第18話 救済の火(18、呪いの人形)
天鵞絨色の髪に優しい目をした君。私の想いを渡すに相応しい人。ああ、苦しい、重い。この身体が耐えられなくなる前に、早く。庭で君に抱き着こうとして。睨む人が、火を。
「呪いの人形なんざ間に合ってる」
視界が、炎に包まれた。
「もう終わると良いね」
優しい君。私、やっと楽になったわ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます