応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 幼なじみだった優作、華恵、蓮太郎が大人になり、それぞれ家庭を持った現在から過去を振り返っていく構成が印象的でした。特に優作が今でも華恵を大切に思っていることや、長い時間を経ても変わらない三人の関係性が伝わってきました。

    一方で、登場人物や愛称、家族関係など序盤から多くの情報が登場し、さらにエピソードによって視点も変わるため、誰と誰がどのような関係なのかを把握するまで少し時間がかかりました。人物についての情報を少しずつ出してもらえると、より物語に入り込みやすそうだと感じました。

    長い時間を経て現在へ繋がっていく三人の物語が、これからどのように描かれていくのか気になります。

  • 受け継ぐ遺志への応援コメント

    今回は「事件の決着」と「新しい謎の始まり」が同時に描かれていて、物語が次の段階へ進んだ感じがしました。

    まず印象的だったのは、ミツが犯人を前にしたときの反応です。
    普段は比較的冷静なミツが、「オレの大事な幼なじみに」と感情を露わにするところに、これまで抑えていた怒りが一気に噴き出したように感じました。

    ただ、ハナの側では「幼なじみ」という言葉を嬉しく思いながらも、そこに少し距離まで感じてしまう。
    この微妙な心の揺れがすごく良かったです。
    ミツとの関係が以前と同じではなくなってきているからこそ、今までなら何とも思わなかった呼び方まで気になってしまうんでしょうね。

    そして、ここで終わるのかと思ったら、祖母の話に繋がっていく展開には驚きました。

    公園で優しく話しかけてくれていた「おばあさん」が、実はハナの祖母だったという事実。
    昔から登場していた何気ない記憶が、ここでハナ自身の家系や力に繋がってくるのが面白いですね。

    しかも託された腕輪が、ただの形見ではなさそうなのが気になります。

    人の「本音」に触れたような感覚。
    智司さんと巴さんの会話の奥にある何かを察知するような描写。

    これまでハナには自然や動物と通じる力がありましたが、そこへさらに別の力が加わるのか、それとも今までの能力そのものにまだ知らない部分があるのか……かなり意味深でした。

    タイトルの「受け継ぐ遺志」も、腕輪を受け継ぐという物理的な意味だけではなく、祖母が最後まで誰かを守ろうとした生き方までハナへ繋がっていくように感じます。

    そして最後が雨なのも印象的ですね。

    重い事実を知った直後なのに、ハナとミツはびしょ濡れになりながら笑って帰っていく。
    全部解決したわけではないし、新しい謎まで生まれたのに、それでも「心だけは軽かった」という締め方に少し救われました。

    ひとつの因縁が終わり、代わりにハナ自身の過去と家系の謎が動き始める。
    ここから腕輪がどんな意味を持ってくるのか、かなり気になる回でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    幼なじみという、今まではごく当たり前だった単語に、少し胸がチクリと痛むハナ。
    内心は、ちゃんと『女の子』として見てほしいなんでしょう。


    公園で話していたおばあさん。

    実はハナと血の繋がりのある祖母でした、は個人的にこだわりました。

    この『ボーダー』は『継承』を1本通ったテーマにしているので、そこに触れてくれて嬉しく思います。

    腕輪の力についても、今後明かされていきますので、楽しみにしていてください。

  • それからの日々への応援コメント

    前半は「それからの日々」というタイトル通り、事件のあとも学校生活は止まらず続いていくんだな、と感じる回でした。

    期末試験、演劇部、演劇祭、夏休みの宿題……と、いろいろな出来事が次々に流れていく中で、ハナも少しずつ普段の日常へ戻ろうとしている。その過程を一気に描いているからこそ、時間が傷を少しずつ遠ざけていくような感覚がありました。

    特に演劇部の『放課後ロマンチカ』が面白かったです。
    幼なじみ同士の恋愛劇で、しかも相手役がミツ。これはハナが照れない方が難しいですよね(笑)

    「演技で照れてどうするんだよ」と言うミツの方も、完全に演技として割り切れているのか少し怪しい感じがして、この二人の現実と舞台上の関係が重なって見えました。告白の台詞を演じているだけなのに、本音まで混ざってしまいそうな危うさがありますね。

    その後、演劇祭で優勝するのも爽やかでした。
    先生の「緊張していい」という言葉も好きです。緊張を消そうとするのではなく、それすら舞台の力に変えるという考え方が印象に残りました。

    ナナや矢榛くんとの何気ない夏休みも良かったです。
    勉強しながら脱線したり、エージェントルームへ遊びに行ったり、いつの間にか二人まで仲間になっていたり(笑)
    大きな事件ばかりではなく、こういう普通に笑える時間が挟まることで、ハナが少しずつ日常を取り戻していることが伝わってきました。

    そして後半の高原。

    ここは一気に空気が変わりましたね。

    ミツが「秘密の場所」にしようと言う場面はかなり好きでした。
    何かあったら「いつもの場所」で話す。
    派手な約束ではないけれど、二人だけに通じる場所と言葉ができたこと自体が、この関係にとってかなり大きい気がします。

    お弁当を食べながら将来の話が少し出たり、「結婚」という言葉にハナが反応したりするところも、二人の距離が以前より自然に近づいているのを感じました。

    だからこそ最後が不穏です。

    犯人が捕まったという知らせだけなら安心できるはずなのに、「私の記憶に関わることを知る」という冒頭の予告があるせいで、素直に安心できないんですよね。

    さらに、お兄さんの車が到着した瞬間に、それまで聞こえていた風や鳥の声まで静まる締め方。

    楽しかった夏休みの最後に、まだ何か大きな事実が待っているようで、とても気になる終わり方でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    傷を癒やすのは、いつもより忙しいくらいの日常だったりするので、書いてみました!

    演技にかこつけて、あわよくば距離を縮めたいミツの本音がほんの僅かに漏れ出る演劇、『放課後ロマンチカ』はこだわりました。

    ナナとの試験勉強みたいに学生らしい時間も、傷を癒やすできごとのひとつです。


    高原でときおり出てくる将来を意識させるワードも、ハナにミツを『幼なじみ』ではなく、『ひとりの男の子』として意識させるための発言です。
    こうしてみると、ミツは思ったより確信犯ですね(笑)

  • 聞きたい声〈ハナSide〉への応援コメント

    タイトルの「聞きたい声」が、読み終わったあとにすごく効いてくる回でした。

    レンから電話が来たこと自体は、ハナにとって嬉しいはずなんですよね。
    ずっと離れていた幼なじみの声が聞けて、しかも変わらず優しい。それなのに、その優しさを素直に喜びきれないところが切なかったです。

    特に、
    「自分でも驚くくらい、声が軽い」
    というところが印象に残りました。

    本当は心の中がぐちゃぐちゃなのに、電話越しでは「いつものハナ」を演じてしまう。心配をかけたくない気持ちもあるでしょうし、口にしてしまえば自分自身でも整理できていない感情を認めることになってしまう。その複雑さが伝わってきました。

    そしてメイの話を聞いたときの反応も、かなり意味深ですね。
    冗談っぽく「その子のこと、好きなの?」と聞いているのに、答えを怖がっている自分がいる。一方ではミツのことも頭から離れない。

    レンが好きなのか。
    ミツが好きなのか。
    という単純な二択ではなくて、長年積み重なった関係そのものが大きすぎるから、ハナ自身にもまだ名前をつけられないんでしょうね。

    「優しいレンと、傷ついたミツ」という対比も印象的でした。

    どちらも大切だからこそ、どちらかを選べば解決するわけではない。
    むしろ選択を急ぐほど、自分の本当の気持ちから遠ざかってしまいそうな危うさがあります。

    最後の、
    「どちらか一方を選べたら楽なのに」
    という感覚もすごく分かります。

    恋愛って、答えが出ない時間そのものが一番苦しかったりするんですよね。
    電話を一本しただけの静かな回なのに、三人の距離が以前よりずっと複雑になったことが伝わってきました。

    レンSideの「声が聞きたくて」と今回の「聞きたい声」が対になっているのも好きです。
    同じ電話なのに、レンにとっては安心するための時間で、ハナにとっては逆に自分の迷いを自覚する時間になっている。そのズレが、とても切なかったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    安心できるレンの声なのに、声を聞くことで、余計に胸が締め付けられる。
    そんなハナの感情を汲み取っていただけて、嬉しかったです。

    レンか、ミツか。

    今すぐ選ぶ必要のない問いであるからこそ、苦しいんですよね。
    いつかは、どちらかを選ぶときが来るので。

    3人の距離がより複雑になったとのコメントが的を得ていて、作者として大変嬉しかったです!
    コメントを読んでニヤけてしまいました(笑)

  • 今回はレンSideということで、同じ出来事でもミツとはまた違う苦しさが見えてきました。

    日本から遠く離れた場所にいるからこそ、何かあってもすぐに駆けつけられない。その「何もできない」という感覚が、レンにとって一番つらいんだろうなと思います。それでも、ミツの声の小ささだけで異変に気づくあたり、三人が長い時間を一緒に過ごしてきたことが伝わってきました。

    特に良かったのが、ミツから事情を聞いたあとの反応です。
    怒りをそのままミツにぶつけるのではなく、まず「お前ならそうすると思う」と受け止める。恋敵でもあるはずなのに、こういうときは幼なじみとして信頼しているんですよね。この二人の関係、単純な恋のライバルでは片付けられないところが好きです。

    そしてハナへの電話も印象的でした。
    事件について直接踏み込みすぎるのではなく、いつもの会話を続けながら声を確かめている。その何気ないやり取りから、レンが本当に聞きたかったのは事情の説明ではなく「ハナがいつものハナでいる声」だったんだろうなと感じました。

    タイトルの「声が聞きたくて」が、ミツにもハナにも掛かっているように思えますね。

    一方で、アメリカにはメイという新しい存在がいる。
    日本ではハナとミツの関係が少しずつ変わり、レン自身にも新しい日常ができ始めている。この距離が三人の関係をどう変えていくのか、とても気になります。

    「恋敵」と「幼なじみ」が同時に成立しているレンとミツの関係も含めて、離れているからこそ見えてくる絆が印象に残る回でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    幼なじみの言葉を、同じ立場なら、俺もそうしていたと受け止める。
    それがレンの誠実さであり、強さでもある。
    そこを一番に汲み取ってくれたこと、嬉しかったです!


