第20話、シャルロッテとの夜の・・・

そうやって夜、エリーサさんやシルヴィアさんなどは疲れて眠ってしまっている上に新しくこの世界に来た平野長泰さんはこの世界のお酒にハマってしまったのか楽しく飲んでそのまま泥酔してしまっていた。


こうなってしまうと二日酔いとかしそうで心配だなと思っていたけどもしかして戦国武将と呼ばれるほどの人ならばもしかして耐えられるのかもしれないのかと色々と考えていたけど。


でも戦国武将と言っても同じ人間だからなと感じていた。例えば平野長泰さんと同じ賤ヶ岳七本槍の一人の福島正則さんは夜にとても楽しく夜ふかしをして家に帰ってくると側室の女性に薙刀を持ちながら遅い!と怒られて滅茶苦茶にその気迫に押されて福島正則は背中を見せて逃げ出したと言う逸話が残ってあるからな。


それにしても戦国時代のお酒ってそんなに美味しくないのかなと思いながらも俺はシャルロッテさんに滅茶苦茶に静かになった教会の中で話をさせれていた。


少しも偽りなく話し終えるとシャルロッテさんはため息を付きながらもシルヴィアちゃんが相手なら多少は仕方がないで済むらしいがそれでもいくら何でも納得しませんと言いながら話してきた。


「トーシュエンさん!確かにシルヴィアちゃんがあのような状況になっていたからと言っても流石にそれは・・・私だってトーシュエンさんの初めてはもら・・・ではなくてこちらの許可をとってからでも!!」


まあまあ、シャルロッテさん、落ち着いてくれ・・・うん?何か最後ら辺の言葉に初めてはもらっ・・・と気になったので俺は先程の初めてはもらっ・・・と言うのは何と聞くとシャルロッテさんがいきなり滅茶苦茶に汗を出して目を泳がせ始めていた。


これ何かとんでもない事を隠しているなとすぐに察知して問ただそうとしていたら急にシャルロッテさんが話を変えようとしてきた。


「まあ、今日はそんな所でお開きをしませんか?流石にダンジョンから帰還してから夜遅くまで話すのはとても辛いと思いますので・・・ねえ?トーシュエンさん」


「シャルロッテさん・・・・滅茶苦茶に話を逸らそうとしておりませんか!?絶対に俺に知られたくない事を思わずに口を滑らして逃げようとしていませんか!?こちらこそ正直に話して下さい!!」


それを言って見つめるとシャルロッテさんが世界のバランスが少しばかり傾いてきているから直しに行かないとならないな〜と棒読みをしながら逃げようとしていたので逃さんー!!と言いながら捕獲をした。


すると私をこうやって捕まえてもしかして私をピーーとかピーーをして楽しく欲望を発散するつもりなのねと言いながら少しばかり嬉しそうに話してきていた。


とりあえず聞きたいことを言うために仕方がないとして俺はある切り札を切ることにした。


それは正直に言って諸刃の剣なので使いたくはないなと思ったけどこれぐらいでもしないと話さないだろうなら切り札を使った。


「シャルロッテさん、正直に話してくれたら今夜はシャルロッテさんの好きなようにして上げると約束してあげるから素直に答えてくれないか」


それを聞くとシャルロッテさんはすぐに話に飛びついて口を開けて語り始めた。


「本当ですか!!トーシュエンさん!!なら話しますね、実はトーシュエンさんが元の世界にいた時からもう密かに寝ている時に起きないように睡眠魔法をトーシュエンさんに掛けてから私はすぐにトーシュエンさんのピーーを咥えてからピーーでぴーーをさせてからピーーをしてピーーーーーで愉しみました!」


とても興奮をしながら楽しそうに教えてくれたので早速、俺はすぐにシャルロッテさんを縛り上げている縄をきつく締め上げるとシャルロッテさんはいきなりSMですかーと言いながら楽しそうにしていた。


本当にこの女神シャルロッテさんってとても優秀な女神様なんだよね?俺からすればかなり色々とポンコツな女神様しか見えないのですけど。


もしかして俺が思っているよりも神様や女神様ってこんな感じなのかと思っていた。


するとシャルロッテさんはとても嬉しそうにしながらさあ、続きをと言って来ていたのでそんなことを言っていたら本気でしてやるよと俺は夜戦(意味深)をする事になり相手は正式な女神様だとして相手に不足はなしと意気込みながら戦いに挑むのだった。



・・・・・・・・・・・・・・・・



翌朝になりトーシュエンはミイラみたいに干からびていた。


その一方で女神シャルロッテはとても艶々として嬉しそうにしていた。


そうしてシャルロッテさんは俺を見るとトーシュエンさん!!と言いながら心配そうにして声をかけてきて助けようとしてくれていたけど・・・。


これ、こんな風になったのはシャルロッテさんのせいですからねと思いながらも一応は心配してくれている上に魔法で助けてくれているので何も言わずに治療を受けていた。


そうして治療を終えてから何とか元気になったのでとりあえずはみんなの場所に向かう事にしていた。


シルヴィアさんはとても心地よい朝ですねと朝から眩しすぎる笑みを浮かべてくれていた。


やはり聖女の笑みはとても良いなと考えているとシャルロッテさんが私は!?と驚きながら聞きてきたのでそうだね、普通にサキュバスかなと思ってしまったよと聞くとシャルロッテさんは何であんな淫魔と一緒の扱いなのですかと聞かれたので脳内で返答をした。


(そうだな、人が死にそうになるまで色んな意味で搾り取っていたからそう感じてしまったけど間違いだったら謝るけどどうかな?シャルロッテさん?)


(・・・・・まあ、過ぎてしまったことはもうどうする事もできないのです。ですから過去ばかりを振り返るのではなく新しい未来を共に考えるのがとても大切なことだと私はそう考えております)


こんなに良いことを話しておりますがこの人の完全なる言い訳と言うか明らかに自分の問題を遠ざけようとしています。


全くも幼い頃は本当に純粋で可愛かったのにと思っているとシャルロッテさんがもしかしてトーシュエン様は小さい女の子の方が好みでしたかと言われて違うからな!!とすぐにシャルロッテさんの脳内に送り込んだ。


本当に俺が言っているのは純粋な笑みをしていたあの時の君のことだよ思っていると今でも純粋な愛でトーシュエン様を見ていますよと言ってきたけど色んな意味で取り返しがつかないぐらいに濁っているからと伝えた。


そうして次にエリーサさんに会いに向かうと昨日、手に入れたアイテム達を鑑定して一人で滅茶苦茶に喜んでいた。


「トーシュエンさん!いくら貴方でもこの宝の山は差し上げませんからね」


そう言ってこれは僕のものだとして必死に囲い込んでいたけど別に興味はないから安心をしてというと本当ですねと言いながらこちらを見ていたけど・・・。


まあ、元気そうで良かったとして最後に酒場でお酒を飲んでいた平野長泰さんの元に向かうと平野長泰さんは昨夜、滅茶苦茶にお酒を飲み過ぎて二日酔いをして苦しんでいた。


戦国武将でも二日酔いをするのかと思いながらもとりあえず苦しんでいるので水を与えるとありがとうございますと言いながら飲んでから外で横になりしばらくはこのままでと言って平野長泰さんは青空を見上げながら休んでいた。


その〜お酒は程々にしていたほうが美味しく飲めるし二日酔いみたいなものも味わうこともなくなるから今度から気をつけてねと言いながらとりあえずはシャルロッテさんも含めて四人とも元気そうだったので良かったなと思いながら今日はどうしようかなと考えながら田舎町を歩き始めた。

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