
だが、それは単なる介護でも奉仕でもない。
“人を救う制度の第一歩”としての行動なのだ。
竹林を渡る風が、夜空に細く鳴った。
その音が、まるで未来からの応援のように聞こえた。
(――力じゃない。理で、国を立てる)
その誓いを胸に、俺は火鉢の火を静かに落とした。
暗闇の中で目を閉じると、遠く、明け方の鐘が鳴り始めていた。
新しい一日が、また始まろうとしている。
翌朝、竹林は霧に包まれていた。
夜明けとともに白い靄が立ちのぼり、地面の露が淡く光る。
境内では鶏の鳴き声が響き、僧たちが朝の勤行に向かう足音が石畳を打っていた。
藤村晴人は、薪の束を抱えながら裏手の水場へ向かっていた。
手桶を満たし、井戸水をすくう。冷たさが掌を刺すようだったが、その痛みがむしろ意識を研ぎ澄ませてくれる。
今日も、登勢の朝餉を作る日が始まる。
火を起こし、鍋に水を張り、刻んだ大根と人参を入れる。
灰汁を取る手つきはもう完全に板についた。婦人たちは「藤村さんがいると台所が静かになるね」と笑った。
それは褒め言葉だった。無駄な音を立てず、淡々と手を動かす――その姿が、どこか安心を生むらしい。
香りが立ち始めた頃、背後から声がかかった。
「藤村殿、朝早くからご苦労なことです」
振り返ると、藤田東湖が立っていた。
濃紺の羽織をまとい、夜明けの光に濡れた竹の葉を踏みしめている。
いつもより柔らかい表情だった。
「母の容体がよくなってきた。昨夜は久しぶりに熟睡できたと申しておった」
「それは……何よりです」
「お主の料理が、随分と力になっているようだ」
そう言って、東湖は鍋の中を覗き込む。
湯気の向こうで、根菜が静かに揺れていた。
「……この匂い。どこか、懐かしい気がするな」
「人を安心させる香りは、万国共通です」
「ふむ……良い言葉だ」
東湖は鍋の縁に手を添え、湯気を見つめた。
その瞳は、何かを測るように静かで、鋭い。
「藤村殿。――そなた、何者だ?」
一瞬、時が止まった。
背筋に冷たいものが走る。
けれど、逃げるわけにはいかなかった。
「私は……ただの流れの者です。学問も、剣もありません。
ですが――人を生かす“仕組み”を少しばかり心得ております」
「仕組み?」
東湖の眉がわずかに動く。
「はい。国を立てるのは刀ではなく、“理”だと考えております」
沈黙。
竹林を渡る風が、二人の間を吹き抜けた。
「……理で国を立てる、か」
東湖は低く笑った。
「奇抜だが、悪くない。……母が申していた。“藤村殿の言葉には、何か未来を見通す響きがある”とな」
未来――その言葉に、胸が締めつけられた。
「ありがたいお言葉です」
「いや、まだ褒めてはおらぬ。ただ、気になるだけだ」
東湖は腕を組み、少し考え込んだ。
「人を生かす仕組み、か。もし本気でそれを説けるなら……一度、我が書院に来てみぬか」
その言葉は、不意に訪れた転機のようだった。
俺は深く頭を下げた。
「僭越ながら……喜んで」
* * *
その日の昼、登勢の部屋に膳を運んだ。
障子を開けると、彼女は縁側に座って外を眺めていた。
白い日差しが庭の苔を照らし、竹の葉がきらきらと揺れている。
「まあ、今日は気持ちのいい風ですね」
「ええ。季節の変わり目です。体調はいかがですか」
「おかげさまで……。ねえ藤村さん、息子がね、珍しく笑っていたのですよ」
「笑って、ですか?」
「ええ。あの子はいつも難しい顔ばかりしていたのに……。あなたのおかげです」
登勢の声は、柔らかく震えていた。
その横顔を見ながら、俺は思った。
――この穏やかな時間こそ、守るべきものだ。
「登勢様。私は、貴方の息子さんと共に、少し学びを進めてみようと思います」
「まあ……それは頼もしいこと」
「この国を……少しでも、血の流れぬ道へ導ければと」
登勢はしばし沈黙し、静かに頷いた。
「その言葉、きっと息子にも届くでしょう。……どうか、あの子を支えてくださいな」
* * *
夜、竹林を渡る風が再び鳴った。
東湖の書院に灯りがともっている。
部屋の中には筆と巻物、帳簿の山。政治と思想の中心が、ここにあった。
東湖は机に向かいながら言った。
「藤村殿、世の改革とは、志だけでは成らぬ。理と数が要る」
「存じております」
「藩の財政、民の暮らし、米の収支、士の俸禄――すべてが“数”で動く」
「それを見える形にできれば、理想は形になります」
東湖の筆が止まった。
「ほう……“見える形”か。そなた、なかなか面白いことを言うな」
その瞳に、初めて微かな興味が灯ったのを感じた。
「この国を、刀ではなく理で立てる」
東湖がゆっくりとその言葉を繰り返す。
「――良い。ならば見せてみよ、そなたの理を」
俺は静かに頭を下げた。
「必ず、証明してみせます」
行灯の炎が、ゆらりと揺れた。
紙の上で墨が滲み、そこに新しい時代の輪郭が浮かび上がるようだった。
(これが、第一歩だ)
東湖が筆を走らせ、俺もその隣で帳簿に目を通す。
数字、制度、そして人の営み。
それらがひとつに繋がる瞬間――胸の奥に、確かな“信”が芽生えていた。
障子の外で、竹林が静かに鳴る。
やがて夜明けが来るころ、俺は小さく呟いた。
(――剣ではなく、理で。血ではなく、仕組みで)
(それが、俺の戦い方だ)
その声は誰にも届かず、ただ夜風の中に消えていった。
しかしその瞬間、確かに歴史の歯車が、音を立てて動き始めていた。
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