    実際に、レンが同じ立場だったらそうしていたでしょう。
    無理やり手を出して記憶を上書きしても、傷は癒えない、と彼は心のどこかで分かっているのです。

    声だけで遠く離れた幼なじみの声を見抜けるのも、長く2人が一緒にいる証拠なのだと、読者さまに汲み取っていただくためにこのレン視点を書きました。

    丁寧なコメントをありがとうございました。

  • 大事にしたい〈ミツSide〉への応援コメント

    今回はハナSideで描かれた出来事をミツ側から見ることで、「守れなかった」と感じている彼の苦しさがかなり強く伝わってきました。

    特に印象に残ったのは、助け出したあとです。
    ミツは自分を責め続けていますが、ハナが混乱の中で大きな決断を求めたときには、自分の感情を優先せずに立ち止まる。「大事に思っているから待つ」という選択が、タイトルの「大事にしたい」にそのまま繋がっているように感じました。

    ただ守る、ただ好きだと言うだけではなく、相手の意思や心の状態まで尊重しようとする。
    以前からミツはハナへの気持ちをかなり見せていましたが、今回でその想いの質がよりはっきりした気がします。

    そして後半のレンとの電話も良かったです。
    ミツは怒られることまで覚悟しているのに、レンはまず責めるのではなく、ミツがどう行動したのかを見て言葉を返している。この三人は恋愛的には複雑な位置にいるのに、根底には長年積み重ねた信頼があるんだなと思わされました。

    だからこそ最後の、
    「正しい選択が出来たのか」
    という迷いが残るのも自然に感じます。

    大切な人を助けられたから全部解決、とはならないんですよね。
    ハナだけでなく、ミツの側にも今回の出来事は残っていく。その重さを抱えながら、それでも相手を大事にしようとする姿が印象的でした。

    前話と同じ出来事なのに、視点が変わったことで全く違う感情が見えてくる一話でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    私の作品の登場人物たちは、相手の意思や心まで守る、ということが『本物の守る』ということだ、と分かっている人が多くなってしまいます。
    それが作風と言ってしまえばそれまでですが……

    ミツがレンとの約束を守れなかった罪悪感があるからこそ、「帰ったら、オレのこと殴っていい。

     ってか、気が済むまで殴れ」と言うんですよね。
    それに対するレンの返答も、また幼なじみの絆を描写したくてこだわったので褒めていただけて嬉しかったです!

  • 事件〈ハナSide〉への応援コメント

    今回はかなり重く、緊張感のある回でした。

    前回から続いていた「何か起こりそう」という不穏さが、鈴原先生の警告を境に一気に現実になる流れが怖かったです。特に、いつもならミツと一緒にいるハナが、この日に限って一人で帰っているという状況も、読んでいて嫌な予感を強めていました。

    ただ、個人的に強く印象に残ったのは事件そのものより、その後のハナとミツのやり取りです。

    ミツは「守れなかった」と自分を責めていますが、ハナが混乱の中で大きな決断をしようとしたときには、彼女の言葉をそのまま受け入れるのではなく、「焦らなくていい」「本当にそうしたいと思えるまで待つ」と伝える。この場面で、これまで何度も出てきたミツの「ハナを守る」という気持ちの意味が、少し変わって見えました。

    危険から助け出すだけが「守る」ことではなく、相手が自分自身で選択できるようになるまで待つことも守ることなんですね。

    ハナもすぐ元通りになるわけではなく、不安を残したまま、それでも周囲の人の存在を支えにしている。その描き方にも重みがありました。

    そして気になるのは、やはり奈斗と一木有海です。
    特に有海については、前回までハナが「本当は優しい子だった」と信じようとしていただけに、今回の事件と彼女がどこまで関係しているのかで、ハナの受け止め方も大きく変わりそうですね。

    「恋は人を良くも悪くも変える」という鈴原先生の言葉も、ここからさらに意味を持ってきそうです。

    これまで積み重ねてきたハナとミツの関係が、楽しい青春だけではなく、苦しい出来事の中でどう変化していくのか。二人にとって大きな転換点になりそうな一話でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    危険から守るだけが『守る』ではなく、相手からの選択を待つことも守ること!
    非常に深い言葉に、作者の私のほうが感銘を受けました!
    ありがとうございます!


    本当に、恋は盲目という言葉通り、良い方法に変わるのが一番ですが、悪い方向にも人を変えるんですよね……

    そこにも触れてくださり、大変嬉しかったです!

  • 不穏な予感〈ハナSide〉への応援コメント

    前半の甘酸っぱさから、後半の不穏な空気への切り替わりが印象的でした。

    ミツの寝癖にドキドキしたり、好物を先回りして取ってくれていることに嬉しくなったり、ハナの気持ちがかなり揺れ始めていますね。「惚れちゃいそうじゃん」と思っている時点で、もうだいぶ近いところまで来ている気もします(笑)

    一方で、ナナと信二の過去の話も良かったです。傘を貸した結果、自分が風邪を引いてしまうという不器用な優しさが、いかにも信二らしいですね。ハナとミツだけではなく、こちらの二人の恋も少しずつ動いているので、宿泊学習を境に人間関係が広がってきた感じがします。

    だからこそ、一木有海の登場で空気が一変するところが怖かったです。

    特に印象に残ったのは、ハナが彼女を単純に「昔自分を傷つけた相手」として見ていないことでした。以前聞いたピアノの音や笑顔を覚えていて、「何が彼女を変えたのか知りたい」「改心したら友達になりたい」とまで思える。この辺りにハナの優しさがよく出ていますね。

    ただ、その優しさが逆に危うくも感じます。
    過去に自分を傷つけた相手の事情まで知ろうとして、自分から踏み込んでしまう。清水さんの「自分で傷を抉る気か?」という言葉もかなり重く感じました。

    そして清水さんの、青春を「見守る側」になったという言葉も少し寂しいですね。普段は頼れる大人として存在しているだけに、彼にも何か過去がありそうで気になりました。

    恋が少しずつ動き始めた直後に、過去の因縁まで再び動き出す。この先、一木有海について何が分かるのか、そしてハナの「助けたい」という気持ちがどういう結果につながるのか気になります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    もうハナはミツへの気持ちをほんのり自覚していますね!

    菜々美と信二の馴れ初めも無事に明かされて、微笑ましいなぁ、と思うところもやはり女の子ですね。
    一木 有海も後半でキーパーソンになります。
    元来、ピアノの上手い優しい子なんですよね。
    なぜ彼女がこうなったかは、後半で明かされます!
    自分を傷つけた人にも優しいのが、ハナのいいところでもあり悪いところでもあるんですよね!

  • 校外宿泊学習〈ミツSide〉への応援コメント

    校外宿泊学習らしい賑やかさの中で、ミツの気持ちがかなりはっきり見えてきた回でした。

    ピザ作りやカヌー、UNO、キャンドルファイヤーと、学校を離れたイベントが次々に続くので、読んでいて本当に宿泊学習へ参加しているような楽しさがありますね。特にハナが「皆で食べてるからかな」と言うところは、本人の素直さがよく出ていて微笑ましかったです。

    それ以上に面白かったのがミツです。
    周囲から見ればもう十分すぎるほどハナを特別扱いしているのに、肝心なところでは一線を越えようとしない。その一方で「お前に、ハナを渡すつもりはない」とは普通に言ってしまう(笑)
    信二が「いつまでも進展がない」と言いたくなるのも分かります。

    キャンドルファイヤー前の場面も好きでした。
    昔から一緒にいるからこそ、ハナが緊張したときの癖まで知っている。派手な言葉ではなく、「出来ないなら、俺に何か手伝わせろ」と支えようとするところに、ミツなりの優しさが表れている気がします。

    そして、ここまで青春らしい楽しい雰囲気だったのに、最後で一気に空気が変わるのが印象的でした。

    過去にハナを傷つけた側の人間が再び姿を見せて、「何かを計画しているらしい」という不穏な気配が残る。単なる宿泊学習回で終わらず、以前の出来事がまだ完全には過去になっていないことが分かりますね。

    何より最後の「ハナを守る」という約束。
    ミツ自身の恋心だけではなく、レンとの約束まで背負っているからこそ、彼がハナを守ろうとする気持ちは思っていた以上に複雑なのかもしれません。

    楽しい思い出がたくさん増えた直後だからこそ、最後の不穏さが余計に気になります。ここからミツが何を察知して、どう動くのか楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    周囲から見たら、ミツは、十分、ハナのことを幼なじみ以上として見ているのに、頑なに本人がそれを認めないのがいいんですよね!
    信二からも「ハッパをかけるやつがいないと進展しない』と言われるくらいには(笑)

    信二は気軽にミツをからかえる距離なのにも触れてくれてありがとうございました!

