第32話
水晶おばば : テイムとは、あのテイムかえ?
鈴木 : テイムはテイムだよばあちゃん。
呆れ顔で言うぽっちゃり君
水晶おばば : ばあちゃんじゃないわ!たく、不味いね。
鈴木 、女子達 、🧚♀️たち: ???
門番ちゃん : …はい。森の神、オオムカデ様は魔物を間引いてくれてました。森から出てくる魔物も迎撃出来る量で辺境領で森の国境平和だったのです。
呼ばれた水晶士ちゃん : それに、本国の報告書にどう記載するのですか?
水晶士ちゃん : おばあちゃんどうしようか。
水晶おばば : …エヴァリヒ坊と話すよついてきな。先に行くこと報告してくれるかえマリン?私はまずは異世界から来たこの子達の服からどうかしなきゃあかん。
門番水晶士マリン : 分かった。おばあちゃんが話したいことがあるって言ってくるね?
水晶おばば : それでいい、下手に合わせたい人が居ると言って畏まった服装されても面倒だからね。
するとローブを着崩して走っていくマリンちゃん。
ぽっちゃり君の怪しい格好と思わらていた服装も異世界の服なのだと分かった門番君たち。だが礼服とまでは言わないがせめて庶民的な服を着てもらおうと水晶おばばは思ったのだ。普通に変な格好だなぁと思ったのだ。
マギト、門番君たち : (何で服に女の子が描かれてるんだ?少しエロいし、異世界人の格好はヘンテコなんだな)
ぽっちゃり君のせいで地球人代表と思われてるのか悲しい捉えられ方をされていた。
水晶おばば : それでは先に買い物するよ。いいねアンタたち。
鈴木 : アンタたちじゃないよばあちゃん。俺は鈴木裕介だよ。
水晶おばば : 何がばあちゃんだい!裕介ね。私は水晶おばばのマリアンヌじゃ。マリアンヌちゃんでええぞ?そこのお前達も名前は?
鈴木 : マリアンヌちゃん宜しく!😁
水晶おばばマリアンヌ : 気安く呼びすぎじゃて!?
ぽっちゃり君しゅんとしてしまう。
水晶おばばマリアンヌ : いやまあええけど。
木下 : 木下葵です。マリアンヌさん宜しくお願い致します。
斑目 : 斑目唯です。マリアンヌさんどうか宜しくお願いしますわ。
優々 : 金原優々です。宜しく。
倉谷 : 倉谷夜です!宜しくお願い致します!
小林 : こ、小林しずかです。宜しくお願いします。
水晶おばばマリアンヌ : おうおう宜しくな。これが異世界勇者がやってたというハーレムパーティというやつかえ?目の前で目の当たりにすると確かに美人しか集めないのじゃな?
勝手に勇者認定されているぽっちゃり君
鈴木 : ???
ぽっちゃり君ここに来て何言ってんだこいつ顔である。まさか自分がハーレムになってるわけ笑😁である。流石に出会って1日少しの女の子たちに童貞のぽっちゃり君が気付けるわけもなく。なんなら1番気になってるのはフェリーちゃんまであるのだ。無理な話である。
水晶おばば : …まあええ、門番ども仕事に戻りな。私がこいつら連れていくからな。あとはここのこと宜しく頼むよ。
マギト : ばあちゃんだけで大丈夫か?
水晶おばば : ハナタレ小僧が私の心配なんか500年早いよ。
マギト : 言うなぁ流石に気になるから2人ぐらい付けるからな。
水晶おばば : 勝手におし!たく、裕介たちはちょっと常識が外れてる感じがある。来たばっかりでかつ召喚主が近くに居なかったね?
鈴木 : ええ?まあそうっすね。
水晶おばば : それじゃあ歩きながらでいいから少しずつ話すよ。まずは服屋に行くよ。
斑目 : ここのファッションが街並みを見てて何となくだけど分かるわね。
水晶おばば : 唯ちゃんだったかい?あまり期待しないでおくれ、ここは辺境田舎だよ。
優々 : 田舎?結構賑わってるように見えるけど?
水晶おばば : その話からしようかね、今さっき領主の娘がね森に迷子になって無事見つかったさね。本当に奇跡だよぉ。ムカデ様のいる森は奥に行くと死の森だからね。手前だけさね触れて良いのは。
着いてきた門番ちゃん : え!?マリアンヌ様言って良いんですかそれ?
