波動革命

AKIHIKO

序章:いやあ、また会ったね

いやあ、みんな。トンテンカンオヤジだよ。

今回は、毒を吐く。おいおい、毒だぞ?大丈夫か?って顔してるな。まあ、聞いてくれよ。この毒は、お前を殺すためじゃない。お前を生き返らせるための毒なんだ。


お前、生きてるか?いや、心臓が動いてるかどうかじゃないぞ。本当に、生きてるか?朝起きて、会社行って、帰ってきて、スマホ見て、寝る。その繰り返しで、お前は「生きてる」って言えるのか?それとも、ただ「死んでない」だけか?


おいおい、説教臭くなってきたな。でも、これが今回のテーマなんだよ。波動革命。波動ってのは、お前が発してるエネルギーのことだ。お前が何を考えて、何を感じて、どんな周波数で生きてるか。それが波動だ。で、革命ってのは、ひっくり返すってことだ。お前の中の何かを、ひっくり返す。お前の中に眠ってる、ヤバいエネルギー。それを起こす。それが、波動革命だ。


世の中、トンテンカンになってるぜ


2025年だぜ、みんな。ニュース見てるか?見ない方がいいかもしれないけど、一応聞いてくれ。「2025年問題」だってさ。後期高齢者が増えて、医療も介護も足りなくなる。若者の負担が増える。社会が崩壊する。おいおい、崩壊だって。怖いな。


でもさ、逆だ。社会が崩壊するんじゃない。お前の頭が崩壊してんだよ。ニュースが「不安だ、不安だ」って騒ぐたびに、お前の波動は下がる。不安の周波数に同調しちゃう。で、本当に不安になる。それって、ニュースが作った不安だろ?お前自身の不安じゃないだろ?


若者が「人間関係が不安」「仕事をうまくこなせるか不安」って言ってるらしい。新入社員の調査だってさ。うんうん、わかるよ。俺も昔はそうだった。いや、今も無職だから、ある意味ずっとそうかもしれないな。でもさ、その不安、本物か?それとも、誰かに植え付けられた不安か?「ちゃんとやらなきゃ」「失敗しちゃいけない」「嫌われたくない」。その「〜しなきゃ」「〜しちゃいけない」って、誰が決めたんだ?お前が決めたのか?それとも、世間が決めたのか?


SNS疲れ?それ、お前の波動が疲れてんだよ


SNS見てるか?まあ、見てるよな。みんな見てる。で、疲れてるんだろ?「見てるだけで疲れる」「比較しちゃう」「いいね!の数が気になる」。おいおい、誰もお前に見ろって言ってないぞ?でも、見ちゃうんだよな。見ないと不安なんだよな。それって、依存だぜ?SNSに依存してるんじゃない。他人の評価に依存してんだよ。


他人の人生を見て、「いいなあ」って思って、自分の人生を見て、「ダメだなあ」って思って。おいおい、それ、他人の人生と自分の人生、比べてどうすんだよ。比べる意味、あるか?お前の人生は、お前のものだ。他人の人生は、他人のものだ。比べたって、何も起きない。ただ波動が下がるだけだ。


でもさ、逆に言えば、SNSは鏡なんだよ。お前が何を見て、何を感じるか。それがお前の波動を映してる。嫉妬を感じるなら、お前は欠乏の波動にいる。幸せを感じるなら、お前は豊かさの波動にいる。SNSが悪いんじゃない。お前の波動が問題なんだ。


お金がない?いや、波動がないんだよ


物価高だってさ。生活が苦しいってさ。まあ、確かにな。物の値段は上がってる。給料は上がってない。でも、お金がないって言ってるヤツに限って、お金のことばっかり考えてるんだよな。「お金がない」「お金がない」って。それって、欠乏の波動だぜ?欠乏の波動を発してると、欠乏の現実がやってくる。


逆だ、逆なんだ。お金を追いかけるな。豊かさの波動を出せ。「もうある」って思え。「すでに豊かだ」って思え。おいおい、詐欺みたいな話だって?違うんだよ。これが波動の法則なんだ。俺は無職だ。収入なんてほぼない。でも、困ってない。なぜか?俺は「豊かだ」と思ってるからだ。それだけだ。


この本で起こる、波動革命


さて、ここまで読んで、お前はどう思った?「こいつ、何言ってんだ?」って思ったか?「ちょっと面白いかも」って思ったか?「うるせえ、説教すんな」って思ったか?どれでもいい。でも、何か感じたなら、それでいい。


この本は、お前を癒すためにあるんじゃない。この本は、お前を起こすためにある。お前の中に眠ってる、ヤバいエネルギー。お前の中に押し込められてる、毒。お前が見て見ぬフリしてる、本当の自分。それを、引きずり出す。


毒ってのは、情熱のことだ。衝動のことだ。エネルギーのことだ。社会に飼い慣らされて、常識に押さえつけられて、お前は毒を封じ込めてる。その毒を、解放しろ。危険な道を選べ。孤独を恐れるな。安心なんて捨てろ。そうすれば、お前は爆発する。それが、波動革命だ。


読み方のルール(ルールなんてないけど)


この本には、ルールなんてない。好きなところから読んでもいいし、途中で投げ出してもいい。ただ、一つだけ言っておく。この本に書いてあることは、全部フィクションだ。俺の妄想だ。信じなくていい。でも、何かがお前の中で引っかかったら、それは本物だ。その引っかかりを、大事にしろ。それが、お前の中の毒が目を覚ました証拠だ。


じゃあ、始めようか。波動革命、スタートだ。いやあ、ワクワクするね。まあ、お前は不安かもしれないけど、大丈夫、大丈夫。結局、全部うまくいくから。でも、「うまくいく」の意味が、ちょっと変わるかもしれないぜ?じゃあね、次の章で会おう。


トンテンカンオヤジより


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