    レンと約束した『ハナを守る』というもの。
    それを、ミツはちゃんと果たせるのか、見守ってください!

  • 戸惑い〈ミツSide〉への応援コメント

    ミツの「戸惑い」が、勉強やハナとの距離感、周囲の男子との温度差までいろんなところに出ていて面白かったです。

    中間テストへの「なんで実技教科まで紙の試験なんだ」という不満が、中学生らしくて妙に共感してしまいました(笑)
    文句を言いながらもしっかり勉強して、結果的にハナと学年トップ争いをしているあたり、二人ともかなり優秀なんですね。ハナが少し上なのも、二人の関係性としてなんだかしっくりきました。

    個人的に好きだったのは、テスト後の清水邸の場面です。
    皆が勉強場所を用意してくれて、それに対してハナがお菓子を作って返す。大きな事件ではないけれど、こういう何気ないやり取りから、ハナが周囲の人たちに大切にされている理由が伝わってきますね。疲れていた男性陣が甘いものを食べて少し元気になる光景も温かかったです。

    一方で後半は、完全に思春期男子の空気になっていて笑いました。
    周囲に「もう付き合え」と言われるほどハナを意識しているのに、本人だけは微妙に認めきれていない感じが、ミツらしいですね。

    特に、
    「男子って単純だ」
    と冷静に分析しておきながら、自分も結局ハナのことをかなり気にしていて、最後には「そんなことを考えてる時点で、同類かもしれない」と自覚しているのが良かったです(笑)

    ミツはレンを恋敵として意識している一方で、ハナとの距離はすでにかなり近い。その距離の近さが本人にとって当たり前になっているからこそ、自分の気持ちをどう整理していくのか気になります。

    そして次はいよいよ校外宿泊学習。
    普段の学校とは違う環境で、このメンバーの関係がどう動くのか楽しみになる締め方でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ついこの間まで小学生だったミツたちが、戸惑うのは実技教科のペーパー試験かな、と思ったので描写を入れました。
    私も作中のハナやミツくらいのときには文句を言いながら勉強していたので(笑)

    しっかり勉強して、佐野先生に「幼なじみふたりで、ツートップだ」と言われるほどには頑張ったんですよね!

    そして、清水邸まで送ってくれる清水さんと、場所を貸してくれたお礼にパウンドケーキとクッキーを作るハナ。
    まだ中学生ですから、何かを買うとかは出来ないけど、自分のできることでお礼をするのがハナらしいです。

    後半は……ほぼ思春期男子の会話です(笑)

    この年頃の男の子って、女の子がいないところでこういう、あの子が可愛い子とかの話をするイメージがありましたので。

  • ミツ視点になることで、レンとハナとの関係がまた違って見えてくるのが面白かったです。

    冒頭の佐野先生との教育相談が、いきなり「付き合ってるのか?」から始まるのには笑いました(笑)
    入学してまだ3日なのに、生徒の恋愛事情に興味津々な先生のキャラがかなり強いですね。その軽いやり取りから、自然にレンとの過去へ入っていく流れも読みやすかったです。

    そして6歳のレン、想像以上に強烈でした。
    「異議あり!」と白衣姿で登場して、そのまま指紋や足跡を調べて真相に迫っていく。子どもらしい可愛さがあるのに、やっていることは本格的で、この頃からすでに今のレンにつながる部分があったんだなと感じました。

    ただ犯人を突き止めて終わるのではなく、奈斗にも母親を思う事情があったところが印象に残ります。もちろん盗んだこと自体は悪いけれど、その背景まで描かれることで単純な悪役になっていないのが良かったです。

    何より、疑われて泣いていたハナが、その後は奈斗を責め続けるのではなく受け入れているところに、今のハナらしさの原点が見えた気がします。お母さんの対応も含めて、本当にこの親子なんだなと思いました。

    そして最後の「今日みたいにレンが裁判にかけられたりしたら、私が助けてあげるね!」という言葉が妙に気になりますね。
    何気ない子どもの約束にも見えるのに、わざわざここで置かれていると、いつか別の形で返ってきそうな感じがします。

    ミツがレンを「ライバルであり、恋敵」と思いながら、それでも二人を大切な幼なじみとして見守っているのも良かったです。三人の関係がいつから始まったのかが分かって、今の距離感にも少し深みが増した回でした。

    作者からの返信

    恋愛模様も含めて、生徒のことをしっかり見ていたいのが佐野先生なのです!

    6歳のレンも、白衣がブカブカなのがお姉ちゃんの真似をしたい弟感が出てますよね!

    後に奈斗も絡んでくるのと、この約束も後半で回収予定なので、楽しみにしていてください!

    コメントありがとうございました!

  • 中学校入学式〈ハナSide〉への応援コメント

    レンが旅立ってから一週間という寂しさを抱えたまま、それでも「新しい環境では前を向こう」とするハナの姿が印象的でした。

    入学式という本来なら期待でいっぱいの場面なのに、心のどこかではレンからの連絡を待ち続けている。その少し欠けたような気持ちがあるからこそ、桜や新しい制服、教室のざわめきといった春らしい描写がより鮮やかに感じられますね。

    そして何より驚いたのが、菜々美との再会でした。過去にいじめていた側の人物を、新生活の最初に持ってくる展開がとても気になります。ただ謝って仲直りして終わるのではなく、ハナ自身がまだ少し警戒しながら、それでも差し出された気持ちを受け止めているところが良かったです。「もう気にしないで」と言えるハナの優しさにも、これまでの経験が滲んでいるように思いました。

    ミツや矢榛くんも加わって、一気に人間関係が広がっていくのも入学直後らしくて楽しいですね。特にナナと矢榛くんが近所だと分かったところで、ハナがさっそく二人の関係を気にしているのが微笑ましかったです(笑)

    レンのいない新しい日常が始まった一方で、最後まで完全には寂しさが消えていないのも好きでした。「ここから何かが変わっていく」という締め方に、新しい友達との関係だけではなく、離れたレンとの関係もこれから少しずつ変化していきそうな予感があります。

    華やかな入学式の中に、寂しさ、再会、過去との和解、新しい出会いが自然に詰め込まれていて、まさに新章の始まりという感じでした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    レンからの「中学校生活、どうだ?』みたいな連絡を待ち続けていたハナ。
    ミツとしては、俺がいるのにな、みたいな感じですよね(笑)
    そんなところもこのふたりらしいな、と思ったので書いてみました!


    そして、ハナの親友になる菜々美との再会も書きたかったので、触れてくれて嬉しかったです!

    ハナの恋模様への反応が早いのは、自分も恋をしているからか、やはり女の子だからなのか……両方でしょうかね(笑)

  • 寂しい気持ち〈ハナSide〉への応援コメント

    レンSideでも切ない別れでしたが、ハナSideになると寂しさがさらに強く伝わってきました。

    特に、

    「話したいことは、たくさんあった。」

    というところがすごく好きです。

    いざ別れの時間が来ると、普段なら簡単に言えるような「ちゃんとご飯食べてね」とか、そんな何気ない言葉ほど出てこなくなるんですよね。

    クローバーのネックレスも、単なるプレゼントではなくて、「アメリカにいても私とミツのことを思い出してほしい」という三人の繋がりのお守りになっているのが良かったです。

    そしてレンに抱きしめられたとき、ハナがミツとの違いを意識してしまうところも印象的でした。

    ずっと“幼なじみ”だった二人を、少しずつ異性として意識し始めているんだな、と。

    頬へのキスに動揺しながらも、結局何も言えないままレンを見送るのが、すごく青春らしくて切ないですね。

    でも個人的に一番好きだったのは、レンが去ったあとのミツとの場面です。

    「泣けよ」

    の一言がすごくミツらしい。

    無理に励ますでもなく、「寂しくないだろ」と誤魔化すでもなく、ハナが強がっていることを分かった上で、泣いていい場所を作ってあげる。

    レンの抱擁には旅立つ前の覚悟があって、ミツの抱擁にはそばに残る人間としての安心感があるように感じました。

    同じ“抱きしめる”でも意味が違うのが面白いです。

    そして最後の、

    「私たち3人の“再会”は、本当にあの約束どおり、3年後の春だった。」

    ここで一気に時間が進む予感を出してくるのがいいですね。

    三年間という時間で、レンはどんなカガク捜査官になっているのか。
    ミツとハナの関係はどこまで変わっているのか。
    そして再び三人が揃ったとき、“幼なじみ”という言葉だけでは収まらなくなった気持ちをどうするのか。

    寂しい別れなのに、三年後の再会への期待もしっかり残る締め方が印象的でした。

    作者からの返信

    『レンが去ったあとのミツとの場面です。

    「泣けよ」

    の一言がすごくミツらしい。

    無理に励ますでもなく、「寂しくないだろ」と誤魔化すでもなく、ハナが強がっていることを分かった上で、泣いていい場所を作ってあげる。

    レンの抱擁には旅立つ前の覚悟があって、ミツの抱擁にはそばに残る人間としての安心感があるように感じました。

    同じ“抱きしめる”でも意味が違うのが面白いです。』


    ここ、こだわったかポイントだったので、個人的に好きだと仰ってくれて嬉しかったです!