着いてきた呼ばれた水晶士ちゃん : そうですよぉ。異世界人とは言え余所者ですよ?領主の陳情を他者にいうのはあまり…
水晶おばば : 大丈夫さね。嘘も言えなそうな男の子だ。裕介の目を見ればわかる。お前は純粋過ぎるよ。この世界には悪い大人だらけだ。あまり怒らないでおくれね。
鈴木 : 娘さん大丈夫で良かったねマリアンヌちゃん。
水晶おばばマリアンヌ : 気安く呼びすぎだよ!そうさね、その話もエヴァリヒ坊から聞くだろうさ。その前に少しずつ常識を叩き込むよ。これがお金だピスだよ。これが1ピスな。そして紙札の1000ピスだ。そして10000ピスと私のへそくりオリハルコンピスだよ。これが1つで10000ピス1000枚分だよ。120ピスほどであそこの出店オッサンの柵鳥の肉くし1つ買えるよ。ほれ1000ピスだ。まずはこの世界の味も覚えときな。
出店おっさん : 誰が出店おっさんだ!マリアンヌの知り合いか?
水晶おばば :そうだよ。さっき知り合いになったわい。こいつらにお前んとこの串食わしてやりな。
鈴木 : 円と覚え方同じそうで良かった。覚えやすいよばあちゃん!
水晶おばばマリアンヌ : 誰がばあちゃんだ!マリアンヌちゃんとお呼び!!
鈴木 : あ、はい。
とてとてとぽっちゃり君が女子達と向かう。
斑目 : あら美味しい
優々 : 美味しいなあ!
倉谷 : 日本でも通用するよ!
木下 : 熱いでしゅ
小林 : 異世界名物調味料足りないがもう解決されてないこれ?テンプレする暇もないよトホホ
鈴木 : …うめーーーーーー!おっさんこれもっと欲しい!
出店おっさん : おっさんじゃねぇ!金出してもらったってことは金ないんだろ?金稼いでこい。好きなだけ食わしてやる。
鈴木 : まじか!?俺働いたことない…
出店おっさん : 何?働いたことない?そこそこ良い体格だろ?歳はいくつだ?
鈴木 : 16さい!!!😁
水晶おばば、門番ちゃん、水晶士ちゃん、出店おっさん: ブーーーーーー
鈴木 : うわ!きったな!
女子5人 : ?
出店おっさん : お前もう成人過ぎてるじゃないか!?親はどうした?仕事の仕方教わってないのか?…ああだからマリアンヌと一緒なのか、今から教えるって言ってたものな、訳ありか?
水晶おばばマリアンヌ : …そうさね今から色々教えるところだよ。(そうか、異世界とでは成人の年齢が違うか?それとも金持ちの偉い所の子供かいな)
コソコソヒソヒソ
門番ちゃん : あの歳で働いてないってどういうこと?
水晶士ちゃん : うちの弟たち(6歳、7歳、8歳)も畑の手伝いしてるのに
木下 : 裕介君(高校生)だから仕方ないよ。※たまに言葉足らずで強い言葉を使います。
小林 : いや裕介のこと擁護できてないぞあおい。
斑目 : 成人過ぎてる?ということはそこも違うのね。
ポニーテールをふりふりさせながら疑問を口にする優々ちゃん。
優々 : 働くって何で稼ぐんだこの世界。畑仕事は流石にだぞ。
倉谷 : そうですよね。アルバイトでもあるのかな?
小林 : いや、ここは王道のギルドでしょ!
水晶おばば : お? しずかちゃんはよく知ってるね。アンタ達戦えるのなら手っ取り早くギルドで登録して魔物素材でも売れば大丈夫さね。でも今回の服代ぐらいこのマリアンヌに任せなさい。
5人少女 : ありがとうございます。
斑目 : なんだかんだ楽しみね
倉谷 : ですね〜
門番ちゃん : いいなあ。私も新しい服買いたい。
水晶士ちゃん : そうね。最近装飾品も買ってなかったし私はそっちかな
水晶おばば : それはアンタたちで買いなぁ
門番ちゃん、水晶士ちゃん: ケチ!
水晶おばば : ケチじゃない!
わちゃわちゃしてると服屋についた。
鈴木 : あれ?思ってたより普通な感じする。
ぽっちゃり君通りで歩いてる人たちがマジで使い古した服ばかりで綺麗な服を見れなかったのでマジで異世界のこと舐めてたのか予想外にちゃんとしてそうでびっくりしている。
水晶おばば : まあ裕介が着ているその服ほどではないが選びなさい。ここのを買えばある程度怪しい服装からは脱出できるだろうよ。
鈴木 : ばあちゃんあざす!
