第18話

レベリング開始したぽっちゃり君


開始1時間が経過した。



鈴木 : ガァ!!!!!!



最初は一生懸命通常の攻撃をしてたが埒が明かず、試しに大事にとっとこうとしたスキルを多用したところマナの消費も感じずスキルの発動が終わるまでなんとなく休憩出来てる気がしたのか、もうぽっちゃり君はスキルを乱立する鬼神と化していた。




そうしてると戦闘の流れを覚える覚える。聞いたことない技も覚える覚える。




多対一。経験などしたことない彼は、すぐに噛まれるなり、齧られるなり、殴られるなり一瞬でボコボコにされていたが痛くないのだ。ならただ居なくなるまで殺し続けるだけ。剣を薙げば屠られていく魔物達。そこからは一方的だ。





内臓が飛び散って気持ち悪い。よくわかない部位も液体も叫んでるせいで何度も口の中に入るがもう気にしない。何故か服もズボンも汚れないのだ。相手の臓物が肩に引っかかりはするが払い落とせば良いだけ。肌には何故か飛び散ったのが当たるがすぐに何も感じなくなる。剣がハイゴブリンの硬い部位を変な形で攻撃したためか駄目になった。壊れることがあるのだと学んだ。ならバールで殴り新しい武器を拾った。




鈴木 : だりゃーーーーーーーー「三連撃」「虎牙破斬」




「虎牙破斬★3(こがはざん) : 虎の様に舞う姿。下から切り上げて上から振り下ろす2連攻撃。」


「三連撃 : 現在は★7 (★10になると一段階上のスキルにレベルが上がります。最終スキルになると★はなくなります。どんどんスキルを使っていきましょう!)」




魔物の液体が舞い踊る。




ぽっちゃり君は気づいていない。




戦闘を始めた場所から少しずつ前へ前へ、ダンジョンよ奥へと潜り続けている。




ぽっちゃり君はひたすら前に体重をかけひたすらに前に武器を向け続ける。


1〜40階層ほどの強さの魔物が続く


チィースイバッタ4 : ギリュ

インセクトバッタ22 : ゴガゥ

スライム19 : プチュ

鳩(魔物)48 : クぽぅ



※魔物の隣の数字は殺してる総数です。



もう身体中に液体が掛かっているはずなのに綺麗なタンクトップを維持する人外のぽっちゃりがそこに怒りに任せてバトルハイを維持し戦闘し続けていた。





ぽっちゃり君はハイコボルトの剣が30分でダメになりゴブリンから頑丈な大きめの斧と背中に担いでいるバールを巧みに使い、叫び続けながら戦闘を続けている。



身体の動かし方を一切知らない彼はひたすら殴りひたすら殺し続けることでそれを覚えていく。




パイシル : ピグーーーーーーーーーーー!!!



妖精たちは彼を休ませない。




鈴木 : うおーーーーーーーーーーーー





群馬県にぽっちゃり君の怒号が響き渡る!






〜森林ダンジョン群馬のぽっちゃり君無双生活〜







鈴木 : うぉりゃーーーーーーー「回転切り」「喝破爆走撃」!!!



魔物の液体、臓物、身体の部位が飛び散る。


ハイゴブリン3 : グュ

ゴブリン15 : グェ

ゴブリンナイト5 : ば…

ゴブリン17 : ビギ

コボルト11 : パゥ

スパロー(鳥系の魔物)4 : キュ

人喰いカラス10 : ガ



「回転切り : 現在★5 覚えた直後から連発するぐらい乱用してる。ぽっちゃり君1人なので一瞬で毎回挟み撃ちにあってるのだ」


「喝破爆走撃(かっぱばくそうげき)★2 : 斧が地面を抉りながらマナの奔流をオーラに纏い前に武器を付き構え突進突撃する。さながらサイやゾウの突撃そのもの」



小さいのからハイゴブリンやハイコボルトが稀にだったが次の団体が来る。



装備ゴブリンや色違いのスライムに混じりコボルトメイジ、マーダーモンキー、コボルトナイト、トロール、パラライズスパイダー、チィースイバッタ(大)、熊(魔物)が見える。


一気にレベルが上がった魔物の群勢




痛くない。




バトルハイ



ぽっちゃり君の口は三日月に、目はこれでもかと見開いていた。



鈴木 : ヒヒ…!「投擲」「瞬迅拳」「喝破爆走撃」「喝破爆走撃」「回転切り」




マナが乗ったバールを投げる。


「投擲 : 物を投げる際に物と手にマナが集まりその状態で投げる。普通に投げるより威力があがる。」


前方の熊の頭を吹き飛ばしそのまま後ろのトロールの内蔵をぶちまける。



左に斧を持ち右手にマナを集中させると技が出てくる。


「瞬迅拳 : 鋭い殴り攻撃。クリティカルが出やすい」


一気にコボルトメイジのファイアをもらいながら吹き飛ばし近づいてくる有象無象を斧を片手に喝破爆走撃で肉片に変えていく。



アン : ピククグゥ〜(ウットリ)

主様かっくいい〜


パイシル : ピクク〜ピククピクピク!ピクピク。

死体は魔物集めにも良いし〜素材になりそうなのと武器や道具だけ集めますね!思い出になりますわよ。


エルミ : ピクピク!ピーク!ピクピク!ピーク!