    強がって泣かないのを分かった上で、『それくらい分かってるんだよ』感を出さずに胸だけ貸してやる。
    惚れますよ、そりゃ。

    同時にこれが幼なじみの信頼感と絆です。

    この場面は書きながらニマニマしていたのを思い出します!

    これから、レンのいない生活が始まるわけですが、その中で近くにいる幼なじみ、ミツをどう異性として意識しながら過ごして、3年後の3人の再会が果たされるのか、楽しみにしていただければと思います!

    コメントありがとうございました!

  • 一時の別れ〈レンSide〉への応援コメント

    レンの出発、思っていた以上に切ない回でした。

    前半のミツとの会話がまず良かったです。

    二人ともハナを好きだと分かった以上、本来ならもっとギスギスしてもおかしくないのに、レンは「ハナをお前に託す」と言い、ミツもレンの夢を応援する。

    恋のライバルになっても、幼なじみとして積み重ねてきた信頼は崩れないんですね。

    特に、

    「こんな役回り、ミツだからこそ頼むんだよ」

    という言葉が印象に残りました。

    一番警戒してもおかしくない恋敵なのに、一番信頼できる相手でもある。この矛盾した関係が、この二人らしくて好きです。

    そして後半の空港は一気に寂しさが増しましたね。

    眠いのに「最後に“またね”って言いたい」と空港まで来るハナが可愛いですし、「私の身長の方がまだ少し高いの、きっと今だけだから。目に焼き付けておきたい」という言葉もすごく青春らしい。

    三年後には身長も、立場も、きっと三人の関係も変わっている。

    だからこそ、“今のレン”を覚えておきたいという気持ちが伝わってきました。

    クローバーのネックレスをお守りとして渡す場面も良かったです。

    夢を追ってアメリカへ戻るレンに対して、引き止めるのではなく「頑張って」と送り出すハナの優しさが感じられました。

    そしてレンも、ついに自分の恋心を自覚したからこそ、最後は素直にハナを抱きしめる。

    今までの「幼なじみだから」という距離から、ほんの少しだけ踏み出した感じがしますね。

    それでも告白して引き止めるわけではなく、ちゃんと自分の夢を選んで前へ進むところがレンらしかったです。

    タイトル通り、本当の別れではなく“一時の別れ”。

    三年という時間の中でレン、ミツ、ハナがそれぞれどんなふうに成長して、再び三人が揃ったときに関係がどう変わっているのか。

    後ろを振り返らず歩いていくレンのラストが、寂しいけれど前向きで、とても印象に残る旅立ちでした。

    作者からの返信

    『一番警戒してもおかしくない恋敵なのに、一番信頼できる相手でもある。この矛盾した関係が、この二人らしくて好きです。』
    ほしかったコメントをいただけて嬉しいです!
    そこに着目してほしくて書いた場面でしたので!

    そして、疲れていても、眠くてもちゃんとレンに別れを告げたくて車から降りるハナも健気でかつしっかりしています。
    そこはやっぱり、女の子ですね。

    ネックレスを渡したかったのも、ハナとしてはあるんですが。

    抱きしめるときに躊躇いなくそうするのもレンらしさ!

    出し抜くでもなく、別れの前くらい大目に見てくれるはずだ、でキスするのも幼なじみの信頼感が滲み出ていて、書いていて好きだった場面です!

  • ライバル〈ミツSide〉への応援コメント

    レン、ついに自覚しましたね。

    ここまで本人だけが自分の感情に追いついていない感じだったので、「オレ、ハナのこと本気で好きになったから」と真正面からミツに宣言するところは、かなり印象に残りました。

    でも、この場面が単純な恋のライバル宣言になっていないのがいいですね。

    二人ともハナが好き。
    当然、恋愛では競争相手になる。

    それなのにレンは、自分が再びアメリカへ戻るからこそ、ハナをミツに託す。

    普通なら一番任せたくない相手のはずなのに、それでもミツなら任せられるという信頼があるんですよね。このあたりに、恋愛よりずっと前から積み重なってきた幼なじみとしての絆を感じました。

    ミツの方もレンを出し抜こうとはせず、

    「いいカガク捜査官になって帰ってこい。絶対だぞ」

    と送り出す。

    恋敵なのに、まず相手の夢を応援できる関係なのがすごく好きです。

    そして個人的に面白かったのが、ミツが以前病院でハナを抱き寄せた理由。

    自分の気持ちを示すだけではなく、レンにハナへの感情を自覚させる意味まであったんですね。

    ミツ、思った以上に分かってやっていたんだなと(笑)

    レンの

    「3年後にはきっと、ハナはオレもお前も惚れ直すくらいの女になってる」

    という言葉もいいですね。

    今すぐ決着をつけるのではなく、それぞれが成長して再び同じ場所に立つ未来を想像している。

    だからタイトルの「ライバル」も、敵というより、お互いを認めている者同士という意味に感じました。

    最後に二人が拳を合わせる場面も爽やかでした。

    ハナ本人はそんな重要な話をしていたとも知らず、「どこ行ってたの? さあ、食べて」と普通に迎えているのも微笑ましいです(笑)

    友情を壊さないまま恋のライバルになった二人が、ここから三年間をどう過ごしていくのか気になる回でした。

    作者からの返信

    『普通なら一番任せたくない相手のはずなのに、それでもミツなら任せられるという信頼があるんですよね』

    汲み取っていただけて嬉しいです!

    恋敵に任せるなんて、となりそうなのに、一番近くで幼少期から見ている幼なじみだからこそ、託すんですよね!

    その関係の尊さに触れてくれて嬉しかったです!

    しかもミツは病院でわざとハナを抱き寄せた確信犯(笑)
    「これくらいやれば鈍いレンでも自覚するだろ」くらいのノリでした!


    「3年後にはきっと、ハナはオレもお前も惚れ直すくらいの女になってる」
    ことを想像しつつ、だからこそ、再会した後に改めて恋の決着をつけるんですよ!


    そこも汲み取っていただけたこと、嬉しく思います!
    そして、まさか幼なじみふたりが自分をめぐってライバル宣言したなんて微塵も思わないハナの描写にはこだわったので、言及してくれて嬉しかったです!

  • 前回までの緊張感から一転して、今回は三人が久しぶりに同じ時間を楽しんでいる感じがあって、読んでいてほっとしました。

    特にハナ視点なのが良かったです。

    レンに涙を拭われて、

    「彼氏みたいなことしないでよ」
    「そういうの、ずるい」

    と意識してしまうところが可愛いですね(笑)

    レン自身も前回、似たようなことを考えていたので、本人たちはまだはっきり自覚していないのに、お互い少しずつ幼なじみ以上の感情を持ち始めているのが伝わってきました。

    その一方で、F・R・Cの存在が出てきて、物語の世界が一気に広がった感じもあります。

    豪華な屋敷の地下に秘密施設があって、ブローチが認証キーになっているというのはかなりワクワクしました。いかにも秘密組織らしい設備なのに、自販機からお菓子が大量に落ちてきて「仕様だ」と言い切る清水さんで一気に空気が緩むのも好きです(笑)

    科学捜査に興味のあるレンと清水さんの相性も良さそうですね。

    レンがずっと目指してきた世界と、ハナが自分たちの知らないところで関わっていた世界が繋がったことで、単なる再会ではなく、それぞれが離れていた時間まで少しずつ共有していく感じがしました。

    そして、お別れパーティーの穏やかな雰囲気がすごく良かったです。

    ハナの料理を食べてレンが「帰りたくなくなるな」と言うところなんかは、何気ない言葉なのに少し意味深に聞こえますね。

    最後の、

    「“ルール撤廃”が、数年後に本当に起こるなんて。」

    という締めも気になります。

    冒頭で未来の三人を知っているだけに、「ここから何があってあの未来に繋がるんだろう」と思わせるのが上手いです。

    恋愛だけではなく、幼なじみ三人が離れていた時間を埋め直していく回としても、とても楽しいひとときでした。

    作者からの返信

    幼なじみ3人のほっこり回です。

    F・R・Cは秘密基地みたいな場所になっていきます!

