第19話 シーズンワン終章

 妄想キノコを食べたダースは、自分の悪さのおこないぶんの罰を受けました。


 頭の中でつじつまが起こり、すべてのつじつまが合うまでダースは苦しみました。


 そしてつじつまの最後に、キノコの意思に言われました。


 お前は王にふさわしくない。


 それを聞いたダースは、しょんぼりとしてギフト君たちの魔法の森から出ていきました。



 一方、体力も気力も全回復したギフト君は、森のみんなに


「森が被害に出たんなら、また作り直そうよ」


 と言って、みんなのたよれる存在になりました。


 

お見合いから森へと戻ってきたコバヤシには、ダースのことをないしょにします。


「どうしたんだ?その小さな傷??」


 ギフト君は集めておいたウォーリー・シリーズのキノコのカゴをコバヤシに見せました。


「なんでもないよっ!!」



 森にはまた、平和がおとずれようとしています。




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