フレフレ!あるじさま!フレフレ!あるじさま!


ノリノリピクピクしてる3人なのであった。



かなり揺れていてかなり動いてるが謎の力で一切微動だにしないロウリーはずっとメイドと一緒にテーブルでお茶を飲んでいた。


メイド長、ロウリー : ごくごくピクピク

頑張って主様



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フェリー : キャーーーー狂った感じに戦闘してる裕介きゃーわーわー🫣


花畑 : …(大丈夫かこの人?)


フェリー周りの🧚‍♀️: …(大丈夫かこの人)



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更に3時間が経過




パイシル : ピグーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!




いつもより長い妖精の怒声




雰囲気も一気に変わる。




更に奥に行き過ぎたのか夏の夕方前なのに暗い森の中。




地球上のどの植物にも属さない様な凄い長い木や毒々しい花や地中を見ればうねうねと危なそうな色の虫や魔物かも分からない繊維状の長いミミズもどきなど完全に異世界、いやアンダーグラウンドな闇の世界である。




先ほどまでは50階層程のものだったが、

急に洞窟ダンジョンでいう80から120階の領域へと変わる。


今一番深く潜っている各英雄たちの手前そして攻略中だろう領域に入った。



羽を生やした剣と石化の盾を持った動物型の魔物ガーゴイル、味方の魔物に回復と補助をして敵対生物にデバフをかける無機質な人型のゴーレム種と言われている魔物プリースト、熊の魔物やバトルベアをもう一回り大きくして魔法が効きにくい体毛をもつグリズリーベア、ゴブリンナイトの進化系で防具装備がほぼ人間と同じ様なフルアーマーで武器は魔力剣を持ったハイゴブリンナイト、スライムをエリア統治していると言われているスライムキング、スライムに移動速度と物理耐性を大幅に上げ毒や麻痺や石化攻撃を持ったバブルスライム、コボルトとはもう掛け離れた進化をしたかっこいいだけでなく群れており頭も人より良いと言われている罠も使うウルフウォーリアー、見たら最後…100レベルを超えてるバランスパーティでも魔眼対策をしてなければ全滅必須と言われていて逃げるか祈るしかないと言われているデーモンスパイダー。

その他にも色鮮やかな鳥の魔物や虫魔物が襲ってくる。


足元からゴゴゴゴと聞こえてくる。ワーム類の魔物が襲いかかってこようとしてるのだろう。



長い戦いの始まりであった。




だが気にしない。




痛くないのだ。




ひたすら轢き殺せばいいだけなのだ。





ぽっちゃり君は汗も鼻水も異物を何度も通した乾いた喉も忘れて壊れかけの最初の斧を投げて近くに落ちてたナイト系の魔物が使ってたろうもっと良いデカ目の斧と等身が長めのいい剣を拾う。





片手に斧を担ぎもう片方に剣を持ちながら人間とは程遠いフォームで、まるでなんば走りを彷彿させる様に魔物に向かう。







穴が出てくる気配がしたら前に飛ぶ





後ろでは出てきたデスワームの群れが再度襲いかかって食いつこうとする。





ぽっちゃり君はもう思考していないのである。








響き渡るのは魔物ど怒号と悲鳴と驚愕








そしてその場にそぐわ無いぽっちゃり君の歓喜の喜びと可愛い可愛い妖精チアガールたちのポンポン応援が響き渡った。









鈴木 : ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ





叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる、叩く、殴る、蹴る、切り裂く、擦り潰す、もぎ取る、抉る、叩きつける、拾う、投げる




鈴木 : ヒヒハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハヒャハハハハハハハハハハハハハハハ「武器投擲(元投擲)」「腎撃掌」「真・喝破爆走撃」「爆烈拳」「皆殺し切り(元回転切り)」「真・急所突」「真・喝破爆走撃」「アックスウェーブ」「ギガスラッシュ(元スラッシュ)」「アックスウェーブ」「龍震喝破爆走撃 (元真・喝破爆走撃)」