    頑張るには息抜きも必要、ということで自販機からお菓子が大量に落ちてくる仕様になりました(笑)

    お別れパーティーの雰囲気、好きと言っていただけて嬉しいです!
    今の穏やかな小学生の幼なじみで過ごせるのは、この瞬間だけなので!

    ルール撤廃については、清水さんの恋愛も関わって来ますので、楽しみにしていただければと思います!

  • 同じ事件でもレン視点になると、かなり印象が変わりますね。

    特に良かったのが、最初は「オレ……出番ねぇな」と軽く笑っていたレンが、いざ危険が迫った瞬間には迷わず二人を守っているところです。

    普段は冗談っぽく振る舞っているのに、本当に大切な場面では身体が先に動く。そのあと本人が「あのときは本当に何も考えてなかった。ただ、守りたかった」と振り返っているのも、レンという人物らしく感じました。

    そして今回、一番気になったのはやっぱりハナへの感情ですね。

    ハナの涙を拭った瞬間に、一瞬だけ「彼氏みたいな気分」を意識して慌てて打ち消したり、ミツがハナを抱き寄せているのを見て妙に腹が立ったり。

    本人だけがまだ理由を理解していないのが、すごく青春らしいです(笑)

    読んでいる側にはかなり見えているのに、レン自身は「なんでムカつくんだ?」という段階なのが面白い。

    しかも、単なる恋愛感情の自覚だけではなく、最後の

    「オレらの知らない時間がある」

    という部分も印象に残りました。

    幼なじみだから相手のことを何でも知っているつもりだった。でも離れていた時間の中で、ハナにもレンたちの知らない経験や変化がある。

    「昔から知っている相手」と「今ここにいる相手」は同じようで違うんですよね。

    レンがハナへの恋心だけではなく、“今のハナ”を改めて知ろうとしていくきっかけになる回にも見えました。

    ミツはすでにかなり自分の気持ちを自覚している一方、レンはまだ入口に立ったばかり。

    この二人の自覚の速度の違いが、ここから三人の関係をどう動かしていくのか気になります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    まだレンはやっと自分のハナへの気持ちに名前がつきそうでつかない段階です(笑)
    それでも、ちゃんと大切な人だと思っているから、守る方向に身体が動く!

    めちゃくちゃ異性として意識してるやん、というのは読者にはバレバレなのですが、本人だけがまだ無自覚、というのがこのシーンの魅力となっています‥

    また、改めてそれぞれ離れていたことで、それぞれに知らない時間があるということに思い至るのも大事なポイントだったりします。
    汲み取っていただけたこと、大変嬉しかったです!

  • 気付き〈ミツSide〉への応援コメント

    今回はかなり大きく人間関係が動きましたね。

    まず、ハナとレンが二人で行動していた理由が明かされて、ミツがずっと抱えていた嫉妬や誤解の正体が分かるところが印象的でした。本人からすれば恋敵のように見えていたものが、実はレンの魔導のための特訓だったというのが切ないです。

    特にミツの、

    「嫌われれば、楽になれると思った」

    という気持ちがすごく子どもらしくて、それでいて妙に分かる気がしました。好きだから近づきたいのに、好きだからこそ傷つく。それなら自分から関係を壊してしまおうとする不器用さが、後悔に繋がっているんですね。

    そして今回はレンも良かったです。

    本人はまだ自分の気持ちを完全には自覚していないのに、「大切な人を守りたい」という感情によって力が目覚める。この能力の発現と恋愛感情がリンクしているところが面白かったです。

    その直後にハナの危機が訪れるので、さっきまでの特訓が単なるイベントではなく、ちゃんと物語の展開に繋がってくるのも好きでした。

    ただ、一番印象に残ったのは事件そのものより、その後のミツとハナの会話かもしれません。

    ブローチが「友情の魔法」であり、三人の心が本当に繋がっているのかをハナ自身も確かめたかった、という事実が分かる場面が良かったです。

    ミツはハナに冷たくしてしまった。
    ハナは距離を取ってしまった。
    レンは遠くへ行ってしまった。

    それぞれ違う方向へ進んだように見えていた三人が、実はずっと同じ関係を失うことを怖がっていたんだな、と感じました。

    だからこそ、

    「私たち、ちゃんと繋がってたんだね」

    という言葉とブローチの光がとても綺麗でした。

    しかも「昔みたいに戻る」だけではなく、ハナが二人をちゃんと“男の子”として見るようになったことで、ここから友情だけでは済まなくなっていく予感もありますね。

    冒頭で未来の関係を知っているからこそ、この時点ではミツとレンのどちらにハナの心が傾くのか、そして三人の友情がどう変化していくのかを見届けたくなる回でした。

    作者からの返信

    この年頃の子供って当然恋心は分からないので、自分だけに向いていると思っていた笑顔が仲のいい他の幼なじみにも向いていて、『何かムカつく』となり、それを言語化できないから『いっそのこと、こんな関係は壊してしまえばいい』と思ったわけですが……

    心の奥底では、3人とも関係を壊すのは嫌だったんですよね。
    3人ともそう思っていた証拠が、ハナの台詞とブローチの光、ということを汲み取っていただけたこと、大変嬉しかったです!


    また、ハナがちゃんと幼なじみふたりを異性として意識するようになったのも汲み取っていただけてこれまた嬉しかったです!
    ありがとうございました!

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    冒頭のグアムでの穏やかな家族風景から、少しずつ過去へ戻っていく構成がすごく良かったです。

    今では夫婦になって、子どもたちに囲まれて笑っている優作と華恵ですが、「あの頃の“好き”は消えないまま」という一文が印象的でした。結末としての現在を先に見せてもらっているからこそ、そこへ辿り着くまでに何があったのかが逆に気になりますね。

    特に、優作・華恵・蓮太郎の三人が幼稚園からの幼なじみで、しかも優作と蓮太郎が同じ華恵に想いを寄せていたという関係が面白いです。それだけなら青春ものらしい三角関係ですが、過去の悪ふざけが原因で華恵が心を閉ざし、転校してしまったという後悔まで絡んでくるので、単純な恋愛だけでは終わらなさそうな雰囲気があります。

    現在では軽口を叩き合える優作と蓮太郎が、昔は同じ相手を好きだったというのもいいですね。二人がどういう気持ちで再会し、華恵と再び向き合っていったのか。その過程で友情と恋がどう変化したのか、かなり気になりました。

    そして最後の鈴原先生の「“彼女”のことを話しておかないとね」で、一気に物語が本編へ入っていく感じが好きです。

    幸せな現在を知っているのに、その過去にはかなり大きなすれ違いや後悔がありそうで、「どうやってここまで辿り着いたんだろう」と続きを追いたくなる導入でした。

    作者からの返信

    拝読いただき、ありがとうございます!

    冒頭のグアムではこんな夫婦です、と幸せの完成形を明示しています!

    夫婦になってもなお、幼少期から見てきた『可愛い』『好き』が消えないままです。

    過去にはかなりいろいろあった3人ですが、それを恨むでも妬むでもなく、こうして過ごせているのが3人とも『良い関係を作っていった』何よりの証拠だという思いを込めました!
    コメントありがとうございました!

    編集済
  • 寂しい気持ち〈ハナSide〉への応援コメント

    読みましたが、切ないという気持ちが湧く作品ですね。全体的に全てを言葉で表すような小説じゃなくて、雰囲気で魅せてくる印象でした。結構好みです。
    三人の距離感はかなり丁寧に描かれてますし、区切りの良いところまで読みましたが、人生を見ているような感覚にもなれました。特に五話から七話まで、それぞれの別れの場面を三人分の視点で見せてくれるところにこだわりを感じます。

    中々こういった小説は読む機会がないので、面白かったです。また時間があるとき、読みに来ようと思います。なにせ三年後の再会が個人的に気になったので!

    作者からの返信

    まずは応援コメント、ありがとうございました!
    作者として感無量でございます。
    『三人の距離感が丁寧に書かれていて、人生を覗き見ているかのよう』が最高の褒め言葉です!
    この褒め言葉だけで白米5杯はいけますね!

    それぞれの視点で別れを書くのも、同じ女の子が好きなのライバルでもあり、幼馴染でもあるミツとレンはきっと思うところがあるだろうな、とこだわりました。
    寂しい気持ちは3人共あるのはもちろんなんですけどね……

    またぜひ、3年後の再会を楽しみに読みに来てくださると嬉しいです!

    ありがとうございました!

  • 気付き〈ミツSide〉への応援コメント

    Xから来ました!

    現代ファンタジー作品ですね。魔導という超常現象が日常となっている世界観が丁寧に描写されていて、先が気になります(当方、設定を練り込むのが好きな人間なので)。Excellent!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    現代ファンタジー要素はうっすらで、徐々に回想の中とはいえ学園恋愛になっていきます!

    ぜひぜひ、気になったら読み進めてみてください!

  • 不穏な予感〈ハナSide〉への応援コメント

    途中ですが………ハナちゃんがとてもピュアで可愛く、幼馴染二人が惚れてしまうの、すごくわかります!
    お友達たちの恋模様も可愛くって、キュンキュンしますね……!優しい文体で綴られていて、とても大切に関係を積み重ねているのが伝わります。

    作者からの返信

    ココハチさま、素敵な感想をありがとうございます!

