第30話

ピクピクピクピク


妖精たちが一気に森周辺を掻き分けるように進む。


妖精たちに魔法で浮かされながらぽっちゃり君は移動中です。


最初走ってたのだが素直に別の方法を考えたら魔法による速度アップなのだが手っ取り早く俺のこと連れてってくれる?って聞いたらダークオーラな妖精2人に浮かせて移動させてもらってる。少しシュールな絵面である。


そしてうんこになったムカデドラゴンことムドラちゃんもめっちゃ森見て探してる。多分俺たちは何もできないだろうとぽっちゃり君は思いながら飛んでいた。


鈴木 : なんか浮遊感か知らんけど足攣りそう。


ダークオーラ🧚‍♀️ : ピクゥ?足つるぴく?

ダークオーラ🧚‍♀️ : なにぴくそれ?


ぽっちゃり君パクパクぷくぷくレベル上がってるのだが運動不足には変わらないのか足をくねくねさせながら浮いて移動している。


地球最強は運動不足ぽっちゃり君 (新タイトル)

嘘です



鈴木 : お?止まった。


ムドラ : 微かですが…確かに妖精がいた痕跡がありますな。本当に生き残って居たのか…だが、


アン : 戦闘をした跡?それにこの足跡と髪の毛…


パイシル : 人間のものですね。複数人居ます。


鈴木 : 人間が連れてった…ってことか?


マイル : ピククククククク!その可能性はありますが原生生物の血が大量にあります。そして人間の血はありませんね。


ムドラ : この森の生態系も昔とは様変わりして動物系の変異体が増えましてな。…人種が魔物と戦ったなら人種の軍でも出ないと対応は難しいでしょう。


ロウリー : …魔物の血…そしてこれは

アリンカム : はい。妖精魔法ですね。この程度の魔物でしたらインビジブルフェアリー化では絶対に見つかりません。倒す必要はないずですが?


ムドラ : 妖精魔法…あの子達も使ってた超越した力。


🧚‍♀️たち : ピクピクザワザワピクピクザワザワ


ムドラ : ふむ…流石は主様だな。(妖精たちの王を尊敬する眼差しで見るムカデちゃん)


鈴木 : すげ、血なんか見えないんだけどそこまで分かるの!?捕まったなら不味いな。


アン : 大丈夫よ主様!

パイシル : はい。アン先輩の言う通り跡を追跡して終わりです。


もうすぐ鈴木君のぽっちゃり異世界転移は終わるのだった完


鈴木 : 妖精さんは無事だって分かるんだもんね?ならあとは追いかけて終わりか、異世界きたけどなんの感動もなかったなぁ


アン : 異世界ピク?また来ればいいですよ主様。

ロウリー : ここの神に世界を救ってくれと言われましたが…

アリンカム : はい。予定外、想定外が重なりすぎです。慎重にいき。達成したら普通に一度帰りましょう。


鈴木 : 世界を救えって…魔王とかいるの?


アン : 魔王なんかも居たらね主様!

ダークオーラ🧚‍♀️ : ボコボコですよ主様!えい!えい!

ダークオーラ🧚‍♀️ : 星の養分にしましょ!ウォー!


パイシル : 世界を救えというのは星の寿命の解決か延命ですね。悲しい相談です。

ロウリー : ピクピクのみのみウンウン


鈴木 : 流石に専門家がそう言うならそうだろうね。

ムドラ : 主様済みません。この世界に永く居た私が何の対策も取れず…

鈴木 : いやいいよ。早く妖精さんを助けよう!

アン : あの子たちと合流しますか?

鈴木 : そうだね。一回相談しようか。


するとユミミから情報が来る

アリンカム : 街を見つけましたか。

ロウリー : のみのみ…そのようね。そしてそこにいるわね。

🧚‍♀️たち : ピクゥ


ぽっちゃり君と妖精さんとムカデは元の女子組の所に向かった。夕方過ぎに着くとそこには



女子5人 : え!?連れてかれた!?


鈴木 : 皆んななんか雰囲気変わってない?