「武器投擲 : 投擲を武器で行うことを極めることで投擲が進化したスキル。武器による投擲の攻撃力、速さ、クリティカル率が高い。」


「腎撃掌 : マナを乗せた掌底の派生。これは内臓にダメージが入りやすい。」


「爆烈拳 : マナを拳に乗せて連続攻撃を瞬間的に行う。瞬間火力が高いが凄くマナを使うため疲れる。格闘士の奥義や必殺技と言って良い最上位スキル」


「皆殺し切り(元回転切り): 喝破爆走撃は前に突撃だがそれの回転切り版。マナの奔流をオーラに乗せて回転する。ぽっちゃり君は元々魔力のオーラも纏ってる斧なのでさらにオーラも重なり凶々しい感じになってます。」


「真・急所突 : 急所突の真の姿。確実に命を狩るよう弱点に吸い込むように突き攻撃をする。」


「アックスウェーブ : 斧士の奥義の1つ。マナを乗せた斧を全力で地面に振りかざす。攻撃力に左右されるが一帯がヒビ割れ地震を発生させる。その攻撃範囲に入った者は恐怖、恐慌、麻痺、戦闘不能、行動阻害状態になる。※レベル差または相手の状態具合によって反映される」


「スラッシュ : マナを乗せた剣を振ると、その剣型の斬撃を飛ばします。」


「ギガスラッシュ(元スラッシュ): スラッシュの攻撃力と速度とクリティカルを倍にしたスキル。」


「龍震喝破爆走撃 (元真・喝破爆走撃): 龍がその場に現れたのだ。生命は震え地上はその余波で揺れ抉れる。


別世界 サンダリアル星の竜王 :

小さき者如き、龍を前には無力とはこのことだろう。」





肉片が飛び散る





ダークトロール32 : どぅ

グリズリーベア10 : ブゥア

バトルコング5 : ウォア

ハイゴブリンナイト22: ギリュイ

バブルスライム8 : プチュハ

ハイプリースト4 : オロォ

ガーゴイル11 : ギギ

デーモンスパイダー2 : コリ

エリートアントナイト77 : キジュー





ありとあらゆる液体が飛び散る




ゴールド黄金虫4 : シャ

ヘルコンドル22 : キュイ…

デスワーム58: ズ

ガーゴイルエリート3 :ギャオ!?

オーガ 22 : ぐぉおお!?

ウルフウォーリア(亜種)44 : グラ!?

デスグリズリー5 : ビュォ

アイアンゴーレムディフェンダー19 : ゴゴこ…

キングスライム5 : びぎぃ

デーモンスパイダー 7 : グガギ





魔物の部位が血肉と共に飛び散る。良い素材みたいな物も臓物と一緒に飛んでいく。





3時間が過ぎていた






ギュオオオオオオオオオオオン




キシシシシシシシ





鈴木 : あー?





涎を垂らしながらニコニコのぽっちゃり君。




片手の剣は投擲で無くなっているが斧がオーガから貰ったのか新調されて魔力が常に乗っている強力な武器を手に入れている。愛用のバールは変形して使い物にならなくなったのでパイシルが預かっている。



両手に持つ斧に力が入る。マナが乗る。





まだ魔物が列をなしてきている。




その中に一際大きくでかいアリとオーガよりも一際大きい巨人が数人居た。




ぽっちゃり君躍り出る。




だがデカいアリが魔法を隣のデカいアリよりも少しだけ小さいがそこそこデカいありに掛けるとそのアリから衝撃波が襲ってくる。




鈴木 : !?っ!?




何も考えず突っ込んだのでモロにくらって分かったが初めて痛かった。




盛りに盛った防御とレベルが上がった身体ですら痛みを感じる攻撃がここにきて初めてぽっちゃり君を襲う。




ダメージを受けてる姿を見て笑顔になる巨人数人も近づいてくる。距離が一気になくなるのが遠近法のバグかと思えるほどなのだが不思議ではなく普通に起こる。




だが彼は、まだイケるな?そうとしか思わなかった。





鈴木 : ヒ…ヒハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハヒャッ!!!!!!




ここからは別世界




洞窟ダンジョンでいう150から200階相当だ。




英雄たちを超えた世界


この地球上で誰も知らない世界だ。





そうぽっちゃり君!11時ぐらいから7時間ぶっ通しで戦って英雄の世界に突入したのである。



これも全て群馬ダンジョンの加護と介護スキルのおかげだろうが、それと同じぐらいバトルハイによる感覚麻痺が助けているのである。



「クィーンアント :洞窟ダンジョン180-200階層のフロアボス。隣にキングアント2匹がガーディアンとして居る。常にランダムで数十秒毎にアントナイト、アントメイジ、アントガーディアン、エリートアントファイターを産み落とす。高さを建物で言うとアパートの4階建て程あり、基本的にキングアントと子供に戦わせて魔法攻撃と阻害魔法を使って援護しながら戦う。」



「ジャイアント : 洞窟ダンジョン200階層以降の一般魔物として出てくる。攻撃力が高く、二足歩行のフォルムは人間ともとれる。足が長いので普通に人間ではスキルでも使わない限り速度で勝てない。頭も良く。ある世界では自分より小さい生き物を見つけては嬲り殺しにしていたと言われている。因みに横にいるクィーンアントと比べると小さいがほんの少ししか高さが変わらないぐらいで普通にばかでかい。」



アン : ピクピク。ピクピクピクゥクゥクゥ!