    幼なじみふたりが惚れるピュアなヒロイン、ハナの可愛さが伝わっていれば、こんなに嬉しいことはないです!


    親友たちの恋模様も可愛いと言ってくれて、嬉しいです!

    それぞれの関係性を大切に描いている作品ですので、読み取っていただけて作者冥利につきます。

  • 結婚して子供もできた「普通の大人」になった思い出を語っていくスタイルですが、
    いずれ「普通の大人」になる彼らがかつては持っていた等身大の熱と異能の能力が輝かしい思い出の一つのような印象を受けました。

    三人の関係性と想いの交差を視点を変得ながら追体験する感覚に引き込まれました!続きも読ませていただきます!

    作者からの返信

    おはようございます!
    応援コメントありがとうございます!

    そうなのです、今は『普通の大人』になった彼らがかつての輝かしい思い出を語る物語なのです。

    読み取っていただけて嬉しかったです!

    ありがとうございます。ぜひ、読みたくなったときに続きも覗いていただけますと幸いです!

  • 気付き〈ミツSide〉への応援コメント

    この回で魔導が出てきますが、前回で大人になった3人の三角?関係に焦点を当てているので、作者様が書きたいのは魔導バトルやFBIとかでなくて三角関係や初恋から結婚までの気持ちの変化なのだなと思いました。
    レン、ミツの恋するハナがどんな性格なのか、これから明らかになっていくと思いますが、彼女がどんな人柄なのか、どうしてレンとミツがひかれているのか、なぜ傷つき転校したのか、気になります。

    作者からの返信

    はすみさん

    応援コメントありがとうございます!

    そうなのです!この3人は昔こういう能力を持っていた期間がありましたよ、という明示です!

    あくまで書きたかったのは、仰っていただいたとおり、三角関係の進展や結婚するまでの関係性なのです!

    そこを読み取っていただけて、作者としては大変嬉しいです!

    はすみさんもいち読者として、ハナを好きになってくれると嬉しいです。

  • 通じる気持ちへの応援コメント

    甘い…何度も、抑えきれない想いを口づけに…

    素敵です。
    海の潮騒に心洗われる、そんな詩的情緒溢れるシーンでした!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    幼なじみ同士の恋愛が成就する瞬間として、とてもこだわったので、そう書いてくださり、嬉しいです(*´ω`*)

  • 2度目のサマーキャンプへの応援コメント

    サマーキャンプ、みんなで泊まる訳ですから当然ドキドキイベントも起きますよね!
    つい他のカップルと自分を比べちゃうところに青春を感じます☺️

    作者からの返信

    こちらにもコメントありがとうございます(*´∀`*)
    皆で泊まるので、ドキドキしますよね(ノ´∀`*)

    他のカップルと比べて進展早いのかな、遅いのかな?ってなるのも中学生らしいですよね❤️

  • 動く気持ちへの応援コメント

    幼馴染だからこそ、「昔と違う」って認識しちゃう瞬間、いいですよね。関係性が変わっていく過程が好きです🥰

    作者からの返信

    コメントありがとうございます(*´ω`*)

    幼なじみだからこそ、声変わりの時期で『前と違う』って思う瞬間がキュンとしますよね(*´ω`*)

    伝わって良かったです(*^^*)

  • 「結婚しても終わらない恋」――なんて切なくて魅力的なテーマなんでしょう!

    魔法と科学が交差する世界観の中で、幼なじみ三人の不器用な想いが絡み合う展開にぐいぐい引き込まれました。
    一途で少し過保護なミツ、素直で体を張ってハナを守るレン、そして強さと脆さを併せ持つハナ。三人の掛け合いが本当に微笑ましくて、それぞれの視点から語られることでキャラクターへの愛着がどんどん深まっていきますね。

    大人になった現在の幸せな姿から、過去の劇的な再会とF.R.Cでの秘密めいた青春へ繋がる構成も見事。

    彼らがどんな軌跡を辿ってあのグアムの笑顔に辿り着いたのか、続きが気になって仕方ありません!

    作者からの返信

    読んでいただき、また素敵なコメントをいただき、ありがとうございます。

    一途なミツと、好きな子を身体を張って守るレン。
    ハナはどちらに惹かれていくのか、お楽しみに!

    大人になった彼らが過去を回想していくという物語、ぜひお楽しみください。
    きっと、推しカップルが見つかるはずです。

  • 増える親友への応援コメント

    ナナの「赦しの魔法」のシーンがとても印象的でした。過去のわだかまりを越えて関係が変わる瞬間が、静かで優しく描かれていて胸に残ります。
    そこから一気に仲間が広がり、それぞれの個性が丁寧に紹介されていく流れも楽しく、日常の賑やかさが心地よいですね。
    少しずつ築かれていく“居場所”の温かさが、この物語らしい魅力だと感じました。

    作者からの返信

    読んでくださり、ありがとうございます!過去のわだかまりの赦しも、この作品のテーマでしたので汲み取っていただけて嬉しいです。

    この回から仲間が増え、群像劇としての体をなしていきます。

  • 養子への応援コメント

    一気に物語の根幹に触れる回でしたね。ハナの出生の真実が明かされる場面は衝撃的でありながら、「血が繋がってなくても――私の母は、今のお母さんだよ」という言葉に救われるような温かさがありました。
    また、ミツが弱さを見せて「行くな……」と引き止めるシーンがとても印象的で、二人の関係が確かに変わってきているのを感じます。重い事実の中に、それでも確かにある優しさが心に残る回でした。

    作者からの返信

    読んでくださり、ありがとうございます。これまた重い事実ですよね。
    血の繋がりはなくても、ハナの母親が愛情を注いで育ててくれたことを、ハナ自身も感じたでしょう。


    ミツが熱を出すシーン。
    彼が作中で見せた唯一の弱った彼かもしれません。

  • 受け継ぐ遺志への応援コメント

    事件の決着から一転、物語が大きく広がる重要な回でしたね。ミツの怒りと静かな決意、そしてそれを見つめるハナの複雑な感情が、とても印象的でした。
    さらに、おばあさんの正体と遺された腕輪が明かされる展開には、静かな衝撃があります。優しさの記憶が“守る意志”として受け継がれていく流れが美しく、最後の雨のシーンも心を洗うような余韻を残していて素敵でした。

    作者からの返信

    お読みいただきまして、ありがとうございます。また、ご返信が遅くなり申し訳ありませんおばあさんの正体、ビックリしましたよね。

    優しさの記憶は、後に本当の彼女の強さとして美しく昇華されてゆくことでしょう。

  • それからの日々への応援コメント

    日常の積み重ねの中にある小さな温もりと、ふとした瞬間に差し込む緊張の気配がとても印象的でした。演劇のシーンでミツと向き合うハナの心の揺れは、現実と重なっていて胸がきゅっとなりますね。
    また、サイクリングの穏やかな時間と「いつもの場所」という約束がとても優しくて、その直後に訪れる不穏な空気との対比が鮮やかでした。この静けさが次の展開を予感させていて、強く印象に残ります。

  • 聞きたい声〈ハナSide〉への応援コメント

    ハナの内面がとても繊細に描かれていて、読んでいて胸が締めつけられました。何事もなかったように振る舞う会話と、その裏で揺れ続ける感情の対比が印象的です。
    レンへの安心と、ミツへの強く残る感情が同時に存在していることが、とてもリアルに伝わってきました。「選べないまま夜が更けていく」という締めも、この曖昧さそのものが今のハナの心なのだと感じさせて、静かな余韻があります。

    作者からの返信

    人生でも辛い体験をしたあとに、ふたりの男の子の優しい言葉を聞いて、心の整理がつくはずがありませんよね。

    レンの安心を取るか、ミツの見守ってくれる誠実さを取るか……

    ハナにとっては悩みどころですが、同時に、今すぐ答えは出さなくていいという時間的猶予もありますね。

  • レン視点で描かれることで、遠く離れた場所からの焦りや無力感が静かに伝わってきました。それでもミツを信じて言葉をかける姿に、三人の関係の深さが感じられます。
    ハナとの電話のやり取りも印象的で、何気ない会話の中に安心と優しさが滲んでいました。離れていても確かに繋がっている、その距離感がとても心地よく描かれていますね。

    作者からの返信

    レン視点だと、他の女の子の影も少しありつつ、それでも幼なじみを大事に思うレンの描写になっています。

    離れていても、確かに培った絆はそう簡単に崩れず、むしろ強化されるのがミソです。

  • 大事にしたい〈ミツSide〉への応援コメント

    ミツの視点から描かれることで、あの出来事の重さと彼の葛藤がより深く伝わってきました。守れなかった悔しさと、それでもハナを大切にしようとする選択の間で揺れる姿が、とても人間的で印象に残ります。
    また、レンとの電話のやり取りも良いですね。離れていても変わらない信頼関係が感じられて、三人の絆の強さが静かに浮かび上がっていました。

    作者からの返信

    あの日の出来事早くミツの中でも衝撃的ではありましたが、幼なじみとの約束もありましたからね。
    あの約束を果たすことが、何よりの優先事項だったのです。


    日本とアメリカ。遠く離れても、築いた絆の強さは本物です。

  • 事件〈ハナSide〉への応援コメント

    とても緊迫感のある回でした。突然の誘拐という衝撃的な展開の中で、ハナの恐怖や必死の願いが強く伝わってきます。
    そしてミツが駆けつける瞬間は、まさに守る者としての姿がはっきりと表れていて胸を打たれました。事件の後、ミツが衝動ではなくハナを大切に思って言葉を選ぶ場面も印象的で、二人の関係の深さが静かに感じられます。

    作者からの返信

    少し多忙につきご返信遅くなりました!