木下 : 裕介君…なんか私たちちょっと変わった…と言うか…前髪も切ったと言うか…

斑目 : 髪も伸びたし…胸も大きくなったんだけど何で????

優々 : 異世界パワーなのかなと思って放置してるけどブラがきつくてキツくて

倉谷 : 今下ブラ脱いでま〜す。後ろだけ伸ばして前髪切りました〜

小林 : ウヒィ…乳首出てないこれ?これじゃ痴女だ…擦れて痛いはずが痛くないし。


鈴木 : エッッッッッじゃなくて、妖精さんを助けにいきたいんだけど大丈夫かな?


木下ちゃんなんか前髪を中途に切って完全にリゼ○のレ○のような、FG○のマシ○のようなオタク君を狙った可愛い姿になって居た。優々さんもなんか程よいウルフカットが急に後ろ髪を結びポニーテールになって。ポニーテール格闘家である。オッパイもなんか本当に少し大きくなっている。皆んな…何で?


斑目 : いいわよ。そのために来たのでしょう?

優々 : よしいくか裕介

小林、倉谷 : オッパイ見過ぎだよ裕介〜

木下 : 裕介君。行くのはいいけど私たちの服装どうしよう…


鈴木 : どうすればいいのアン?


アン : そのまま入ってもいいんじゃない?

パイシル : ユミミが言うには門番が居るらしいですわぁ

ユミミ : ハイです。お金とってたです。


鈴木 : この世界の金なんて持ってないわなぁ

ムドラ : 主様よ。我の足や鱗はお金になるらしいですぞ。昔倒した人間から聞いたことがあります。

鈴木 : 流石の俺でも分かるが売るのに中入らなきゃいかんし素材の強さやレア度が高かったら騒ぎになりそうだから当分却下

ムドラ : シュン


シュンムカデの完成である。


🧚‍♀️たち : ムドラ頑張れピク!

ダークオーラ🧚‍♀️たち: ムドラ挫けるなウォー!

ムドラ : ッ!?そうですね!頑張りますよ!


鈴木 : それじゃあムドラは一回閉まって


ムドラ : え


鈴木 : あ、いや、じゃあムドラには人に見つからない様に近場で隠れて貰って皆んなでいこうか。


ムドラ : 分かりました。上から様子を見ています。


鈴木 : みんなの服はここで買えたら買おうか?きっと素材とか渡せばお金がわりになって通してくれるとかできないかな?


斑目 : お金っぽいのそれしかないわよね。そんな方法は聞いたことないけど怪しまれないようにね裕介。


鈴木 : そうして入れたら皆んなの服買えるし、そこで下着とかも買えばいいよ。


倉谷、斑目 : 服!

優々 : あぁ…ブラなくても胸当ぐらいは売ってるよな。

木下 : 裕介君の視線も面白いけど流石にずっとはね。

小林 : あおいがいつからこんなメス発言をするように…1日だったね…

斑目 : しずかちゃんもちょっと髪整えましょうね。私も手伝うから

小林 : うへ〜

木下 : 私も手伝ってあげるね


鈴木 : それじゃあ皆んなそういうことで行こう!楽しみだなぁ…やっぱり異世界って言ったら中世な感じかなぁ〜


女性陣 : りょうかーい♡

🧚‍♀️いっぱい : ウオーーーー!待ってろウオーー!

ダークオーラ🧚‍♀️ : 急なレベルアップってあんなに見た目変わるのね?

アン : レベルアップシステムよく分からないけど主様は変化ないよ?

ダークオーラ🧚‍♀️2 : ピクゥ〜???メス限定ピクゥ?

パイシル : 楽しみですね主様。

ロウリー : ピクピクウンウン

アリンカム : 離れた理由聞かなきゃですね。



こうして一向は辺境伯領 へ向かうのであった。











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作者です!お読みいただきありがとうございます!

更新ペースは大体1-3日に1話でやっていきたいと思います。


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引き続きぽっちゃり君を宜しくお願いします。


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