今日中にいけそうね。これを乗り越えれば取り敢えずこの星の人族には私たちが居なくても負けないわ!


パイシル : ピクピクピクゥ〜

アン先輩今日はこれで終わりにしますかぁ〜


エルミ : ピクク!?ピクピクピクゥピクゥ〜

あわわわわ!?私がここに居るときに中心よりもう少し手前に居た子達ですぅ〜



だがぽっちゃり君がピンチなのは変わりなく、アン達がロウリーに目を向けるとロウリーは頷きテーブルにソーサラーとカップを置き(頭の上)立ち上がる。



ロウリー : ピクピク。アリンカム!ピクピク。ピクゥピクピク!

そろそろですね。アリンカム!私の命令です。主様と共に戦い妖精の力を原生生物に教えてあげなさい!


アリンカム : ピクピク。ピクピクアリンカムピクゥ

ありがとうございます。主様のためこのアリンカム共に戦います。



そして隣にフル装備で飛び出す。


そしてぽっちゃり君の視界に感情の色が戻ってくる。



鈴木 : 一緒に戦ってくれるかアリンカム!!


やっと妖精さんと戦えるのかとバトルハイが解ける。



理由は簡単。視界の外で声しか聞こえなかった妖精が可愛いメイド鎧を着て出てきたからだ。



メイドの色を残したその鎧は正しく冥土の土産にくれてやると言いたげな真っ赤なラインが際立ってる。マスク風のフェイスガードで目元も髪もちゃんと見える。(妖精サイズで)爆乳もちゃんと谷間が見える神デザイン鎧!



だが可愛いのは見た目だけで持ってる武器は先に見たことない綺麗な石が嵌め込まれた杖で黒い霧が溢れ出ているのであった。



巨人が2人同時に手をパーにして上から叩き潰す体制になる。


鈴木 : 速すぎる…!?


アリンカム : ピクピク「ストップ」


「ストップ : 生物が覚えられない魔法。生物以外、例として神、または連なる者が自分の領域内、守備範囲内で使える魔法。妖精が使えるのは実は神なる存在でもあまり知られていない。」


アリンカム : ピクピクピクゥ

行きましょう主様


鈴木 : !!よっしゃ!タコ殴りだぁ!!!



今日1番の笑顔が飛び出る。


初めての仲間との戦闘だ。


ぽっちゃり君。最後に来てパワーレベリングを味わうのだった。




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少し戻って夕方ごろ


ママ : はぁ!!!!


間宮さんから貰った見たことないビキニアーマーにマントが付いたやつと金色の剣を両手で振るうママ


???洞窟ダンジョン90階フロアボス


ゴブリンナイトメア : ギュアーー!?

ゴブリンメイジナイトメア : アピャー!?


たった1人の人間に殺されていく仲間ゴブリン達


ハイゴブリンナイト : ゴブゴブ!?!?!?

訳 : なんだこのスケベ人間女は!?!?!?


間宮 : ピクぅ〜「エリアスタン」


ゴブリンキング : ゴビュ!?!?



お姉さん妖精2 : 「サラマンダープロミネンス」


ゴブリンナイトメア 数体 :ギャブービャ〜


ママ : ゴブリンキングさんごめんなさいね?はぁ!!!


2階建て程あるゴブリンキングが痺れてるのを良いことに一気に手から駆け上る。


肩に到着して首目掛けて


ゴブリンキング : ゴブ〜

やめろ〜


ママ: 「一閃」


そして首が落ちると妖精達がピクゥピクゥと喜びながら近づく。


そして所々でゴブリンナイトメアが数体スタンしてるのと恐怖でどう攻撃すればいいかわからなくなったゴブリンメイジやゴブリンアサシンやゴブリンプリーストの残党たち。


ママ : ごめんなさいね〜「ハイスラッシュ」


そして雑魚処理をしていくのだった。



ママ : 身体が軽くなった感じね!!なんでもできそうだわ〜〜


ほっぺに手を当てて喜ぶママを見て

お姉さん妖精達も🧚‍♀️ピクゥ〜と喜ぶのだった。


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作者です!お読みいただきありがとうございます!

更新ペースは大体1-3日に1話でやっていきたいと思います。


あと欲を言うとブックマークや★と♡などで応援してもらえると嬉しいです!

モチベにも繋がりますので出来るだけでいいのでお願いします!

引き続きぽっちゃり君を宜しくお願いします。

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