第十章
「あん、激しいィ……」
アリスは悠に入れられていた。
初めての感覚に酔いしれていたアリスは悠の顔を見ながら抱き着いていた。次第に早くなる悠にイキそうになるアリスは悠の首を噛んだ。吸血鬼が血を吸うように悠を吸っていく。悠の味がする。いつの間にかアリスのアソコも勃っていた。それが悠のお腹に当たっている。それを知ってか知らずか押しつぶすようにセックスをしている。挿入される快楽とアソコを押しつぶされる感覚でアリスはおかしくなりそうだった。
「アリス、壊れそうでしょ? 気持ちいいよね? 女の子とのセックスじゃこんな気持ち良さ味わえないよ?」
「あん! そこっ……もっと突いて」
そう言って奥の方をよがる。そこを突かれると本当に感じたことのない感覚でイキそうになる。ってか、もう何度も短くイッてる。イッてるのに全然萎えない。萎える事のない経験したことのないセックスはアリスの脳を犯すには充分だった。
「すきィ。好きィ、これ好きィ……。イッてるのに気持ちいいのが終わらない。ずっと気持ちいい。おかしくなるぅ……、悠、前も犯して、前もイキたい」
そう乞うアリスに悠は悪魔のような甘い甘い微笑みを浮かべて、アリスのアソコへと手をやる。先っぽを撫でていく。
「アリスがもっと“とんじゃう”ことしていい?」
「いいよ、なに?」
「ちょっと抜くね」
そう言って悠は抜く。少し軽くイクと、そんなアリスをよそに浴室に行って風呂桶をもってきて楽しそうに、悪戯好きな悪魔のように笑みを浮かべながらローションを垂らしながら鞄に入っていたガーゼを浸しながら準備していく。
「なんでガーゼ持っているの?」
「うん? 彼氏が変態だから」
「そうなんだ」
アイドルに彼氏が居るのとか、男の娘で彼氏が居るのとかめちゃくちゃツッコミどころ満載なのにアリスはトロけた頭で全然そういうこと気にせずに、なにが起きるんだろうと眺めていた。
「できた、アリス横になって」
言われるままアリスは横になると悠はローションで濡れたガーゼをアリスのアソコに掛ける。そしてゆっくりと擦る。
「あっ、気持ちいい」
「そうでしょ? セックスみたいな激しいイキかたは出来ないけど、男なら絶対に逃れられない気持ち良さがあっていいんだよ。コレね自分でやっても微妙な人いて、それが僕だったんだけどね、それで気づいたの。沼らせたいならローションガーゼだなって」
そう言いながらエロい悠はアリスの耳元で囁くように誘惑する。
「僕のペットになって?」
そう言ってアリスの耳の中に舌を入れる。アリスは悠の吐息を感じながらぬるぬると温かい舌が普段は聞かないような舐める音を感じながら“感じる”事でおかしくなりそうだった。
「なる……悠のペットになる……」
「ほんと? いいの? 快楽に溺れながらのそんな契約を結んでいいの?」
小悪魔役になり始めた悠は楽しそうに最後の忠告をする。こんな忠告をしながら快楽に溺れ始めた人間がイエス以外の選択ができないのを知っている。ここでもしノーなんていうようならまた快楽攻めするだけだ。人間は苦痛より快楽から奴隷化しやすい。沼らせて虜にしたいならってyoutubeの動画でやっていたように快楽に溺れさせるのが一番だと言っていた。
「いいよ、悠のペットになる。だからイかせて」
頬を赤めてとろけた顔で言うアリスがエロ過ぎて楽しくなった悠はアリスにキスした。
「ごめんね、これね気持ちいいの最高なのに潮イキできないね」
そう言いながらゆっくりガーゼで先っぽを擦る。
「うーん、イキたいのかー、どうしようかな」
「ど、奴隷になるって言ったのに、これ以上何が望みなの」
「ええ、そんな性奴隷が欲しいだけの人扱いしないでよ。アリスの事、ちゃんとおもちゃとして好きだよ?」
そう言いながら少し早めにガーゼを抜く。
「あん! それを性奴隷っていうの!」
「そうなの? 僕、わからなかったよ」
そうわざと耳元で囁きながらゆっくりとガーゼで攻める。
「この悪魔め………、いつか泣かす」
「ええ、怖いィ、泣かされちゃう」
そう言いながら少し早めにガーゼを動かす悠。
「ああぁ………ごめんなさい! 鳴かされるのは僕です! だから止めてイキそう!」
「ええ? イクの? 情けなくぴゅーぴゅーって男の娘にイかされるの? アリスの尊厳ってその程度なの」
「ううっ……イクっ!」
煽ったが耐えられずにアリスは射精した。
部屋に濃厚な精液の匂いがする。その精液は悠の顔にも掛かった。それを舐めながら悠は悪戯っぽく微笑む。
「いけない子……」
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