月曜日
隣から聞こえてくる●●ちゃんの声。それに被せるように雑音のような●●ちゃんの友達のような人間の声も聞こえてくる。
隣で話している女は、髪の毛は金色の髪がギシギシに傷んでいて、前歯が口からとび出ないか心配になる顔をしている。あんなブスが●●ちゃんの隣にいていいと思うなよ。そこにいていいのは僕だけだからな。
そこにいてもいいと思ってるブスの頭がおめでたすぎてうらやましい。赤飯でも炊いてみようか悩んでしまう。
「不審者ってホントにいるのかなあ?」「えぇこわぁい」
●●ちゃんの透き通った声が聞こえにくい。邪魔をするなよ。という気持ちを抑えながら●●ちゃんの声に精一杯耳を傾ける。
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