    突然の誘拐でもないと平和に恋愛しているだけじゃ中だるみしますからね……

    同時に、レンとの約束を果たしてハナを守る回でもあるのです!
    守るものとしては、自分の掛ける言葉でハナの傷を抉ってはいけないのでね……

  • 不穏な予感〈ハナSide〉への応援コメント

    校外宿泊学習の楽しい余韻の中に、少しずつ不穏な影が差し込んでくる展開が印象的でした。ミツのさりげない優しさにドキドキしてしまうハナの心情も、とても自然で可愛らしいですね。
    そしてナナの話や一木有海の存在が出てきたことで、物語の空気が少し引き締まりました。ハナが「助けたい」と真っ直ぐに思う姿勢も、彼女らしい優しさで胸に残ります。

    作者からの返信

    校外学習が終わると少し甘いだけのお話ではなくなります。
    シリアスも入れないと!と思い、入れてみました。
    ハナは優しいので、自分を陥れた相手でも『助けたい』と思うんですよね。
    それがミツやレンの心をまっすぐに射抜くのだ、と分かるエピソードにしました。

  • 校外宿泊学習〈ミツSide〉への応援コメント

    校外宿泊学習のにぎやかな空気が、とても生き生きと伝わってきました。ピザ作りやカヌーのハプニングなど、中学生らしい出来事の中で、ミツがさりげなくハナを守ろうとする姿が印象的ですね。
    特に、濡れたハナにタオルを渡す場面や、緊張する彼女を落ち着かせる場面には、幼なじみならではの距離の近さが感じられて胸が温かくなりました。最後に、過去のいじめグループの動きに気づき「守る」と決意する流れが、物語に静かな緊張を生んでいて続きが気になります。

    作者からの返信

    校外宿泊学習は実際に私が体験した行事のハイブリッドだったりします!
    現実はこんなふうにタオルはもちろん、渡されていません(笑)

    読んでくださって、ありがとうございます。
    ここから、ほんの少しピリッとした空気になっていきます。

    ぜひ、楽しみにしていてください。

  • 戸惑い〈ミツSide〉への応援コメント

    中学生らしい日常の空気がよく出ていて、読んでいて思わず頬が緩みました。清水邸での勉強風景や、ハナの手作りのお菓子に皆がほっとする場面がとても温かいですね。
    そしてミツの、ハナに対する少し過保護な意識や戸惑いが思春期らしくて微笑ましいです。恋と友情の狭間で揺れる気持ちが、日常の出来事の中で自然ににじんでいるのが印象的でした。

    作者からの返信

    この頃からミツは過保護です。
    あの空港でレンから言われた『ハナを託す』が効いてるんでしょうね。

    清水邸という他人様の家ではあるものの、ふたりで勉強しているんですもの、思春期男子が意識しないわけがありません。

    恋と友情のボーダーで揺れるミツの心が伝わって嬉しく思います。

  • 三人の始まりの出来事が語られる、とても印象的な回でした。幼い頃の“学級裁判”という状況の中で、ミツが必死にハナを守ろうとした姿や、そこに颯爽と現れるレンの登場がまるで一つのヒーローシーンのようで格好いいですね。
    特に、小さなレンが白衣姿で証拠を示す場面は鮮やかで、三人の関係がここから始まったのだと実感させられました。現在の恋のライバル関係と、幼い頃からの絆が重なって見えるのも胸に残ります。

    作者からの返信

    3人の友情の始まりは、ここが原点です。
    これをきっかけに、レンが夢を志すシーンでもありますし、レンがお姉さんを尊敬している(真似から入るのが子供らしい)ことを示す場面でもあります。

    細かいところまで汲み取ってくれて嬉しいです。

  • 中学校入学式〈ハナSide〉への応援コメント

    レンが旅立ったあとの静かな寂しさから始まり、中学校の新しい日常へと場面が移る流れがとても自然でした。ハナが少し強がりながら前を向こうとする姿が、等身大の中学生らしくて可愛らしいですね。
    そしてナナとの再会と謝罪の場面は印象的で、差し出された手を握り返す瞬間に、新しい関係の芽が確かに生まれた感じがしました。タイトルの「つぼみ」という言葉が、まさにこの始まりの空気にぴったりですね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    レンが旅立ったあとの「全然連絡ないじゃん!」とハナがこぼすシーンが密かなお気に入りです。

    それでもなんとか、新しい環境に馴染もうとする……いや、そうせざるを得ないのが中学生ですよね。

    この章は、ナナをはじめ『関係の始まり』の章です。

    章タイトルから汲み取っていただけて嬉しいです。

  • 寂しい気持ち〈ハナSide〉への応援コメント

    ハナの視点になることで、空港での別れの場面がいっそう切なく感じられました。ネックレスを掛ける小さな仕草や、言えなかった言葉を胸にしまう描写がとても繊細ですね。
    レンのキスの余韻と、その直後にミツがそっと支える流れも印象的で、三人の関係の複雑さと温かさがよく伝わってきます。最後の「三年後の春」の一文が、静かな希望の光のように物語を締めていて美しい余韻でした。

    作者からの返信

    3人がまだ小学生で、それぞれにまだ『恋』という名前がつかないままの3人です。
    3年後には、恋がどういうものかも分かる年齢なわけで……この切なさは、今この瞬間しか味わえない関係ゆえでもあります。

    丁寧に読み取ってくれて、作者として嬉しい限りです。

  • 一時の別れ〈レンSide〉への応援コメント

    レン視点で描かれる別れの場面、とても胸に沁みました。賑やかな送別会の空気の裏にある寂しさや覚悟が、静かに滲んでいますね。
    特に空港でのハナとのやり取りは印象的で、ネックレスを渡す場面や最後の抱擁、そして頬へのキスが、二人の想いの強さをやさしく伝えてきます。振り返らず歩き出すレンの背中に、旅立つ男の決意が感じられて余韻の残る締め方でした。

    作者からの返信

    レン視点だと、前日にテラスでハナをミツに託していることはここでも伝えないんですね。旅立つ覚悟をぶらさないように。
    振り返らずにゲートに向かうのも、同じ理由です。

    丁寧に汲み取っていただけて、嬉しいです。

  • ライバル〈ミツSide〉への応援コメント

    レンと優作、二人だけのテラスの会話がとても印象的でした。互いに同じ女性を想いながらも、真正面から言葉を交わすこの場面には、友情とライバル心の両方が静かに漂っていますね。
    特に「ハナを託す」という言葉の重さが、これからの三人の関係を象徴しているようで胸に残りました。最後にラウンジへ戻り、何も知らないように笑うハナの姿が、夜の静かな余韻をいっそう深くしています。

    作者からの返信

    読んでいただき、ありがとうございます!
    密かなライバル宣言のふたりです。

    レンがそばにいられないため、大事な幼なじみを、信頼してもいる、ライバルに託す構図が書きたかったのです!

    また、そのライバル宣言のことはハナに伝えていないのもポイントになっています。

  • ハナ視点になることで、レンの無茶に対する怒りと心配、その奥にある複雑な想いがとても自然に伝わってきました。「彼氏みたいなことしないでよ」という心の声が、彼女の揺れる気持ちをよく表していますね。
    また、F・R・Cの施設や清水の登場で物語の世界が一気に広がり、少しスパイ映画のようなわくわくする空気も感じました。最後の穏やかな別れの夜と「まだ誰も知らなかった」という締め方が、とても静かな余韻を残していて印象的です。

    作者からの返信

    ハナ視点は心の揺れ(まだ恋だとは分からない)と、レンとミツが知らないことを開示するのが目的の、1話でした。

    また、身内でもない他人からの3人の関係性の可視化もポイントになっています。

    スパイ映画みたいなワクワク感を楽しんでいただけて嬉しく思います。

  • レンの視点になることで、同じ出来事がまったく違う温度で見えてくるのが面白いですね。守るために迷わず前に出る姿は、彼のまっすぐな人柄がよく表れていて格好よかったです。
    そして、ミツとハナの様子を見て胸がざわつくレンの心情が、とても人間らしくて印象に残りました。最後の「まだ知らないことがある」と気づく一文が、三人の関係の奥行きを感じさせて余韻があります。

    作者からの返信

    同じ出来事でも、レンの視点になることで、見せ方を変えて描写したくて、この形式にしました。

    その意図も汲み取っていただけて嬉しいです。

    レンとしては、もうすぐ2人のそばにはいられなくなるから、最後にせめてカッコいいところを見せてやろう、という気持ちもあったかもですが。

    細かいところまで読み取ってくれて嬉しく思います。

    本当にありがとうございます!

  • 気付き〈ミツSide〉への応援コメント

    隠されていた過去の事情が明かされていく流れに、ぐっと引き込まれました。優作の嫉妬や後悔が、当時の少年らしい不器用さとして伝わってきて胸に残ります。
    そして再会の瞬間、危機の中でレンが盾を展開して身を挺して守る場面はとても印象的でした。最後に三人の心がもう一度繋がるシーン、ブローチの温かな光がまさに「友情の魔法」を象徴しているようで、優しい余韻がありますね。

    作者からの返信

    読んでくれて嬉しく思います。


    当時はまだ子供なので、定番ですが「気になる子ほどいじめたくなる」ってやつですね。
    それが恋という名前のつくものだとは、まだ分からないんですよね。

    再会の瞬間はレンのカッコよさを意識してみました。
    唯一の腕の見せどころとなります。

    このブローチ、実は他にも役割があるので、それはまた後の章で出てきますので、お楽しみに!

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    大人になった優作たちが、子どもたちに過去を語り始めるという導入がとても魅力的ですね。グアムの明るい空気の中で、ふと昔の記憶が立ち上がる瞬間が印象的でした。
    そして、結婚して家族になってもなお「好き」が胸に残っているという優作の想いが、静かに胸に沁みます。最後に語られる「三人とも同じ人を好きだった」という事実も、これから始まる物語の輪郭をぐっと引き立てていますね。

    作者からの返信

    読んでくださり、ありがとうございます。
    そうなのです!ただ、小学生から中学生、高校、大人になって成人してから。
    時系列順に追っても読者は飽きるだろうな、と思ったのでこの構成にしてみました。

    最後に『同じ人が好きだった』と語るところがミソです。

    そこまで気付いてくださり、作者として感慨深いです。

    この後も、ぜひよろしくお願いします。

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    Xから来ました。
    読みやすい工夫がされており読者としては次にサクサク進めてテンポ感があり爽快です!

    そしてこの後どう展開していくか楽しみに読み進めていきますね(o^^o)

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    ぜひ、楽しみにしていてください!

  • 校外宿泊学習〈ミツSide〉への応援コメント

    カヌーに一緒に乗るなんて、最高のシチュエーションですね!

    こういう青春!って感じ大好きです。
    ゆっくり読み進めていきますね〜

    作者からの返信

    しまえびさん、ありがとうございます!
    年頃なんで年齢相応の下心を抱えているのも含めて青春ですよね!

    ぜひ、ゆっくり読み進めていただけると嬉しいです!

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    Xから来ました。
    家族のほのぼのした感じがかなり面白かったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    そう仰っていただけて嬉しいです!
    どのような過去を経て家族になっていったのかぜひ見守ってください!

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    幼馴染と結婚…!最高だぜ!!

    科学を、わざわざカタカナにしているの何かの伏線だろうか…!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    最高ですよね!

    こんな人生が良かったなぁ、と妄想を詰め込んだ作品となっております!

    意味があるのか……どうでしょう?

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    3人が仲良くしてる姿を見て、まず一安心です…!
    異能や魔導のある世界でどのような物語が描かれていくのか、楽しみながら読ませていただきます!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    ぜひ、よろしくお願いします!

    お互いがそれぞれ伴侶を持っても、3人の仲の良さは変わらないので楽しみに追っていっていただけると幸いですー!

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    Xからです!
    現在から過去の回想へ入る構成がはっきりしていて、今は結ばれている二人が、どんな紆余曲折を経てここに至ったのか、という事に興味が持てます!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    そうなのです!

    読者と一緒に、『どうやってこのふたりは結ばれたのか』を楽しむ物語となっております!

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    読みやすい改行でサクサク読み進められました。2人の過去……気になります。ありがとうございます♪

    作者からの返信

    良かったです。

    別の方から改行が多すぎるという意見もあったので自信喪失しておりました。

    お手すきのときに続きにもお目通しくださればと思います。
    よろしくお願いいたします。

  • 気付き〈ミツSide〉への応援コメント

    面白く、ワクワクしますね!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 中学校入学式〈ハナSide〉への応援コメント

    中学校の入学式、ハナ視点でみずみずしく、リアリティもあり、楽しく読ませていただきました🎶
    続きも楽しみに読ませていただきますね。^^

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    みずみずしいと言っていただけて嬉しいです!

    レンが離れて、近くにいるミツに安心する回です!

    いつもそばにいるって、恋愛の大きなアドバンテージなんですよね……

    ぜひ、続きもお楽しみください!

  • 三人が全員良いキャラなので、読んでいて心地よかったです。
    恋愛ものかと思いきや、色々な要素が入っていて驚きました!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    基本的に極悪人は書けない性分なので……

    3人が全員、いいキャラだと仰っていただけて嬉しかったです!

  • 清水徹というキャラ、気になります。

    序盤で、ハナの内心を語る部分があり、"私は……”と一人称視点での場面があるのですが、中盤で清水の名が出て来たあたりから、"ハナは……"、"3人は……”など、急に三人称に変化します。
    その後、最後の方でもう一度、"私は……"とハナ視点に戻ります。
    一話の中で一人称と三人称が混在すると読み手が混乱するため、そういった際は、一人称部分を( )書きにするなどされたり、一人称部分と三人称部分を◇とか☆などで区切ったりすると、読み手の混乱が少なくなるのかなと感じました。

    作者からの返信

    基本的に〈○○Side〉というエピソードタイトルで一人称だと示しているので、基本的に一人称です!
    三人称になっている箇所がありましたか?

    気付かずに失礼いたしました……

    読みづらい作品を読ませてしまって誠に申し訳ありませんでした……

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    とても読みやすく、三人の関係性もわかりやすい導入部ですね!
    何があって優とレンがそれぞれの結婚に至ったのか、興味を惹かれます。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございます!

    導入部で離脱する人が多いので、読みやすいと言っていただき、感謝です!

    何があったのかを、一緒に追っていただければと思います。

  • グアムの別荘にてへの応援コメント

    執筆活動頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧

    作者からの返信

    ありがとうございます

  • X企画からまいりました!
    登場人物が皆まっすぐで良いですね。
    ファンタジー要素も入っていますが、関係性だったりキャラクターだったりは現代っぽくて入り込みやすいのが素敵です!

    作者からの返信

    はじめまして!
    お越し下さり、ありがとうございます!

    登場人物が皆まっすぐなこと、読み取っていただけたこと、嬉しく思います。

    関係性にまで踏み込んでいただけたことも嬉しいです。

    丁寧に読み込んでくださり、ありがとうございます。


  • 編集済

    グアムの別荘にてへの応援コメント

    こちらまで拝読しました。
    グアムのプールの楽しそうな情景がほのぼの描かれていいなと思いました。

    「幼馴染の三角関係を描いたラブストーリー」とキャッチにあったので、現実世界の恋愛小説家と思ったのですが、魔道とか異能とかが出てきて「ん?」となりました。

    概要は「全体の要約」なので、今書いてある概要は「序文」とした方がいいのではないかと思います。
    概要には「どういう環境(魔道学校で学びあった三人が大人になって再会した)のどういう人間が、こんな理由で三角関係になった」ということをざっくり書いていただけると、下地ができ、頭にスッと入ってきて、読みやすいと思います。

    あと、気になったのですが「科学」ではなく「カガク」と表記するのは意図があるのでしょうか?この後読み進めれば分かるものでしょうか?
    現実世界の警察組織にある「科学捜査班」とは違い、「カガク捜査の術」というのも、魔道や異能の一種と理解して良いのでしょうか?

    ちょっと説明が足りず読みながら迷子になってしまいました。
    いろいろ書きましたが、応援しています!


    【更新部分】
    返信読みました。ありがとうございます。
    >このお話は【現在】→過去の長い回想→現在に戻って完結という構造ですのであまり概要からtaki様のおっしゃるとおり書くのも、逆に混乱する気がします。

    確かにその構造ですと、そうかもしれませんね。
    気分を害されたようでしたら申し訳ありません。
    勉強させていただきますm(_ _)m

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    改稿前のキャッチからこれでしたので今更変えるのもな、と思いそのままでした。

    『幼馴染の三角関係を描いたラブストーリー』なのは事実ですし。

    このお話は【現在】→過去の長い回想→現在に戻って完結という構造ですのであまり概要からtaki様のおっしゃるとおり書くのも、逆に混乱する気がします。

    読みながら迷子になる話だからというのもあるかもしれませんね。

    コメントありがとうございました。

  • 気付き〈ミツSide〉への応援コメント

    続きが気になります。
    ミツもレンも、かっこいいです

    作者からの返信

    ありがとうございます(*´ω`*)
    とっても嬉しいです!

  • 未来へ向かってへの応援コメント

    詩的に読みやすく進むのでイチャイチャものかな?と思いましたが、なかなかヘビーで驚きました。個人的にはメイの場面で苦しくなりましたが、最終的に幸せになれてよかったです。
    甘々なラストも素敵でした。