水晶おばば : 誰がばあちゃんだ!あざすってなんだ!
鈴木 : ありがとうございますの略だよマリアンヌちゃん
水晶おばば : 馴れ馴れしいワイ!あとあざすって略すな意味わからん!
鈴木 : あ、はい。すんませんマリアンヌさん。
斑目 : よし。選ぶわよ。
倉谷 : 私と唯さんである程度可愛くコーデしますよ。
木下、小林、優々 : お願いします。
木下 : 下着も…
水晶おばば : なんだい?てっきり下着つけない文化だと思ってたよ。アンタ達エロすぎると思ってたら下着も訳ありかい。
小林 : すんません。
優々 : お願いしますマリアンヌさん。
水晶おばば : はぁしゃーなしだね。下着も何着か買いな。
5人女子 : やったー♪
門番ちゃん : う、嘘!?ただのそういう遊びしてるもんだと…
水晶士ちゃん : 私もてっきりこのぽっちゃり君の趣味かと思った。違ったのね。
鈴木 : うおーーーー!かっけぇ!!!!!
そこには竜の羽をイメージしたのかカッコいい(ぽっちゃり君目線)模様が刻まれてる半袖があった。しかもバラバラで3色ぐらいある。
鈴木 : これにきめt
斑目、倉谷 : だーめ!裕介はこっち!
鈴木 : あ、はい。
しぶしぶ決めてるとまた目先に
鈴木 :うお!?こいつは!?
そこには剣と盾が模様されている下着パンツがあった。現実世界では観ないようなリアルさで目を奪われる(ぽっちゃり君目線)
斑目 : ダメとは言わないけど…
優々 : やる時に目にするとこっちは萎える可能性があるな笑笑笑
倉谷 : 別に私気にしなーい可愛いと思うよ裕介。
木下 : ふふふ。木下君好きなの選べば良いのに。
小林 : それは同感。でも確かに多分だけどエッチな気分の時それ見たら笑っちゃうかもね
ワイワイガヤガヤと服屋の店員さんもあっちへこっちへと大変だ。
水晶おばば : 私が全部払えからお金の心配はせんでな?
服屋店員 : マリアンヌ様!?はい。分かりました。
こっちきて〜と言われて胸囲をはかりに向かう店員ちゃん。はい〜〜〜
水晶おばば : そう言えば裕介。ムカデ様をテイムしたのだろう?出来れば森のことで可能だったらでお願いしたいのじゃがムカデ様はどこにいるかの?
鈴木 : ムドラか?別に良いよ。今この街の真上に浮いてるよ。
水晶おばば : …こりゃたまげた…私も話の内容をつめたいしの、今から領主邸にいくで明日からでもええか?
鈴木 : ええよええよ。ばあちゃん。あと泊まれるとことか分からないよ。
水晶おばば : 誰がばあちゃんじゃ!わかった。それも数日ぐらいなら手配しよう。
鈴木 : あざす!
トテトテ聞こえてくる
水晶士マリン : おばあちゃん来ていいよだって。
水晶おばば : あいよ。お前達着替えたら行くよ。店員さんお会計もお願いねぇ
店員ちゃん : あ、はい!分かりました。
ワイワイ
斑目 : この世界の貴族とご対面ね。
優々 : うへぇ
倉谷 : 少し楽しみです
木下 : うう緊張する。
小林 : ううあおいと同じく
鈴木 : うんうん。え?そこに居るんだ?なら丁度いいね。あははわかってるって。
水晶おばば : ?
まだぽっちゃり君水晶おばばたちに今妖精といるまで言ってないので独り言ぽっちゃり君なのである。
水晶おばば : 苦労してるんだねぇ
門番ちゃん : そういうことだったんだ
水晶士マリン : はぇ〜どこ見て喋ってるんだろう
完全に誤解されていた。
ヤバめぽっちゃり君にランクアップであった。
---------------------------------------------------------------------------
作者です!お読みいただきありがとうございます!
更新ペースは大体1-3日に1話でやっていきたいと思います。
あと欲を言うとブックマークや★と♡などで応援してもらえると嬉しいです!
モチベにも繋がりますので出来るだけでいいのでお願いします!
引き続きぽっちゃり君を宜しくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます