第2話 帽子が無いと?(2、魔女の帽子)
帽子が無いと魔法が使えないと嘆く魔女がいた。
ある時、魔女の使い魔である蝙蝠が、魔法に失敗して空から落ちた。
「危ない!」
風の魔法で蝙蝠を助けた魔女は、帽子を被っていない。蝙蝠は、魔女に帽子を被せてやる。
「あ!」
「帽子があってもなくても、君は立派な魔女だよ」
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